東日本大震災:福島第1原発事故 福島・浪江町から避難の大内さん、古里決別の思い語る 仙台で集会/宮城(毎日新聞 2014年06月17日 地方版)
・・・大内さんは一時帰宅で4回、浪江町に入った際、線量計で各所を測定した結果を報告。JR常磐線浪江駅前にあるかつての自宅兼店舗裏の地表面で毎時約15マイクロシーベルト(年間被ばく量で約80ミリシーベルトに相当)を記録したと指摘した。


ドキュメンタリー映画:反原発映画上映、前橋で200人鑑賞/群馬(毎日新聞 2014年06月17日 地方版)
原発立地を断念させた町を追ったドキュメンタリー映画「シロウオ」が15日、前橋市の県社会福祉総合センターで上映され、約200人が鑑賞した。・・・題名については「放射能がある場所では小さい魚は食べられない。原発がない場所だからとれるシロウオに感動して決めた」と理由を明かした。


SUNDAY LIBRARY:小川 真理生・評『強欲の帝国』C・ファーガソン/著(毎日新聞2014年06月17日)
「専門知識」をカネにする御用学者を斬る・・・そこで「政府の政策や裁判や世論に影響を及ぼすために学術的『専門知識』を売るという行為は、今では数十億ドル規模のビジネスになっている」とか、「大学教授にカネを払って特定の政策を擁護させるという現象は、最近は経済学や法学の分野だけでなく政治学や外交政策の分野にも広がり始めている」と指摘しているが、日本の御用学者の跋扈を彷彿させるものがある。

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長崎原爆:市調査団、米国立公文書館で写真200枚確認(毎日新聞 2014年06月17日)
ワシントン徳野仁子】来年で原爆投下から70年を迎えるにあたり、長崎原爆に関する写真や資料を収集するため、長崎市の調査団が米国の国立公文書館を訪れている。


読書日記:著者のことば 吉村萬壱さん(毎日新聞 2014年06月17日 東京夕刊)
善意が育むファシズム。昨年の夏、書きながら一度だけ泣いた箇所があるという。小学5年の主人公・恭子(きょうこ)が、級友のアケミの葬儀に参列し、その父親のあいさつを聞く場面だ。


社説:視点・集団的自衛権…アベノミクス=福本容子(毎日新聞 2014年06月17日)
成長戦略に逆行する。集団的自衛権の議論とアベノミクスは一見、別々のようで、実は密接に関わり合っている。・・・「アジアで一番危険な人物は誰か」答えを求められたのは著名投資家のジム・チャノス氏だ。中国の不動産バブルに長年警鐘を鳴らしてきた同氏だけに中国人指導者を挙げるかと思いきや、口にしたのは日本の指導者の名前、「アベ」。驚きをもって受け止められ、ロイター通信などが世界に発信した。・・・

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ことば:ドイツの電力事情(毎日新聞 2014年06月17日 東京夕刊)
政府は2022年までの全原発停止と、50年までに再生エネルギー割合80%達成を掲げる。13年現在の総発電量に占めるエネルギー別発電割合は▽石炭・褐炭45.2%▽再生可能エネルギー(風力、太陽光など)23.9%▽原子力15.4%。


さあこれからだ:/82 バリアフリーツアーの効果=鎌田實(毎日新聞 2014年06月17日 東京朝刊)
40年前から地域医療に取り組んできた。在宅介護の実情は厳しいものだった。脳卒中で寝たきりになった高齢者は、家の奥に隠れるようにして暮らし、それを家族がぎりぎりまで背負い込んでいた。介護地獄である。


東日本大震災:福島第1原発事故 環境相「最後は金目」 中間貯蔵施設巡り 発言後、釈明(毎日新聞 2014年06月17日 東京朝刊)
東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設を巡り、難航している被災地との交渉について、石原伸晃環境相は16日、首相官邸で記者団に「最後は金目でしょ」と述べた。

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石原環境相「品欠く発言」と陳謝 「最後は金目でしょ」(2014/06/17共同通信)
石原伸晃環境相は17日の閣議後会見で、除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐる福島県側との交渉を「最後は金目でしょ」と発言した問題について「全くの誤解。私の品を欠く発言で不快な思いをされた方におわびしたい」と陳謝した。


メキシコ先住民、集団間の混合わずか(Karen Weintraub  for National Geographic News June 17, 2014)
メキシコは政治的には1つの国だ。しかしメキシコ先住民の遺伝的特徴を見るかぎり、彼らの祖先はそれぞれが全く異なる集団であり、他集団との混合は極めて少なかったようだ。先住民の集団間には想像していた以上に大きな遺伝的隔離が見られることが、最新の研究によって明らかになった。


欧州議会選挙で極右・反EU派が躍進(2014/06/16ドイツニュースダイジェスト)
5月22日から25日に掛けて、欧州連合(EU)加盟国で行われた欧州議会選挙の開票結果は、欧州委員会や各国の既成政党に強い衝撃を与えた。


フランスのサッカー事情(2014/03/15フランスニュースダイジェスト)
第5回 栄光の98年組が誕生するまで。フランス国内外を問わず、「フランス代表好き」を名乗る人たちには、1998年W杯大会に優勝した彼らに魅了されたという人が多い。自国開催の大会で優勝、というパーフェクトなシナリオに加え、決勝戦の後にシャンゼリゼ大通りで繰り広げられた壮大な祝宴は、人々になんともいえない魅惑の一体感をもたらした。

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ロンドンで開催の性暴力撲滅会議が閉幕−アンジェリーナ・ジョリーさんが「真の変化」訴え(2014/06/15英国ニュースダイジェスト)
【ロンドン6月13日付時事】ロンドンで開かれていた紛争下での性暴力撲滅を目指す国際会議は13日、世界各地の内戦などの際に起きる性暴力の被害をなくすために国際社会が団結して取り組むことを宣言する「行動声明」を発表し、閉幕した。


(声)子孫への責務、原発は廃炉に(2014/06/16朝日新聞)会社役員 秦悦雄(福島県 61)
まもなく上場企業の多くが株主総会を開くが、私が株主になっている東京電力から株主総会の開催通知が届いた。その中にあった議案を読んだ。原子力発電所を再稼働しないよう求める株主提案に、取締役会は「反対」の意見を示している。


危険な橋:全国1万基 部材落下の恐れ 国交省調査(毎日新聞 2014年06月16日)
2012年の中央自動車道笹子トンネル崩落事故を受けて全国で行われている橋の一斉点検で、部材の落下など老朽化による事故のおそれがあると判定された橋は約1万基に上ることが国土交通省の調べで分かった。


(報われぬ国)市長選の買収、社福法人理事長が暗躍(2014/06/16朝日新聞)
人口3万人余りの青森県平川市の議会がまひ状態に陥っている。1月の市長選でお金を配ったり受け取ったりした疑いで、前市長や市議の半数近くが逮捕されたからだ。

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「デモはやる。試合も見る」 催涙弾飛ぶW杯デモに同行(2014/06/16朝日新聞)
人生で初めて催涙弾を経験しました。だいぶ日にちが経ってしまいましたが、幸運にも開幕戦直前のデモ現場を取材できたので、その様子をお伝えします。


余録:ブラジルには日本の過去と未来があった。日系2世…(毎日新聞 2014年06月16日)
ブラジルには日本の過去と未来があった。日系2世や3世の日本への出稼ぎが始まったバブルのころ、彼らの故国を訪ねたことがある。すさまじいインフレと治安の悪化で街は荒れていた


(透視図)電力自由化―顧客本位へ 電気を選ぶ(2014/06/16朝日新聞)
大阪府が4月から、変わった名前の会合を始めた。「大阪電力選べる環境づくり協議会」。高い電気代に苦しむ中小企業に、少しでも抑えるヒントを知ってもらう。地元の電力会社からでなく、新たに参入した電力会社「新電力」から買うなど、節約できる方法を伝えている。

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中部電力浜岡原発敷地内から煙 けが人なし(2014/06/15共同通信)
15日午後2時5分ごろ、中部電力の浜岡原発(静岡県御前崎市)の敷地内で煙が上がっているのを従業員が発見し、消防に通報した。煙はすぐに止められ、けが人はいなかった。


栃木)子供らの甲状腺の集団検査 原発事故受け市民団体(2014/06/15朝日新聞)
那須塩原市で14日、東京電力福島第一原発事故を受けて、子どもらの甲状腺エコー検査が始まった。市民団体による甲状腺の集団検査は県内で初めて。「健康は大丈夫だろうか」。


東日本大震災:福島第1原発事故 実態を証言、広島在住の元作業員が講演 除染「意味がない」/広島(毎日新聞 2014年06月15日 地方版)
東京電力福島第1原発で汚染水処理施設の設置などに携わった元作業員が14日、中区であった「さよなら原発ヒロシマの会」主催の市民講座で初めて作業実態について語った。

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基準値超でもくみ上げ継続 東電「急上昇なら再停止」(2014/06/14福島民友)
東京電力福島第1原発の汚染水対策「地下水バイパス計画」をめぐり、地下水の放射性トリチウム濃度が海に放出する際の東電基準値(1リットル当たり1500ベクレル)を超えた専用井戸(12番井戸)1本について、東電は12日夜にくみ上げ再開に踏み切った。


余録:古代ローマの風刺詩人ユウェナリスの言葉は、昨今…(毎日新聞 2014年06月14日)
古代ローマの風刺詩人ユウェナリスの言葉は、昨今の世相批判にもよく使われる。「市民が国政に対する関心を失って久しい。今では二つのことだけを熱心に求めている。つまりパンとサーカスを」



近事片々:何より先に平和主義が根底から覆されるおそれ目前に…(毎日新聞 2014年06月14日 東京夕刊)

何より先に平和主義が根底から覆されるおそれ目前に。そのうち何とかなるだろうと鼻歌が聞こえる? 法人減税、財源空疎のおそれ深刻。

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放射性セシウム:ネマガリタケに 湯沢・基準超える /秋田(毎日新聞 2014年06月14日 地方版)
県は13日、宮城県境に近い湯沢市皆瀬地域の国道398号沿いの国有林内で採取したネマガリタケ(タケノコの一種)から基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。


震災報道写真展:「被災地への思い、持ち続けよう」 復興に取り組む姿90点 山形屋で15日まで/鹿児島(毎日新聞 2014年06月13日 地方版)
東日本大震災の被災地で撮った報道写真を展示した「記憶 忘れてはいけないこと」が、鹿児島市金生町の山形屋文化ホールで開かれている。15日まで、入場無料。


者の目:英国・アイルランドの歴史和解=小倉孝保(欧州総局・ロンドン)(毎日新聞 2014年06月13日 東京朝刊)
「強い国」こそ寛容に。 動きの激しいニュースの陰で目立たないものの重要な出来事がある。ヒギンズ・アイルランド大統領の4月の英国訪問はそうしたことの一つだ。

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小惑星“ビースト”、地球の近くを通過(Dan Vergano for National Geographic News June 13, 2014)
小惑星“ビースト”、地球の近くを通過。地球の近くには絶えず小惑星が高速で飛び交っているが、“ビースト”(The Beast:獣)ほど強い印象を与えるものは多くない。


世界最古のマスク、農夫の祖先の顔か(A. R. Williams National Geographic News June 13, 2014)
世界最古のマスク12点がエルサレムにあるイスラエル博物館に展覧会のために初めて集められた。これらの珍しい石製の芸術品は、狩猟採集生活をやめ、現在のエルサレムのあるジュディアンヒルズやその近郊のジュディアン沙漠の外れに定住するようになった初期の農民の子孫が作ったものだ。


川内原発:再稼働反対署名1万1800人超 いちき串木野市議会に陳情書も/鹿児島(毎日新聞 2014年06月13日 地方版)
九州電力川内原発1、2号機の再稼働に反対する署名を集めている「避難計画を考える緊急署名の会」は12日、署名数が1万1800人を超えたと発表した。


沖縄大学創立56周年記念事業 『原子力と核−戦後世界が戦前に変わる日−』pdfチラシ
6月18日に沖縄県那覇市沖縄大学 創立56周年記念事業で開催される小出裕章さんの講演:『原子力と核−戦後世界が戦前に変わる日−』の情報

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(核リポート 原発銀座:1)お父さん、放射線って何?(2014/06/12朝日新聞)
「お父さん、放射線って、なに?」。夕食のカレーライスを食べながら、小学生の息子が不思議な表情を浮かべている。新学期のこと。転校したばかりの小学校に、見たことのない大きな箱があるのだという。


低線量放射線被曝の危険性を訴えた国際医師協議会―フランクフルトからの報告(2014/06/12朝日新聞WEBRONZA)
「核の大惨事がもたらした自然と人間への影響」という国際会議が今年3月4日、フランクフルト近郊で行われた。ドイツのプロテスタント教会とIPPNW(核戦争防止国際医師会議)のドイツ支部が共同で開催した。


佐賀)「戦争させない1000人委」県内でも発足へ(2014/06/13朝日新聞)
集団的自衛権の行使容認に向けた安倍政権の動きを止めようと、県内でも「戦争をさせない佐賀県1000人委員会」(仮称)が8月に立ち上がることになった。賛同者を1人でも増やすため、14日に佐賀市内で講演会を開く。


(世界発2014)「僕もエトーに」夢と現実 サッカーで欧州へ、カメルーンの若者ら(2014/06/13朝日新聞)
12日(日本時間13日)開幕のサッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会。アフリカの子どもたちのあこがれは、カメルーン代表FWサミュエル・エトー(33)だ。

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(プロメテウスの罠)県境の先で:4 草を刈るだけの除染(2014/06/13朝日新聞)
丸森町筆甫(ひっぽ)の佐藤くに子(70)が東京電力から受け取った賠償金は全町民対象の4万円1回だけだ。


(声)平和守るため4人で活動開始主婦(2014/06/13朝日新聞) 烏谷まゆみ(山梨県 63)
6日の「息子を戦場に送りたくない」と「9条平和賞 署名集め続ける」を読み、まさに私たちと同じ思いの人がいらっしゃるんだと心強く思いました。


(社説)揺れるW杯 国民の財産にしてこそ(2014/06/13朝日新聞)
サッカー王国と呼ばれるブラジルでワールドカップ(W杯)が開幕し、1カ月にわたり熱戦が繰り広げられる。1950年以来となった地元での開催なのに、ブラジル国民全体を包む熱狂感はない。


(声)被爆地で何を学ぶか心構えを(2014/06/13朝日新聞)会社員 佐々木幸一(長崎県 49)
この季節、長崎市には多くの修学旅行生が訪れます。被爆者の方々から体験談を聞く平和学習を採り入れている学校も多いようです。被爆者の方々は語り部を務め、ボランティアで苦しい体験を伝えておられます。

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(声)「最悪シナリオ」回避が偶然とは(2014/06/13朝日新聞)会社員 細川環(茨城県 46)
本紙デジタル版で、東京電力福島第一原発の吉田昌郎元所長の調書(吉田調書)のエピローグを読んで、背筋が凍る思いがした。


専用井戸で基準値超 トリチウム1700ベクレル検出(2014/06/12福島民友)
 東京電力福島第1原発の汚染水対策「地下水バイパス計画」で、東電は11日、地下水をくみ上げる専用井戸1本の地下水から放射性トリチウム(三重水素)を1リットル当たり1700ベクレル検出したと発表した。


法人税減税 これが成長戦略の柱か(2014/06/12 東京新聞)
政府が、財源のめどもたたないまま来年度から法人税減税だけを決めたのは無責任きわまりない。消費税増税を強行したのは財政危機だからではなかったか。これで成長戦略の柱になるか疑問だ。


憂楽帳:中学生の時事討論(毎日新聞 2014年06月12日 大阪夕刊)
過去2回のテーマは「特定秘密保護法」「消費増税」。3回目となる7月21日は「集団的自衛権」の予定だ。中学生たちからは活発に賛否両論が出る。日々の新聞記事を教材にする授業法の成果だった。


(声)暴言吐いた中学生に伝えたい(2014/06/12朝日新聞)主婦 林孝子(福島県 54)
長崎で被爆者に「死に損ない」と暴言を吐いたという中学3年の男子生徒に伝えたいのです。長崎の被爆者の方は悲惨な体験を語り継ぎ、戦争と原爆投下による犠牲者の生の声や生きることの素晴らしさ、ありがたさを伝えられる数少ない方々です。

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イラク政府軍、過激派と戦闘 治安部隊、機能せず(2014/06/12 東京新聞)
【カイロ=中村禎一郎】イラク第二の都市モスルやバイジなどを掌握したイスラム教スンニ派過激派「イラク・レバントのイスラム国」は十一日、さらに南進し、首都バグダッドの北百十キロに位置する中部サマラ付近で政府軍と衝突、戦闘を続けている。


ニホンウナギ 国際絶滅危惧種に 乱獲・環境悪化に警鐘(2014/06/12 東京新聞)
今回、専門家グループが危機度を評価した結果、日本の天然産成魚の漁獲高が三十年前の十分の一に激減していることや、稚魚のシラスウナギの乱獲、工事による湖沼、河川での生息地の消失などが絶滅の危機に追いやっているとした。


川内原発再稼働 巨大噴火の危険性に懸念(2014/06/12南日本新聞)
九州電力川内原発(薩摩川内市)の再稼働が議論される過程で、火山の巨大噴火が原発に及ぼす危険性に懸念が強まっている。川内原発の建設が始まった1970〜80年代、国の審査基準は火山の影響を考慮していなかった。・・・


中間貯蔵、渦巻く不信 福島・大熊、双葉住民説明会(2014/06/12河北新報)
福島第1原発事故で発生した除染廃棄物などを保管する中間貯蔵施設の建設を求め、環境省が候補地の福島県大熊、双葉両町の町民を対象に開いている説明会は、予定する16回のうち11回が終了した。


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(記者有論)温暖化防止 原発を「切り札」にするな 石井徹(2014/06/12朝日新聞)
ほとんどの原発が止まっていた2012年度の日本の二酸化炭素(CO2)排出量は、10年度に比べて約7%増えた。原発推進派は「原発が止まったため」という。だが、私には、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及などの対策をおろそかにし、CO2を大量に排出する石炭火力発電を増やし続けたツケに見える。


(私の視点)途上国の女子教育 貧困の連鎖解消に不可欠 城谷尚子(2014/06/12朝日新聞)
西アフリカのナイジェリアで4月、200人以上の女子生徒が武装集団に連れ去られるという事件が起こった。「女子生徒たちは学校をやめて結婚するべきだ」という教育を受ける権利を無視した犯行声明は、国際社会に衝撃を与えた。


党首討論―論争なき抜け殻の府(2014/06/12朝日新聞)
こんなことなら、もういらない。きのうの党首討論は、有権者にそう見切られても仕方がない惨憺(さんたん)たるものだった。その空疎さは、幕を閉じようとしているいまの国会の姿を象徴している。


(集団的自衛権)公明揺さぶる飯島発言 政府・自民、火消し(2014/06/12朝日新聞)
安倍政権のブレーンである飯島勲内閣官房参与から、公明党と支持団体の創価学会との関係について、憲法が定める「政教分離」の原則にあえて触れ、牽制(けんせい)する発言が飛び出した。

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(縮む介護保険:中)訪問介護、地域が担えるか(2014/06/12朝日新聞)
地域医療・介護推進法案が成立すると、要介護度が低い人(要支援)向けサービスの一部が、全国一律の介護保険サービスから、市町村が実施主体の事業に移ることになる。サービスの質や担い手はきちんと確保できるのか。


福島、がんの転移数公表求める 子どもの甲状腺検査で(2014/06/10共同通信)
甲状腺検査は、震災時18歳以下の約37万人が対象。これまでにがんと診断が確定した子どもは50人、がんの疑いは39人に上る。


「W杯より住宅を」 サンパウロに抗議のテント村が出現(2014/06/11CNN)
サンパウロ(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開幕を目前に控えたサンパウロで、住民らが低所得者向け住宅の整備などを求め、大規模なテント村を拠点に抗議運動を展開している。



記者の目:関電大飯、再稼働差し止め判決=山衛守剛(福井支局)(毎日新聞 2014年06月11日 東京朝刊)
脱原発への重い問い−−山衛守剛(やまえもり・つよし)これは原発の恩恵の下に暮らしてきた全ての人への問いかけではないか。・・・人の生きる権利に価値を置く判決は、福島第1原発事故の惨禍に目をつぶるかのように原子力政策を進める政権への強い批判でもある。

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東日本大震災:「原発事故、風化させない」 福島から避難、3年間の生活 友愛会が小冊子に/群馬(毎日新聞 2014年06月11日 地方版)
東京電力福島第1原発事故の後、福島県富岡町から高崎市内に避難している障害者支援施設「光洋愛成園」を運営する社会福祉法人友愛会(林久美子理事長)が、3年間の避難生活をまとめた小冊子「今日までそして明日へ〜3・11と光洋愛成園〜」を作製した。


衝突による月形成の直接的証拠発見(Dan Vergano, National Geographic News June 6, 2014)
 新しい方法で月の岩石を分析した結果、太古の衝突により月が形成されたことを示す直接的な証拠が発見された。これに伴い、長年議論されてきた仮説の信憑性が高まっている。月の岩石はNASAのアポロ計画で収集されたものだ。


水説:「王国」は警告する=中村秀明(毎日新聞 2014年06月11日 東京朝刊)
優勝賞金は35億円。前回より8億円も増えた。サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会である。賞金の総額は580億円。たとえ1次リーグで敗れても8億円を受け取る。

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社説:原子力規制委 中立公正さ損なう人事(毎日新聞 2014年06月11日 東京朝刊)
衆院本会議で、田中知・東京大教授と石渡明・東北大教授を原子力規制委員会委員にあてる国会同意人事案が与党の賛成多数で可決された。参院でも承認される見通しだ。


東日本大震災:福島第1原発事故 除染後も大半20ミリシーベルト超 モデル実施、低減6割どまり−−帰還困難区域(毎日新聞 2014年06月11日 東京朝刊)
環境省は10日、東京電力福島第1原発事故で汚染された福島県の帰還困難区域で実施したモデル除染の結果を発表した。


続・西谷流地球の歩き方:ろくでなしの秘密主義(毎日新聞 2014年06月09日 大阪夕刊)
ウクライナ・キエフのチェルノブイリ博物館には、大きなトロッコが飾られている。1986年4月の原発事故直後、旧ソ連政府は爆発した4号機の地下にトンネルを掘り、鉄板を敷いた。溶け落ちた炉心が地下水に触れると、大爆発を起こしてしまう。何としても炉心の落下を防がねばならない。


サッカーW杯 抗議が問いかけるもの(2014/06/10東京新聞)
世界中が注目するサッカー・ワールドカップ(W杯)。が、それはかつてない批判にさらされてもいる。見る者を熱くさせる華やかさの陰には考えるべきことも少なくない。それがW杯の実像だ。

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「ここは地獄」、変わり果てたアレッポの街 シリア内戦(2014/06/10CNN)
シリア・アレッポ(CNN) 焼けたプラスチックの臭いが鼻を突く。一帯に刺激臭が立ち込め、壁や屋根を吹き飛ばされた建物や、がれきの散乱する通りが続く。かつてシリアの商業中心地として栄えたアレッポの街は、2年に及ぶ砲撃で変わり果てていた。


最初期アメリカ先住民の謎解く骨を発見(Glenn Hodges for National Geographic News May 19, 2014)
これまでに発掘された1万2000年以上前の骨の中で最も保存状態の良いものが見つかったと、研究チームが5月16日に発表した。最も初期にアメリカ大陸に移住した人々と、後のアメリカ先住民とで外見的特徴が異なるのはなぜなのか、その謎が解かれようとしている。


地熱エネルギー(ナショナルジオグラフィック)
地熱エネルギーは、一部の国々では数千年も前から、調理や暖房に活用されている。地熱エネルギーとは、その名の通り地球内部の熱から得られたエネルギーであり、地下の岩石や熱水、水蒸気などに含まれている。浅層地盤から地表の数キロ下の地層まで、さらにもっと深いマグマと呼ばれる超高熱の溶岩からも、地熱エネルギーが得られる。・・・

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余録:夏目漱石の「三四郎」に「ストレイシープ」という…(毎日新聞 2014年06月08日)
夏目漱石の「三四郎」に「ストレイシープ」という言葉が出てくる。大学進学のため田舎から上京して淡い恋に悩む主人公、その相手であり自らの生き方を模索するヒロイン。そんな2人の惑いを象徴する言葉として物語に陰影を与えている▲ストレイシープは英語で「迷える羊」を意味し、イエス・キリストが神を牧人に、導かれる大衆を羊に例えて言ったものだそうだ。


平和をたずねて:原爆写影 支援の恩返し/23 健康願う母の思い=広岩近広(毎日新聞 2014年06月10日 大阪朝刊)
<一九九六年七月十五日から七月二十五日までの日程でウクライナのキエフ、ポルタヴァへ行って来ました>広島市のケアマネジャー、山田寿美子さんの「ウクライナ紀行」は、この書き出しから始まる。


(社説余滴)福島の教訓踏まえた議論を 加戸靖史(2014/06/10朝日新聞)
「原発の稼働は憲法上、人格権の中核部分より劣位」
「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富」先月21日、関西電力大飯原発の運転差し止めを命じた福井地裁判決の抜粋だ。

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社説:集団的自衛権 理解できぬ首相の焦り(毎日新聞 2014年06月10日)
安倍晋三首相が集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈変更を今国会中に閣議決定しようと、動きを加速させている。首相の正式な検討表明を受けて始まった自民、公明の与党協議の議論は深まっておらず、国会の議論も極めて不十分だ。あと2週間以内に閣議決定するのは、あまりに拙速過ぎる。首相はなぜこんなに急ぐのか。


ロンドン(イギリス)の情報と歴史(ナショナルジオグラフィック)
イギリスの誇り
18世紀の文学者サミュエル・ジョンソンは、「ロンドンに飽きた者は、人生にも飽きた者だ」という名言を残している。ちょうど1世紀前、ロンドンは大英帝国の首都であり、世界最大の都市でもあった。


獄中のエチオピア人記者に「金のペン賞」 世界新聞大会(2014/06/10朝日新聞)
世界新聞・ニュース発行者協会(WAN―IFRA)の世界新聞大会が9日、イタリア・トリノで開幕し、反テロ法違反として懲役刑に処せられているエチオピア人記者エスキンダー・ネガ氏に、言論の自由に貢献した言論人が対象の「自由のための金のペン賞」が贈られた。

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(声)人殺しを命じられる身を考えて(2014/06/10朝日新聞)大学名誉教授 石田雄(東京都 91)
積極的平和主義であれ、集団的自衛権の解釈によってであれ、海外での武器使用を認めることになれば、敵とされた人を殺す任務を果たす兵士が必要となります。旧日本軍の兵士であり、政治学を研究してきた一人として、安倍晋三首相には、こうした人のことを考えて政策決定をしてほしいと思います。


林隆三さん急死…ピアノ公演直後に倒れる(2014/06/10朝日新聞)
ドラマや映画で活躍した俳優の林隆三(はやし・りゅうぞう=本名同じ)さんが4日、腎不全のため、都内の病院で亡くなった。70歳だった。ここ数年は入退院を繰り返しながら、仕事を続けていた。


バチカンで祈る中東平和 イスラエルとパレスチナ首脳(2014/06/09朝日新聞)
イスラエルのペレス大統領とパレスチナ自治政府のアッバス議長は8日、カトリックの総本山バチカンを訪れ、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王とともに、中東と世界の平和を祈る式典に出席した。


ドイツで火力発電減少、再生可能電力は需要の27%カバー(みどりの1kw2014年6月8日)
褐炭を燃やす火力発電の増加が主な理由で2013年に二酸化炭素の排出量が増えたドイツで、2014年の第1四半期に火力発電が大幅に減少した。これに対し再生可能電力がドイツの電力需要総量に占める割合は全体の27%に上昇した。

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ドイツ人ジャーナリストのルポルタージュ『福島360°』(みどりの1kw2014年6月8日)
環境ジャーナリストであるアレクサンダー・ノイロイター氏の『フクシマ360°(Fukushima 360°)』という本が最近ドイツで出版された。「2011年3月11日に核分裂した被害者たちの人生」という副題がついている。


どうする?ドイツの原発の後始末(みどりの1kw2014年5月25日)
福島原発事故3ヶ月後に、2022年までの脱原発とエネルギー転換を決めたドイツ。それ以来、再生可能エネルギーによる発電量はどんどん伸び、E.on、 RWE、 EnBWといった大企業にとって、原発や火力といった発電方法は採算が合わなくなり、発電所を閉鎖するところも出てきています。


3宗教の共同礼拝施設建設へ 融和と相互理解目指す(2014/06/08ドイツニュースダイジェスト)
(ベルリン6月7日付 時事)ベルリンで、キリスト教とユダヤ教、イスラム教の共同礼拝施設を建設する計画が進んでいる。異教徒間の融和と相互理解を深め、平和を実現するのが狙いで、このような施設は世界でも初めてという。


【東京電力から見えたマスコミ】 第5回 『週刊朝日』を手引きしたのは「違法、倫理上許されない」(2014/03/14朝日新聞WEBRONZA)
東京電力の幹部たちを最も怒らせたのが、「週刊朝日」の今西憲之氏&同誌取材班による福島第一原発潜入ルポだった。ほとんどの大手メディアが、東電や政府の「大本営発表」に飼いならされる中、ゲリラジャーナリズムの週刊誌だからこそ出来た大スクープである。

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空港襲撃、14人死亡 武装集団側も10人 パキスタン(2014/06/09朝日新聞)
パキスタンの最大都市、南部カラチの国際空港で8日夜、武装集団が敷地内に入り込み、爆弾を爆発させて銃を乱射、治安部隊との間で銃撃戦となった。


プルトニウム640キロ報告漏れ 政府のIAEA報告(2014/06/07共同通信)
各国が国際原子力機関(IAEA)に毎年行っているプルトニウム保有量報告で、日本が2012年以降、原子炉に入れたが福島の原発事故の影響で使われなかった九州電力玄海原発3号機(佐賀県)の混合酸化物(MOX)燃料に含まれる640キロを含めていないことが7日、分かった。核爆弾約80発分に相当。


改むるに憚はばかること勿なかれ(2014/06/14東京新聞)
ハンセン病元患者の権利保護などを訴えた谺雄二(こだまゆうじ)さん、神美知宏(こうみちひろ)さんが相次いで亡くなった。国による誤った政策と元患者への差別に立ち向かった「二つの巨星」である。

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不安が隔離されていく(2014/05/19東京新聞)
人気漫画「美味しんぼ」の福島第一原発事故を題材にした表現が波紋を広げる中、一本の電話がかかってきた。事故の直後に取材した双葉町民の男性(50)だった。


 

吉田調書―国民の財産を隠すな(2014/06/06朝日新聞)
政府は誰のために活動しているのか。国民のためであろう。政府が集めた情報は、国民の財産である。


(声)9条平和賞、署名集め続ける(2014/06/06朝日新聞)主婦 藤田有美子(兵庫県 72)
戦争放棄を定めた憲法9条が、ノーベル平和賞の正式な候補になったことをこの春に知った時、大げさだけれど、驚きは衝撃的と言えるぐらいだった。じわーっとうれしさがわき上がって、えも言われぬ気持ちになった。

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映画 マリオン(2014/06/06朝日新聞)
27日[金]〜30日[月]、東京・有楽町の有楽町朝日ホール(有楽町駅)ほか。日本未公開の最新フランス映画12作品を紹介する。


(声)息子を戦場に送りたくない(2014/06/06朝日新聞)主婦 春田純子(神奈川県 47)
アベノミクスの恩恵が及ばない我が家の経済状況や福島第一原発事故による放射能汚染、老後のことなど将来への不安はあるものの、安心して子育てができる平和な日本に住めて本当によかったと感謝してきた。


復讐は正義なのか? 監督が語る『ハミングバード』(2014/06/06朝日新聞)
ジェイソン・ステイサムの主演最新作『ハミングバード』が7日(土)から公開される。

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20世紀の日仏を動かした人たち/日本学の始祖の知らぜらる人生/セルゲイ・エリセーエフ(フランスニュースダイジェスト)
20世紀初頭から日本を研究し、日本文化を海外へ紹介することに尽くしたセルゲイ・エリセーエフ。本格的な日本学の始祖と言われているエリセーエフは、第2次世界大戦で日本の文化遺産を残すように努めたという伝説を残す。そんなエリセーエフの人生について、義娘であり、中国が専門の歴史学者、ダニエル・エリセーエフに話を伺い、知られざる歴史の裏をたどっていく。・・・



自衛隊の支援―戦闘と紙一重の危うさ(2014/06/05朝日新聞)
国連決議に基づく多国籍軍の活動を、自衛隊がどこまで支援するのか。安倍政権が、これまでの政府の姿勢を大きく転換させる新たな案を自民、公明の与党協議会に示した。


(耕論)「出羽の守」の功罪(2014/06/05朝日新聞)忌避と重宝の時期、交互に 佐藤優さん(元外交官)
米国ではああだ、フランスではこうだと、「では」を多用する出羽の守は、書物などを通じて外部の知識を仕入れ、論理を組み立てます。それが気に入らず、論理を無視して、論理的思考そのものを放棄する。こうした反知性主義ともいえる傾向がこの20年、特にここ5年、急速に強まっている。・・・

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(声)集団的自衛権、首相に問いたい無職 薮根正巳(神奈川県 83)
安倍政権は集団的自衛権を発動する例として、ある国がわが友好国に対し弾道ミサイルを撃った時に、自衛隊がこれをミサイルで撃ち落とすとしている。・・・私が海外で働いた経験では、中東でも東南アジアでも対日感情は非常に良かった。根源には戦後、わが国が憲法に基づき平和外交に徹した姿勢があったと感じる。


「所員の9割が離脱していた」 。 「吉田調書」が教える「東電撤退事件」(2014/06/02朝日新聞WEBRONZA)
昨年7月に亡くなった吉田昌郎・元福島第一原発所長は、政府事故調に400ページにわたる膨大な証言を残していた。格納容器の爆発危機に直面したとき、作業員の9割が所長の意図に反して第二原発に移ってしまった事実も語られている。


続々・漂流するポスト3.11〜「吉田調書」スクープが気づかせる過酷事故の本質(2014/06/05朝日新聞WEBRONZA)
「美味しんぼ」問題に象徴的に示されるように、原発を巡る世論が思考停止し、融解しかかっている。その意味でも、「吉田調書」のスクープは絶妙のタイミングだった。

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作業員174人の累積被ばく線量、100ミリシーベルト超す(2014/06/05福島民友)
 東京電力は4日、福島第1原発事故後、3月までに現場で作業した社員と協力企業の作業員3万3260人のうち、累積被ばく線量が100ミリシーベルトを超えたのは174人だったことを明らかにした。最大値は、東電社員で678ミリシーベルトに上り、協力企業の作業員で238ミリシーベルトだった。


記者の目:嘉田・滋賀県知事の引退=加藤明子(大津支局)(毎日新聞 2014年06月05日 東京朝刊)
滋賀県の嘉田由紀子知事(64)が先月、次の知事選(6月26日告示、7月13日投開票)に出馬せず、2期8年で引退すると表明した。「もったいない」「卒原発」のキャッチフレーズで頻繁にマスコミに登場。全国的には「活躍していたのに、なぜ」と感じる人もいるだろう。

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さようなら原発inとっとり集会:原発事故の罪深さ共有 汚染地や避難者、現状報告−−鳥取/鳥取(毎日新聞 2014年06月04日 地方版)
鳥取市でこのほど「さようなら原発inとっとり集会」が開かれた。原水爆禁止鳥取県民会議と憲法擁護・平和人権・フォーラム鳥取県の共催で市民ら約60人が参加。


ビキニ・ベルリンの再生!ベルリン発掘の散歩術、中村真人(ドイツニュースダイジェスト)
「ビキニ・ハウス」。ツォー駅からほど近い場所に位置し、風変わりな名前を持つこの商業ビルは、隣の映画館ツォー・パラストと並んで、戦後の西ベルリンに建てられた代表的な建築の1つだ。


ドイツ住民の5人に1人が移民系(2014/06/04ドイツニュースダイジェスト)
(ベルリン6月3日付 時事)連邦統計局は3日、2011年5月時点の移民系住民は約1530万人で、全人口に占める割合は19.2%だったと発表した。 1955年以降に流入した外国人とその子孫を移民系住民と定義している。


堰の弁開いていた 第1原発・雨水貯蔵タンクの漏えい(2014/06/05福島民友)
東京電力福島第1原発で構内に降った雨水をためる一時貯蔵タンク2基から水の漏えいが2日に発覚した問題で、東電は4日、漏えいタンクを囲む堰(せき)に設置している排水弁が開いていたと発表した。

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第1原発雨水保管タンクで漏えい 2日に判明、4日に発表(2014/06/04共同通信)
タンクには、昨年8月に高濃度汚染水の漏えいが発覚した「H4」と呼ばれるタンク群のせきにたまった雨水が保管されていた。雨水保管タンクの水にはベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり7万2千ベクレル含まれていた。


雨水タンク7万2000ベクレル 福島第1水漏れ(2014/06/04河北新報)
東京電力は3日、福島第1原発の直接排水基準値超の雨水を保管する仮設タンク群から水が漏れたトラブルで、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質(全ベータ)が基準の7200倍に当たる1リットル当たり7万2000ベクレル含まれていたと発表した。


ドイツのメディア、「原発再稼働禁止」の判決を速報(2014/05/25みどりの1kw)
「大飯原発再稼働認めず」「福井地裁判決、原発より人命」、5月22日の日本の各新聞の一面は福井地方裁判所が関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた判決に関する記事で埋まっているが、ドイツのマスメディアも早速この判決を報じた。

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引き抜かれたGMトウモロコシ(2014/05/15フランスニュースダイジェスト)
2日付ルモンド紙によると、同日、フランス南部トゥールーズから約15キロメートル離れたオート・ガロンヌの農場で、環境保護団体グリンピースが畑から遺伝子組み換えトウモロコシの苗を引き抜き、代わりに有機栽培の苗を植える抗議運動を行ったという。


池沢夏樹「フランスの5年間」(2014/05/15フランスニュースダイジェスト)
景観は公共財であるというフランス人の考えかた、つまりは個人の自由と社会の間のどこに境界線を引くかの応用問題に感心した。高い出生率を支えるシステムもよくわかった。総じてフランス人は自分たちは普遍であると思っており、日本人は自分たちは特殊だと思っている。


被爆者の援護―国は争いに終止符を(2014/06/03朝日新聞)
広島、長崎への原爆投下からまもなく69年。被害者と国との争いを一刻も早く終わらせたい。動くべきは国である。・・・「死に絶えるのを待っているのか」という被爆者らの憤りの声に安倍政権は向き合ってほしい。国の責任を認め、争いに幕を引くべきだ。まずは認定基準の抜本改定である。


天安門事件から25年(National Geographic News June 3, 2014)
1989年6月4日に発生した中国の天安門事件では、民主化を求める学生らの抗議行動を政府が武力弾圧、多数の死傷者が出た。25年の節目を迎える今年、ジャーナリストのルイザ・リム(Louisa Lim)氏が、中国現代史における1つの転換点になったと言われる天安門事件に新たな視点で取り組んだ著書『The People's Republic of Amnesia』を上梓する。

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噴煙を上げる桜島、EO-1から撮影(National Geographic News June 3, 2014)
NASAの地球観測衛星EO-1(Earth Observing-1)が5月23日に撮影した、噴煙を上げる桜島。噴煙が鹿児島湾上、南に伸びているのが見える。


(被爆国から2014)原発 安全に「絶対」はない(2014/06/02朝日新聞)俳優・歌手 倍賞千恵子さん(72)
終戦は茨城に疎開していた4歳の時。でも、戦争や平和について真剣に考えるようになったのは芸能界に入ってからでした。


(論壇時評)僕らの民主主義 少数派からの「ありがとう」 作家・高橋源一郎(2014/05/31朝日新聞)
・・・民主主義は「民意」によって、なにかを決定するシステムだ。だが、「民意」をどうやってはかればいいのか。結局のところ、「多数派」がすべてを決定し、「少数派」は従うしかないのだろうか。


(政治断簡)「加害の記憶」めぐる対立 編集委員・松下秀雄(2014/06/02朝日新聞)
戦争の記憶の伝わり方にはくせがあるのだな。99歳のジャーナリスト、むのたけじさんに話をうかがって、そう感じたことがある。

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(WEBRONZAから)原発事故、海の観測強化を(2014/06/03朝日新聞)
福島第一原発事故から3年余。環境への影響は気がかりだが、スウェーデン国立スペース物理研究所研究員の山内正敏氏は「地球科学としての放射能汚染問題 3年目の進展と今後の課題」(5月29日)で、科学的アプローチの大切さを論じた。


(被爆国から2014)対話 決してあきらめない(2014/06/03朝日新聞)元陸上選手・為末大さん(36)
69年前、祖母が広島で被爆しました。当時のことをいろいろ話してくれましたが、僕の心のどこかに反発心があったのでしょうか。小学生の時、作文に「おばあちゃんの時代に起きたことを、なぜ僕らの世代が怒ったり申し訳ないと思ったりしなきゃいけないんだ」と書き、先生に「戦争は絶対にだめなんだ」と怒られました。


紛争地における教育:未来への平和の種をまくためには何よりも教育が必要との訴え(2014年6月3日朝日新聞)
武力紛争の影響を受けた地域のコミュニティリーダーや親たちは、紛争が解決して平和な状態になった後は、教育が最優先されるべきであると考えていることが、セーブ・ザ・チルドレンとノルウェー難民評議会による共同調査で明らかになりました。


(声)被爆のジオラマ廃止に疑問(2014/06/03朝日新聞)小学校教員 鯛天晶子(大阪府 62)
広島平和記念資料館の展示見直しが発表されたという記事を先日読んだ。原爆投下直後の被爆者の様子を人形で再現したジオラマの撤去が決まった、とあった。「なぜ」という疑問で心がいっぱいになった。

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(プロメテウスの罠)帰還の現実:10 線量計つきの暮らし(2014/06/03朝日新聞)
個人線量計で被曝(ひばく)線量を測って暮らす。そんな試みが田村市都路地区で始まったのは昨年8月だった。住民の帰還に向け、原発20キロ圏で長期宿泊ができるようになった時期だ。


迷走する原発賠償 覆された指針 東電、独断で打ち切り(2014/06/02朝日新聞)
東京電力福島第一原発事故の損害賠償が迷走している。国が指針で示している賠償額が国の別の機関によって覆されたり、東電が勝手に賠償の打ち切りを発表したりするケースが相次ぐ。


2号機の危機、吉田氏から電話 細野氏証言、調書と符合(2014/06/01朝日新聞)
福島第一原発の最前線で事故対応を指揮した吉田昌郎所長との連絡役を務めた細野豪志氏。その証言は「吉田調書」に残る吉田氏の言葉と重なり合う。


メルケル首相が米国を公式訪問(2014/06/02ドイツニュースダイジェスト)
オバマ大統領と会談、NSA問題で合意ならず・・・メルケル首相(キリスト教民主同盟=CDU)が2日、米国を公式訪問し、首都ワシントンのホワイトハウスで同国のオバマ大統領と会談した。ヴェルト紙が伝えた。


透視できた!? ミュオンで元素分析(2014/06/02ナショナルジオグラフィック)
ミュオンは高い物質透過力を持ち、電子より試料の奥深くまで侵入できる。人類がミュオンで物質を透視する新しい“眼”を得たといえる。



火星の火山に生命に適した湖の形跡(Michael D. Lemonick for National Geographic News June 2, 2014)
火星探査車キュリオシティとオポチュニティがこの1年でもたらした一連の発見を受け、惑星科学者たちは30億年以上前に大量の水が火星表面に存在したとの確信をかつてないほど強めている。

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みどりの1kWh/ドイツから風にのって

ジャーナリズムの広場をつくりたい - 独立系報道・教養ラジオ番組「ラジオフォーラム」



路上の民主主義―自ら考え動き出す人たち(2014/05/15朝日新聞)

(ニュースの扉)若杉冽さんと歩く福島第一原発周辺 「官製のゴーストタウン」(2014年03月17日毎日新聞)

 

《戦時世代が語る憲法といま》 憲法学者 樋口陽一氏

貧困の多数派、歯止めを

「人類が生き残っていく道、持続可能エネルギーだけ」 チョムスキー、上智大で講演

とめよう戦争する国づくり(2014/03/09赤旗日曜版)ジャーナリスト、鳥越俊太郎

(声)個を育てる教育改革が必要だ(2014/03/04朝日新聞)

「平和と繁栄」の後で シカゴ大名誉教授ノーマ・フィールドさん

「朝風」戦争体験者はまだ眠れない

橋下氏慰安婦発言:ノーベル平和賞受賞の女性5人が非難
毎日新聞 2013年05月31日

生物多様性を脅かすネオニコチノイド系農薬(2013/10/21朝日新聞WEBRONZA)

森林破壊(ナショナルジオグラフィック)

(社説)ブラック企業 根絶のために行動を(2013/12/19朝日新聞)

人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響

週刊金曜日
原発がどんなものか 知って欲しい
祝島ホームページ
環境と原子力の話
高木学校
グリーンピース
GREEN ACTION

自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

■何故原発を推進するのか ■何故原発に関する嘘が多いのか ■何故放射能が危険なのか
■何故発電コストが高いのか ■何故原発が危ないのか ■何故原発が非人道なのか


 

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