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政治の責任、見失うな 安保法制閣議決定 政治部長・立松朗(2015/05/15朝日新聞)
 平和国家を守り、国民の安全を考える。そのための強固な枠組みだった「憲法」という歯止めを緩め、その役回りを「政治」が引き受ける。安倍晋三首相の言う「安保政策の大転換」とはそういうことだ。

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(声)戦争行為を容認する安保法制(2015/05/15朝日新聞)無職 岸伸輔(栃木県 75)
安倍政権は安全保障法制の関連11法案を閣議決定した。自衛隊の海外活動を大幅に拡大するという。あれよあれよという間に日本が戦争に近づいていくかのようで、危機感を覚える。


(声)爆音の下で暮らす基地の街(2015/05/15朝日新聞)電気工事業 菊池喜代勝(神奈川県 67)
米海軍厚木基地の近くに住んで40年になります。米空母が横須賀基地に来るたび、空母のジェット戦闘機が厚木基地にやってきて、頭上を飛び回ります。昼間だけでなく夜も、発着の訓練を繰り返すのです。

(声)若い世代 戦争の体験者に話を聞こう(2015/05/15朝日新聞)中学生 海野弘貴(東京都 13)
今年は太平洋戦争の終結から70年になる。私は、学校の授業で、その戦争はとても大変だったと知っている。国のために多くの人が戦死した。

(安全保障法制)「戦後改革」首相我が道 解釈改憲、一強体制で強行(2015/05/15朝日新聞)
安倍内閣は14日、自衛隊の海外活動を広げ、武力行使にも道を開く新たな安全保障関連法案を閣議決定した。安倍晋三首相がかねて目指してきた「戦後以来の大改革」の歯車が回りはじめた。

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(社説余滴)安倍演説への違和感 村上太輝夫(2015/05/15朝日新聞)
 先月末にあった安倍首相の米議会演説は東アジアをめぐる歴史認識問題に焦点が当たったが、それよりも私が違和感を覚えたのは、日米関係史を語ったくだりだ。

仏アレバ危機 原発は割に合わない(2015/05/14東京新聞)
世界最大の原子力企業体が苦境に立たされた。巨額の赤字を抱えた仏アレバ社の経営危機は深刻で、再建策として政府とのさらなる連携も模索する。もはや原発は一企業の手に負えるものではない。


(声)ドイツ見習い隣国と関係良好に(2015/05/14朝日新聞)高校生 福島佑樹(東京都 16)
戦後70年にあたり、日本とドイツで実施した世論調査について書かれた「被害与えた周辺国と『うまくいっている』 日本46% ドイツ94%」(4月14日朝刊)を読みました。小学校時代をドイツで過ごした僕にとって、何の疑問も感じない結果でした。


安全保障法制  国会は根本から議論し直せ(2015/05/14京都新聞)
政府は自民、公明の与党合意を受け、集団的自衛権行使を盛り込んだ安全保障法制の関連法案をきょう閣議決定する。今月下旬にも国会審議が始まる予定だ。

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社説:オスプレイ配備 筋が通らぬ押しつけだ(毎日新聞 2015年05月14日)
開発段階から事故が相次いだ米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に加え、米軍横田基地(東京都福生市など)にも配備されることになった。

社説:増える児童虐待 養護施設の支援拡充を(毎日新聞 2015年05月13日)
子どもへの虐待が深刻の度を増している。全国の児童相談所が2013年度に対応した虐待相談は約7.4万件に上った。10年前からの推移を見ると、毎年2000件前後増えてきたが、最近は2年続けて7000件前後も増えている。

余震怖い、再び屋外暮らし ネパールまたM7級 震源付近ルポ(2015/05/14朝日新聞)
ネパールで12日に起きた4月の本震に迫るマグニチュード(M)7・3の余震の死者は13日、76人に増え、インドなど周辺国を加えると計96人となった。

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「政争の具にしないで」 NPT文書素案、被爆地から反発(2015/05/14朝日新聞)
米ニューヨークで開催中の核不拡散条約(NPT)再検討会議で議論されている、核軍縮を扱う最終文書の素案第2稿で、世界の指導者らに被爆地を訪ねるよう提案した部分が削除された。12日に各国に示されたもので、中国が削除を求めたことを認めた。被爆地からは反発や不満の声が上がっている。

「味の素」国内生産に幕 年内に海外へ 操業始めて1世紀(2015/05/13朝日新聞)
味の素は、国内で売るうまみ調味料「味の素」の生産を、年内に海外へ移す方針を明らかにした。原料の一部が高騰するなか、海外での一貫生産で燃料費や人件費を抑える。

オスプレイ―負担「純増」の横田配備(2015/05/13朝日新聞)
米空軍の新型輸送機オスプレイが、東京の空を飛ぶ。米国防総省が、空軍の特殊作戦部隊が使うオスプレイ10機を横田基地(東京都福生市など)に配備すると発表した。

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塾講師、休めず残業代出ず 教育ブラックバイト、大学生被害 寝坊「60万円払え」(2015/05/13朝日新聞)
塾講師や家庭教師として働く大学生の間で、休めなかったり、残業代が出なかったりする「教育ブラックバイト」の被害が目立つ。

オスプレイ配備  住民の安全置き去りか(2015/05/13京都新聞)
日米両政府は、米空軍が2017年から新型輸送機オスプレイを重調霖蓮陛豕都福生市など)に配備すると発表した。初年に3機、21年までに計10機を導入する。既に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)には24機が配備されているが、沖縄以外では初となる。


「辺野古中止」1万人が署名 環境団体、防衛省に提出(2015/05/13東京新聞)
環境保護団体「FoE(エフ・オー・イー) Japan」(東京都板橋区)などは十三日、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)への移設作業中止を求める約一万人分の署名を、防衛省の担当者に提出した。


沖縄の危険 首都圏にも オスプレイ 横田10機配備(2015/05/13東京新聞)
 日米両政府は十二日、米空軍が特殊作戦に使う垂直離着陸輸送機CV22オスプレイを、米軍横田基地(東京都福生市など)に配備すると正式に発表した。二〇二一年までに十機態勢とし、夜間や低空飛行訓練も想定されている。

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世界最大のマングローブ林で化学肥料200トン流出(2015/05/12ナショナルジオグラフィックス)
バングラデシュの世界遺産、相次ぐ流出事故。5月上旬、バングラデシュとインドにまたがる世界最大のマングローブ林「シュンドルボン(インドではスンダルバン)」のボーラ川で貨物船ジャバレヌール号が転覆、200トンの化学肥料が流出する事故が発生した。

「愛川の遺志継ぎ、9条守りたい」 うつみ宮土理さん会見(2015/05/11朝日新聞)
4月15日に80歳で亡くなった俳優でタレントの愛川欽也さんの妻、うつみ宮土理さん(71)が10日、東京都目黒区の「中目黒キンケロ・シアター」で記者会見し、「まだ信じられない。心の中に大きな穴がぽっかりあいたよう」と語った。

憲法審査会  「お試し」に大義見えぬ(2015/05/11京都新聞)
 憲法改正論議の舞台となる衆院憲法審査会で、実質的な審議が始まった。
 自民党は、大災害に備える緊急事態条項、環境権、財政規律条項の3項目の条文追加に絞って優先的に議論するように呼び掛けた。本命は9条改正だが、異論が根強いため、まずは与野党で合意しやすい項目から始め、国民の抵抗感を和らげておこうという狙いのようだ。

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被爆者や学生 核廃絶を訴え NPT会議の国連本部で(2015/05/11ヒロシマ平和メディアセンター)
NPT再検討会議が開かれている米ニューヨークの国連本部で7日、広島、長崎の被爆者や大学生が相次いで催しを開き、各国政府やNGOの関係者へ核兵器廃絶に向けた被爆地の思いを発信した。(ニューヨーク発 田中美千子)

ベネズエラ、強まる弾圧 政治犯の妻ら、支援訴え(2015/05/11朝日新聞)
南米ベネズエラのマドゥロ政権が、経済危機や治安悪化に不満を抱く野党や市民への弾圧を強め、体制に批判的な政治家や学生を次々と逮捕している。政治犯として拘束されている野党指導者の妻らが、国際社会の支援を求めて声を上げている。

(地球24時)ローマ法王、キューバ議長と面会(2015/05/11朝日新聞)
キューバのラウル・カストロ国家評議会議長は10日、バチカンでローマ・カトリック教会のフランシスコ法王と非公式に面会した。法王庁によると、面会は約50分間に及び、カストロ氏は、昨年12月の米国とキューバの国交正常化交渉入りにあたり仲介役を果たした法王に感謝を伝えた。

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(声)学校で戦争の負の部分教えよう(2015/05/11朝日新聞)無職 坂本直彦(神奈川県 78)
安倍晋三首相の戦後70年談話に「侵略」や「おわび」という言葉を入れるかどうかが問題になっています。私は言葉以前に、もっと大切なものがあると感じています。学校における歴史教育です。


(声)米軍管制空域が開放されれば(2015/05/11朝日新聞)団体嘱託 各務二男(岐阜県 65)
北海道から沖縄まで、国内には米軍が使用できる施設が結構な数あります。専用基地や自衛隊との共用基地、一時使用可能基地を加えると、その数は130余。首都圏だけを見ても、東京・南麻布にはニュー山王ホテルのように米軍関係者のみが利用できる宿泊施設や、多摩地域には米軍専用のゴルフ場さえあります。

(声)自分を肯定できる生き方が大切(2015/05/11朝日新聞)精神保健福祉士 佐藤秀一(秋田県 47)
「『国立大卒でその仕事』に憤慨」(4月19日)を読んだ。私も同感で、同じような経験がある。国立大卒で高校教員をしていた。しかし、体調不良で退職した。周囲から「もったいない」と何度も言われ、自己嫌悪や人間不信に陥った。

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(社説)英国政権続投 欧州大国の責任自覚を(2015/05/11朝日新聞)
英国の総選挙(下院定数650)で、与党の保守党が半数を超える331議席を獲得した。キャメロン首相は今後5年間、引き続き、政権を担う。

(社説)AIIB どう生かすかが肝要だ(2015/05/11朝日新聞)
中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)は、アジア各国や英独仏など57カ国が創設メンバーとなり、6月に設立協定が結ばれる見通しだ。

 

(声)戦死した若者に報いるのが憲法(2015/05/08朝日新聞)無職 和田礼子(東京都 67)
陸軍知覧特攻基地があった鹿児島県南九州市を訪れた。市内にある「知覧特攻平和会館」には、太平洋戦争末期にこの地から飛び立って戦死された若者たちの遺影と遺品、遺書、当時の飛行機の模型などが展示されていた。

(声)日の丸・君が代は戦争の象徴(2015/05/08朝日新聞)専門学校非常勤講師 屋比久貞雄(沖縄県 77)
東京都教育委員会が、4月の入学式で、君が代斉唱の時に起立しなかったとして、都立の特別支援学校の教員1人に対し、懲戒処分をしたという。なんと人の心をおもんぱからない措置だろうか。

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太陽系外惑星で初めて火山噴火を発見か(2015/05/08ナショナルジオグラフィックス)
 太陽系外惑星に関する最近の報告の中でも、今回、論文サーバー「arXiv」に投稿された論文は驚くべきものである。地球から40光年の彼方にある「かに座55番星e」という太陽系外惑星で、大規模な火山活動が起きているかもしれないというのだ。


共に歌おう平和 音楽祭 加藤さんら熱唱 2015ひろしまフラワーフェスティバル(2015/05/08ヒロシマ平和メディアセンター)
2日目の4日、平和への願いに包まれた。被爆70年の節目に開かれた「花と平和の祭典」。広島市中区の平和大通り一帯でアーティストが歌声や演奏を響かせ、祈りをささげた。

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『書評』 「どくだみ」 古里・戦争体験…優しい言葉で 峠三吉と交流 山岡さん(広島・大崎上島出身)が刊行(2015/05/08ヒロシマ平和メディアセンター) 
人生重ねた詩集「どくだみ」峠三吉が中心となり1949〜53年に発行した詩誌「われらの詩」でも活躍した、広島県大崎上島町出身の詩人山岡和範さん(83)=西東京市=が、詩集「どくだみ」を刊行した。

再生エネ、送電停止を要請 九電、種子島の業者に 全国初(2015/05/08朝日新聞)
 九州電力は7日、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)に基づく電力の買い取りをめぐり、鹿児島県の種子島の太陽光発電事業者に対して送電を止めるよう要請したと発表した。

こどもの日に  貧困の連鎖を断ち切りたい(2015/05/05京都新聞)
<けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる>で始まる詩をご存じの方も多いだろう。米国の教育学者ドロシー・ロー・ノルト博士の「子は親の鏡」だ。

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社説:憲法をどう論じる 国民が主導権を握ろう(毎日新聞 2015年05月03日)
時代にそぐわない部分があれば、手直しすることもあっていい。だが憲法には、時代を超えて、変えてはならないものがある。自由や平等などの基本的な人権である。これらは「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」(97条)として、私たちが享受しているものだ。


みどりの日  「森の国」の豊かさ見直そう(2015/05/05京都新聞)
日本は「森の国」だからだ。森林面積は約2500万ヘクタール。国土全体の約66%、実に3分の2を占め、先進国の中で北欧のフィンランド、スウェーデンに次いで3番目に高い。

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“放射能の餌食” − 原発労働者(あきこ / 2015年5月3日みどりの1kWh)
4月25日にオーストリア・ラジオでショッキングなタイトルの番組が放送された。このサイトでもすでにおなじみのユーディット・ブランドナーさんが、チェルノブイリと日本で、それぞれ原子力発電所での仕事に携わった人たちをインタビューして作った「放射能の餌食。原子力発電所内の労働者」(Strahlenfutter. Arbeiter in Atomkraftwerken)というタイトルの約1時間の番組である。

外国メディアが問題視する安倍政権のメディア介入(じゅん / 2015年5月3日みどりの1kWh)
自民党の情報通信戦略調査会がNHKとテレビ朝日の幹部を呼びつけ、個別の番組について事情聴取し、その後、同会の川崎会長が「政府はテレビ局に対する許認可権を持つ」と威嚇的な発言をするなど、このところ安倍政権のメディア介入が露骨になってきている。

パプアニューギニアでM7・5 日本に津波の心配なし(2015/05/05共同通信)
【シドニー共同】米地質調査所(USGS)によると、南太平洋のパプアニューギニアのニューブリテン島で5日午前11時44分(日本時間同10時44分)ごろ、マグニチュード(M)7・5の地震があった。

戦後70年、憲法の岐路 安保法制に「9条壊すな」・中国台頭に「変わらねば」(2015/05/04朝日新聞)
憲法改正に反対する市民や労働組合は、横浜市西区の臨港パークに集まった。主催者発表で約3万人がプラカードやのぼり旗で「9条を壊すな」などと訴えた。

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菅原文太さんとは「同志的連帯」 妻が語る辺野古問題(2015/05/04朝日新聞)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古(同県名護市)移設を阻止するため4月に作られた「辺野古基金」に、全国から1億1900万円を超える寄付が寄せられた。


(声)国民は軽んじられてもいいのか(2015/05/04朝日新聞)無職 森田博信(神奈川県 63)
安倍晋三首相の米議会演説を読み、日本人として、とても寂しい気分にさせられた。安倍首相の脳裏に、国民の存在がどれほどあるのかと思ったからだ。

「ナチス時代を知る責任ある」 独メルケル首相、国民へ呼びかけ(2015/05/04朝日新聞)
ナチス・ドイツが連合国に降伏してから8日で70周年になるのを前に、メルケル独首相は2日、国民に歴史と向き合うよう呼びかける映像メッセージを政府ホームページに公開した。

(声)首相演説、「反省」の本気度を疑う(2015/05/04朝日新聞)団体役員 棟居勇(神奈川県 79)
安倍晋三首相が、米国の上下両院合同会議で演説した。先のバンドン会議でも同様であったが、先の大戦についてどのような歴史認識を表明するか、国内のみならず海外からも注目を集めた。

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憲法記念日に  平和国家の歩みを続けよう(2015/05/03京都新聞)
1947年5月3日。本紙の社説は、この日施行された新憲法についてこう記す。
 「われわれは今、日本の歴史にかつてみない更衣(こうい)を行って、思うさま四肢を伸ばしてかっ歩しようとしている。


(声)憲法特集:下 「不断の努力」をしているか(2015/05/03朝日新聞)無職 吉田岳史(埼玉県 23)
「政治や憲法のことは難しくてよく分からない。私一人の力でどうにかできる問題ではない。だから、どうでもよい」と友人は言う。日本の安全保障政策の根幹が、大きく変わろうとしている時代なのに。


(声)憲法特集:下 今こそ「主権者教育権」を叫ぼう(2015/05/03朝日新聞)大学名誉教授 永井憲一(東京都 83)
現政権下で日本国憲法がないがしろにされている。国家主義だった敗戦前の日本に戻ってしまうのではないかと危惧する。

戦後70年 憲法を考える 「不戦兵士」の声は今(2015/05/03東京新聞)
昨年は集団的自衛権の行使容認、今年は安全保障法制…。政権の次の狙いは憲法改正でしょう。戦後七十年の今こそ、しっかり憲法を考えたいものです。

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(声)憲法特集:下 権力縛るのが立憲主義なのに(2015/05/03朝日新聞)無職 三谷親子(神奈川県 75)
国家には、権力を乱用し暴走する危険が常にある。だから個人の人権や自由を守るため、憲法によって国家権力を縛るというのが立憲主義だと教わった。長い人類の歴史から得た英知だと思う。



(声)憲法特集:下 仕事通じて誇りに思った25条(2015/05/03朝日新聞)司法書士 浦田和彦(佐賀県 78)
憲法25条は「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と高らかにうたっている。かつて私は4年間、法務局の人権擁護部で仕事をしたことがある。

社説:憲法をどう論じる 国民が主導権を握ろう(毎日新聞 2015年05月03日)
「憲法とは、未完のプロジェクトである」−−。今年初めに亡くなった奥平康弘元東京大教授は、米国のある憲法学者の考え方として、こんな言葉を紹介していた。

(天声人語)脅かされる学問の自由(2015/05/03朝日新聞)
時代の変化に的確に対応することは難しい。たとえば社会から自由が失われようとしている時、自由など今どき通用しないのだという頭ごなしの主張が世の中で幅を利かせる。

9条掲げず「まず一度改正」 首相、改憲へ迂回戦略(2015/05/03朝日新聞)
9条改正の「正面突破」ではなく、国会の合意形成を通じて国民投票への地歩を固める――。安倍晋三首相は、自民党の船田元・憲法改正推進本部長と2月に会う前から、改憲戦略の転換をにおわせ始めていた。

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格差固定化しつつある51%・教育格差広がっている63% 朝日新聞社世論調査(2015/05/02朝日新聞)
朝日新聞社の全国郵送世論調査で、所得などの「格差」をめぐる問題について質問したところ、子どもの頃の生活水準が引き継がれ、格差が「固定化しつつある」は51%で、「そうは思わない」の44%よりも多かった。

80カ国賛同、保有国は警戒 核兵器「法的に禁止」求める動き NPT会議(2015/05/02朝日新聞)
米ニューヨークで開かれている核不拡散条約(NPT)再検討会議で、核兵器の法的な禁止をめざす議論を始めようという動きが出ている。核軍縮の停滞に憤る非保有国が関心を寄せており、段階的な軍縮が唯一の現実的な道だと主張する核保有国は警戒を強めている。


(寄稿)憲法という経典 作家・島田雅彦(2015/05/02朝日新聞)
日本が自国のことのみならず、他国の戦後復興、人道支援にも貢献し、「世界の赤十字」たらんとしてきたことで獲得できた世界的信用は大きな財産である。外国人が日本人に対して抱く好印象もまた、平和主義を貫いてきたことに由来するだろう。


(声)憲法特集:上 「平和な国に」の初心忘れない(2015/05/02朝日新聞)無職 宮武孝吉(千葉県 77)
赤紙で召集された父は戦死した。東京で営んでいた旅館は空襲で炎上した。家業の主だった祖母は避難先で病死した。戦争は我が家の基盤を破壊した。

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(声)憲法特集:上 小さな一人の力の集まりが政治(2015/05/02朝日新聞)無職 松本由美子(群馬県 52)
子どものころ、戦時中が舞台の本を読み、戦争が怖くてたまらなくなった。そのとき父から「日本には憲法9条がある。戦争を放棄し戦力を持たないと決められているから大丈夫」と教えられ、やっと安心した。

劇仕立てで憲法考える 広島市中区で3日(2015/05/01ヒロシマ平和メディアセンター)
 憲法をテーマにしたミュージカル風憲法劇「憲法チャチャチャ?〜世界に広がれ第9条〜」が憲法記念日の3日午後3時から、広島市中区大手町の県民文化センターである。

福島第1、タンクの汚染水漏えい せき外流出なし(2015/05/01共同通信)
東京電力は1日、福島第1原発の汚染水を保管する地上タンク群のうち、「H3」と呼ばれるエリアの1基の基礎部分で水たまりが見つかったと発表した。

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憂楽帳:海辺よ永遠に(毎日新聞 2015年05月02日 西部夕刊)
海辺は自然の野菜畑、生き物たちの牧場だ−−。鹿児島の南方新社が出した「海辺を食べる図鑑」の帯に躍るキャッチコピーである。

平和のため 被爆語らねば 広島市佐伯区・倉本さん 読み聞かせ授業に参加(2015/05/01ヒロシマ平和メディアセンター)
広島市佐伯区の被爆者倉本洋子さん(85)が30日、同区の五月が丘小で被爆体験の読み聞かせ授業に参加した。これまで積極的に被爆体験を語ってこなかったが、集団的自衛権の行使容認や憲法改正の動きを知るにつれて平和への危機感が増幅。

メディア時評:辺野古問題、メディアが試される=琉球大教授(政治学)・波平恒男(毎日新聞 2015年05月02日 東京朝刊)
昨年12月の就任以来、翁長雄志沖縄県知事が求めていた菅義偉官房長官や安倍晋三首相との会談が今年4月5日、17日に実現した。

(プーチンの実像)第3部・孤高の「皇帝」:8 メルケル氏「彼は別世界にいる」(2015/05/02朝日新聞)
 だが、シュレーダーの下で外相を務めたヨシュカ・フィッシャー(67)は、プーチンに手厳しい。プーチンは12年、4年ぶりに大統領に復帰して、「全く変わった」と語る。「明らかに新帝国主義的な考え方が支配するようになっている」

(社説)インフレ目標 「緩和の罠」を招かないか(2015/05/02朝日新聞)
 日本銀行がデフレ脱却をめざして2年前に掲げた「インフレ目標」を達成できなかった。日銀が30日に公表した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)で、物価上昇率2%の達成時期を「2016年度前半頃」とし、1年以上先延ばしした。

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原発の電源比率  福島事故以前に逆戻り(2015/05/02京都新聞)
 東京電力福島第1原発の事故以前に逆戻りしている。そんな印象を強く受ける。2030年の電源構成比率で、原発を「20〜22%」とする政府案だ。事故前の28・6%より、少し減らすだけだ。

物価目標先送り  今こそ緩和策の検証を(2015/05/02京都新聞)
 日銀が「2年で2%」という物価上昇の目標達成時期を先送りした。それでも、実現性には市場関係者の多くから疑問の声が絶えない。金融緩和の限界が露呈してきているのは明らかだろう。

日米首脳会談 物言う同盟でありたい(2015/04/30東京新聞)
 戦後七十年という節目の日米首脳会談である。敵国同士の和解は先人の努力の賜物(たまもの)だが、相手に物を言わず、従うだけでは「同盟国」とは言えない。

福島第1原発、凍土壁の試験開始 汚染水対策(2015/04/30共同通信)
東京電力は30日、福島第1原発の汚染水対策として1〜4号機の建屋周囲の地盤を凍らせる「凍土遮水壁」で部分的に試験凍結を始めた。

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(社説)日米首脳会談 核廃絶へ、次は行動だ(2015/04/30朝日新聞)
「広島、長崎の被爆70年において、核兵器使用の壊滅的で非人道的な結末を思い起こす」オバマ米大統領と安倍首相が、核不拡散条約(NPT)再検討会議に関して、共同声明を発表した。


(論壇時評)ことばを贈る 根本から考えるために 作家・高橋源一(2015/04/30朝日新聞)
毎年、この時期になると、主として大学の「式辞」や「祝辞」が話題になる。それは、「社会」を目前にした学生たちに、その「社会」にどう接してゆくかを、「論」よりも説得力のあることばで語る必要のある機会だからだ。


(あすを探る 政治)改革を叫ぶ者、足下の「岩盤」 中北浩爾(2015/04/30朝日新聞)
 時が経つのは速い。あの郵政選挙から、やがて10年だ。けれども、相変わらず改革を叫ぶ声が鳴り響いている。

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(声)バンドン精神で戦争防止を(2015/04/28朝日新聞)無職 上田光人(愛知県 79)
アジア・アフリカ会議(バンドン会議)の60周年記念式典が閉幕した。参加国が採択したメッセージで「世界平和の推進」に触れていたのが印象に残った。・・・「戦争は、文明の、そして人間生活の終焉(しゅうえん)を意味する」「平和の維持ほど急を要するものはない」との言葉に共感した。


防衛指針と安保法制 「専守」骨抜きの危うさ(2015/04/28東京新聞)
日米防衛協力指針の再改定と安全保障法制の整備により、自衛隊が海外で武力の行使をする恐れが高まる。戦後日本の「専守防衛」政策は根本から覆る。



(言論空間を考える)政治権力とメディア(2015/04/28朝日新聞)

表現の自由は、ある意味で空気のようなものです。なくなって初めて恩恵に気がつく。だからこそ、国民もメディアも、折にふれて「異論を認める」ことの大切さを確認し、言い続けることが必要だと思います。


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社説:自民の修正要求 おごりがここまで来た(毎日新聞 2015年04月22日)
これでは議場を抑圧しかねない。政府が法案化を進める安全保障法制をめぐり社民党の福島瑞穂副党首が国会で行った発言の修正を自民党が求め、波紋を広げている。安保法制を「戦争法案」と批判した福島氏の発言自体の評価とは別に、政治信条に関して国会で議員が発言する自由が尊重されるべきことは言うまでもない。

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屈辱の日:辺野古移設反対、現地に300人(毎日新聞 2015年04月28日 東京夕刊)
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対する集会が28日朝、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前であった。沖縄は63年前の1952年4月28日、サンフランシスコ講和条約の発効で日本から切り離され、米国統治下に入ったことから、この日は「屈辱の日」と呼ばれる。

老朽原発4基を廃止 美浜や玄海、国内44基に(2015/04/28共同通信)
関西電力美浜原発1、2号機(福井県)、九州電力玄海原発1号機(佐賀県)、日本原子力発電敦賀原発1号機(福井県)の老朽原発4基が発電設備としての役目を終え、27日付で廃止になった。

安保与党合意  平和主義を変質させる(2015/04/28京都新聞)
 新たな安全保障法制に関する自民、公明の与党協議会が、自衛隊の任務と活動地域を拡大する関連法案について実質合意した。

チェルノブイリ事故から29年 1〜3号機解体を決定(2015/04/26共同通信)
【モスクワ共同】ソ連時代の1986年にウクライナで起きたチェルノブイリ原発事故から26日で29年。ウクライナ政府は、事故を起こした4号機を新たなシェルターで覆い放射性物質の拡散を防ぐ作業を急ぐ一方、1〜3号機の解体により同原発を廃止する決定を今月、正式に下した。

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(時時刻刻)続く余震、懸命の救助 交通まひ、水も電気も停止 ネパール地震(2015/04/27朝日新聞)
 急速に都市化が進んだ首都では多くの建物が倒壊し、人々は余震におびえている。ネパールで起きた地震は死者が2500人を超えた。被害がなお広がるなか、国際社会の支援が始まった。

(社説)高齢者の虐待 根絶に知恵しぼれ(2015/04/27朝日新聞)
 特別養護老人ホームやグループホームを対象に、高齢者への虐待の有無について聞いた全国調査で、1510施設が「あった」「あったと思う」と回答した。この項目に答えた約9千施設の約17%にあたる。


(声)沖縄のこと誤解してませんか(2015/04/27朝日新聞)無職 渡久地政弘(沖縄県 76)
沖縄の基地問題について、次のような誤解はないか。(1)沖縄は基地がなければ経済的に立ち行かない。この認識は間違いだ。県民総所得に占める基地収入は5%ほど。むしろ、基地返還後に経済が発展している。


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時代の風:日本で広がる格差=元世界銀行副総裁・西水美恵子(毎日新聞 2015年04月26日 東京朝刊)
高等学校で話をする機会が年々増え、生徒のイニシアチブで招かれることも結構あり、うれしい。世界銀行での体験を書いた拙著や本欄などが教材に使われるようになったからだ。読者を社会人と想定したものばかりなので、日本の教育程度の高さに感心している。


(声)街の商店の衰退は地域を壊す(2015/04/27朝日新聞)アルバイト 吉田誠治(岩手県 45)
ディスカウント店などによる酒の安売り攻勢への規制を強めるため、酒税法などの改正が検討されている。街の酒屋を守ることが地域衰退を防ぐことにつながるのならば賛成したい。

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(声)福島の教訓、くみ取らぬ判断だ(2015/04/27朝日新聞)主婦 西英子(愛知県 77)
原発の新規制基準を「世界で最も厳しい基準」とする安倍晋三首相の発言に、科学的根拠があるのか疑問だった。もしも、その新基準が国民の命を守れるものでなければ、たとえ原子力規制委員会が「基準に適合している」とお墨付きを与えても、安全は確保されないことになる。

ネパール地震死者3千人超 犠牲者8千人の恐れ(2015/04/27東京新聞) 
【カトマンズ共同】ロイター通信によると、25日起きたネパール大地震の死者は27日、ネパールだけで3218人に達し、インドや中国など近隣国を含めて犠牲者は約3300人となった。


「ノーモア」NYに響く 核廃絶訴え被爆者行進(2015/04/27東京新聞)

【ニューヨーク共同】核拡散防止条約(NPT)再検討会議の開幕前日の26日、訪米した被爆者や、世界各国の非政府組織(NGO)メンバーらがニューヨーク中心部のユニオン・スクエアから国連本部近くの広場まで約3キロを行進し、「核兵器廃絶」を訴えた。

社説:「大阪都構想」告示 投票日まで徹底議論を(毎日新聞 2015年04月27日)
 人口約269万人の政令市を廃止するのか、存続させるのか。大阪市を五つの特別区に分割する「大阪都構想」の可否を決める大阪市民による住民投票がきょう告示される。

ことば:特別管理秘密と特定秘密(毎日新聞 2015年04月27日 東京朝刊)
◇特別管理秘密と特定秘密。特別管理秘密は、省庁ごとに管理されていた秘密の基準の統一を目的として、2009年4月に施行された制度。省庁が保有する「国の安全、外交上の秘密その他の国の重大な利益に関する事項」を指定し、法律に基づかずに運用されてきた。

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2015/04/27sankaku05/15

KIJI LIST20182019NEWS LIST
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(寄稿)憲法という経典 作家・島田雅彦(2015/05/02朝日新聞)

被ばく死 最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究(2015/04/08東京新聞)

原子力廃絶までの道程(2015/03/11WEBRONZA)

首相ヤジ問題:「昔なら内閣が吹っ飛んだ(毎日新聞 2015年02月26日)

(あすを探る 社会)「対テロ」、多様な視点示せ 森達也(2015/01/29朝日新聞)

(寄稿)日本の歴史と衆院選 作家・冲方丁(2014/12/26朝日新聞)


バチカン、15の病 法王が官僚的体質を批判(2014/12/24)

 

楽帳:「この道」のゆくえ(毎日新聞 2014年12月20日 大阪夕刊)

2014/12/09 グリーンピース声明:日本の民主主義の“終わりの始まり”にしてはいけない

特集ワイド:続報真相 座談会 「女性活躍」の違和感 なぜ?(毎日新聞 2014年10月31日 東京夕刊)

ジャーナリズムの広場をつくりたい - 独立系報道・教養ラジオ番組「ラジオフォーラム」

どんな状況でも核兵器にノーを 原爆詩、朗読続ける吉永小百合さん

みどりの1kWh/ドイツから風にのって

世界の平和博物館(ヒロシマ平和メディアセンター)

(ニューヨーク・タイムズから)分断された米国 不平等は必然ではない(2014/08/02朝日新聞)

北欧 廃屋の動物たち(ナショナルジオグラフィック)

世界のヒバクシャ(中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター)

15歳のニュース:集団的自衛権、その言葉「異議アリ」理屈無視した「アベこべ」語/大阪

声、教師次第で生涯熟成 テノールの名匠ルネ・コロが来日(2014/007/01朝日新聞)

(インタビュー)地域のチカラ 大阪府豊中市で住民の問題解決に取り組む勝部麗子さん(2014/06/18朝日新聞)

世界遺産守った、原発に「NO」 熊野古道、登録10年(2014/05/13朝日新聞)


路上の民主主義―自ら考え動き出す人たち(2014/05/15朝日新聞)

(ニュースの扉)若杉冽さんと歩く福島第一原発周辺 「官製のゴーストタウン」(2014年03月17日毎日新聞)

 

《戦時世代が語る憲法といま》 憲法学者 樋口陽一氏

貧困の多数派、歯止めを

「人類が生き残っていく道、持続可能エネルギーだけ」 チョムスキー、上智大で講演

とめよう戦争する国づくり(2014/03/09赤旗日曜版)ジャーナリスト、鳥越俊太郎

(声)個を育てる教育改革が必要だ(2014/03/04朝日新聞)

「平和と繁栄」の後で シカゴ大名誉教授ノーマ・フィールドさん

「朝風」戦争体験者はまだ眠れない

橋下氏慰安婦発言:ノーベル平和賞受賞の女性5人が非難
毎日新聞 2013年05月31日

生物多様性を脅かすネオニコチノイド系農薬(2013/10/21朝日新聞WEBRONZA)

森林破壊(ナショナルジオグラフィック)

(社説)ブラック企業 根絶のために行動を(2013/12/19朝日新聞)

人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響

週刊金曜日
原発がどんなものか 知って欲しい
祝島ホームページ
環境と原子力の話
高木学校
グリーンピース
GREEN ACTION

自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

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