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猛暑でも電力安定 太陽光発電、導入量10倍 節電効果、需要十数%減(2015/08/08朝日新聞)
東京都心で7日、最高気温35度以上の「猛暑日」が過去最長の8日連続となるなど、各地で記録的な猛暑が続くなかで、大手電力各社は比較的余裕のある電力供給を続けている。すべての原発は止まったままだが、太陽光発電の普及や節電の定着で、真夏の電力不足の心配は遠のいている。

被爆者ら、首相に疑念 非核三原則、一転言及へ 平和式典(2015/08/08朝日新聞)
非核三原則をめぐる安倍政権のちぐはぐな対応が波紋を広げている。6日にあった広島の平和記念式典では触れず、9日の長崎の式典では一転して言及することになった。被爆地や野党からは批判が相次ぐ。

(声)安保法案、市民の不安を実感(2015/08/08朝日新聞)無職 松村光隆(静岡県 76)
驚きの始まりは年賀状だった。私は元職場の仲間でつくる「九条の会」の事務局役をしているが、その職場の後輩からの年賀状に「加入させてもらいます」とあったのだ。1月だけで5人から申し込みがあった。かつてなかったことである。

メディア時評:経済政策報道も平和の視点で=上智大教授(政治学)・三浦まり(毎日新聞 2015年08月08日 東京朝刊)
一年で最も深く戦争について思いを巡らせる8月に、安保法制の参議院での審議がぶつかる。東京新聞が7月29日の1面で報じたように、全国各地で、大学生、高校生、中高年、女性、学者、宗教者など、あらゆる人たちが戦争法案への反対の声をあげている。

不登校の増加  多様な支え方整えたい(2015/08/08京都新聞)
不登校の小中学生が2年連続で増加した。文部科学省の学校基本調査(速報値)によると、2014年度は前年度より3285人多い12万2902人。全小中学生の1・21%を占め、小学生は過去最高の0・39%となった。

原発再稼働 安全とは言わぬまま(2015/08/08東京新聞)
四国電力伊方原発が原子力規制委員会の規制基準に適合し、九州電力川内原発の再稼働は迫る。多くの不安をのこしたままで、適合すなわち再稼働という短絡を、定着させてもいいのだろうか。

特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 作家・赤川次郎さん(毎日新聞 2015年08月04日)
政府は99年、国旗・国歌を法制化。昨年は、戦後一貫して堅持してきた武器輸出三原則を緩和した。そして今、安倍晋三政権は「違憲」「戦争に巻き込まれる危険がある」という国民の反対を聞き入れず、米軍の後方支援などを可能にする安全保障関連法案の成立へ突き進む。

首相、非核三原則触れず 被爆者・野党から懸念 平和記念式典(2015/08/07朝日新聞)
安倍晋三首相が6日、被爆70年を迎えた広島市の平和記念式典でのあいさつで、「非核三原則」に言及しなかった。安全保障関連法案の5日の参院審議では、核兵器の輸送も法律上は可能という政府の見解が示されたばかり。

広島・長崎、広がる不信 「国是揺らいでいる」 首相、非核三原則触れず(2015/08/07朝日新聞)
広島への原爆投下から70年の節目の日。安倍晋三首相は平和記念式典で「核兵器のない世界」の実現に意欲を示したが、非核三原則には言及しなかった。

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「政治力は怪物、諸君を食い殺しかねまい」 小林秀雄、全集未収のエッセー(2015/08/07朝日新聞)
近代日本を代表する批評家、小林秀雄(1902〜83)が戦後まもない時期に発表した「政治家」というエッセーが見つかった。全集に収録されていない文章で、政治や政治家を信頼しすぎることの危うさを指摘する内容だ。

「官マネー」ベンチャー流入 省庁ごとにファンド乱立(2015/08/07朝日新聞)
各省庁が相次いで設立した官製ファンドがアベノミクスの成長戦略実現を名目にベンチャー企業向け投資を強めている。官の資金が民間資金を呼び込み産業育成を図る狙いだが、同じような官製ファンドが乱立しているうえ、資金規模も数千億円に膨らんでいる。

広島の児童画、英国で展示 被爆70年、平和誓う世界(2015/08/07朝日新聞)
日本の敗戦後まもない1950年代初め、被爆地・広島などから英国へ、文化交流と平和推進のために贈られた児童画60点余りの展覧会が、被爆70年に合わせて5日からロンドンで始まった。

(社説余滴)「一息で言う」ということ 高橋純子(2015/08/07朝日新聞)
自分で問題をつくって、自分で答えを出す。どうも答えが決まらない時は、問題をもちこす。もちこしつつ考え続けるというのが、先月亡くなった、哲学者・鶴見俊輔さんの流儀だった。

(声)ウクライナで思った「平和主義」(2015/08/07朝日新聞)作家 ドリアン助川(東京都 53)
ウクライナのオデッサ国際映画祭に、私が原作小説を書いた映画「あん」が招待された。クロージング・フィルムという名誉ある位置付けである。だが、ウクライナ東部では紛争が続いている。参加するかどうかで、みな迷った。

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平和、守り抜く 「核、非人道性の極み」 広島被爆70年(2015/08/07朝日新聞)
 原爆投下から70年を迎えた6日、広島市の平和記念公園で平和記念式典が開かれた。松井一実(かずみ)市長は平和宣言で「核兵器は非人道性の極み」とし、武力に依存しない安全保障の仕組み作りを各国に求めた。

戦後70年談話  核心の表現を避けるな(2015/08/07京都新聞)
安倍晋三首相の戦後70年談話に関する私的諮問機関が、先の大戦をめぐる日本の行為を「侵略」「植民地支配」と報告書に明記した。歴史を踏まえた妥当な見解と言えよう。

大江氏、辺野古「沖縄の反撃に心から声援」本紙に手記(2015年8月7日琉球新報)
ノーベル文学賞作家の大江健三郎氏がこのほど、長年にわたる沖縄との関わりや普天間代替の新基地建設問題についてつづった手記を琉球新報社に寄せた。名護市辺野古沖で新基地建設が強行される状況について大江氏は「いま沖縄で進んでいる安倍政権への強力で的確な反撃に、心からの声援を送りたい思いです。

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節目の式典 海外も注視 18ヵ国47社が取材 広島原爆の日(2015/08/07ヒロシマ平和メディアセンター)
被爆70年の節目となった6日の平和記念式典には、例年より多くの海外メディアが集まった。米国、ロシアなどの核保有国をはじめとする18カ国から、47社の122人が広島入り。

「戦争は犯罪」 マハティール氏が宗像市で高校生に熱弁 [福岡県](2015/08/07西日本新聞)
 日本とアジアの高校生186人が宗像市で2週間の合宿をしながら意見交換をする「第12回日本の次世代リーダー養成塾」で6日、マレーシアのマハティール元首相が講演した。

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真夏の夜の夢(2015/08/05東京新聞)
ギリシャ危機が一段落し、同国のユーロ圏ひいては欧州連合(EU)からの離脱がひとまず遠のいたことを、素直に喜んでいる。通貨や経済だけの話ではない。ドイツは統一時に再び大国として猛威を振るうのではと英仏などに懸念されたため、旧通貨マルクを放棄し、単一通貨への参加を決めた。

福島県漁連が海洋放出容認 原発建屋近くの地下水(2015/08/07共同通信)
東京電力福島第1原発の汚染水低減策として、建屋周辺の井戸「サブドレン」などからくみ上げた地下水を浄化した上で海に放出する計画をめぐり、福島県漁業協同組合連合会(県漁連)は7日、いわき市内で理事会を開き、実施を容認することを決めた。

原爆の日  被爆国の責務果たしてこそ(2015/08/06京都新聞)
原爆文学作品の基になった資料3点のユネスコ記憶遺産登録に向け、広島市などが6月に国内委員会に申請した。うち1点は峠三吉の「原爆詩集」の最終草稿だ。「ちちをかえせ ははをかえせ」で始まる序は「にんげんをかえせ」「へいわをかえせ」と訴える。平仮名ばかり、わずか8行で、これほど峻烈(しゅんれつ)に戦禍への憎しみを表す作品がほかにあるだろうか。

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レンズはとらえた戦後70年 平和公園の歩み 慰霊の思い脈々と(2015/08/06ヒロシマ平和メディアセンター)
70年前、世界で初めて被爆の惨禍を体験した広島。世界に恒久平和と核兵器廃絶への願いを発信する平和記念公園(広島市中区)も歳月を重ねた。目覚ましい復興を遂げる街並みを優しく見守るように、記念公園は静かに時を刻み続ける。


社説:被爆70年の日本 核廃絶へ世界を動かせ(毎日新聞 2015年08月06日)
 米国で生まれ広島市で育った据石和(すえいし・かず)さん(88)=米カリフォルニア州在住=は70年前のきょう、B29が飛び去った後の青い空に白い点を見た。近くにいた人に「何だろうね」と言いかけた時、閃光(せんこう)が18歳の彼女を包んだ。白い点は原子爆弾だった。3日後には長崎に原爆が落とされた。


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(ザ・コラム)原発と私 見えているのに見ていない 稲垣えみ子(2015/08/06朝日新聞)
 あの原発事故から53カ月。かけがえのない土地を、仕事を、家族を、仲間を根こそぎ奪われた幾多の人生をさらりと置き去りにして、川内原発が再稼働する。

(声)広島原爆の実態に改めて衝撃(2015/08/06朝日新聞)主婦 寺谷美眸子(東京都 62)
両親や祖父母から、戦争の話を聞いて育ってきた。特に母方の祖母は、三男が戦時中に死んだこと、1943年6月に沈没した戦艦「陸奥」に乗っていたことを泣きながら話してくれた。

(声)被爆者の声を子どもに伝えたい(2015/08/06朝日新聞)主婦 山本紗織(静岡県 27)
広島、長崎の被爆者を対象にしたアンケートの記事(2日朝刊)を読みました。「健康状態が悪くなると放射能の影響だと不安になる」「被爆の影響で子や孫の健康に不安を感じる」といった言葉が、胸に突き刺さりました。

(声)原爆投下の日を知らないとは(2015/08/06朝日新聞)高校生 丸山貴大(埼玉県 17)
NHKの世論調査で、広島と長崎に原爆が投下された日付について聞いたところ、正しく答えられなかった人が、それぞれ全国で約7割に達したという。1945年8月6日と9日は日本人にとって忘れてはならぬ、もとい、忘れられるはずがない日である。

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(声)「愛国者」の言葉に実態はあるか(2015/08/06朝日新聞)団体職員 竹下和輝(福岡県 27)
安全保障関連法案の国会審議が始まって以来、「国益」とか「我が国」といった言葉をよく耳にするようになった。政治家が法案を推進するためこれらの言葉を使うだけでなく、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、多用する人がいる。

(核といのちを考える 被爆70年・願い:5)70年前、焼け野原になった広島(2015/08/06朝日新聞)
焼け野原で、木はほとんどなかった。そして、猛烈な炎天下。道ばたに積まれた遺体は、すぐに腐っていった――。井上喬夫(たかお)(88)の脳裏には、今も広島の惨状がこびりつく。

続く放言、自民からも批判 武藤貴氏問題、野党は攻勢(2015/08/06朝日新聞)
自民党の武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が、安全保障関連法案の反対デモをしている学生団体「SEALDs(シールズ)」について、自分中心で利己的とツイッターで批判した問題が、国会の安保関連法案審議で新たな火種になっている。

(社説)原爆投下70年 核兵器禁止条約へ動こう(2015/08/06朝日新聞)
今夜、広島が雨でなければ、そろいの赤い背番号「86」を着けたプロ野球広島東洋カープの選手たちが、本拠地マツダスタジアムを駆け巡るはずだ。

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在外被爆者  救済へ時間的余裕ない(2015/08/05京都新聞)
日本で原爆投下に見舞われ、戦後に海外に帰国、移住した被爆者の4割が日本政府の支援に満足していないことがアンケートで分かった。在外被爆者が海外の医療機関で受診した場合、医療費支給がされない現状に不満が大きいのが原因とみられる。


さあこれからだ:/110 平和について考える70年目の夏=鎌田實(毎日新聞 2015年08月04日 東京朝刊)
 戦後70年の夏が来た。うだるような暑さのなか、日本は、日本という国の在り方を問う、一つの岐路に立っている。安全保障関連法案が、十分な議論が尽くされないまま、衆議院で強行採決。参議院での審議に入った。


(声)デモする学生への中傷許せぬ(2015/08/05朝日新聞)会社員 田中臣治(福岡県 39)
安保法制を推進する安倍政権に反対するデモ行進が続いている。仕事時間などの事情で私自身はいまだに参加できておらず、忸怩(じくじ)たる思いだ。大学生や高校生が声を出し、自分たちの言葉で反対の意思を表明している姿を見ると胸が熱くなる。

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辺野古の中断  形だけに終わらせるな(2015/08/05京都新聞)
 1カ月と言わず、もっと時間をかけて話し合うべきだ。沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設について、政府は来月9日まで関連工事を中断し、県との集中協議を行うと発表した。

(ウォッチ安保国会)「政治はタブー」破りたい 高校生デモ、選挙権意識(2015/08/05朝日新聞)
選挙権が18歳以上に引き下げられるなか、高校生たちが安全保障関連法案反対を訴え、街頭に出始めている。教室や友達の間では「政治はタブー」という空気も残るが、若者たちは「子どもだから政治のこと考えちゃいけないって、誰が決めたんですかー!」とまっすぐに声を張り上げる。

チュリュモフ彗星から新たな有機物見つかる(2015/08/05ナショナルジオグラフィックス)
彗星は、太陽系が誕生して間もない頃に形成された謎の多い天体だ。昨年11月、彗星着陸機フィラエはチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星への歴史的着陸に成功し、間近から見る彗星の写真を送信してきた。

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被爆の惨状 手記に刻む 光線が顔殴った/気付いたら家の下 三原市大和の計田さん 亡き夫残す(2015/08/05ヒロシマ平和メディアセンター)
70年前のあの日、広島で被爆し、1996年に69歳で亡くなった夫の手記が、三原市大和町の計田(はかた)芳子さん(84)の手元にある。被爆について話さなかった夫の死から数年後、遺品の整理をして見つけた。

なぜ財政再建できない 最大リスクは「楽観」だ(2015/08/05東京新聞)
ギリシャよりも悪い借金体質の日本がまとめた財政健全化計画は、その名に反し財政再建の道筋を示していない。無責任な政治のツケは国民に回される。

安保関連法案:防衛相「核ミサイル輸送も法文上は可能」(毎日新聞 2015年08月05日)
参院平和安全法制特別委員会は5日午前、一般質疑を行った。安全保障関連法案に盛り込まれた他国軍への後方支援を巡って、中谷元(げん)防衛相は、自衛隊による核ミサイルの輸送を「法文上は可能だ」と明言し、毒ガス兵器の輸送もできるとの見解を示した

スネークマンショー:桑原さん「そこはかとない反戦選曲」(毎日新聞 2015年08月03日)
1970年代後半から80年代、しゃれた選曲とブラックユーモアで人気を博した「スネークマンショー」のメンバー、桑原茂一(くわはら・もいち)さんが、自身のラジオ番組やフリーペーパーで「そこはかとない反戦選曲」の紹介を続けている。

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TPP決着せず  国民は置き去りなのか(2015/08/03京都新聞)
 大筋合意に達するとみられていた環太平洋連携協定(TPP)交渉は、乳製品や新薬データ保護などをめぐって参加12カ国の主張の隔たりを埋められないまま閉幕した。交渉を主導する日米は月内の再開を模索するが、見通しは立っていない。

ばあちゃんの被爆「自分が伝えんと」 魂のバトン(2015/08/02朝日新聞)
「ばあちゃんは手が震えて、文章は書けん。でも、いくらでも答えられる。まわりは亡くなるばっかり。最後、自分が伝えんといけんことがあるきね」。

マイナンバー  拭えぬ情報流出の懸念(2015/08/02京都新聞
暮らしに直結するマイナンバー制度なのに、認知度はまだまだ低い。国民の理解が進まないまま導入していいのだろうか。国民一人一人に12桁の番号が割り振られるまで残り2カ月に迫った。

マヤ王の石碑を発見、1500年前の「冷戦」語る(2015/ナショナルジオグラフィックス
 中米グアテマラにあるマヤ文明の遺跡で、時代区分の違う石碑が発見された。これにより1500年前、マヤ文明の絶頂期に一帯で覇権を争っていた二大勢力の新事実が明らかになり、研究者たちを驚かせている。

(日曜に想う)過去と未来に恥じない8月に 特別編集委員・冨永格(2015/08/02朝日新聞)
日本の8月は、開放と厳粛が相半ばする。広島と長崎、ソ連参戦から無条件降伏に至る1945年の夏。はじける陽光の傍らで、それは体感として、あるいは白黒の映像として各人の胸に宿る。追慕と悔悟の季節である。

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持続可能性 − 逆転したギリシャと日本(2015/08/02みどりの1kWh)
今回の持続可能性の話は、資源や環境やエネルギーに関することではない。年金制度の持続性についてである。

なぜ原爆は投下されたか(2015/08/02みどりの1kWh)
「ポツダム宣言」の名前で日本でも知られるベルリン郊外のポツダム市に、広島と長崎の名前を冠した広場がある。


社説:視点:安保転換を問う 徴兵制=佐藤千矢子(毎日新聞 2015年08月02日)
集団的自衛権の行使を認める新たな安全保障法制のもとで、将来、徴兵制が復活するのではないか、という議論が起きている。安倍政権は、安全保障関連法案への反対をあおるものだと反発しているが、そんなに単純な話ではない。


燃料プールの大型がれき引き上げ 福島第1原発3号機(2015/08/01共同通信
 東京電力は2日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールに落下した「燃料取扱機」をクレーンで引き上げを始めた。燃料取扱機は、燃料を原子炉に出し入れする機器で、引き上げ部分の重さは約20トンとプール内で最大のがれき。

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(声)愚かな戦争の芽、摘み取らねば(2015/08/02朝日新聞)無職 武川行男(埼玉県 77)
70年前、あのひどい戦争が終わった。私は小学2年生だった。住んでいた埼玉県の山村は貧しかった。はだしで学校へ行く友だち。その日の弁当が、新聞紙にくるんだサツマイモ1本という子が何人もいた。私もその一人だった。

社説:最低賃金アップ 働く人の貧困なくそう(毎日新聞 2015年08月01日)
非正規雇用の人などに大きく影響する最低賃金が大幅に引き上げられる。中央最低賃金審議会の小委員会は2015年度の最低賃金(時給)の目安額を全国平均で18円引き上げることを決めた。

福島で原水禁大会開幕 核廃絶と脱原発訴え(2015/08/01共同通信)
原水爆禁止日本国民会議(原水禁)などが主催する原水爆禁止世界大会が1日、福島県いわき市で始まった。原爆投下から70年、九州電力川内原発1号機の再稼働も見込まれる中、被爆者や東京電力福島第1原発事故の被災者らが集い、核兵器廃絶や脱原発を訴えた。

「放射線の影響不安」55% 被爆者5762人が回答 朝日新聞社アンケート(2015/08/02朝日新聞)
 広島、長崎へ原爆が投下されてから6日、9日で70年になる。朝日新聞は約2万2千人の被爆者を対象にアンケートの冊子を送り、5762人から有効回答を得た。3193人(55・4%)が「健康状態が悪くなると放射線の影響だと不安になる」と回答。

辺野古承認取り消しへ 翁長知事、今月下旬以降か(2015/08/02朝日新聞)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画をめぐり、翁長雄志(おながたけし)知事は前知事による辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消す方針を固めた。

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介護保険負担増  場当たりでは不安募(2015/08/01京都新聞)
きょうから、介護保険の一部利用者の負担が重くなる。介護保険が始まって15年。制度見直しのたびに負担を増やし、給付を抑制する動きが顕著になっている。

フクシマは“人災”か 東電元幹部を強制起訴へ(2015/08/01東京新聞)
 福島第一原発事故は東京電力が津波対策を怠ったため起きた−。それが検察審査会の結論だった。“人災”だったのか、公の裁判の場で決着をつけたい。


安倍首相は、安保法制でなぜあんな比喩を使うのか(2015/08/01朝日新聞WEBRONZA)
ネトウヨ的に劣化する議論に抗する学者たちの署名運動。われわれのような大学や研究所に席を置く者たちも、定年退職者も含めて、「安全保障関連法案に反対する学者の会」という名称で署名運動を開始したら、あっという間に大学関係者だけで7月23日現在で1万2000人以上になった。一般の方々らの賛同者も2万5000人を越えた。 


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原発批判論者を「各個撃破」 大西議員、自民会合で発言(2015/08/01朝日新聞)
自民党の大西英男衆院議員(東京16区)が、7月30日に党本部であった原子力政策の会合で、原発再稼働に批判的なテレビ・コメンテーターについて「エネルギー庁をはじめ役所の方が、個別にどんどん正確な知識を知らしめていくべきだ。

(社説)「玉音放送」 歴史と今を考えさせる(2015/08/01朝日新聞)
70年前、昭和天皇が国民に終戦を告げたラジオの「玉音放送」を、宮内庁が録音原盤から再生し、公表した。放送を境に、それぞれの戦後史が動き出した。当時を生きた人もそうでない人も耳を傾け、あの戦争から学ぶべきことに思いをめぐらせたい。

(声)中国との共生が最大の防衛力(2015/08/01朝日新聞)大学非常勤講師 広岡直子(東京都 56)
戦後70年、中国の世界に占める位置は大きく変化した。日本経済も、もはや中国なしでは成立しない。そのことを日本は率直に認めるべきである。

訪日外国人の消費8887億円 「爆買い」で最高値更新(2015/08/01朝日新聞)
観光庁が31日まとめた外国人消費動向によると、4〜6月に訪日外国人が国内で使ったお金は8887億円で、前年同期の1・82倍に増えた。中国の正月休み「春節」があり過去最高だった今年1〜3月も上回り、引き続き旺盛な消費が続いている。

(もう一つの祖国 戦後70年)ミャンマー編:5 画家の夢追い、父の国へ(2015/08/01朝日新聞)
「戦争中、日本人が何をしたか知っているか」。小学校に入ってすぐのころ、教室で同級生らの前に立たされた。教師に強い口調でののしられた――。

原爆ドーム2015 <4> 抗議 安保法案に強い危機感(2015/07/30ヒロシマメディアセンター)
「戦争させない!」「9条壊すな!」。被爆70年のことし、広島市中区の原爆ドーム前で、ひときわ大きな声が上がる。集団的自衛権の行使が可能になる安全保障関連法案が16日、衆院を通過した。廃案を呼び掛ける被爆者や市民が集う。

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首相「絶対」「断じて」「いささかも」断言連発の理由(2015/07/31朝日新聞)
 「絶対にない」「断じてない」「いささかもない」――。安倍晋三首相が安全保障関連法案の参院審議で、こんな断定調を増やしている。法案に対する世論の不安を払拭(ふっしょく)するためとみられるが、「断定」の根拠はというと、いま一つはっきりしない。

礒崎首相補佐官 法的安定性損ねる暴言(2015/07/31東京新聞)
安全保障法制関連法案をめぐる参院特別委員会の審議では、法的安定性が再び論点になった。「関係ない」との発言が首相官邸内から飛び出し、政権の本音では、との疑念が強まっているからだ。

厚木騒音訴訟 米軍機こそ規制がいる(2015/07/31東京新聞)
自衛隊機の夜間飛行を差し止める判断は、二審でも維持された。厚木基地(神奈川)の騒音被害は、想像以上にひどい。爆音の主因はむしろ米軍機の方で、政府は運用規制を米国側と交渉すべきだ。

ペイジさん 慰霊碑に献花 レッド・ツェッペリン 広島訪問44年ぶり(2015/07/31ヒロシマ平和メディアセンター)
英国のロックバンド「レッド・ツェッペリン」のギタリスト、ジミー・ペイジさん(71)が30日、広島市中区の平和記念公園を訪れた。広島訪問は初来日の1971年以来44年ぶり。戦後70年に、平和を願う本人の意向で実現した。

厚木控訴審判決  飛行制限の意味は重い(2015/07/31京都新聞)
 米軍と自衛隊が共同使用する厚木基地(神奈川県)の騒音被害をめぐる第4次訴訟の控訴審判決で、東京高裁は一審・横浜地裁判決に続き自衛隊機の早朝・深夜の飛行差し止めを命じた上、初めて将来分を含めた損害賠償を認めた。

礒崎氏発言  政権の本音ではないか(2015/07/30京都新聞)
あきれた発言だ。安全保障関連法案の作成にあたってきた礒崎陽輔首相補佐官が「法的安定性は関係ない。わが国を守るために必要かどうかを気にしないといけない」などと講演で語ったことである。

特集ワイド:問題矮小化する「安倍語」 集団的自衛権行使を火事現場にたとえ 「理解進んでいない国民」もこれなら分かる?(2015/07/30毎日新聞)
キミは分かってない、と言われたら、多くの人はイラッとするだろう。参院審議が始まった安全保障関連法案について「国民の理解が進んでいない」と評したのは安倍晋三首相である。

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岩手いじめ自殺 子の痛みにさとくあれ(2015/07/29東京新聞)
 学校は子どもの痛みに鈍感になっていないか。岩手県矢巾(やはば)町の中学二年村松亮君(13)の自殺はいじめが一因とした学校の調査結果はそんな不安を募らせる。いじめ克服を掲げても機能しないでは。

高齢者の移住 まず介護体制の充実だ(2015/07/29東京新聞)
第二の人生を地方で暮らすというのも一つの選択肢だろう。しかし、これまで住んできた地域に医療、介護サービスの受け皿がないため、移住を余儀なくされるというのはどうだろう。住み慣れた地域を離れるのは、そう簡単なことではない。

野党追及、首相釈明 首相補佐官「法的安定性」発言 参院安保審議(2015/07/29朝日新聞)
 安全保障関連法案を審議する参院の特別委員会は28日、安倍晋三首相が出席し質疑が始まった。野党は、礒崎陽輔首相補佐官の「法的安定性は関係ない」との発言を批判。

(社説)「違憲」法案 軽視された法的安定性(2015/07/29朝日新聞)
 安全保障関連法案をめぐり、安倍首相の側近で法案作成にあたった礒崎陽輔首相補佐官の発言が、波紋を広げている。「考えないといけないのは、我が国を守るために必要な措置かどうかで、法的安定性は関係ない」と講演で語ったのだ。

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(声)補佐官発言、憲法を頭から否定(2015/07/29朝日新聞)非常勤地方公務員 荒川和成(千葉県 63)

礒崎陽輔首相補佐官が講演で、安全保障関連法案について「考えないといけないのは、我が国を守るために必要な措置かどうかで、法的安定性は関係ない」と語った。「政府の憲法解釈だから、時代が変われば必要に応じて変わる」とも述べたという。


安保の審議入り  今こそ世論に向き合え(2015/07/28京都新聞)
高まる国民の疑念や不安を受け止めるつもりはないのだろうか。きのう安全保障関連法案が参院で審議入りしたが、安倍晋三首相は相変わらず正面から質問に答えることなく、「雄弁」に一方通行の主張を繰り返した。


米の原発廃炉、三菱重を提訴 運営企業、賠償9300億円要求(2015/07/29朝日新聞)
2012年に三菱重工業が納めた蒸気発生器が壊れたことで米国の原子力発電所が廃炉になった問題で、この原発を運営する南カリフォルニア・エジソン社が三菱重工に、約75・7億ドル(約9300億円)の損害賠償を求めていることがわかった。

(特派員メモ レソト)電気のない村で(2015/07/29朝日新聞)
 国連が貧困撲滅などの達成目標を定めた「ミレニアム開発目標」。その現実を知りたくて、アフリカ南部の小国レソトを訪ねた。電気や水道のない村で、村人がトウモロコシを作って暮らしていた。

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(社説)参院選挙改革 大きな汚点を残した(2015/07/29朝日新聞)
 鳥取と島根、徳島と高知をそれぞれ「合区」するなどして、参院の定数を「10増10減」する改正公職選挙法が成立した。都道府県単位の選挙区が統合されるのは、参院選が始まって以来初めてのことだ。

住宅に墜落、3人死亡 小型機、離陸の直後 5人けが10棟焼ける 東京・調布(2015/07/27朝日新聞)
 26日午前11時ごろ、東京都調布市富士見町1丁目の民家に離陸直後の小型飛行機が墜落し、この民家が全焼、周辺の9棟も一部が焼けた。全焼した民家の2階にいた女性と、飛行機に乗っていた機長ら男性2人の計3人が死亡。

「安保法案反対」私も デモ広がる(2015/07/27朝日新聞)
27日に参院本会議で審議入りする安全保障関連法案に反対するデモが広がっている。ツイッターなどのソーシャルメディアで若い世代がつながり、子育て中の母親たちへ、地方へと波及した。

南部さんを悼む 知の探求を続けたい(2015/07/27東京新聞)
 ノーベル賞受賞者の南部陽一郎さんの死を惜しむ声が続く。新しいアイデアで物理学の進むべき道を示してきた。実利に関心が向かいがちな今、「知」を考えろと言われているようだ。

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重機操縦の男逮捕 南相馬・除染の廃棄物埋めた疑い(2015/07/27福島民友)
 南相馬市小高区の国直轄除染で出た廃棄物の不法投棄事件で、南相馬署は26日午後0時50分、放射性物質汚染対処特措法違反の疑いで宮城県、建設会社役員酒井陽次容疑者(66)を逮捕した。酒井容疑者は「現場責任者から指示を受けた」と容疑を認めているという。

3号機プールの最大がれき撤去へ 全作業中断し厳戒態勢(2015/07/25共同通信)
東京電力は、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールで重さ約20トンもある最大のがれきを月内にも撤去する。クレーンでの引き上げ作業中にトラブルがあればプールの水位低下や燃料破損につながる恐れもあるため、構内の全作業を中断する厳戒態勢で臨む方針だ。

(社説)核燃料サイクル 計画は白紙に戻すべきだ(2015/07/27朝日新聞)
8キロで原爆が作れるとされるプルトニウムは、国際社会がいま、最も神経をとがらせる物質の一つだ。それを日本は47・8トン(昨年末時点)保有している。前年より0・7トン増えて、原爆5975発分である。

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(フォーカス オン)『戦後70年特別番組 いしぶみ』 一人一人の被爆を「読む」日テレ系 8月1日午後1時30分(2015/07/27朝日新聞)
62年開局の同局は、原爆の惨禍や被爆者の怒りを国内外に訴えたいと、65年から原爆ドキュメンタリーを作り続けている。「碑」はその6作目。建物疎開に動員されて爆心地近くで被爆し、「全員死亡」と言われた、県立広島二中(旧制)1年生の321人を追った作品だ。



(ウォッチ安保国会)「反対」つぶやき、勇気出た 若者からママへ、1万7千人賛同(2015/07/27朝日新聞)

 若者から若者へ。若者に触発されたママへ。安保法案反対デモを広げるツールはツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディアだ。商業施設が立ち並び、若者であふれる日曜の渋谷。母親たちがベビーカーを押したり子供の手を引いたりしながら、ゆっくり歩いていく。


どう見る安保関連法案 作家・和田竜さん 戦争体験 思いはせよう 被爆者人形 強烈な印象(ヒロシマ平和メディアセンター)
歴史をひもとくと、戦争は何となく機運が盛り上がって、どうしようもなく起こる。政治家であれ、戦国武将であれ、誰も戦争や合戦をしたいわけではない。いや応ない状況の中で、起こらざるを得ない形になる。だから、戦争へのハードルというべきものは高い方がいい。

政権と決め方―基盤崩す「結論ありき」(2015/07/26朝日新聞)
仏つくって魂入れず。安倍政権下での物事の決まり方を見ていると、見てくれは立派だが魂の入っていないうつろな仏が、ごろごろと転がっているような印象を受ける。

(科学の扉)宇宙線でピラミッドの謎に迫る 構造解明へ、壊さず透視(2015/07/26朝日新聞)
世界七不思議の一つとされるピラミッド。透過力の強い宇宙線「ミュー粒子」を使った透視技術で、内部構造の謎に迫る試みを名古屋大や東京大の研究者らが計画している。どうつくったのかを解き明かす証拠が見つかるかもしれない。


エネルギー転換の他に道なし(こちゃん / 2015年7月26日みどりの1kWh)
「エネルギー転換を、遂行するかしないかは問題外」、「エネルギー転換以外にオルタナティヴはない」というドイツ電力大手4社のうちの2番目、RWE社のペーター・テリウム社長の言葉を読んでびっくりした。


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子どもの貧困  食を支える制度を急げ(2015/07/26京都新聞)
「子どもの貧困」が深刻な社会問題になっている。とりわけ懸念されているのが食への影響だ。非正規雇用の増加などで親の生活が困窮し、十分な食事をとれない子どもが増えており、経済格差が健康格差につながりかねないとの指摘も出ている。

週のはじめに考える 耳傾けぬ政治家よ(2015/07/26東京新聞)
最近、政治家が聞く耳をもたなくなった、とよく聞きます。つまり昔は聞いていたようだ。聞く耳なくしては、国民の声が政治に届くはずもありません。

(社説)鶴見さん逝く 個々の行動に宿る理念(2015/0724朝日新聞)
安倍政権が安全保障関連法案を強行に推し進め、戦後日本が歩んできた道筋を大きく変えようとしている夏に、鶴見俊輔さんが世を去った。93歳だった。リベラルな立場からの発言・執筆で、戦後の思想や文化に大きな影響を与えた哲学者で評論家。反戦平和のために行動する姿勢を貫いた知識人だった。

古代ペルー 深紅の王墓(2015/ナショナルジオグラフィックス)
墓泥棒に荒らされてきたペルーのエル・カスティージョ遺跡で、奇跡的に発見された未盗掘の墓。古代ワリ帝国の謎の解明につながると、期待がかかる。

原発の不都合な真実(共同通信)
「地球温暖化防止に役立つエネルギー」「安定供給が可能で、発電コストも安い!」−。安全、安定、安価に加え、クリーンだとされてきた原発。しかし、実際はどうなのでしょう。

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訪日外国人最多  一過性の特需にせずに(2015/07/24京都新聞)
今年1〜6月にわが国を訪れた外国人旅行者が914万人に達した。過去最高だった昨年上半期の約1・5倍に増え、政府観光局は年間を通した旅行者は1800万人前後になると見込んでいる。


鶴見俊輔さん死去 「思想の科学」、ベ平連 93歳(2015/07/24朝日新聞)
60年5月、岸内閣の新日米安全保障条約強行採決に抗議して東京工大を辞職。翌年、同志社大教授となるが、大学紛争下の70年、辞職した。作家の小田実らと結成した米国のベトナム戦争に反対する「ベ平連」(ベトナムに平和を!市民連合)運動を展開した。


どこにも拠らず考えぬいた 鶴見俊輔さんを悼む 寄稿、社会学者・上野千鶴子(2015/07/24朝日新聞)
鶴見さんが、とうとう逝かれた。いつかは、と覚悟していたが、喪失感ははかりしれない。地方にいて知的に早熟だった高校生の頃から「思想の科学」の読者だったわたしにとって、鶴見さんは遠くにあって自(おの)ずと光を発する導きの星だった。

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(集団的自衛権)「九条の会」信念貫き10年 きょう渋谷で講演会(2015/07/24朝日新聞)
イラクに自衛隊が派遣された2004年に生まれた「九条の会」が10日、発足10年を迎える。「憲法9条を守ろう」。作家の大江健三郎さんら9人の呼びかけから、各地にできた草の根の組織は7千を超す。集団的自衛権をめぐって解釈改憲へとひた走る安倍政権に危機感を抱く保守層まで取り込み、今も広がっている。

地球に似た「いとこ」惑星発見 NASA(2015/07/24CNN)
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は23日、太陽とよく似た恒星系の生命居住可能圏(ハビタブルゾーン)内に、地球とほぼ同じサイズの惑星が初めて見つかったと発表した。

「アフリカの天井」が危ない 世界遺産、森の8割失う(2015/07/24朝日新聞)
4千メートル級の山々が連なり、「アフリカの天井」と呼ばれるエチオピア北部の世界遺産「シミエン国立公園」。断崖絶壁で守られてきた貴重な自然環境が、周辺人口や家畜の増加で存続の危機にさらされている。

社説 防衛白書 「対話の力」を忘れるな(2015/07/23ヒロシマメディア平和センター)
日本の行く末を左右する安全保障関連法案の参院審議入りを前に、2015年版の防衛白書が公表された。集団的自衛権の行使に前のめりな安倍政権の意向を、色濃く反映しているように思える。

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(ウォッチ安保国会)二等兵だった元首相「暴挙だ」(2015/07/24朝日新聞)
「70年間、この国の平和を守り続けた憲法を一総理の意思で変えるのは絶対に許せない」安全保障関連法案の参院での審議入りを間近に控えた23日夜。法案に反対する国会前集会に、村山富市元首相(91)が大分から駆けつけた。「いてもたっても、いられなくてね」。


鶴見俊輔さん「理解した上で反論を」 残した知の指針(2015/07/24朝日新聞)
鶴見俊輔さんは多くの知識人にとっての指針だった。朋友(ほうゆう)として交わり、後進として薫陶を受けた。僧侶で作家の瀬戸内寂聴さん(93)は「私にとって恩人です」と話す。



(声)疑問つきない集団的自衛権行使(2015/07/24朝日新聞)会社員 武内淳一(神奈川県 59)
集団的自衛権行使の推進派の本を何冊か読んだが、やはりその必要性を理解できない。そこでは、必要性の理由として、海洋進出を進める中国や核ミサイルを開発する北朝鮮といった脅威をあげる。しかし、冷戦時代にも「ソ連の脅威」が強調されていた。

(声)手遅れにならないうちに廃案に(2015/07/24朝日新聞)農林業 橋本理市(三重県 77)
「安全保障関連法案に反対する学者の会」に賛同する大学教授ら約150人が20日、東京都内で記者会見をして、「世論調査で反対多数の状況での強行採決は、国民の意思を踏みにじる立憲主義と民主主義の破壊」とする抗議声明を発表した。

古代シナゴーグで発見された“場違いな”もの(2015/07/23ナショナルジオグラフィックス)
躍る男や武装ゾウ、古代の大王のモザイク画に考古学者も困惑。イスラエル北部、ガリラヤ湖を見下ろす丘の上で、土に埋もれていたシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)の跡が見つかり、そこから見事なモザイク画に飾られた床が次々に姿を現した。

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仏、原発依存率を引き下げ(2015/07/23京都新聞)
 【パリ共同】発電量に占める原子力発電への依存率が世界最高とされるフランスの国民議会(下院)が22日、現在の依存率75%を2025年までに50%へ引き下げるエネルギー転換法案を可決した。

(声)学生デモ、特攻の無念重ね涙(2015/07/23朝日新聞)無職 加藤敦美(京都府 86)
安全保障関連法案が衆院を通過し、耐えられない思いでいる。だが、学生さんたちが反対のデモを始めたと知った時、特攻隊を目指す元予科練(海軍飛行予科練習生)だった私は、うれしくて涙を流した。体の芯から燃える熱で、涙が湯になるようだった。


天風録 「益川博士と時計」(2015/07/22ヒロシマ平和メディアセンター)
朝、駅までの時間を逆算して8時3分に家を出る。風呂には夜のニュースを見て9時36分に入る…。ノーベル賞受賞者の益川敏英さんは日々の行動を分単位で決めるそうだ。この春にインタビューした折に聞いて驚かされた▲無駄な動きを省いて研究に没頭したいからだと。そんな益川さんが、ここまで研究以外に時間を割くのは異例だろう。安保法案に異を唱える集会の最前列で「廃案」のビラを掲げるさまが、きのうの本紙に載っていた


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内閣支持率急落  強引な手法への警鐘だ(2015/07/23京都新聞)
安倍内閣の支持率が急落した。共同通信社の世論調査で37・7%にまで下がった。逆に不支持率は51・6%と、第2次安倍政権発足後初めて過半数に達した。国民の理解が不十分なまま、安全保障関連法案の衆院可決を強行したことへの反発の強さがうかがえる。

愚かさ際立つ原色の戦場 フィリピン戦線描く「野火」塚本監督 尾道で大林監督と対談(2015/07/23朝日新聞)
「今こそ描かないといけないという切羽詰まった気持ちにならないと戦争映画は作っちゃいけない」。大林監督は製作する際の覚悟の必要性を説き、監督だけでなく主演や撮影、脚本、編集もこなして完成にこぎ着けた塚本監督の執念を評価した。

(ひと)ホセ・メロ・チンガルさん 民族の知恵を伝える南米先住民族アワのリーダー(2015/07/23朝日新聞)
バラバラの粒がひとつの房の中で生きなくてはならない。「世界はトウモロコシ」だという。南米コロンビアで半世紀に及ぶ内戦に翻弄(ほんろう)された先住民族アワ。自治区マグイのリーダーとして地域再生に奔走する。民族の言葉で「人間」を意味するアワ。内戦の悲劇や大地の中で生きてきた民族の知恵を伝える「歴史記憶の家」の建設を目指す。

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2015/07/23sankaku08/08

KIJI LIST20182019NEWS LIST
2021202220232024

大江氏、辺野古「沖縄の反撃に心から声援」本紙に手記(2015年8月7日琉球新報)

安倍首相は、安保法制でなぜあんな比喩を使うのか(2015/08/01朝日新聞WEBRONZA)

瀬戸内寂聴さん:安倍首相批判「悪い政治家だったかも歴史に残る」(2015年07月20日毎日新聞)

原発の不都合な真実(共同通信)

新国立、市民の声が動かす 「責任の所在はっきりと」「支持率上げたいのか」(2015/07/18朝日新聞)

(声)日本は愛せない国になっていく(2015/07/17朝日新聞)大学院生 若松郁(埼玉県 22)

映画人446人、安保法案反対アピール 高畑勲監督・吉永小百合さんら(2015/07/17朝日新聞)

安保法案、衆院通過 民主主義の岐路に立って(2015/07/17東京新聞)


特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 作家・島田雅彦さん(毎日新聞 2015年07月14日 東京夕刊)

(社説)「違憲」法案 採決に反対する(2015/07/15朝日新聞)

(社説余滴)「いざという時」が来た 高橋純子(2015/07/03朝日新聞)

社説:自民党勉強会 言論統制の危険な風潮(毎日新聞 2015年06月27日)

(社説)異常な「異論封じ」 自民の傲慢は度し難い(2015/06/27朝日新聞)

週のはじめに考える いま、風を待つのでなく(2014/06/14東京新聞)

憲法改正:「いつまでぐだぐだ言い続けるのか」 佐藤幸治・京大名誉教授が強く批判(2015年06月06日毎日新聞)

(社説)「違憲」法制 崩れゆく論議の土台(2015/06/06朝日新聞)

(社説)首相のヤジ 立法府と国民への侮辱(2015/05/30朝日新聞)

人質事件の検証  これで再発が防げるか(2015/05/23京都新聞)

(耕論)「橋下徹」を語ろう 想田和弘さん(2015/05/23朝日新聞)

(寄稿)憲法という経典 作家・島田雅彦(2015/05/02朝日新聞)

被ばく死 最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究(2015/04/08東京新聞)

原子力廃絶までの道程(2015/03/11WEBRONZA)

首相ヤジ問題:「昔なら内閣が吹っ飛んだ(毎日新聞 2015年02月26日)

(あすを探る 社会)「対テロ」、多様な視点示せ 森達也(2015/01/29朝日新聞)

(寄稿)日本の歴史と衆院選 作家・冲方丁(2014/12/26朝日新聞)


バチカン、15の病 法王が官僚的体質を批判(2014/12/24)

 

楽帳:「この道」のゆくえ(毎日新聞 2014年12月20日 大阪夕刊)

2014/12/09 グリーンピース声明:日本の民主主義の“終わりの始まり”にしてはいけない

特集ワイド:続報真相 座談会 「女性活躍」の違和感 なぜ?(毎日新聞 2014年10月31日 東京夕刊)

ジャーナリズムの広場をつくりたい - 独立系報道・教養ラジオ番組「ラジオフォーラム」

どんな状況でも核兵器にノーを 原爆詩、朗読続ける吉永小百合さん

みどりの1kWh/ドイツから風にのって

世界の平和博物館(ヒロシマ平和メディアセンター)

(ニューヨーク・タイムズから)分断された米国 不平等は必然ではない(2014/08/02朝日新聞)

北欧 廃屋の動物たち(ナショナルジオグラフィック)

世界のヒバクシャ(中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター)

15歳のニュース:集団的自衛権、その言葉「異議アリ」理屈無視した「アベこべ」語/大阪

声、教師次第で生涯熟成 テノールの名匠ルネ・コロが来日(2014/007/01朝日新聞)

(インタビュー)地域のチカラ 大阪府豊中市で住民の問題解決に取り組む勝部麗子さん(2014/06/18朝日新聞)

世界遺産守った、原発に「NO」 熊野古道、登録10年(2014/05/13朝日新聞)


路上の民主主義―自ら考え動き出す人たち(2014/05/15朝日新聞)

(ニュースの扉)若杉冽さんと歩く福島第一原発周辺 「官製のゴーストタウン」(2014年03月17日毎日新聞)

 

《戦時世代が語る憲法といま》 憲法学者 樋口陽一氏

貧困の多数派、歯止めを

「人類が生き残っていく道、持続可能エネルギーだけ」 チョムスキー、上智大で講演

とめよう戦争する国づくり(2014/03/09赤旗日曜版)ジャーナリスト、鳥越俊太郎

(声)個を育てる教育改革が必要だ(2014/03/04朝日新聞)

「平和と繁栄」の後で シカゴ大名誉教授ノーマ・フィールドさん

「朝風」戦争体験者はまだ眠れない

橋下氏慰安婦発言:ノーベル平和賞受賞の女性5人が非難
毎日新聞 2013年05月31日

生物多様性を脅かすネオニコチノイド系農薬(2013/10/21朝日新聞WEBRONZA)

森林破壊(ナショナルジオグラフィック)

(社説)ブラック企業 根絶のために行動を(2013/12/19朝日新聞)

人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響

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環境と原子力の話
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