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<POINT NEWS39>2014/07/13・・・(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

記憶のために/LIST

sankaku39sankaku
2014/07/18sankaku07/20

日々のニュースは数えきれないほどあります。その1つ1つが今の社会の要素であり現実です。ここに拾い上げたニュースはごくごく一部でしかありませんが、忘れてはいけない出来事も多くあります。未来のその時を考えるための「記憶のために」少しでも記録したいと思います。

 


週のはじめに考える 「自衛官の命」語らぬ首相(2014/07/20東京新聞)
安倍晋三首相は集団的自衛権の行使容認に踏み切り、自衛隊の海外活動を広げました。ただ、「命の危険」が増す問題には触れようとはしません。十四、十五日にあった国会の集中審議で、野党側は自衛隊が海外で武器を使う機会が増えることに伴い、隊員の命の危険が増すのではないかと追及しましたが、安倍首相はまともに答えませんでした。首相は自衛隊の最高指揮官です。しかし、「外交に全力を尽くす」「危険はない」など抽象的な答弁にとどまりました。・・・「おまえたちはスパイではない。解放する」と言われたのは四日目。しかし、その後も状況は変わらず、目隠しをされて車で何度も移動しました。見張りは数人。銃を持っている音がします。あるとき見張りが消えた気配がしたので、カーテン越しに外を見たら砂漠の中の一軒家にいることが分かりました。バグダッド市内だと思っていた高遠さんは武装集団の用意周到ぶりに驚いたそうです。自衛隊が救出に駆け付けていたらどうなっていたでしょうか。高遠さんは「最初に私たちが撃ち殺されていたでしょう。周囲は見通しのよい砂漠なのです。自衛隊から犠牲者が出たかもしれません。問題解決に必要なのは武力ではなく、交渉力なのです」。・・・閣議決定では自衛隊の後方支援活動も広がりました。「戦闘地域」「非戦闘地域」の概念が取り払われ、戦闘する他国部隊のために補給・輸送をします。他国部隊と戦う相手からみれば、自衛隊は「敵」です。「駆け付け警護」と同じように危険な立場に放り込まれるのです。「日本人の命を守る」と主張する安倍首相はなぜ、「自衛官の命の危険」という本質的な議論から逃げるのでしょうか。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014072002000122.html

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辺野古内陸部の施設計画 「日本政府 国民に隠す」(2014/07/20東京新聞)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、同県名護市辺野古の内陸部に新たな施設を建てる未公表の計画図案が作成されていた問題で、内陸部の計画は「日本政府にとって機微な問題」であり「国民に隠されている」と記した米側文書を十九日、共同通信が入手した。文書は二〇一〇年二月、米軍が普天間移設計画を米議会要人に説明するため作成した。米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイの配備についても同様に「言及できない」と述べ、配備計画を知りながら公には認めていなかった当時の日本政府の事情に触れている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014072002000109.html

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航空機撃墜:ロシアの影響力に限界 武装勢力の制御不能(毎日新聞 2014年07月20日)
マレーシア航空機撃墜の衝撃を受け、ロシア批判の国際世論が高まっている。地対空ミサイルを撃ったとされるのはウクライナ東部を支配する親ロシア派武装勢力だが、ロシアが完全に支配できない側面もある。今後、原因究明の調査や正常化へ向けた取り組みの支障となる可能性がある。・・・親露派を支援することで現地を不安定化させ、影響力の確保を狙うのは東部でも同じ。ドネツク州やルガンスク州にはロシア側から、覆面姿の義勇兵や武器が送り込まれ、背後には東部のロシア編入を掲げる民族主義組織も暗躍した。旧ユーゴスラビアやチェチェンの紛争に参加したロシア人、イーゴリ・ストレルコフ氏らロシアとの関係が深い武闘派が台頭していった。ストレルコフ氏は、マレーシア航空機撃墜事件で、欧米メディアで「黒幕」として取り上げられた。17日の撃墜直後に「(親露派が)ウクライナの軍用機を撃墜した」とソーシャルメディア上で“勝利宣言”し、直後に削除した人物だ。
http://mainichi.jp/select/news/20140720k0000e030144000c.html

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社説:秘密法の運用案 拡大の恐れ止められぬ(毎日新聞 2014年07月20日)
国の重要な情報が隠され、国民の知る権利がないがしろにされる懸念は、依然として拭えないままだ。特定秘密保護法の年内の施行に向け、政府は運用基準の素案を有識者会議「情報保全諮問会議」(座長・渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長兼主筆)に提示した。しかし、行政が情報を恣意(しい)的に秘密指定し、不都合な情報の隠蔽(いんぺい)を可能にするこの法律の危険性は、素案でも解消できていない。国の情報は基本的に国民に公開するという民主主義の原則に立ち返って考え直すべきだ。・・・
http://mainichi.jp/opinion/news/20140720k0000m070101000c.html

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東日本大震災:長引く避難 福島の自殺未遂者、年々増加 「あなたのせいじゃない」寄り添う女医、奮闘(毎日新聞 2014年07月20日 東京朝刊)
東京電力福島第1原発から最も近くにある救命救急センターで、一人の女性医師が自殺未遂者のケアにあたっている。いわき市の市立総合磐城共立病院(828床)の精神科医、池本桂子(けいこ)さん(54)だ。原発事故による避難生活が長期化するなか、心の不調を抱える被災者と向き合ってきた。東日本大震災後に診察した自殺未遂者は、170人を超える。・・・避難生活をきっかけとする家族のあつれきや、放射線の影響で農業ができないことへの生活不安など、震災や原発事故が動機に関わっている人が半数を占めるという。池本医師は「被災から時間がたっても解決の見通しがたたない不安が、要因になっている」と話す。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140720ddm041040099000c.html

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川内原発:再稼働反対、申し入れ相次ぐ 「私企業のためなぜ避難」「基準地震動を過小評価」/鹿児島(毎日新聞 2014年07月19日 地方版)
原子力規制委員会が九州電力川内原発の再稼働を事実上認める審査書案を示したのを受け17日、県などに再稼働反対を求める動きが相次いだ。・・・日本キリスト教団九州教区は17日、伊藤祐一郎知事宛てに再稼働反対を求める要望書を提出した。同教団は国内最大のプロテスタント教会の集まりで、九州の信徒は約4500人。要望書は「防災計画は未整備。安全神話が生きていることを危惧する」としている。県原子力安全対策課に、九州教区の梅崎浩二・総会議長(53)=福岡市=は「私企業の施設のためになぜ避難を心配しなければならないのか。倫理的観点を大きな判断要素にして判断すべきではないか」と訴えた。
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20140719ddlk46040309000c.html

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飛散対策、効果は不透明 福島第一原発粉じん問題(2014/07/18福島民報)
 東京電力福島第一原発で昨年8月、3号機がれき撤去作業により放射性物質を含む粉じんが飛散した問題で、東電は17日、飛散防止剤の散布回数を増やすなどの防止対策を発表した。県の廃炉安全監視協議会の視察で示した。東電は早ければ今月中に1号機のがれき撤去に向け建屋カバー解体に着手する。東電は「飛散防止対策は改善された。問題ない」と説明するが、飛散防止剤散布などは抜本的な対策とは言えず、どれだけ効果があるかは不透明だ。
http://www.minpo.jp/news/detail/2014071816924

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15歳のニュース:集団的自衛権、その言葉「異議アリ」理屈無視した「アベこべ」語/大阪(毎日新聞 2014年07月12日)
地方版安倍政権は1日、集団的自衛権行使容認を閣議決定しました。国是ともいうべき憲法9条の平和主義を揺るがす決定をたった19人の閣僚の署名だけで行ったもので、多くの国民が反対している中の“強行”でした。十分な国会議論もないまま、たった1カ月半ほどであれよあれよという間に決まってしまったのです。この問題が国民に分かりにくい原因の一つがその言葉の使い方です。言葉とその中身がずれていたり、意味が正反対では、と思うことも。安倍政権の“アベこべ”語を読み替えてみます。【大野靖史】

◇集団的「自」衛権→→集団的他衛権
「密接な関係にある他国が攻撃された時に、自分の国が攻撃されていなくても、他国を助けて反撃する権利」です。ふつう「自分の国が攻撃されている時に」反撃することが「自衛」の意味です。集団的自衛権行使は海外で戦争する可能性が高まるのですから「他衛権」と呼ぶほうが理解しやすいものです。高村正彦・自民党副総裁が1日、公明党と最終合意した協議会のあとに「一般的には『他衛』だが、極めて厳しい縛りができた」と認めてしまいました。安倍首相の祖父、岸信介元首相は1960年3月31日の参院予算委答弁で集団的自衛権について「この憲法の規定から見るというと、いわゆるよそへ行ってその国を防衛する、いかにその国が締約国であろうとも、密接な関係があろうとも、そういうことは日本の国の憲法ではできない」、さらに「他衛権というようなものであるならば、これは日本の憲法では、…私は持っておらないと言っていいと思います」とまさに他衛権という言葉も使って否定しています。

◇憲法解釈の「一部」変更→→憲法解釈の抜本的変更→→解釈改憲
多くの自民党政権も含めた歴代政府が「憲法上許されない」と言ってきたことを「憲法上許される」とする国の方針の180度の大転換なのですから、本来は国民投票で憲法改正を国民に問うべきです。安倍首相も当初はそのつもりでした。そのため国民投票のハードルを下げようと憲法96条改正を進めようとしましたが、うまくいかず憲法解釈の変更という手軽な道に走ったのです。しかも「憲法解釈の再整理、一部変更」と言い張ります。憲法9条の解釈を抜本的に変更しており、むしろ9条改正に等しいこと(解釈改憲)を行ったのです。96条改正問題はこの15歳のニュースでも取り上げました。その時「ゲームで思うような結果が得られないから自分たちに都合のいいようにルールを変える動き」と書きました。今回は「ルールを変える」のではなく、そんな手間は掛けず「『そもそも自分たちに都合悪いルールではなかったんだ』と言いくるめる動き」と言えます。

◇「積」極的平和主義→→消極的平和主義
今回の閣議決定には「積極的平和主義」という言葉が3度も出てきますが、必ずその前に「国際協調主義に基づく」という修飾語がついています。「積極的平和主義」が平和主義を積極的に進めることと素直に解釈するならば、戦争をより遠ざけることのはずです。集団的自衛権行使は方向がそれとは正反対で、平和主義から遠ざかって「消極的」になっています。どうやら「国際協調主義に基づく」という言葉が逃げ道のようです。「積極的」という言葉は「平和主義」に付くのではなく、「国際協調」に付いているようです。石破茂・自民党幹事長は5月のNHKの番組で「日米安全保障条約により米国の若者は血を流す覚悟をしている。…他国の若者なら命を捨ててもいい、命を懸けてもいい、日本は懸けません、ということでいいのか」と発言しています。「積極的な国際協調」とは日本の若者が血を流す覚悟をすることなのでしょうか。

◇「限定的」武力行使→→フリーハンドの武力行使
政府は集団的自衛権による武力行使は「限定的だ」と繰り返します。「我が国の存立が脅かされ、国民の権利が覆される明白な危険」があれば行使できる、というのが「限定的」の説明です。しかし閣議決定文を読んでも具体的に自衛隊を派遣するのはどの地域に限定するのか(例えば日本周辺)、何が「明白な危険」に当たるのか、何も書かれていません。それはすべて政権の裁量で判断することになっています。これでは政権にフリーハンドを与えているに等しいことになります。そしてその政権の判断根拠が疑わしい場合も、昨年末成立した特定秘密保護法を盾に追及をかわすことができるのです。日本は戦闘には加わっていませんがイラク戦争に自衛隊を派遣しました。英国はまさに集団的自衛権を行使して参戦、180人近くの死者を出しました。「大量破壊兵器」はなく、その派遣が正しかったのか問われましたが、派遣した自民政権はいまだにその反省や総括をしていません。そんな政権の言う「限定的」に真実味があるでしょうか。

◇「普通の」国→→米国にとっての特別な国
「(集団的自衛権行使は)日本を『普通の国』にするのではなく、米国の安全と日本の安全を密接不可分とする『特別な関係』の国にすることを意味しよう」(毎日新聞2日社説)。今も人類の3人に1人は戦争や紛争を抱えた国に暮らしています。その意味で憲法9条を掲げ過去70年間、戦闘で他国の人を誰も殺さず、誰も殺されなかった日本は世界的に「特別な国」と言えます。アフガニスタンで医療や農業支援を続けている「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師は、アフガニスタンで日本人が特別扱いされ、武装集団に捕まっても日本人と判明すると釈放されると話しています。「『日本は武力行使しない国で、侵略することはない』と思われている」のです。そんな「世界の中での特別な国」を放棄し「米国にとっての特別な国」になってしまっていいのでしょうか。

◇武器輸出解禁や五輪招致でも
安倍政権の言葉の怪しさは集団的自衛権に限りません。4月にそれまでの「原則武器輸出禁止」を原則解禁にした時も、「武器輸出」が「防衛装備移転」に言い換えられました。「武器」を「防衛装備」、「輸出」を「移転」にしてイメージはソフトになっていますが、国民にその本質は分かりにくくなりました。また昨年9月、東京五輪招致のためのIOC総会の場で、福島第1原発の汚染水漏れの問題について「状況はコントロールされている」という首相演説には多くの国民が驚きました。実態とあまりにも違ったからです。

人が言葉をごまかす時は、たいてい本当のことを隠したい時です。
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20140712ddlk27010501000c.html

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オスプレイ、横田基地経由し札幌へ 米軍「各地に飛来」(2014/07/19朝日新聞)
 米軍の新型輸送機MV22オスプレイ2機が19日、米軍横田基地(東京都福生市など)を経由し、陸上自衛隊丘珠駐屯地(札幌市)へ飛来した。20日に北海道航空協会が同駐屯地で開く航空ショーで展示される。米軍は防衛省に対し、「今後広く本土各地の施設に飛来する」と伝えている。

http://digital.asahi.com/articles/ASG7M4SVQG7MUTIL00Y.html?iref=comtop_6_01

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ガザ、地上戦拡大 イスラエル軍が住宅地攻撃(2014/07/19朝日新聞)

イスラエル軍が17日夜、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻に踏み切った。ガザ武装勢力がイスラエルとの間に掘った地下道の破壊が目的だとしているが、住宅地での攻撃に市民の被害が拡大している。8日の戦闘開始からのガザの死者数は270人以上、負傷者は2千人を超えた。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11251910.html

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(社説)マレー機墜落 紛争激化の果ての悲劇(2014/07/19朝日新聞)
悲痛きわまる惨事としか言いようがない。ウクライナ東部でマレーシア航空機が墜落、乗客乗員298人全員が死亡したとみられる。周辺では、ウクライナの政府軍と親ロシア派武装勢力との戦闘が激化している。マレーシア機も戦闘の巻き添えとなり、対空ミサイルによって撃墜された可能性が濃厚である。乗客には、夏休みの旅行に向かう子どもたちや、豪州でのエイズの国際会議に出席予定の専門家らが含まれていた。・・・事件は、ウクライナの動乱が世界の安全を揺るがす深刻な問題であることを示した。今後もロシアが武装勢力への支援を続けるならば、国際社会からのいっそうの非難の高まりは免れない。ロシアは今回の原因究明にきちんと協力したうえで、武装勢力に強硬な抗戦をやめさせねばならない。ウクライナ政府との対話を通じた現状の打開を急ぐ責務がある。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11251780.html

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(声)弱い人が安心な国が強い国(2014/07/19朝日新聞)無職 門田俊宏(北海道 53)

私は高校時代に肝臓病を患い、今は重い糖尿病とも闘っています。幻聴などの精神の障害もあり、障害年金を支えにグループホームで生活しています。「障害者が暮らしやすい社会は、健常者もより暮らしやすい社会である」という言葉を胸に、日々頑張っているつもりです。私はいま、集団的自衛権の行使容認という国政の流れに、不安をおぼえています。軍事費が拡大して、福祉予算が削減されるのではないかと危惧するからです。高齢化と医療の発達で、障害と共に生きる人が日本では今後も増えていくでしょう。その一方で、私の障害年金は月額8万円ほどですが、十数年前より年4万円ほど減っています。必需品の冬靴も買い替えられません。軍事費が拡大すれば、限られた財源の中でさらに医療や福祉、年金の予算が圧迫されるのではないでしょうか。そうなれば、障害者だけでなく健常者も生きにくい社会になります。人間は本来、弱いものです。だから協力しあって、この社会を維持していかなければならないと切に思うのです。弱い立場の人たちが安心できる社会であってこそ、日本も安泰だと思います。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11251782.html

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(声)原発事故の悲惨さ忘れたのか(2014/07/19朝日新聞)パート 篠原陽子(埼玉県 41)

九州電力川内原発が再稼働するそうだ。原子力規制委員会が「お墨付き」を与えた。全て止まっていた国内の原発がまた動きだす。福島の悲惨な事故の二の舞いは本当にないのか。3年前のような事故が川内原発で起こらないとは誰にもいえない。規制委もリスクは「ゼロではない」という。なのになぜ、規制委はゴーサインを出すのか。規制委が川内原発について募集中の意見は、技術的、科学的なものだけだ。国民の切実な声は届かない。事故で一番に犠牲になるのは声をあげにくい、社会的に弱い人たちなのに。私が住む地域は、福島の事故で放射線量が高い「ホットスポット」になり、今も埼玉県内の他地域の約2倍の線量を記録している。被害と不安は、今でも広範囲で続いているのだ。3年前のあの日。福島をはじめ、東北や首都圏の人々が辛くも命をつないだのは、原発が安全だったからでも、政府や電力会社が尽力したからでもない。運が良かっただけだ。その現実を忘れていないか。空気と、水と、大地を汚し、人の生活と心を脅かす原発は、もういらない。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11251783.html

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(声)最良の教師は生き残れない(2014/07/19朝日新聞)元高校教員 佐々木健悦(千葉県 66)

経済協力開発機構(OECD)の国際教員指導環境調査(6月26日朝刊)で、日本では「最良の教師は生き残れない」ことを改めて実感した。生徒の成績や品行が悪いのは教員のせいにされる。「生徒のため」と言われ、断れない仕事が無限に増える。「手抜き」は許されないから「猛烈教員」を装う。文部科学省は、教科書どおりに教えられない先生も、教科書以上の授業が出来る先生も望まない。教科書どおりに教える「二流」が求められ、より良い教師は不必要のようだ。定年まで生き残れた私も「最良の教師」ではなかった。極限状態の現場では、教師しか出来ない者か、ぜひとも教師をしたい者しか務まらない。最良となりうる人材を教育界が失うことを憂う。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11251786.html

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(惜別)多重債務者の救済に奔走、本多良男さん 「こんなこと許しちゃいけない」が原点(2014/07/19朝日新聞)
ほんだ・よしお 5月14日死去(消化器がん)73歳 8月9日「お別れの会」

「ヤクザのお兄さんが取り立てにきて騒いでいる」

法律事務所で受けた電話口にあどけない声が響いた。駆けつけた家の部屋の隅で、子ども2人が震えていた。母親から晩ご飯代として渡された千円すら取り立て人は奪っていった。「こんなこと許しちゃいけない」。サラ金問題に取り組む理由を聞かれるたびに話した原点だ。1983年のことだった。3歳で父親を亡くした。家賃の支払いにも困り、母親ときょうだいで転々とした。大手製菓会社に就職し、日記に「工場長・社長になる」と夢をつづったが、労働組合活動に力を入れるなかで配転を拒否して解雇され、会社と裁判で争った。その縁で入った法律事務所で、サラ金問題と出合った。・・・2006年12月、改正貸金業法成立。上限金利が20%以下に引き下げられ、グレーゾーン金利は撤廃。宇都宮健児弁護士ら約30人と居酒屋で祝杯を挙げ、「勝ったぞー」と拳を突き上げた。30年余の活動が実った。「子どものように、好きなことには全力疾走。それがみんなの幸せと一致した」。そう話すミヨ子さんも、外国人労働者の支援に力を注いできた。「具体的な成果に結実することはなかなか無い。うらやましく思う」法改正前、約230万人いた借り入れ5件以上の多重債務者はいま、18万人。(井上恵一朗)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11253486.html

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憲法を撮ろう 学生「身近な存在に驚き」 北大授業で課題(2014/07/19朝日新聞)
「あなたの憲法を写真に撮って」。大学の講義で、そんなユニークな課題を出す教師がいる。基本的人権や平和。大切なものを守ってくれるものなのに、いまいち、実感がない。そんな若者に憲法を身近に感じてもらう試みだ。学生たちが写す憲法とは――。・・・「憲法が自分と直接関係あるとあまり考えたことがなかった」と話す2年の堅木美帆さん(19)は、学生団体の活動で出入りする市の施設の掲示板を撮った。様々な市民活動を紹介する案内が並ぶのを見てひらめいた。「誰もが生きやすい社会をめざす活動は、憲法の幸福追求権や生存権とつながっているって」・・・平井さんがこの実践に取り組んだのは今年が初めてだ。2年前から北大生に教え始めて、危機感を覚えたのがきっかけだった。憲法を講義する最初に、「立憲主義」について理解しているか、問題を出した。

 「(1)」は憲法を守らなくてはなりません。もし守られないときは「(2)」が守らせなければなりません。

学生の7〜8割が、(1)国民(2)政府と誤答した。正解は(1)政府(2)国民だが、憲法は国家権力を縛るものと知る学生は少数だった。「憲法が遠いものと思っているから、間違う。こんな所にも憲法があると気づき、自分たちのものとして考えてほしかった」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11253561.html

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職人探訪/フランスの匠/イベント衣装・マスク職人(フランスニュースダイジェスト)
14、15世紀の宮廷ドレスの隣には、ラテックス素材で作られたドラゴンのマスク。舞台裏に潜り込んだような神秘的な店内には、イベント衣装・マスク職人のモニカ・ミュシャが手掛けた衣装が隅々まで掛けられている。アールヌーボーを代表するデザイナー、アルフォンス・ミュシャを大祖父に持つモニカは、天性のデザインの才能を生かし、個人の衣装はもちろんのこと、ベルサイユ宮殿内や馬の博物館(Musee vivant du cheval)で行われる劇などの衣装、また劇中で使用する動物や怪物のマスクなどを手掛ける。「劇の衣装を担当するときには、その当時の服装はもちろん、習慣や流行などを細かく勉強することが必要。もともと彫刻を学んでいたので、その知識も役に立つ」のだそう。忙しい合間を縫ってインドや中国、シリアなど世界中のアンティークショップを訪れ、フランスでは見つからないような古い素材をかき集める。「旅はアイデアを広げるためにも大切なことなのよ」衣装もマスクも、重すぎずに華やかに仕上げなければならない。そのためには素材だけではなく、光を反射する工夫をし、ボリュームを持たせることも。「私が子供の頃、あめが包んであるキラキラの紙を使用して、人形の洋服を作って遊んでいたの。また、石膏に塩を混ぜて、クリスタルみたいな輝きを楽しんだり。もしかしたらあの頃から既に、こういう仕事がしたかったのかもしれないわ」

http://www.newsdigest.fr/newsfr/colonne/artisan/4670-monika-mucha.html

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エジプトのアレクサンドリア図書館(ナショナルジオグラフィック)
古代エジプトの偉大な遺産の一つ、伝説のアレクサンドリア図書館が21世紀によみがえることとなった。
http://www.nationalgeographic.co.jp/video/video_title.php?category=3&embedCode=
JlYmtiOp5-mY48W3xJRIlEU0EgLuQ7Ke

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南アフリカに住むサン族の人々(ナショナルジオグラフィック)
60年間の放浪生活を経て、ついにサン族の人々は南アフリカ政府に取り上げられた自分たちの故郷へと帰る。
http://www.nationalgeographic.co.jp/video/video_title.php?category=3&embedCode=
J4aTExOny6CAti6NjgDafKDNRm6i62Re&class=32768

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嘉田氏、国政挑戦「一生の不覚」 自己採点は90点(2014/07/18共同通信)
任期満了を迎える嘉田由紀子滋賀県知事が18日、大津市内で記者会見し、「前例のない改革を進めた。100点とは言えないが、80、90点の達成感、成就感がある」と2期8年を振り返った。2012年の衆院選に政党を率いて挑んだことについて「県内で理解してもらえなかった。人生一生の不覚」と語った。「もったいない」を合言葉に進めた新幹線新駅建設凍結など大型公共事業の見直しなどを挙げ「全力で重責を果たした」と強調した。原発依存からの脱却を掲げて日本未来の党を結成した経緯を「琵琶湖を放射能汚染から守りたいとやむにやまれず手を挙げた」とあらためて説明。
http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014071801001922.html

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メディア時評:教育の空洞化報道 素早く、息長く=神戸大准教授(社会学)・佐々木祐(毎日新聞 2014年07月19日 東京朝刊)
代ギリシャ語の「スコレー(余裕・暇)」は「スクール(学校)」の原義である。山極寿一京都大教授は、毎日新聞で「科学する二つの能力」を論じた(6月29日「時代の風」)。「時間内により良い解答を見つける」力と、時間にこだわらずに熟考したアイデアで「社会にブレークスルーをもたらす」力だ。この両者を涵養(かんよう)するのが教育の一つの役割で、社会は本来、そうした能力を身につけた人材を必要とするはずだ。だが、他の先進国と比べて低い教育関連の公的支出と子供の高い貧困率という日本の現実は、人材という「成長の土台となる国の財産」が先細りつつあることを示す(毎日6月18日「水説」)。1月に施行された「子どもの貧困対策法」の大綱が現在作成されているが、同7月9日「記者の目」は現場の視点で、その実効性に深い疑義を呈した。貧困の「負の連鎖」で基本的な教育機会すら奪われようとしている現状に焦点を当てた、地道な報道である。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140719ddm005070016000c.html

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沖縄戦 実相伝える ひめゆり資料館25年(2014年7月18日琉球新報)
糸満市のひめゆり平和祈念資料館(島袋淑子館長)がことし6月23日で開館25周年を迎えた。25年間の総来館者数は1980万1496人(2014年3月末現在)に上り、沖縄を訪れる修学旅行生、観光客の多くが訪れている。同館は展示を通して戦争の実相を伝え、学徒に戦場動員への疑いを抱かせず、むしろ積極的に戦場に向かわせた当時の教育の恐ろしさ、平和の尊さを発信し続けてきた。・・・ひめゆり平和祈念資料館の最大の特徴は、証言員が来館者に体験や平和の思いを直接伝える形式を取っていることだ。25年間続けてきた証言員による来館者への語り掛けは、言葉の力で展示内容への理解をより深める役割を果たしている。自殺するために沖縄に来た来館者が元ひめゆり学徒から戦争体験を聞いたことで、自殺を思いとどまったこともあった。・・・生存者たちの手によってつくられた資料館は開館後も「どうしたら戦争の実相が伝わるか」という根幹課題を繰り返し自問しながら、さまざまな企画を重ねてきた。戦跡巡りのほか、開館10周年には「沖縄戦の全学徒たち展」を開催した。同展を機に沖縄戦に動員された全ての学校の元学徒が資料館に集まり、これをきっかけに女子学徒による「青春を語る会」の結成につながった。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-228694-storytopic-1.html

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川内原発:全国革新議員会議、再稼働不同意を知事に申し入れ/鹿児島(毎日新聞 2014年07月18日 地方版)

全国の無所属の地方議員が集まる「全国革新議員会議」は17日、九州電力川内原発の再稼働に同意しないよう求める伊藤祐一郎知事宛ての申し入れ書を県に提出した。メンバーは170人で、申し入れ書は「原子力規制委員会の新規制基準は安全を保証するものではなく、事故発生を前提とした機械の性能審査基準に過ぎない」と指摘。実効性の高い避難計画を作成し、再稼働に同意しないこと▽30キロ圏内の9市町の同意を取り、全県民の意見を反映させること−−などを求めている。
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20140718ddlk46040299000c.html

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希望新聞:東日本大震災 記者通信 20年後の里山再生−−福島・田村(毎日新聞 2014年07月18日 東京朝刊)
テーマは「ふくしまの森林林業の再生に向けて」だ。福島県郡山市で6月下旬に開かれた林芳正農相との意見交換会。田村森林組合(同県田村市常葉町)の早川英二組合長(77)は淡々と訴えた。「今回の原発事故により、シイタケ原木の出荷が困難になるなど、地域林業を根底から覆す事態となっている」早川さんは300年以上続く山主の6代目だ。豊かな里山を守ってきた自負心がある。県中央部の阿武隈山系に広がるナラやクヌギの広葉樹林。「昔は薪炭。今はシイタケ原木。親から『山は宝だ』とよく言われました」。組合が管理する森林は、立ち入りが制限される避難区域ではないが、基準値を超える放射性セシウムが検出された。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140718ddm013040025000c.html

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(インタビュー)老兵は闘う 元官房長官・野中広務さん(2014/07/18朝日新聞)
今だからこそ、この人に再び話を聞いてみたくなった。ときに時代の流れに反しようとも、政敵・小沢一郎氏や旧大蔵省、小泉構造改革などに挑んできた。激動の昭和を生き、90歳を前にしてもなお舌鋒(ぜっぽう)衰えず、闘う姿勢をみせる野中広務さん。「老兵」の目に映る、この国のいまと行く末は――。

 ――安倍政権が集団的自衛権の行使容認を閣議決定しました。自民、公明両党も了承しました。

「内閣の解釈で憲法の基本を変えるなんて本末転倒でしょう。絶対にやってはいけない。この問題の深刻さがようやく浸透してきて、この夏、地元に戻った国会議員は有権者の考えを肌で感じ取るはず。地方から大変な批判が出てくると思いますよ。・・・

――来年は戦後70年。終戦時に20歳だった人も90歳になる。戦争を知らない世代が戦争の悲惨さを実感するのはなかなか難しいことです。

「70年もたつんだから当たり前ともいえるし、70年も平和だったから教育を怠ってきたともいえる。このままじっとしているわけにはいかへん。学校教育や報道、アニメなどの作品を通して社会で戦争の記憶を語り継ぐしかない」

「去年、特攻隊を描いた小説『永遠の0(ゼロ)』を2度読んで泣き、映画館に足を運んで3度目の涙を流した。その後、この作品を描いた百田尚樹氏が反戦ではなく、強い日本という正反対の方向を向いているとわかって幻滅ですよ。泣いたことをすごく後悔した」・・・「戦争がどれだけ深い傷痕を国内外に残したか、もっと謙虚にあの時代を検証してほしい。『戦後レジームからの脱却』いうてね、歴史を消してしまうようなやり方は間違っている。それは国際社会への復帰につながった東京裁判も否定する。だから安倍さんはA級戦犯が祀(まつ)られている靖国神社に参るんですよ」

「政権批判をするたび『売国奴』などといわれ、家族を含めて大変な目におうてきた。けど、僕がいわなければ誰がいう? 戦争が繰り返されたら、我々世代のつらい経験は『無』になってしまう。あの戦争で亡くなった人々の無念さを伝えなければ、死んでも死にきれない」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11249583.html

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摂取した放射性物質がヤマトシジミに与える生物学的影響(2014年5月15日 Scientific Reports 4 : 4946 doi: 10.1038/srep04946)
福島第一原子力発電所の事故では、大量の放射性物質が環境中に放出されたが、その生物学的影響はほとんど調査されていない。今回我々は、ヤマトシジミ(Zizeeria maha)を用いて、放射性セシウム摂取線量と死亡率および異常率との関係を定量的に評価した。日本国内で最も汚染度が低い地域と考えられる沖縄の幼虫に、汚染地域で採集した食草を与えたところ、セシウム摂取線量に対応して死亡率および異常率が低線量域で急激に上昇した。この線量反応関係は、べき関数モデルに最も適合し、そこから示される半致死線量および半異常線量は、幼虫1個体当たりそれぞれ1.9および0.76 Bqとなり、体重1 kg当たりではそれぞれ54,000および22,000 Bqに相当した。幼虫期を通じて摂取した線量に対する蛹内の放射性セシウム残留率、および食物内の放射活性濃度に対する蛹内の放射性セシウム蓄積率は、いずれもセシウム摂取レベルが最も低い場合に最も高くなった。我々は、汚染された食物を摂取するリスクについて、少なくともヤマトシジミにとっては現実のものであり、汚染地域に生息するいくらかの他種生物にも当てはまる可能性があると結論付けた。
http://www.natureasia.com/ja-jp/srep/abstracts/54505

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生態学: 鳥類個体群を縮小させるネオニコチノイド系殺虫剤(Nature 511, 7509 2014年7月17日)
ここ数十年のネオニコチノイド系殺虫剤の使用は、ハナバチ類をはじめとする花粉媒介性の無脊椎動物の減少と結び付けられている。C Hallmannたちは今回、オランダの農地に分布する食虫性鳥類個体群の縮小と、ネオニコチノイド系殺虫剤の一種であるイミダクロプリドの水中濃度とが相関していることを示すデータを報告している。その空間的な相関関係は、他の複数の土地利用変化を考慮して補正しても依然として見られた。著者たちは、ネオニコチノイド系殺虫剤が生態系に連鎖的な影響を及ぼす可能性があり、殺虫剤の使用に関する今後の法案策定ではこのことを考慮する必要があると提唱している。
http://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/54582

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マレーシア機:ウクライナで墜落…295人乗り、撃墜情報(毎日新聞 2014年07月18日)
【モスクワ田中洋之】インタファクス通信は17日、ロシア航空当局の話として、マレーシア航空機がロシア国境近くのウクライナ東部ドネツク近郊で墜落したと伝えた。マレーシア航空のツイッターによると、アムステルダム発クアラルンプール行きMH17便のボーイング777がウクライナ上空での通信を最後に消息を絶った。ウクライナ内務省当局者によると、乗客280人と乗員15人の全員が死亡したという。
http://mainichi.jp/select/news/20140718k0000m030182000c.html

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フィリピンの台風被害 死者38人に激増、35万人が避難(2017/07/17CNN)
フィリピンのルソン島などを直撃した台風9号の被害で同国の災害対策管理当局は17日、犠牲者は少なくとも38人に増えたと発表した。15日深夜の時点では1人と報告しており、激増したことになる。ケソン州ルセナ市で家族3人などの死亡が確認された。当局によると、負傷者は10人で、行方不明者は8人。台風の接近に伴い全国の市町村での避難住民は最大35万人に達した。
http://www.cnn.co.jp/world/35051038.html

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エボラ死者600人超に、感染拡大止まらず(2017/07/17CNN)
西アフリカで流行しているエボラ出血熱の感染拡大が止まらない。世界保健機関(WHO)などは流行を食い止めるため、対策の強化に乗り出している。7月12日までにギニアとリベリア、シエラレオネの3カ国で確認された感染者の累計は964人に達し、このうち603人が死亡した。死者の数は、350人だった6月中旬から1カ月でほぼ倍増している。
http://www.cnn.co.jp/world/35050991.html

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2500年前の歯の装飾、古代メキシコ(John Roach  for National Geographic News May 19, 2009)
ヒップホップスターの歯に光るきらきらとした装飾は、別段目新しいものでもなかったらしい。新たな調査から、ネイティブアメリカンは2500年も前に既に高度な歯科医術を有していたことが明らかになった。メキシコ南東のチアパス州で発見された頭蓋の歯には、当時の技術を駆使して派手な装飾物が埋め込まれていた。・・・「痛みはハーブを原料とする一種の麻酔で和らげたと考えられる。開けた穴に固定された翡翠(ひすい)などの装飾用の石は、樹液や化学物質、骨粉を混ぜて作られた樹脂製の接着剤で固定されていた。歯の解剖学的構造についても高度な知識を持っていたようで、例えば穴は中心の歯髄に達する前で終わっている。感染症や歯の欠損、損傷を防ぐ術を知っていたのだ」とヒメネス氏は語った。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009051901

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マヤの地下世界への入口がメキシコで見つかる?(Alexis Okeowo in Mexico Cityfor National Geographic News August 22, 2008)
先週、石造りの神殿やピラミッドが詰まった14の洞穴(一部水没)がメキシコのユカタン半島で見つかったという報告が考古学者から発表された。この発見により、マヤの伝説が地下建造物の構造に影響を与えたのか、それともマヤの方が影響を受けたのかという議論が専門家たちの間で広がっている。・・・ユカタン州の州都メリダのタツィビチェンという村で神殿やピラミッドの発掘を続けている考古学者は、1900年前の陶器が最古の発掘物だと述べている。ほかにも、紀元750〜850年の陶器や彫刻などが見つかっている。デ・アンダ氏は「洞穴では巨大な石柱や祭司の彫刻だけではなく、人骨や陶器なども見つかっている」と語る。彼のチームはユカタン半島で半年間にわたって調査を続けている。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=11898621

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自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

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