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安保法廃止署名、市民団体が野党議員に提出 1200万筆集める(2016/05/20東京新聞)
安全保障関連法の廃止を求めて署名を集めている市民団体のメンバーらは十九日、署名千二百万筆が集まったとして、東京・永田町の衆議院第一議員会館でこのうちの約百七十万筆を野党議員に預けた。

「首相の言い間違い」 「立法府の長」発言を官房副長官が陳謝(2016/05/20東京新聞)
萩生田光一官房副長官は十九日の自民党国会対策委員会の会合で、安倍晋三首相が国会で「私は立法府の長」などと答弁したことに対し「首相の言い間違いについては申し訳なかった」と陳謝した。

オバマ大統領 言及へ 「広島と長崎は核の犠牲の象徴」(2016/05/20東京新聞)
【ワシントン=後藤孝好】ローズ米大統領副補佐官は十九日、電話で記者会見し、オバマ大統領が二十七日の広島訪問で「広島と長崎は、戦争による罪なき人の犠牲と、核兵器の犠牲の象徴である」というメッセージを発信するとの見通しを示した。

(憲法を考える)自民改憲草案・自由:中 「ほどほど」では、自由でない(2016/05/20朝日新聞)
「ほどほどの自由」自民党の憲法改正草案の「自由」に対するスタンスを追うと、そんな印象を持つ。「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」だと明記した現行憲法97条は、削除。

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残業100時間超が10人以上 ブラック企業の社名公表(2016/05/20朝日新聞)
複数の事業場で違法な長時間労働をさせていたとして、千葉労働局は19日、棚卸し代行業のエイジス(千葉市)に是正勧告書を交付し、公表した。厚生労働省によると、長時間労働の対策を強化するために行政指導を受けた時点で社名を公表した初のケースという。

沖縄女性不明、元米兵逮捕 遺体遺棄容疑 殺害示唆の供述(2016/05/20朝日新聞)
沖縄県うるま市の会社員島袋里奈さん(20)が行方不明になった事件で、県警は19日、米国籍で米軍属のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)=同県与那原町与那原=の供述に基づき、同県恩納村で島袋さんの遺体を発見、シンザト容疑者を死体遺棄容疑で緊急逮捕した。

(時時刻刻)怒る沖縄、辺野古へ波及 元米兵を逮捕 県議・参院選控え一斉批判(2016/05/20朝日新聞)
米軍基地が集中する沖縄県で19日、米軍属の男(32)が女性の死体遺棄容疑で逮捕された。翁長雄志(おながたけし)知事は「基地があるがゆえの事件」と断じる一方、オバマ米大統領の訪日を控えた日本政府は、岸田文雄外相が米政府に抗議するなど対応に追われた。

<社説>制約なきオスプレイ どこの国の役所なのか(2016/05/19琉球新報)
いったいどこの国の役所なのか。情けないにも程がある。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場配備直前、日本政府が米側に対し、「オスプレイの運用に制約を課すことなく取り得る措置」を提案していたことが分かった。

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1億活躍プラン 実行、実現への道筋は?(2016/05/19東京新聞)
スローガンはいいけれど、実現への道筋が見えない。政府の国民会議が取りまとめた「一億総活躍プラン」だ。列挙された目標は社会改革といってもいいだろう。実現の手だてを示すべきだ。

(オバマ米大統領 広島へ)私は考える:3 非人道性、議論の橋渡しを ペーター・マウラーさん(2016/05/19朝日新聞)
 オバマ氏の広島訪問は、単に過去にだけ焦点を当てる動きではなく、米大統領として彼自身がすでに掲げた「核の全面廃絶」という目標へ向けてどう近づいていくのか、その構想性も伴ってほしいと思います。

(声)首相は改憲の内容を示すべきだ(2016/05/19朝日新聞)団体職員 山田英樹(神奈川県 51)
憲法に関する世論調査(3日朝刊)で、改憲不要が昨年の48%から55%に、9条改正反対が昨年の63%から68%に増えた。安全保障関連法は賛成が34%、反対は53%だった。

1億総活躍  プランに希望見えるか(2016/05/19京都新聞)
 格差の中で働く人たちは、これで希望が持てるのだろうか。政府がきのう公表した「1億総活躍プラン」である。同一労働同一賃金や保育士・介護職員の給与引き上げ、など働き方の改革が柱だが、現場の声を十分にすくえたようには見えない。

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熊本地震/震度1以上1500回に(毎日新聞2016年5月19日)
 気象庁によると、熊本、大分両県を中心に続いている地震の発生回数(震度1以上)は19日午前、1500回に達した。現在の観測体制が整った1995年以降、内陸や沿岸で発生した地震では過去最多のペースとなっている。

マゾンで「沸騰する川」を発見(2016.03.16ナショナルジオグラフィックス)
まるで地球の中心から湧き出しているように「沸騰する川」が、そこに落ちた生き物すべての命を奪う…。ナショナル ジオグラフィックが支援する若き研究者アンドレス・ルソ氏は、ペルー人の祖父からこの話を聞かされた。

海のプラごみ  国際連携で拡散を防げ(2016/05/18京都新聞)
目に見えにくい海洋汚染が急速に進んでいる。「マイクロプラスチック」と呼ばれる微細プラスチックごみだ。海中で分解されにくく、日本を含む世界各地の海に大量に浮遊し、餌と間違えてのみ込んだ海洋生物に悪影響を及ぼす懸念がある。

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軍学共同研究 技術立国に逆行する(2016/05/18東京新聞)
学術研究や新技術の開発に防衛省が積極的に関与し始めた。軍事目的に有用となれば、研究成果はまず公開されない。研究成果は誰のものか。科学技術立国と矛盾しないのか。しっかりと考えたい。


情報流出、管理部局が能力不足(2016/05/18共同通信)
核物質センター/ 国内の施設で核物質が適切に管理されているかを確認する公益財団法人「核物質管理センター」(東京都)は18日、職員の業務用パソコンが海外から不正アクセスを受け、情報が流出した問題についての調査結果を公表した。

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オバマ氏広島訪問で隠されるもの(2016/05/18東京新聞)
 米国のオバマ大統領が27日、安倍首相の同行のもと、被爆地・広島を訪れる。歴史的な訪問だが「謝罪抜き」という。同じ論理が、日本とアジア諸国の歴史問題に重ねられないか。

牧太郎の青い空白い雲/571 地鳴りに怯え「地震ムラは詐欺集団!」と叫ぶ人々(2016/05/18毎日新聞)
1976年ごろ、「東京大学地震研究所」を頂点とする「地震ムラ」は「前兆すべり(プレスリップ)説」を発表して、以後、莫大(ばくだい)な国家予算を獲得した。

(オバマ米大統領 広島へ)私は考える:2 反省示し謝罪求めては 成田龍一さん(2016/05/18朝日新聞)
占領から独立を遂げた1952年、広島の平和記念公園に慰霊碑が建立されたとき、「過ちは繰返(くりかえ)しませぬから」という碑文をめぐって論争が起きました。

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再生エネ、選ばれて伸びる 電力自由化、先行のドイツ(2016/05/18朝日新聞)
電気を買う会社を選べる電力小売りの全面自由化が始まったが、まだ様子見の家庭が多い。急に増えた料金やサービス内容を比べにくいこともあるが、好みの電源を選ぶことが難しいという事情もある。

辺野古「変更できる」 米議員、比国の例挙げ知事に言及(2016年5月18日琉球新報)
 【ワシントン16日=当銘寿夫】訪米中の翁長雄志知事は16日、米上下両院の議員4人と面談した。米下院歳出委員会のトム・コール下院議員(共和)は「1960年代のフランスや90年代にフィリピンがそうだったように、(辺野古移設に関し)日本政府が要請すれば変更の可能性がある。


「沖縄、まるで植民地」 金平茂紀さん、国の対応批判(2016年5月17日琉球新報)
 東アジア共同体研究所の第18回定例勉強会が15日、那覇市銘苅のなは市民協働プラザで開かれ、ジャーナリストの金平茂紀さんが「沖縄に伝えたい事」をテーマに、基地問題や報道について語った。約100人が参加した。


(社説)ふるさと納税 富裕層の節税策なのか(2016/05/17朝日新聞)
減税を呼び水に自治体への寄付を促す「ふるさと納税」のあるべき姿とは何か。現状を見すえ、ゆがみを正すときだ。

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学生が不当労働と戦う本 早大がブラックバイト対策(2016/05/17東京新聞)
 学業に支障を来すほどの長時間労働や厳しいノルマを課す「ブラックバイト」から身を守るため、学生による学生のための対策本「ブラックバイト対処マニュアル」が先月、早稲田大学出版部から出版された。

(WEBRONZA)奨学金問題、社会全体で考えよう(2016/05/17朝日新聞)
 「日本学生支援機構の奨学金の実態は『学生ローン』」(5日)で、弁護士の岩重佳治氏は、背景として「大学などの学費が異常に高騰した」点を挙げます。大学に対する公的支援が減らされたためで、その一方で「家計はどんどん苦しくなって」いる。

(声)政治活動に「届け出」いらない(2016/05/17朝日新聞)介護福祉士 熊田響(東京都 38)
高校生の政治活動の届け出義務化に関する「どう思いますか」(11日)を読んだ。「届け出もできないような政治活動は、いかがなものか」という意見に疑問を感じた。届け出て許される政治活動しかできないと読めるからだ。

翁長知事 辺野古阻止に理解求める  米上下両院議員と面会(2016/05/17東京新聞)
【ワシントン=後藤孝好】訪米中の沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は十六日、ワシントンで上下両院議員四人と相次いで面会し、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設に伴う名護市辺野古(へのこ)への新基地建設の阻止に理解を求めた。

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(憲法を考える)知らなかった立憲主義 田村理さん、高橋朝子さん(2016/05/17朝日新聞)
立憲主義が日本で強く意識されてこなかったのはなぜか。一つには、私たちより上の世代の憲法学者が憲法を語る際に、あまりにも当然で、わざわざ言うまでもないと考えたからでしょう。

<社説>基地引き取り論 運動の広がりに期待する(2016/05/17琉球新報)
沖縄の基地問題は、軍事理論をめぐる悠長な論議ではない。人権の問題だ。構造的差別・植民地主義をなくすか、今後も続けるかという問いなのである。

ドイツで生きた無駄(2016/05/16東京新聞)
 熊本の被災地ではアウトドアメーカーや登山家提供のテントが役立っているという。しかし、土地に余裕のない大都市では、テントをもらっても張れるスペースはほとんどない。そもそも、人は多いのに避難できる場所は限られる。混乱は拡大するだろう。

70年目の憲法 第5部 私のメッセージ <5> 広島大教授・横藤田誠さん譲れない「個人の尊重」(2016/05/17ヒロシマ平和メディアセンター)0501
私は生後7カ月でポリオ(小児まひ)に感染し、両足に障害があります。中学まで養護学校(現特別支援学校)で学び、高校は普通学校へ行きました。

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元組幹部「密売組織は安泰」 清原被告の入手先沈黙続く(2016/05/17朝日新聞)
清原和博被告(48)が覚醒剤取締法違反罪に問われた事件では、覚醒剤を譲り渡したとされる男も多くを語らず、流通経路解明の難しさが浮き彫りになった。

辺野古警備2社独占 陸と海、2年半で契約総額165億円(2016/05/16琉球新報)
 【名護】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古での新基地建設で、陸上、海上の警備業務がそれぞれ特定の警備業者の独占状態にあり、警備業務の契約総額が、2014年6月から16年12月の2年半で少なくとも165億円に上ることが15日分かった。

福島事故 ツイッターで現場を発信 「新しい安全神話が…」(2016/05/16東京新聞)
 多くの人々からふるさとを奪った東京電力福島第一原発事故は、発生から六年目に入り、今も十万人近くが避難生活を続ける。地震大国の日本ではいつ、どこを激震が襲うか分からない。

福祉職の待遇  大胆な策で悪循環断て(2016/05/16京都新聞)
 介護をはじめ福祉分野の担い手不足が深刻化している。政府は「1億総活躍プラン」に介護職員や保育士の待遇改善を盛り込む方針だが、実現しても焼け石に水だ。より大胆な策が欠かせない。


「私たちは何も知らなかったのです」 ― 作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ氏(あや / 2016年5月15日みどりの1kWh)
ドイツの週刊紙ZEITは、チェルノブイリの事故から30年の区切りの年に、特集記事として、昨年ノーベル文学賞を受賞したスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ氏のインタヴューを掲載した。


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自民内で「敵基地攻撃能力を」 「専守防衛」逸脱の恐れ(2016/05/16東京新聞)
 北朝鮮が弾道ミサイル発射や核実験を繰り返していることに対し、自民党内で「敵基地攻撃能力」が必要との主張が相次いでいる。仮に必要な武器を導入すれば、防衛費は大幅に増える上、国是の「専守防衛」を大きく踏み越えることにつながりかねない。

避難者の不安、「住宅」7割 熊本地震1カ月、100人アンケート(2016/05/15朝日新聞)
熊本県を中心とした一連の地震の発生から14日で1カ月となった。同県内では1万人以上が今も避難生活を送る。朝日新聞は同県内の避難所にいる100人に現在の状況や求める支援策などをアンケートし、取材した。

(声)「怒りの声」結成機に野党共闘を(2016/05/15朝日新聞)無職 松尾光章(宮城県 76)
憲法学者の小林節慶応大名誉教授が、市民主導の政治団体「国民怒りの声」を設立した。「反安倍政権」を旗印に安保法廃止や原発廃止、消費増税の延期、改憲阻止などを掲げている。

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(社説)障害者と国会 当事者の声に耳傾けよ(2016/05/15朝日新聞)
衆議院の厚生労働委員会で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の岡部宏生(ひろき)さん(58)が参考人として意見を述べることに決まったのに、一転、取り消されて出席できなくなった。

(文化の扉)猫と人間 「優しい伴侶」古代からつきあい(2016/05/15朝日新聞)
今、空前の猫ブームなのだという。今年1月の発表によると、犬の飼育頭数約992万頭に対して猫が約987万頭と肉薄。No.1ペットの座を覆す勢いだ。そんな猫と私たちはどんなふうに関わってきたのだろう。

週のはじめに考える 沖縄は憲法の埒外か(2016/05/15東京新聞)
沖縄県はきょう本土復帰から四十四年の記念日です。県民を巻き込んだ凄惨(せいさん)な地上戦を経て苛烈な米軍統治へ。今も続く苦難の歴史を振り返ります。

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さあこれからだ/128 原発事故後4人だけ残った村=鎌田實(2016/05/15毎日新聞)
ベラルーシの首都ミンスクから南東へ約250キロ。チェルノブイリ原発から150キロ。最も汚染された地域ゴメリ州ベトカ地区のバルトロメフカ村の春は遅い。草は芽吹いてきたが、木々は裸のままである。

(オバマ米大統領 広島へ)吉永小百合さん・坂本龍一さんに聞く(2016/05/15朝日新聞)
「核兵器のない世界をめざす」と唱えた米国のオバマ大統領が27日、広島を訪れる。原爆詩の朗読を30年続けてきた俳優の吉永小百合さんと、今月3日にカナダで開かれた吉永さんの朗読会でもピアノで伴奏した音楽家の坂本龍一さんに聞いた。

<社説>きょう復帰44年 「自治」県民の手に 沖縄の進路、自ら決める(2016/05/15琉球新報)
44年という歳月は沖縄に何をもたらしのだろうか。1972年、県民が願ったのは平和憲法への復帰であり、自治の確立だった。現状を振り返ると、米軍基地の重圧は変わらず、米軍関係者による事件・事故も絶えない。憲法が保障する「平和的生存権」が沖縄では軽んじられている。

捨てられる食材で5000人に食事、米NYで(2016/05/13ナショナルジオグラフィックス)
世界の食料の3分の1がむだに捨てられている/絶品ラタトゥイユに、ピーマンとニンジンのピクルス、端野菜と1010個の卵で作ったタルト。米国ニューヨークの公園、ユニオン・スクエアで5月10日、数千人の市民にグルメ料理がふるまわれた。

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ツタンカーメン王墓の「隠し部屋」、迷走の真相(2016/05/12ナショナルジオグラフィックス)
2015年、墓にはまだ発見されていない隠し部屋が存在するのではないかとの説が浮上し、その後2回にわたって玄室の壁をレーダーでスキャンする調査が行われていた。しかし意外なことに、2回目のスキャンを分析したところ、最初のスキャンとは相反する結果が示されたという。

五輪招致疑惑  徹底調査し真実を示せ(2016/05/14京都新聞)
「フェアでクリーン」が売りだった東京夏季五輪(2020年)の招致活動をめぐり、多額の資金が当時の国際オリンピック委員会(IOC)委員に提供された疑いがあるとして、フランス検察当局が捜査に乗り出した。

熊本地震1ヵ月  教訓多く余震に厳戒を(2016/05/14京都新聞)
 熊本、大分両県を中心に起きた地震が発生から1カ月を迎えた。震度7の強い揺れに2度も見舞われる異例の地震だった。家を失った人が生活する避難所は順次、統合され200カ所余りになった。今も住民1万人余りが不自由な生活を続けている。

ALS患者拒否 見過ごせぬ国会の差別(2016/06/14東京新聞)
 国権の最高機関であり、唯一の立法機関である国会で、法の理念が踏みにじられた。障害のある人を政争の具として扱うような人権意識は看過できない。こんな議員たちに法を論じる資格はない。


<社説>空調補助廃止 ならば米軍機飛行停止に(2016/05/14琉球新報)
なぜ基地周辺の学校で防音事業の空調(エアコン)維持費補助を一部廃止するのか。さっぱり分からない。・・・安倍政権下で防衛予算は増え続け、自衛隊の装備品も強化の一途をたどっている。2016年度は史上初めて5兆円を突破した。これに対し今回廃止する県内の空調補助は2億1800万円。5兆円の中から捻出できないはずがない。


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長野の山中で保護、猫20匹余 市民ら全て引き取る(2016/05/14信濃毎日)
長野市保健所が同市信州新町地区の山中に捨てられた疑いのある猫20匹余を保護した問題で、13日までに全ての猫が市民らに引き取られた。殺処分はしない方針の市保健所が、希望者の審査などを経て、飼育できる人に譲渡した。

韓国、殺菌剤メーカー元社長逮捕/肺損傷で多数死傷(2016/05/14共同通信)
【ソウル共同】韓国で加湿器に使う殺菌剤による肺損傷で1500人超が死傷した事件で、検察は14日未明、最大の被害を出した殺菌剤を製造・販売した「オキシー・レキット・ベンキーザー」の申鉉宇元社長(68)ら4人を業務上過失致死容疑などで逮捕した。

オスプレイ運用制約形骸化を米に提案 12年政府文書(2016/05/14琉球新報)
【東京】米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍普天間飛行場配備を巡る2012年7月26日の日米合同委員会で、日本側が「オスプレイの運用に制約を課すことなく取り得る措置」を米側に提案していたことが13日、分かった。

大分側、差し止め申請へ/伊方原発再稼働、住民有志(2016/05/14共同通信)
 四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働差し止めを求め、対岸の大分県の住民が大分地裁に仮処分を申し立てる方針であることが13日、分かった。再稼働差し止めを求める訴訟も起こす方針だ。

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マイケル・ダグラス氏「大統領、広島で強い言葉発して」(2016/05/13朝日新聞)
オバマ米大統領の広島訪問について、米俳優マイケル・ダグラス氏(71)はスイス・ジュネーブでの記者会見で、「彼が米国大統領として決断したことを幸せに感じている。(広島で)核廃絶について強い言葉を発することを望むし、そう期待している」と話した。


「南米の民主主義はアルゼンチン主導」 ミケティ副大統領単独会見(2016/05/13朝日新聞)

来日中のアルゼンチンのガブリエラ・ミケティ副大統領は11日、朝日新聞の単独会見に応じた。ブラジルやベネズエラなど、ともに南米南部共同市場(メルコスル)を構成する周辺国の混乱について「汚職との闘いなど、南米の民主主義は新しい局面を迎えている」との認識を示した。

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(声)若い世代 「世界の果ての通学路」に衝撃(2016/05/13朝日新聞)0512中学生 粂内健汰(神奈川県 14)
僕は片道1時間くらいかけて電車とバスで通学している。朝夕のラッシュ時と重なり、疲れきってしまう。学校が、もっと近くにあればと思う。しかし、授業で「世界の果ての通学路」というドキュメンタリー映画を見て衝撃を受けた。ケニア、アルゼンチン、モロッコ、インドの子供たちは、何時間もかけて登校している。


(異議あり)制限ない「首相の解散権」時代遅れ 統治システムを憂える政治学者、野中尚人さん(2016/05/13朝日新聞)
「伝家の宝刀」を抜くや、いなや――。首相が衆院を解散する権限は、参院選との同日選の可能性などともからみ、いつの世も関心事だった。しかし、この「不意打ち」は国民に広く悪影響を及ぼすもので、欧州では解散の権限を縛る流れが定着してきたと、政治学者の野中尚人さんは唱えている。


一、朗読会 核といのちを考える(2016/05/13朝日新聞)
平和を願う小さな集会。初めて読み上げた原爆の詩に胸打たれ、「読み続けていかねば」と思った。それから30年。俳優の吉永小百合さんが3日(日本時間4日)、カナダ西部のバンクーバーで原爆の詩や原発事故に見舞われた福島の人々の詩12編を朗読した。吉永さんとピアノ伴奏した音楽家の坂本龍一さんが次世代へ伝えたのは、「核なき世界」への願いだった。


坂本龍一さん「核と人類、共存できぬ」共感 核といのちを考える(2016/05/13朝日新聞)
「核と人類は共存できない、という吉永さんの強い信念に共感します。将来、人々が核兵器や原発に苦しまないことを願います」。坂本龍一さんは吉永さんを迎える舞台で、学生らに英語で語りかけた。


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<社説>米大統領の広島訪問 被爆者に謝罪し核廃絶を(2016/05/12琉球新報)
 オバマ大統領が被爆地広島を訪れる。原爆を投下した米国の現職大統領として初めてとなる。真に歴史的な訪問にするためには、オバマ氏が核兵器について何を語り行動するかにかかっている。被爆者に会って謝罪し、核兵器廃絶へ具体的な道筋をつける決意を世界に発信するよう求める。

ここは日本ですか? 米軍ヘリ11機、沖縄で…(2016/05/12琉球新報)
【中部】米軍普天間飛行場所属のAH1W、UH1ヘリコプター11機が10日午後1時50分ごろ、うるま市や沖縄市、宜野湾市上空を編隊飛行する様子が確認された。・・・沖縄市安慶田を車で走行中に目撃した眞榮城健二さん(35)=沖縄市=は「11機が1列になり、低空で飛んでいた。爆音も振動を伴い、身の危険を感じた。

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NZの火山、活動強まる ロード・オブ・ザ・リングのロケ地(2016/05/12CNN)
(CNN) ニュージーランドのトンガリロ国立公園の管理当局は12日までに、人気のファンタジー冒険映画「ロード・オブ・ザ・リング」の3部作に登場した同公園内のルアペフ火山で噴火が懸念される活動が強まっているとして登山客に火口湖から少なくとも2キロ離れるよう警告した。

(社説)ビキニ核実験 事件は終わっていない(2016/05/12朝日新聞)
1954年に米国がマーシャル諸島ビキニ環礁を中心に繰り返した水爆実験で、周辺海域にいて被災したとされる高知の元漁船員ら45人が、国家賠償を求めて高知地裁に提訴した。

(声)安倍政権は税金の使い道改めよ(2016/05/12朝日新聞)高校非常勤講師 阿久澤眞一(群馬県 62)
政府と日銀による金融緩和政策で、輸出企業は大きな収益をあげた。利益を得る株主も多く出た。一方で、輸入品は値上がりし、食品を中心にした物価上昇は、庶民の暮らしに打撃を与えた。

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放射性物質、基準2.3倍 給食タケノコから検出 宇都宮の小学校(2016/05/12朝日新聞)
宇都宮市教委は11日、市立横川西小学校(児童数539人)で10日に提供した給食のタケノコから、基準値の最高2・3倍の放射性物質が検出されたと発表した。


米大統領広島へ  恒久平和の願い世界に(2016/05/12京都新聞)
オバマ米大統領が、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせ、27日に広島を訪問することが正式に決まった。広島、長崎に原爆を投下した米国の現職大統領が被爆地を訪れるのは初めてだ。


<社説>空調補助一部廃止 切り捨てる理由はない(2016年5月11日琉球新報)
5月に入り、気温が上昇している。那覇では8日から3日連続で最高気温が30度を超えた。真夏日の教室で、騒音のため窓も開けられないとなれば子どもたちはどうなるか。

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パナマ文書公開  税逃れ、多くの目で監視(2016/05/11京都新聞)
 隠された税逃れの実態を白日の下にさらし、多くの目でチェックする。富める者と貧しい人々の格差が世界中で広がるなか、大きな意味をもつはずだ。

70年目の憲法 第5部 私のメッセージ <1> フリー編集者・島本脩二氏(2016/05/11ヒロシマ平和メディアセンター)
自分は憲法公布の年に生まれた。団塊世代には憲法の「憲」が入った名前が多い印象を受ける。押し付け憲法っていわれるけど、国民に受け入れられてたっていう一つの証しだよね。

水俣病公式確認60年 「事件」はまた繰り返す(2016/05/11東京新聞)
水俣病六十年。公式確認という言葉がそもそもあいまいだ。始まりも終わりも決めるのは当局なのだといいたげで。水俣事件は、まだ解決されていない。・・・原発事故で故郷を追われた人々は「被災者」ではなく「被害者」だ。なのにいまだ、命より経済優先、原発は止められない。

(天声人語)音楽と政治の危うい関係(2016/05/10朝日新聞)
すでに多すぎるほどの物議をかもしてきた不動産王トランプ氏が名だたるバンドからかみつかれた。エアロスミスなどに続いて今度はローリング・ストーンズから「おれたちの曲を勝手に使うな」と抗議された

(憲法を考える)9条、立憲主義のピース 寄稿、憲法学者・石川健治(2016/05/03朝日新聞)
1916年元旦、大阪朝日新聞の第1面に掲載されたのが、戦前を代表する憲法学者・佐々木惣一の論説「立憲非立憲」であった。同論文は、1回の休載を挟み、18回連続で1面に掲載された。同じ頃、彼の親友・吉野作造は、「民本主義」を提起した記念碑的論文を発表している(「中央公論」16年1月号)。

フィリピン、突破力に期待 大統領選、ドゥテルテ氏が当確(2016/05/10朝日新聞)
フィリピン大統領選挙で国民が選んだのは、過激発言で知られるダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏(71)だった。既存政治に「ノー」を突きつけ、型破りな候補の突破力に期待したと言える。

(WEBRONZA)「琉球新報には貸さない」と断られて(2016/05/10朝日新聞)
現政権に対して厳しい姿勢をとる琉球新報の記者が東京に転勤になり、上京して賃貸物件を探したところ、勤め先を理由に大家に入居を断られるという問題が起きました。

(声)子ども産む以前の問題で悩む(2016/05/10朝日新聞)会社員 野島聡子(大阪府 28)
「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログで待機児童問題は一気に注目を集めた。保育士の待遇改善も含め、有効な政策につながってほしいと思う。しかし、私の周りの同世代は、待機児童問題にたどりつき、悩む以前の苦難がある。

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憲法の価値、知識人ら熱く 故家永氏のメモで非公開の議論判明(2016/05/10朝日新聞)
・・・「安倍政権に物申す学者と重なる」憲法の専門家はノートの記載のどこに注目したか。「当時の知識人の姿と、安倍政権が進める安全保障関連法に憲法違反だと対抗した今の学者たちの姿が重なって見える」。憲法研究者の高見勝利氏はそう語る。

ビキニ提訴後、原告らが会見「国は責任を認めるべき」(2016/05/09京都新聞)
1954年の米国による太平洋・ビキニ環礁での水爆実験を巡り、被ばくに関する調査結果を日本政府が長年開示せず、米国への賠償請求の機会を奪われたなどとして、国家賠償請求訴訟を高知地裁に起こした元漁船員ら原告団が9日の提訴後、高知県庁で記者会見し「国は責任を認めるべきだ」と訴えた。

不登校対策法案 賛否の溝埋める努力を(2016/05/09東京新聞)0520
不登校の子や親たちの賛否が割れたままで、法案を押し通せば禍根を残すだろう。学校外の学びの支えを前進と見るか、不登校を逸脱行動と捉える発想を危険と見るか。子のために、溝を埋めたい。

難民問題の新たな局面(こちゃん / 2016年5月8日みどりの1kWh)
昨年は110万人に達したドイツに来る難民の数が、劇的に減っている。理由は、ギリシャから地続きのバルカン半島のマケドニアやクロアチア、スロヴェニアを通ってオーストリアに来ていた難民のルートが封鎖されたからだ。

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(2030 未来をつくろう)貧困救った幸せのバッグ 途上国従業員を厚遇(2016/05/09朝日新聞)
国連によると、バングラデシュは1日1・25ドル(約134円)未満で生活する人が人口の4割超(2010年)を占める貧困国だ。13年、違法に増築された衣料品工場が入るビルが崩落し、1千人あまりが亡くなった。

(社説)電力改革と地域社会 「地産地消」の新たな姿を(2016/05/09朝日新聞)
「選べる」をうたい文句に、4月から一般家庭への電力小売りが自由化されて1カ月余り。地域独占を続けてきた全国の大手電力から「新電力」に乗り換えた世帯は70万強で、全体の約1%にとどまる。

(子どもと貧困)頼れない親:中 住み込みで働き、月2万円(2016/05/09朝日新聞)
「それ、奴隷だよ」北関東の定時制高校のベテラン教員の言葉を、3年の女子生徒(18)はすぐにはのみ込めなかった。生徒は2013年から、自動車部品の加工工場に住み込みで働いていた。

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誰もが、愛する人と共に 性的少数者への理解を求めるパレード 東京・渋谷(2016/05/09朝日新聞)
 性的少数者への理解を求める大規模なパレードが8日、東京都渋谷区であった。主催したNPO法人「東京レインボープライド」によると、約5千人が参加。性の多様性を象徴するカラフルな旗や垂れ幕を持ち、渋谷駅前のスクランブル交差点など約3キロを歩いた。

平和大行進が東京出発 第1陣 8月4日広島到着(2016/05/09ヒロシマ平和メディアセンター)
 核兵器廃絶を訴えて全国11コースを歩く「平和大行進」(日本原水協などの実行委員会主催)の第1陣が6日、東京・夢の島を出発した。ゴールは被爆71年目の夏を迎える広島。8月4日の到着を目指す。

社説 憲法と基本的人権 その理念の実現が先だ(2016/05/04ヒロシマ平和メディアセンター)
「前文は堅苦しいけれど、人類が恐怖と欠乏から免れ平和に生存する権利をうたうなど、高潔な精神にあふれた散文詩ですよ」。昨年、本紙の取材に応じてくれた出版社、童話屋の編集者田中和雄さんの弁である。

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南阿蘇、引き裂かれたまま 橋崩落、国道・鉄道も途絶 熊本地震(2016/05/08朝日新聞)
熊本県を中心にした一連の地震で、同県と県内市町村が管理する道路や橋などの公共土木施設の被害額が、県の中間集計で1700億円を超える見通しとなった。復旧には巨額の費用と技術的課題の克服が必要で、全くめどが立たないものも多い。

(声)阪神支局で言論の自由を再確認(2016/05/08朝日新聞)医師 宮本克己(千葉県 63)
ゴールデンウィークに家族と関西へ旅行した。2日、家族が大阪の道頓堀を散策している時、私は一人、兵庫県西宮市に向かった。


(声)平和憲法の重みは増している(2016/05/08朝日新聞)無職 千葉幸則(東京都 66)
改めて日本国憲法を読んでみた。前文の「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起(おこ)ることのないやうにすることを決意し」という文言は、当時の国民の体験に基づく意思の凝縮なのではないか。


(子どもと貧困)頼れない親:上 3歳、おなかすいて盗んだ 親は借金返済、3人の子残され(2016/05/08朝日新聞)
万引きで補導されたのは3歳の保育園児だった。2012年春、西日本のスーパーマーケット。ズボンとシャツのポケットにあめとチョコを詰め込み、背中にロールパンの袋を隠していた。

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<社説>地震と原発 活断層列島に「安全」はない(2016/05/08琉球新報)
 いまだ収まらぬ熊本地震から、地下でうごめく断層の恐ろしさを実感する。震度7の強い揺れ、広がる震源域に人知が及ばない地震の脅威を思い知らされる。

カープ新井 反骨の2000安打 麦の心 ゲンの姿に心打たれる(2016/05/02ヒロシマ平和メディアセンター)
 プロ野球、広島東洋カープの新井貴浩(39)が史上47人目の通算2千安打を達成した。ドラフト6位以下で入団した大学出身選手では初めての到達。下位入団からはい上がり、4番失格の挫折を乗り越え、涙の移籍と覚悟の復帰を経ての大記録だ。反骨心で突き進んできた新井の野球人生を追った。

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週のはじめに考える 駆け引きと生活の間で(2016/05/08東京新聞)
伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)まで半月余。どうやら政治の駆け引きに翻弄(ほんろう)されそうな経済政策の雲行きです。国民の生活は置き去りでしょうか。

福島の子どもに外遊びを/ニコル氏、長野の森へ招待(2016/05/07共同通信)
 自然保護活動で知られる作家のC・W・ニコルさんが7日、里山の再生に取り組む長野県信濃町の「アファンの森」に、福島県いわき市の小学生40人を招待した。東京電力福島第1原発事故の影響で外遊びが不足しがちな子どもたちに、伸び伸び遊んでもらうのが狙い。3年間で福島県の子ども約千人を招く計画だ。

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「原発全廃」訴え100キロ行進 琵琶湖一周「市民ウオーク」(2016/05/05中日新聞)
原発再稼働の反対と早期の廃炉を訴える「原発全廃!びわ湖一周デモ」が四日、始まった。県内の女性団体や平和団体でつくる実行委員会が呼び掛け、九日までの六日間で琵琶湖沿岸約百キロを行進する。

森光子さん・野村克也さんも住んだ「マンモスアパート」(2016/05/07朝日新聞)
 西日本初の都心部高層住宅とされる「マンモスアパート」(大阪市西区)が改装され、新たな入居者を募っている。高度経済成長期に、日本住宅公団(現・都市再生機構=UR)が建設。昭和モダンの香りを残す伝説的アパートにはかつて、作家の故・司馬遼太郎さん、俳優の故・森光子さん、野球評論家の野村克也さんも暮らしたという。

女性議員増、機運あれど 女性参政権70年、なお比率低迷(2016/05/07朝日新聞)0502
女性が国政で初めて参政権を行使してから今年で70年。政治に多様な意見を反映させるため、女性議員を増やそうという機運は高まりつつあるが、「男性社会」の岩盤はなかなか崩れない。

(声)性同一性障害の友と歩んできて(2016/05/07朝日新聞)高校生 菊池真優(岩手県 16)0501
「性的少数の子 もっと知って」(4月2日朝刊)を読んだ。私にも、性同一性障害の友達がいる。友達は小学5年生の時、背中まであった髪を切った。それまでも自分は男っぽいと感じていたが、髪をショートにしたことで男になりたいという願望が強まったという。

<社説>介護人手不足 現場の声を政策に反映せよ(2016年5月5日琉球新報)
 介護の担い手不足が深刻だ。安倍晋三首相がアベノミクス新三本の矢に位置付ける「介護離職ゼロ」は掛け声倒れになっている。

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「買い物弱者」を支え半世紀 大森・ダイシン百貨店が8日閉店(2016/05/05東京新聞)
 「ダイシン」の名は、創業者の出身地・長野県にちなんだ「大きな信州」と「大きな信頼」、最寄り駅「大森」の音読みの三つの意味がかけられているという。

(ひと)立川談之助さん 平和を願い、「禁演落語」に取り組む(2016/065/05朝日新聞)
太平洋戦争開戦の1カ月ほど前、53の落語の台本が東京・浅草の寺に「埋葬」された。噺家(はなしか)たちが「時局にふさわしくない」と自粛した「禁演落語」。落語好きの知人から「聴いてみたい」と頼まれたのがきっかけで、7年前から「禁演落語を聞く会」を開く。

(社説)子どもの貧困 学び支え、連鎖断ち切ろう(2016/065/05朝日新聞)
 最も貧しい家庭の子どもが、他の多くの先進国と比べて、厳しい状況に置かれている――。4月に公表された国連児童基金(ユニセフ)の報告書は、そんな日本の現状を浮かび上がらせた。最貧困層と標準的な層との格差を国ごとに分析しており、日本の格差は41カ国の中で8番目に大きいという。

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(声)若者よ、格差も投票の基準に(2016/065/05朝日新聞)講談師 神田甲陽(山梨県 83)
この夏の参院選では18、19歳の若者が選挙に加わる。結構な話だと思う。だが君たちが何を基準に投票するのかとなると、難しい問題だろう。そこで、格差というものを考えるヒントにすることを提案したい。

(声)誰のための保育か考えてみて(2016/065/05朝日新聞)保育士 小林好子(神奈川県 54)
保育所について、当事者の視点から声をあげたいと思います。保育を必要とするのに預ける施設がない親御さんたちは、本当に気の毒だと思います。国は、保育施設の数や保育士の人数を確保しようと躍起になっているようですが「誰のための保育か」と、いま一度、振り返ってください。

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(憲法を考える)1947年の祈り 国際基督教大学学務副学長・森本あんりさん(2016/065/05朝日新聞)

「元最高裁判事の那須弘平氏は、日本国憲法を『祈りの書』と呼びました。『懺悔(ざんげ)と謝罪の書』とも言っています。憲法を読むと、『決意し』『念願し』『信ずる』『誓う』と、ふつうの法律文書にはない言葉が出てきます。『永久』『恒久』という言葉もありますが、それは明らかにこの世の政府や法律が保障できる範囲を越えています。言葉づかいからして『祈りの書』なのです」

(異論のススメ)巨大地震に襲われて 覚悟のいる「あきらめ」 佐伯啓思(2016/065/05朝日新聞)
さもなければ、東日本大震災から1、2年もたてば当事者を除いて震災の記憶は薄れ、3年もたてばまたもや、あの手この手を尽くした成長戦略を打ち上げ、株価の動向に一喜一憂するという、われわれの不細工な自画像を描く必要はなかったであろう。

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放射性物質、再飛散の懸念 チェルノブイリ原発事故から30年(2016/065/05朝日新聞)
ウクライナのチェルノブイリ原発で起きた史上最悪の事故から30年。周辺に広がる立ち入り禁止ゾーンでは、事故でまき散らされた放射性物質が再び飛散することが今も懸念されている。

(核といのちを考える)「核なき世界」カナダから 原爆詩、吉永さん朗読・坂本さん伴奏(2016/065/05朝日新聞)
優の吉永小百合さんがカナダのバンクーバーで3日(日本時間4日)、原爆の詩や原発事故に見舞われた福島の人々の詩を朗読した。音楽家の坂本龍一さんがピアノで伴奏した。

憲法、攻防 参院選にらみ集会 「改憲発議求める」「市民共闘で阻止」(2016/0504朝日新聞)
 東京・有明の広域防災公園で開かれた護憲派の集会には、約5万人(主催者発表)が参加。旧総評系や全労連系の労働組合や、参院選での野党共闘を支援するため学生団体「SEALDs(シールズ)」などが設立した「市民連合」が集まった。

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(世界発2016)ビール王国500年の掟 ドイツ純粋令「麦芽・ホップ・水・酵母のみ」(2016/0504朝日新聞)
 ビール王国ドイツが500年、かたくなに守り続ける金科玉条がある。ビールの製法を厳格に定めた「純粋令」。「最古の食品関連法」とされ、4月に制定500年を迎えて祝賀ムードに沸く。

(声)改憲よりも9条の理想選びたい(2016/0504朝日新聞)法律事務所職員 府川恵美子(神奈川県 64)
憲法9条2項の戦力の不保持と交戦権の否認を改変することや、安全保障関連法に反対を言うと、「北朝鮮や中国の脅威にはどう対処するのか。現実を直視しろ」という反論が必ず出る。だが、武力攻撃された場合でも個別的自衛権で対処は可能なのに、なぜ集団的自衛権の行使が必要なのか。

みどりの日に  森への関心もっと高めよう(2016/05/04京都新聞)
 鴨川の源流に近い京都市北区雲ケ畑の岩屋山志明院を訪ねた。咲き誇るシャクナゲに囲まれた楼門をくぐって境内を進む。地表はわずかなコケと落ち葉が目立ち、緑は少ない。

高橋源一郎氏「県民の憲法観を大事に」 那覇講演に1500人(2016年5月4日琉球新報)
 憲法記念日の3日、「2016憲法講演会」(主催・県憲法普及協議会、沖縄人権協会、日本科学者会議沖縄支部)が那覇市民会館大ホールで開催された。

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「小さな人間」が世界を動かす… 高橋氏、言葉の力強調(2016年5月4日琉球新報)
 高橋源一郎氏は「民主主義未完のプロジェクト」と題して講演した。高橋氏は沖縄と本土では憲法への視点は異なると指摘した上で「本土の人には見えないものが、沖縄の人には見えている。沖縄の人は(自分の足元を大切にする)『小さな人間』だ。だが『小さな人間』の集まりが世界を動かす。その視点を大事にしてほしいし、していきたい」と語った。

憲法記念日に  国民は改憲を求めているか(2016/05/03京都新聞)
 日本国憲法は今年、公布から70年の節目を迎える。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という憲法の三原則は戦後、日本人の血となり、肉となり、国際的な信頼を得てきた。

個人と国家と憲法と 歴史の後戻りはさせない(2016/05/03朝日新聞)
 「自由とはいったい何であろうか。一口にいえば自分の良心に従って生きることである」「私たちはどんな考えを持ってもよい」「どんな会合をやっても、どんな団体をつくっても自由である」

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原爆碑86基 「無言の証人」描く アマ画家藤登さんが水彩画集 ヒロシマの記憶 伝えたい(2016/05/02ヒロシマ平和メディアセンター)
アマチュア画家の藤登弘郎さん(80)=広島市安芸区=が、原爆死没者の慰霊碑などを描いた水彩画集を自費出版した。

最高裁長官「痛恨で重大」 ハンセン病患者隔離法廷(2016/05/02東京新聞)
 3日の憲法記念日を前に最高裁の寺田逸郎長官が記者会見し、ハンセン病患者の裁判を隔離先の療養所などに設置した「特別法廷」で開いていた問題について「痛恨の出来事で、責任者として重大に受け止めている」と述べた。

憲法記念日を前に 「押し付け論」を越えて(2016/05/02東京新聞)
日本国憲法の公布から今年で七十年。改憲論者は占領下に押し付けられたことを改正が必要な根拠に挙げますが、本当に押し付けだったのでしょうか。

<社説>安保法廃止法案 審議封じは姑息過ぎる(2016/05/02琉球新報)
与党が言う「すでに決着している議論」ではない。3月29日に施行された安全保障関連法を巡って、野党5党が廃止法案を、維新などが対案を提出したが、自民、公明の与党は審議しない方針だ。

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(社説)NHKの使命 政府の広報ではない(2016/05/02朝日新聞)
NHKは、政府の広報機関ではない。当局の発表をただ伝えるだけでは、報道機関の使命は果たせない。それは放送人としての「イロハのイ」だ。しかし、籾井勝人会長は就任から2年3カ月になるが、今もその使命を理解していないとしか思えない。

(声)憲法特集:上 憲法に導かれて仕事してきた(2016/05/02朝日新聞)弁護士 木村真実(東京都 45)
私は、日本国憲法は変更する必要がないと考えている。国家は、国民一人一人の人権を守るために存立する。その国民の代表が、国民のために権力を行使するのが民主主義だ。少数派も含めた一人一人の人権を守るためには、暴走しやすい国家を縛る憲法が必要である。

(声)憲法特集:上 貧困問題と報道の自由が心配(2016/05/02朝日新聞)無職 田中修(茨城県 65)
日本国憲法に関しては9条も心配だが、ほかにも二つ危惧している問題がある。一つは貧困問題。経済協力開発機構(OECD)によると、日本の子どもの貧困率はOECD平均を上回り、大人が1人の家庭の貧困率はOECDの中で最も高い水準だ。

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<社説>パリ協定 再生可能な電力こそ主軸に(2016年5月1日琉球新報)
 地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」に日本など175の国・地域が署名した。国際協定の署名初日に調印する国としては、これまで最多だった国連海洋法条約の119を大幅に更新した。

<社説>志賀原発に活断層 新基準に即し廃炉が当然(2016年5月1日琉球新報)
東京電力福島第1原発事故の反省はどこへ行ったのか。人の備えに万全はなく、何よりも安全を最優先すべきだということをわれわれは学んだのではなかったか。

水俣病60年、犠牲者悼む/患者認定申請なお2千人超(2016/05/01京都新聞)
水俣病は1日、公式確認から60年を迎えた。熊本県水俣市の山中にある「乙女塚」では、患者らでつくる「水俣病互助会」などが慰霊祭を開き、約50人が犠牲者を悼んだ。

桜島、噴煙4100メートル 今年最高、歴代7位タイ(2016/05/01東京新聞)
1日午後3時35分ごろ、桜島(鹿児島市)の昭和火口で爆発的噴火があり、噴煙が高さ4100メートルに達した。

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週のはじめに考える 福島から日本を変える(2016/05/01東京新聞)
JR福島駅の新幹線コンコースには、全国の駅でも珍しい大型の鉄道模型があります。太陽光発電量が世界一の駅(昨年四月現在)で、模型は「再生可能エネルギー情報館」の目玉展示なのです。

安倍政権で改憲「反対」56% 貧富格差「拡大実感」57% 共同世論調査(2016/05/01東京新聞)
共同通信社が二十九、三十両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍晋三首相の下での改憲に「反対」が56・5%で「賛成」の33・4%を大きく上回った。


チェルノブイリで始まった新しい歴史(あきこ / 2016年5月1日みどりの1kWh)
30年前の4月26日、チェルノブイリ原子力発電所の4号炉が爆発した。世界各国でもこの日を記念して多くの報道がなされただろう。ドイツでも多くのメディアが特集を組んだ。


ドイツ原発事情の今、その1(じゅん / 2016年5月1日みどりの1kWh)
チェルノブイリ原発事故から30年、連邦環境省の創設から30年の節目にあたり、1986年の春のあの日を思い起こします。あの日起こった未曾有の事故によって核エネルギーがどれほど大きな危険を伴うものであるかが誰の目にも明らかになったのでした。


政府説明 保育士データ、女性のみ比較 賃金格差を少なく見せかけ?(2016/05/01東京新聞)
政府が来年度からの保育士の賃上げに関する説明で、女性保育士の賃金だけを引き合いに出していることに批判が出ている。男性保育士もいるのに、保育士は女性との前提に立っていると受け取られかねないからだ。

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熊本地震で震源域「東に拡大あり得る」 都司元東大准教授(2016/04/30高知新聞)
活発な活動が続く熊本、大分県の地震について、東京大学地震研究所の元准教授で深田地質研究所(東京都文京区)の都司嘉宣・客員研究員(歴史地震学)が「地震が起きる範囲はさらに拡大する可能性がある」と警戒を呼び掛けている。

<社説>熊本・本震2週間 災害弱者の支援充実を(2016年4月30日琉球新報)
16日未明、熊本県で阪神大震災と同規模のマグニチュード7・3の本震が発生してから2週間が経過した。震源域は大分県にも拡大し、29日は由布市で震度5強を記録した。

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エルサレムで古代ギリシャの城塞を発掘(2016/04/30ナショナルジオグラフィックス)
 イスラエルの考古学者らは、エルサレム旧市街の中心部で2000年以上前に古代ギリシャ人が築いた堂々たる城塞跡を発掘した。この遺構は、ヘレニズム文化が古代エルサレムの街を支配していた時代についての初めての物証となる。


民衆とマネー資本主義 貧富の格差は正さねば(2016/04/30東京新聞)
若者や弱い立場の人々を苦しめている貧富の格差。それを正そうという新たなうねりが日本はもちろん、先進国で広がり始めています。


物価目標先送り  戦略立て直しが必要だ(2016/04/30朝日新聞)
強弁を重ねても手詰まり感は誰の目にも明らかだろう。日銀は、デフレ脱却の目安となる2%の物価上昇目標の達成時期をさらに先送りする一方、金融政策は現状維持を決めた。

熊本、「危険」建物1万件 大分で新たに震度5強(2016/04/30朝日新聞)
熊本県などでの一連の地震で、応急危険度判定で立ち入りが「危険」と判断された熊本県内の建物が1万件を超えた。県が29日、発表した。

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(話そかな、:2)原発不安、もっと話したい(2016/04/30朝日新聞)
薩摩川内市でも最大で震度4の揺れが3回あった。〈川内原発に異常はないということです〉。テレビでアナウンサーが繰り返す。隣の熊本で大地震が起きるなんて、考えてもいなかった。女性は少しずつ疑い始めている。

「育児も介護も」25万人 女性に重い負担 内閣府推計(2016/04/29朝日新聞)
 子育てと家族の介護に同時に直面する「ダブルケア」をする人が、全国で少なくとも25万3千人いることがわかった。女性が16万8千人で、男性が8万5千人。女性により負担が偏っている実態が浮かび上がった。

特定秘密の運用  不透明感が増す一方だ(2016/04/29京都新聞)
 報告とは名ばかりで、厚い秘密のベールに包まれたままだ。政府が昨年1年間の特定秘密保護法の運用をまとめた報告を国会に提出した。だが、どんな情報を特定秘密に指定したのか、それが適切なのか、報告からは読み解けない。

(時時刻刻)地震、原発止めず大丈夫? 川内停止要望、約5000件(2016/04/29朝日新聞)
熊本県などでの地震が続くなか、九州電力川内原発(鹿児島県)は「安全性に問題ない」と運転を続けている。気象庁は今後も強い揺れに警戒するよう呼びかけているが、原子力規制委員会は運転に「お墨付き」を与える。

(社説)衆院選挙制度 自らを律せない立法府(2016/04/29朝日新聞)
住んでいる地域によって一票の価値に不平等が生じる。この理不尽を改めるためだったはずの衆院の選挙制度改革が、中途半端に終わることになった。

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(社説)安保違憲訴訟 司法の真価が問われる(2016/04/29朝日新聞)
集団的自衛権の行使を認めた安保関連法は憲法に反するとして、市民ら約500人が東京地裁に訴えをおこした。今後も各地で提訴が予定されている。


金融政策維持 仏の顔は三度まで…2016年4月29日(2016/04/29東京新聞)
物価上昇目標の達成を先送りしながら日銀が金融政策の現状維持を決めたのは、異次元緩和の限界を示した格好だ。

活断層と認定 志賀原発は動かせない(2016/04/29東京新聞)
 北陸電力志賀原発(石川県)の直下を走る断層が、地震を起こす恐れのある活断層と認定された。活断層が連動して動く怖さは、熊本地震で骨身に染みた。過去に学べば、志賀原発は動かせない。

核ごみ処分場で前東洋町長が抗議(2016/04/28共同通信)
原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、佐賀県玄海町の岸本英雄町長が国との協議に応じる姿勢を示したのを受け、かつて計画が持ち上がった高知県東洋町の沢山保太郎前町長(72)らが28日、玄海町役場を訪れ、反対する抗議文を提出した。

<福島第1>県漁連、トリチウム水放出認めず(2016/04/28河北新報)
福島県漁連の組合長会議が27日、いわき市であり、東京電力福島第1原発の汚染水の浄化後に残るトリチウムについて、海洋放出を認めない方針を改めて確認した。

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<社説>4・28「屈辱の日」 自己決定権回復を誓う日に(2016年4月28日琉球新報)
奄美を含む南西諸島、小笠原を日本から分離する1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効から64年たった。この日を境に日本本土が独立を回復する一方で、沖縄は米国の施政権下に置かれた。米軍は基本的人権を無視し「銃剣とブルドーザー」によって農地を奪い、東アジア最大の軍事基地を建設した。

ゴルバチョフ元ソ連大統領から県民への手紙 日本語と英語の全文(2016年4月26日琉球新報)
 冷戦終結に指導的役割を果たし、ノーベル平和賞を受賞したミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領が、初来沖から15年が過ぎたのを機に、琉球新報を通じて県民に手紙を寄せました。

<社説>衆院補選 接戦に政権批判が表れた(2016/04/26朝日新聞)
民進、共産など野党4党の統一候補である無所属新人の池田真紀氏は及ばなかった。一方、与党が候補者を立てなかった京都3区では民進党の泉健太氏が当選した。

(評・音楽)エリック・クラプトン 自然体の魅力、ギターに歌に(2016/04/26朝日新聞)
長年のファンにはどれだけギターを披露してくれるか、というのが話題の常だが、その期待に応えるようにイントロ、間奏など随所でソロが披露され、音色の多彩さやフレージングなど存分にその手腕を堪能。

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(時時刻刻)最高裁、違憲回避ありき 隔離法廷「裁判の公開に反せず」(2016/04/26朝日新聞)
ハンセン病患者であれば隔離された「特別法廷」で裁判を開いてきたかつての運用について、最高裁が25日、自らの誤りを認めて謝罪した。だが、有識者委員会からも指摘された「憲法違反」には踏み込まなかった。

(憲法を考える)自民改憲草案・個人と人:上 人権、削られた「獲得の努力」(2016/04/26朝日新聞)
 自民党の憲法改正草案は、現憲法97条を丸ごと、削除している。97条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬(しれん)に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

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世界の原発、行方は チェルノブイリ事故から30年(2016/04/26朝日新聞)
1960年代以降、順調に伸びていた原発は、チェルノブイリの事故で大きな曲がり角を迎える。反原発の機運が強まり、90年以降、欧米で新規建設が下火となり、そのさなかに福島の事故が起きた。

(社説)ハンセン病 司法の差別、決着せぬ(2016/04/26朝日新聞)
「人権の砦(とりで)」たる最高裁として、これで問題が決着したといえるのだろうか。ハンセン病患者の裁判がかつて、隔離された「特別法廷」で開かれていたことをめぐり、最高裁はきのう、元患者らに「患者の人格と尊厳を傷つけたことを深く反省し、お詫(わ)びする」と謝罪した。

<福島第1>5号機ポンプ室で発煙(2016/04/26河北新報)
 東京電力は25日、福島第1原発5号機の原子炉建屋にある「残留熱除去系」と呼ばれる冷却設備のポンプ室で発煙があったと発表した。

トリチウム処分試算に批判の声 県地域漁業復興協(2016/04/26福島民報)
平成28年度の第1回県地域漁業復興協議会は25日、いわき市の県水産会館で開かれた。協議会の開催予定などが協議され、毎月1回、会合を開き漁業復興計画の策定を進めていくことを申し合わせた。

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川内原発の即時停止を 熊本地震受け県保険医協会が声明(2016/04/26中日新聞)
 声明は、地震の強い振動が原発にどんな損傷をもたらし、その蓄積がどのような影響を及ぼすかが未調査だとした上で、原発直下に最大震度の地震が発生する可能性を指摘。


ハンセン病隔離法廷、最高裁謝罪 「設置手続きが違法」(2016/04/25東京新聞)
ハンセン病患者の裁判を、隔離先の療養所などに設置した「特別法廷」で開いていた問題で、最高裁は25日、設置手続きが違法だったと認め、元患者らに謝罪した。


ハンセン病特別法廷、最高裁が謝罪 「尊厳傷つけた」(2016/04/25朝日新聞)
ハンセン病患者の裁判を隔離された療養施設などに設けた「特別法廷」で開いていた問題で、最高裁の今崎幸彦事務総長は25日、調査報告書を公表し、「患者の人格と尊厳を傷つけたことを深く反省し、お詫(わ)びする」と謝罪した。

原発全廃訴え琵琶湖一周デモ 4日から市民グループ(2016/04/25京都新聞)
原発反対の運動を展開している市民グループのメンバーらが5月4〜8日に、琵琶湖の周囲を歩いて福井県の原発全廃などを訴える「びわ湖一周デモ」を行う。趣旨に賛同し、参加する人を募っている。

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(核といのちを考える)小国、司法に問う軍縮 マーシャル諸島、保有国を提訴(2016/04/25朝日新聞)
 南太平洋の島国、人口わずか約5万人のマーシャル諸島。米国によるビキニ水爆実験の現場だったこの国が、核保有国を相手取り、「核軍縮の義務を果たしていない」と、国家間の紛争を解決する国際司法裁判所(ICJ)に訴え出た。

<社説>女性登用目標 均等法30年の反省を(2016/04/25琉球新報)
 今年は女性にとって節目となる年である。女性が参政権を行使して70年、採用や昇進の女性差別解消を目指した男女雇用機会均等法の施行から30年だ。

エコノミー症候群重症患者35人(2016/04/25京都新聞)
熊本、避難長期化で急増恐れ/熊本県は25日、エコノミークラス症候群と診断され、入院が必要な重症と診断された患者が24日までに35人に上ったと明らかにした。

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パリ協定署名  日本は早期発効先導を(2016/04/25京都新聞)
地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」の署名式が国連本部で開かれ、日本や米国、中国をはじめ計175カ国・地域が署名した。国際協定の署名初日の調印数では過去最多で、早期発効への弾みになることを期待したい。


チェルノブイリ 教訓は伝え続けねば(2016/04/25東京新聞)
旧ソ連(現ウクライナ)でチェルノブイリ原発事故が起きてから二十六日で三十年になる。多数の死者を出し、事故で飛び散った核のちりは北欧やドイツまで広がった。その教訓は今も生きている。


時代の風/女性参政権70年=作家・中島京子(2016/04/24毎日新聞)
本を中心とした、九州の震災被害がとても心配される。余震がおさまり、ライフラインが復旧し、不安の中にいる方々に早く十分な支援が届くようにと願う。

<社説>係争委陳述 県の主張にこそ正当性ある(2016/04/24琉球新報)
・・・翁長雄志知事は辺野古の埋め立てについて「人類共通の財産を地球上から消失させた壮大な愚行として後世に語り継がれることになりはしないかと危惧している」と述べ、新基地建設計画を「壮大な愚行」と表現した。極めて妥当だ。

伊の脱原発、正しかった(2016/04/24共同通信)
廃止導いた急進党元書記長/1986年4月の旧ソ連チェルノブイリ原発事故を受け、翌87年に国民投票で原発廃止を選択したイタリアの反原発運動を率いた急進党(当時)のジャンフランコ・スパダッチャ元書記長(81)が事故発生から30年を前に24日までに共同通信の取材に「地震国に原発は危険。脱原発は正しかった」と述べた。

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(科学の扉)太陽系の果てを探れ 無数の天体、歴史解明のカギ(2016/04/24朝日新聞)
無数の天体が散らばる太陽系の果ての姿が、少しずつ見え始めてきた。昨年、米国の探査機が史上初めて冥王星に到達。未知の惑星の存在も予測されるなか、はるかかなたの空間に、太陽系の歴史を知る手がかりがあると期待されている。

エネルギー転換で輸出もアップまる / (2016年4月24日みどりの1kWh)
ドイツの革新的なエネルギー技術は発展途上国だけでなく、先進国でも求められている。それは多くの国々が気候変動との戦いにおいてドイツのエネルギー転換を参考にしているので、不思議ではない。

オバマ大統領 広島訪問へ 米世論の変化も後押し(2016/04/24東京新聞)
 【ワシントン=青木睦】五月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の直後、オバマ米大統領が現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問する。

「熊本地震、伊方原発に影響」(2016/04/23共同通信)
松山で再稼働反対集会/ 7月下旬にも見込まれる愛媛県伊方町の四国電力伊方原発3号機の再稼働に反対する集会が23日、松山市の公園で開かれた。参加者は、熊本、大分両県で相次いでいる地震に言及した上で「伊方原発近くの中央構造線断層帯に影響を与える危険性がある」「愛媛県知事は再稼働同意を撤回しろ」などと訴えた。

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軍学共同研究 技術立国に逆行する(2016/05/18東京新聞)

マイケル・ダグラス氏「大統領、広島で強い言葉発して」(2016/05/13朝日新聞)

水俣病公式確認60年 「事件」はまた繰り返す(2016/05/11東京新聞)

(声)平和憲法の重みは増している(2016/05/08朝日新聞)

個人と国家と憲法と 歴史の後戻りはさせない(2016/05/03朝日新聞)

民衆とマネー資本主義 貧富の格差は正さねば(2016/04/30東京新聞)

時代の風/女性参政権70年=作家・中島京子(2016/04/24毎日新聞)

樋口陽一(東京大名誉教授) 改憲、近代国家の否定に 憲法理念の根幹を聞く(毎日新聞2016年4月21日 東京夕刊)

報道の自由度が急落 日本61位→72位に(2016/04/21東京新聞)

地震と原発 やっぱり原点に戻ろう(2016/04/06東京新聞)

原動力は政治への「怒り」 高校生グループ「ティーンズ・ソウル」(2016/04/15毎日新聞)

(憲法を考える)公共のゆくえ 作家・桐野夏生さん(2016/04/12朝日新聞)

<社説>ムヒカ氏初来日 戦争なき世界実現考えたい(2016/04/10琉球新報)

(声)日本の報道の自由が心配だ(2016/04/04朝日新聞)

安保関連法施行 「無言館」からの警鐘(2016/03/29東京新聞)

福島第一原発で汚染水5.3トン漏れ 高温焼却炉建屋内(2016/03/24朝日新聞)

安倍とメディアに「大名は愚者になる」を教えたい!(2016/03/16毎日新聞)

大震災5年  「人の復興」を正面に据えよ(2016/03/11京都新聞)

『言』 原発事故と科学 「安全神話」の復活を憂う(2016/03/09ヒロシマ平和メディアセンター)

「工事停止に意義」議会で知事 あらゆる手法で阻止(2016/03/08琉球新報)

社説/大震災から5年 原発事故 日本は何を学んだのか(2016/03/07毎日新聞)

フクシマで考える(中) 起きた事実を見つめよ(2016/02/26東京新聞)

(東日本大震災5年)400キロ 防潮堤で消えるもの(2016/02/24朝日新聞)

信仰は衰え、国家は破壊された エマニュエル・トッド氏(2016/02/11朝日新聞)

(核の神話:13)従順な「原子力ムラ」なぜ生まれたか(2016/02/11朝日新聞)

首相の改憲論 あまりの倒錯に驚く(2016/02/06朝日新聞)

首相9条発言 ご都合主義の改憲論だ(2016/02/04東京新聞)

キャスター降板 何が起きているのか(2016/01/21東京新聞)

(声)「微力」も積もれば「威力」となる(2016/01/20朝日新聞)主婦 中嶋由美子(東京都 63)

<社説>安倍首相発言 この国は民主主義国なのか(2016/01/14琉球新報)

「お前は人権の臭いがする」 国と同化、自己肯定の差別(2016/01/11朝日新聞)

<社説>2015年回顧 民主主義問われた1年 諦めず、声を上げ続けよう(2015/12/31琉球新報)

年のはじめに考える 歴史の教訓を胸に(2016/01/01東京新聞)

<社説>生活保護と進学 政府が貧困脱出を阻むの愚(2015/12/22琉球新報)

(書評)『誰が「橋下徹」をつくったか 大阪都構想とメディアの迷走』 松本創〈著〉(2015/12/20朝日新聞)

<社説>思いやり予算増加 思考停止の病弊が表れた(2015/12/19琉球新報)

体験根ざした反戦貫く 野坂昭如さん死去(2015/12/11朝日新聞)

(天声人語)「批判の自由」の大切さ(2015/12/07朝日新聞)

<社説>知事の意見陳述 基地めぐる虚構暴いた 司法は理非曲直見据えよ(2015/12/03琉球新報)

温暖化対策パリ会議 日本が取り残される(2015/11/30東京新聞)

収束はいつのこと? − 今も毎日7000人が作業に従事(あきこ / 2015年11月22日みどりの1kWh)

<社説>座り込み500日 驚異的な非暴力の闘い(2015/11/20琉球新報)

GDPマイナス 「この道」はどこへ続く(2015/11/17東京新聞)

天声人語)緊急事態の議論の危うさ(2015/11/14朝日新聞)

府の情報非開示  「秘密法」の弊害明らか(2015/11/07京都新聞)

週のはじめに考える 多数決がのし歩いては(2015/11/01東京新聞)

辺野古着工 民主主義に背く強行だ(2015/10/30東京新聞)

軽んじられる沖縄の声 那覇総局長・松川敦志(2015/10/30朝日新聞)

新聞週間  過ち繰り返さぬために(2015/10/15京都新聞)

ノーベル経済賞 お金で幸せは買えない(2015/10/14東京新聞)

(社説余滴)アベノミクス始末 原真人(2015/10/09朝日新聞)

GDP600兆円 ピーターパン症候群か(2015/10/09東京新聞)

徴兵制否定の理由とは(2015/10/07東京新聞)

反戦 願い集めて 絵本「戦争のつくりかた」短編アニメに(2015/10/03東京新聞)

特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に ノンフィクション作家・保阪正康さん(毎日新聞 2015年09月30日 東京夕刊)

福島菊次郎さん死去 反権力の写真家 94歳(2015/09/26朝日新聞)

安保法・原発 どちらもさよなら 代々木公園で集会(2015/09/24東京新聞)

安保とデモ、刻まれた主権者意識 特別編集委員・山中季広(2015/09/21朝日新聞)

(社説)新安保法制 不断の監視が始まる(2015/09/21朝日新聞)

安保関連法が成立 「法廃止へ」これから 各団体 運動継続を表明(2015/09/20東京新聞)

平和主義の行方  9条を空洞化させるな(2015/09/19京都新聞)

 


特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 作家・島田雅彦さん(毎日新聞 2015年07月14日 東京夕刊)

(社説)「違憲」法案 採決に反対する(2015/07/15朝日新聞)

(社説余滴)「いざという時」が来た 高橋純子(2015/07/03朝日新聞)

 


《戦時世代が語る憲法といま》 憲法学者 樋口陽一氏

貧困の多数派、歯止めを

「人類が生き残っていく道、持続可能エネルギーだけ」 チョムスキー、上智大で講演

とめよう戦争する国づくり(2014/03/09赤旗日曜版)ジャーナリスト、鳥越俊太郎

(声)個を育てる教育改革が必要だ(2014/03/04朝日新聞)

人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響

自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

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