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共産、入党者が急増 2カ月半で若者ら5100人(2014/08/14京都新聞)
「これだけ早いペースで増えるのは過去に例がなく、閣議決定の影響とみて間違いない」。政府が7月1日に集団的自衛権の行使容認を閣議決定して以降、急に入党者が増えたという共産党。


EEG法改正もなんのその − ドイツの電気はますますみどりに!(あきこ / 2014年8月10日みどりの1kWh)
再生可能エネルギー優先法(EEG)の改正をめぐる駆け引きはエコ電気には何の悪影響も与えなかった。それどころか、2014年上半期には我が国の電力需要の28,5%が再生可能エネルギーによって賄われている。


(戦後70年へ)独りだけ生還、悩み続けた(2014/08/14朝日新聞)
元兵士は憂う〈3〉 特攻隊。特攻機のエンジンが止まった。操縦していた中尉が「もうだめだ」と叫んだ。「がんばりましょう」。そう声をかけて、必死に操縦桿(かん)を操った。しかし、手が離れた瞬間、機体ごと海に落ちた。中尉を見たのは、それが最後だった。・・・自分だけ生き残ったという心の葛藤は、いまなお完全には消えていない。その代わり、不幸な時代を語り継ぐ大切さにも気がついた。

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(戦後70年へ)醜さ露呈するのが戦場(2014/08/12朝日新聞)
愛知県春日井市の元陸軍少尉、加藤英男さん(93)は、終戦後の1年、フィリピンの収容所にいた。そこで行ったこともないマニラ近郊で住民虐殺を指揮した容疑がかけられた。だが、被害住民に「ユー」と指さされた。・・・人間の愚かさ、醜さが露呈するのが戦場だ。部下を見捨てて逃げた軍幹部もいた。「戦争は絶対に避けるべきだ」。手製地図や年表で語り部を続ける。


国策に翻弄され:戦争と原発/2 学徒動員で海軍工廠勤務−−福島市清水町・遠藤宮子さん/福島(毎日新聞 2014年08月13日 地方版)
加害者でもあった 「言葉でごまかすのが一番いけない」−−遠藤宮子さん(85)
太平洋戦争中の1944年11月、旧制福島高等女学校(現県立橘高)の3年生は学徒動員で、神奈川県横須賀市の海軍工廠(こうしょう)に行った。

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(戦後70年へ)「あの戦争」を知りたくて/春香クリスティーンさん、保阪正康さんと語る(2014/08/12朝日新聞)
「戦後」という時代は来年で70年。「あの戦争」を語る機会は減るばかりだ。スイスから高校生のとき来日してこの国を生活の場に選んだ22歳のタレント春香クリスティーンさんにお願いして、戦争史に詳しいノンフィクション作家の保阪正康さん(74)を相手に、等身大の疑問を語ってもらった


(戦後70年へ)友の死、今こそ語る(2014/08/12朝日新聞)
名古屋市天白区の前畑信男さん(87)が旧満州(中国東北部)での体験を語ることができるようになったのは、ごく最近のことだ。・・・2年前、大腸がんを患い、死を覚悟。「友人の死を語ることが最大の供養」と思った。特定秘密保護法や集団的自衛権の行使容認など、戦中に逆戻りするような政治の流れに警鐘を鳴らしたいとも思った。

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ナチスの収容所服寄贈 福山の記念館に仏映像作家 「着ていた人 想像して」(2013/08/13ヒロシマ平和メディアセンター)
フランスの映像作家フランソワ・ウザンさん(36)が12日、福山市御幸町のホロコースト記念館を訪れ、ナチスの強制収容所に収容された人が着ていたとみられる服を寄贈した。


原発老朽化対応、廃炉先進国に学ぶ 日本技術者連盟調査団に同行取材(2014/08/13福井新聞)
世界の原発約430基(今年1月時点)のうち、廃炉段階にあるのは約130基。その約6割を欧州の原発が占める。福井県内原発も高経年化(老朽化)が進み廃炉時代が目の前に迫る中、日本技術者連盟の廃炉実態調査団に同行し「廃炉先進地」といえる欧州4カ国を訪れ、取材した。


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沖国大 米軍ヘリ墜落写真展が開幕 16日まで(2014年8月13日沖縄タイムス)
【宜野湾】沖国大への米軍ヘリ墜落を問う写真パネル展(主催・同大沖縄法政研究所、共催・沖縄タイムス社)が13日、同大13号館3階で開幕した。ヘリ墜落現場のほか、人が暮らしていた土地を米軍が接収し、普天間飛行場を建設する前後の様子、1959年の石川・宮森小の米軍機墜落の写真など、「過去と現在をつなぐ」展示をしている。


ヘリ墜落 紙に刻む 中澤教諭が個展 県博(2014年8月13日沖縄タイムス)
開邦高校美術教諭の中澤将さん(51)=浦添市=のオブジェ展が12日、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館で始まった。展示の中には、沖縄国際大学での米軍ヘリ墜落事故を題材にした作品がある。「事故の記憶を風化させたくない」との思いから、半年かけて制作した。17日まで。


(戦後70年へ プロローグ:1)和解へ、虐殺の記憶共有(2014/08/12朝日新聞)
第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦から70年。第1次大戦開始からは100年。今年、現代史の節目を迎える欧州では、ことあるごとに各国首脳が集い、歴史をふりかえる。かつての敵対関係を超えて、戦争の記憶の共有が進む。歴史観をめぐって対立が深まる一方の東アジアとどこが違うのか。

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(戦後70年へ プロローグ:1)独仏つなぐ合同TV 24時間、2カ国語で同じ番組(2014/08/12朝日新聞)
「ガザの映像は入っているか」「いや、まだだ」「次はドイツの最低賃金法の話にしよう」それは、世界のテレビ局ならどこでもやっているニュース前の打ち合わせの光景だった。ただし、集まっているのはドイツ人とフランス人が半々。


(戦後70年へ)日本の歩み、世界史に問う 編集委員・三浦俊章(2014/08/12朝日新聞)
戦後は来年70年だ。あのときの小学(国民学校)1年生はすでに喜寿を迎え、20歳の若者は90歳になる。・・・今でも「戦後何年」という言い方をするのは、戦争に敗れて、民主主義国として再出発したあの経験が、私たちの社会の原点だからである。


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(社説余滴)辺野古、かけがえのない海 野上隆生(2014/08/12朝日新聞)
冒頭のナマコや貝から国の天然記念物ジュゴンまで、大浦湾には多様な生物が生息する。黒潮生物研究所(高知県)の小渕正美研究員によると、移設事業を進める沖縄防衛局が行った環境アセスメントでも、目に見えるサイズの動植物を5306種も確認。


(声)戦力持たない日本の夢を見た(2014/08/12朝日新聞)医師 森弘行(北海道 53)
こんな夢を見た。20××年、時の内閣は閣議で憲法解釈の変更を決定した。憲法を「積極的」に解釈し、一切の戦力を放棄するというものだ。その後、自衛隊は完全な武装解除を行い、国際救援隊となった。世界各地で大きな災害や事故があると駆けつけ、日本人は「汗を流して」働いた。どこの国でも銃を持たない救援隊と日の丸は歓迎された。


(声)「もう戦争しない」誓ったはず(2014/08/12朝日新聞)高校生 大金七菜(千葉県 18)
私の大学受験のため、我が家はこの夏から新聞をとっています。「声」欄で毎日のように集団的自衛権についての意見が飛び交っているのを読んで、たいへん驚きました。私も社会に向けて、声を発しなければならないような気がしました。


アウトランダー・シリーズ、著者に聞く(Ashleigh N. DeLuca, National Geographic News August 12, 2014)
ダイアナ・ガバルドン(Diana Gabaldon)氏の小説「アウトランダー・シリーズ」の第1作『時の旅人クレア』のなかで、主人公のクレア・ランダルは、第二次大戦後に2度目の新婚旅行と称して夫と共にスコットランドを訪れる。

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原爆惨状伝えるパネルなど展示 島根県浜田・松江市役所(2014/08/12ヒロシマ平和メディアセンター)
浜田、松江両市役所で広島、長崎の惨状を伝える原爆展が開かれている。 浜田市では本庁舎ロビーに、きのこ雲や被爆直後の惨状、被爆者を悼む広島のとうろう流し、長崎のたいまつ行列などの写真26枚を収めたパネル9点が並ぶ。


アニメーションフェス30周年 広島から世界へ <上> 原点 平和希求 ヒロシマ共鳴(2014/08/12 ヒロシマ平和メディアセンター)
広島国際アニメーションフェスティバルがことし、1984年の運営組織発足から30周年を迎えた。被爆40年の85年から、「愛と平和」をテーマに広島市でほぼ隔年に開催。


核廃絶へ市民の声を 原水協も長崎大会始める(2014/08/11ヒロシマ平和メディアセンター)
日本原水協などの原水爆禁止世界大会は8日、長崎市での大会を始めた。幕開けとなる「国際交流フォーラム」では、来年春の核拡散防止条約(NPT)再検討会議や核兵器禁止条約で具体的な成果を得るために、市民社会が声を上げる大切さを確認した。

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安倍首相、再三否定も… 「徴兵制」の発言、議論なぜ?(2014/08/11朝日新聞)
ジャーナリストの堤未果さんは著書「ルポ 貧困大国アメリカ」(岩波新書)で貧困家庭やワーキングプアの若者が、軍が提示する学費補助や医療保険などに誘われて入隊する実態をリポートした。日本でも格差拡大が指摘される。堤さんは「今のまま貧困やワーキングプアが広がれば、徴兵制にせずとも日本は同じ道をたどるだろう」と話す。


イラク戦争の犠牲者は推定50万人(Dan Vergano, National Geographic News October 17, 2013)
2003〜2011年のイラク戦争によって、イラクでは約50万人の命が直接的、間接的に奪われたことが、同国の1960世帯を対象とした画期的調査によって明らかとなった。


ギニア、エボラ熱対策で国境封鎖 ザンビアは入国禁止措置(2014/08/10CNN)0813
シエラレオネ・フリータウン(CNN) 西アフリカ諸国で大流行しているエボラ出血熱の問題で、ギニアは10日までに感染拡大を阻止するためシエラレオネとの国境を封鎖した。

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エボラの現状、現地の研究者に聞く(Karen Weintraub for National Geographic News August 11, 2014)
アメリカ人ウイルス学者ジョセフ・フェア(Joseph Fair)氏は、過去10年間の大部分をシエラレオネで過ごし、現在はシエラレオネ保健省のアドバイザーとしてエボラ対策に取り組んでいる。


イラクで迫る危機、ヤジディ教徒とは(Avi Asher-Schapiro for National Geographic News August 11, 2014)0811
 その信仰を理由に、ヤジディ教徒は何世紀にもわたり嫌悪の対象となってきた。大半のイスラム教徒からは悪魔を崇拝する異端者とみなされ、これまで何度もジェノサイド(大量虐殺)の危機に直面してきた。


特別な「スーパームーン」雲間に見えた 11日未明(2014/08/11朝日新聞)
台風11号が過ぎ去った11日未明、いつもより大きく見える「スーパームーン」の満月が雲間に姿をみせた。

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介護現場、56.5%が人手不足 13年度実態調査(2014/08/11朝日新聞)
介護事業所の56・5%で従業員が足りていないことが、厚生労働省所管の財団法人「介護労働安定センター」が11日に公表した2013年度の介護労働実態調査で分かった。


社説[NIE全国大会]主体的市民を育てよう(2014/08/11沖縄タイムス)
沖縄タイムスのこども新聞「ワラビー」に親子で記事を読んで考える企画がある。6月1日の「上阪さんちのNIE」で母子が注目したのは、社説「ナイジェリア拉致」(5月17日付)だった。270人以上の女子生徒が、学校からイスラム武装勢力に連れ去られた事件を論じた内容だ。


親子で沖縄伝統たこ作ったよ 浦添(2014/08/11沖縄タイムス)
【浦添】沖縄の伝統的な子どもたこ「カーブヤー」を作るイベントが6日、浦添市のかりゆしセンターであり、親子連れ約30人が沖縄美ら島財団参与の西平守孝さん(74)の手ほどきを受けた。シーサーやハイビスカスが描かれた一辺42センチの障子紙をたこに仕立てた。

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政府、福島に総額3千億円提示へ 焦点の中間貯蔵交付金(2014/08/11共同通信)
東電福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設建設をめぐり、石原伸晃環境相と根本匠復興相は8日、福島県郡山市で佐藤雄平知事や候補地の双葉、大熊両町長と会談し、施設使用の30年間で総額3010億円の交付金を拠出する方針を提示した。


平和、武力では作れない 「戦争は戦争を呼ぶ」 長崎原爆の日69年「平和への誓い」(2014/08/09朝日新聞)
武力による抑止で、核の傘で、本当の平和がつくれるのか。69年前、原子野で誓った不戦の原点から、遠ざかっていないだろうか。惨禍を目のあたりにしたこの日、被爆者たちは足元の平和を見つめている。《今、進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじった暴挙です。》


(くらしの目)お金の流れ、もの言える消費者に 吉原毅さん(2014/08/10朝日新聞)
「私たちの暮らしがお金にとらわれ、行き着いた先が福島の原発事故だったのだと思います。しかし『原発を稼働しないと日本の経済は大変なことになる』といった脅し文句が相変わらずはびこっていますね。原発は、廃炉費用や使用済み核燃料の保管コスト、万一の事故の補償を織り込めば採算も合わない。それでも推し進めるのは、もはや国家ぐるみの粉飾決算です」

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社説:沖縄県知事選 問われる辺野古移設(毎日新聞 2014年08月10日)
 沖縄県の仲井真弘多(ひろかず)知事(74)が、11月16日投票の県知事選に3選を目指して出馬すると正式に表明した。・・・ところが政府は早くも、知事選の結果にかかわらず辺野古移設を進めると予防線を張り、本体工事の年度内着工を目指して準備作業を着々と進めている。あまりに県民を軽視したやり方ではないか。


社説/不登校12万人  マンパワーの充実こそ(2014/08/09京都新聞)
不登校の小中学生の数が、6年ぶりに増加に転じた。文部科学省の学校基本調査(速報値)によると、2013年度の小中学校の不登校は11万9617人に上った。07年度の12万9千人をピークに減少してきたが、前年比7千人増となった。

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青森で震度5弱/新幹線一時運転見合わせ(2014/08/10京都新聞)
10日午後0時43分ごろ、青森県三八上北で震度5弱の地震があった。震源地は青森県東方沖で、震源の深さは約50キロ。地震の規模はマグニチュード6・1と推定される。


守る、不戦の誓い 「平和の原点、揺らいでいる」 長崎原爆の日69年(2014/08/09朝日新聞)
69年前、原子爆弾が投下された長崎市で9日、犠牲になった人たちを悼み、反核・平和の思いを新たにする平和祈念式典が開かれた。被爆者や遺族ら約5900人が参列。


(声)「賢民化」の教育こそが必要(2014/08/09朝日新聞)無職 安藤勝志(静岡県 72)
・・・戦争の犠牲者は多くの弱者だ。国民が愚民にならないためには教育しかない。異なる意見を尊重し、弱者を思いやる心を育てる。時代や社会の真実を見抜く力、ものを考える力、きちんとものを言う力を育てる。「賢民化」の教育こそが必要なのだ。

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前進、ゆるぎない気持ちで 作詞家・小説家、なかにし礼さん(2014/08/09朝日新聞)
バーンスタインにとって音楽は愛の表現であり、平和を願う心。晩年、大学の講演のたびに語っていた。私たちにできるのは平和主義者になって戦争に反対し、核廃絶に賛成すること。でも、私たちはあくまでも応援で、本当の運動をするのは将来や未来がかかっている若者たちだ、と学生に言い続けて亡くなった。


郡家さん「原爆ほど罪なものはない」(2014/08/09朝日新聞)
〈見渡す限り、茶と灰色の世界。自分が見ている光景が信じられなかった〉原爆投下翌日、郡家さんは長崎医科大に通う4歳年上の兄淑郎(よしお)さんを捜すため、爆心地からわずか500メートルの医科大付近に入った。

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(花まる先生 夏・特別編)「心の目」で考える人権(2014/08/09朝日新聞)
 ・・・若尾さんはこの1学期、6年生と一緒に計4時間にわたり、「命」を巡って「貧困」や「人権」の問題について考えた。貧困問題を心の目で見るには、まずは現実を知る必要がある。若尾さんは統計などを引いて、世界の現実を示した。


(核といのちを考える)廃絶への道、一歩ずつ 国際平和シンポ「核兵器廃絶への道」(2014/08/09朝日新聞)
国際平和シンポジウム「核兵器廃絶への道〜原点を見つめ、『核の傘』を越える」が2日、長崎市の長崎ブリックホール国際会議場であった。米国の「核の傘」に頼る被爆国、日本。専門家らが現状を見つめ、展望を議論した。


(政々流転)自民党元幹事長、加藤紘一・古賀誠 戦争、肌感覚で知る世代(2014/08/09朝日新聞)
69回目の終戦記念日がめぐってくる。戦争の風化は政治の世界でも進む。自衛隊の活動範囲は徐々に広がり、集団的自衛権の行使も閣議で容認。自民党元幹事長の2人は、安倍政権の行方を危ぶんでいる。

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(核といのちを考える)核の傘、どう抜け出す 国際平和シンポ「核兵器廃絶への道」(2014/08/09朝日新聞)


平和の種まく歌、合唱 声楽家・佐藤しのぶさん(2014/08/09朝日新聞)
佐藤さんは小5のころ広島の平和記念資料館を訪れた。原爆で命を落とした子を抱く母の写真が忘れられなくなった。世界で活躍するようになってからはチェルノブイリ原発事故の被曝(ひばく)に苦しむベラルーシの子たちの前で歌う機会をえた。


社説:イラク空爆 米国が一歩踏み出した(毎日新聞 2014年08月09日)
 米国がイラク空爆に踏み切った。複数の米軍機がイラク北部でイスラム過激派の移動砲台などをレーザー誘導弾で爆撃した。2011年に米軍がイラク撤退を完了して以来、初めての本格的攻撃である。

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平和のための戦争展:記憶、風化させない 戦没者名簿、学童疎開、軍服… 沼田で展示/群馬(毎日新聞 2014年08月09日 地方版)
沼田市東倉内町の中央公民館で8日、「第34回平和のための戦争展」が始まった。戦没者名簿、中国人強制連行事件や学童疎開の記録、原発事故と放射能に関するパネル、陸軍飛行兵の遺品の軍服、出征兵士への寄せ書き、ラッパ−−記憶を風化させないための品々が展示されている。


(声)政治家が政治から逃げるなんて(2014/08/09朝日新聞)無職 伊藤智子(三重県 50)
広島に原爆を投下した「エノラ・ゲイ」の乗務員の中で、最後の生存者であるセオドア・バンカークさんが7月末に亡くなった。国の安全保障についての考え方で日本が揺れ、広島・長崎の原爆の日と終戦の日を迎える8月、彼が残した「戦争や原爆では何も決着しない」という言葉を、改めてかみしめる。

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(人口減にっぽん 近未来からの警告)細る集落、維持難題 命つなぐ道、切れぬ自治体(2014/08/09朝日新聞)
総務省、国土交通省による2010年度の調査では、10年以内に「新島」のように消える恐れのある集落は454あり、その中で最も多いのが四国だ。


円安でも輸出不振続く 経常赤字、上半期で初(2014/08/09朝日新聞)
長引く輸出の不振が日本経済に暗い影を落としはじめている。今年上半期の貿易赤字額は過去最大になり、海外とのお金の出入りの帳尻を示す「経常収支」も上半期として初めて5075億円の赤字に転落した。


国の借金、最大1039兆円 6月末(2014/08/09朝日新聞)
財務省は8日、6月末の国の借金残高が3月末より14兆4563億円多い1039兆4132億円になり、過去最大を更新したと発表した。国民1人当たり約818万円の借金を抱える計算だ。

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論点:認知症の行方不明者対策は(毎日新聞 2014年08月08日 東京朝刊)
認知症を巡る深刻な実態が明らかになってきた。行方が分からなくなる人は年間1万人に上り、保護されても長期間身元不明で仮の名前で過ごす人たちもいた。高齢化は待ったなしで進む。認知症の人とその家族をどう守るか。


8・6ヒロシマのつどい:継承や課題を討議 反核や反差別の運動で/広島(毎日新聞 2014年08月09日 地方版)
反核や反基地、反差別などの運動促進を目指す「被爆69周年 8・6ヒロシマのつどい」が6日、中区の広島市文化交流会館であった。

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米国:第2波の空爆も実施 「イスラム国」標的(毎日新聞 2014年08月09日)
【ワシントン和田浩明】米国防総省は8日、イラク北部クルド人自治区の中心都市アルビル付近でイスラム過激派組織「イスラム国」の移動砲台を空爆したと発表した。同地に滞在する米国人保護や宗教的少数派の保護などが目的。


(寄稿)「戦前」という時代 作家・中島京子(2014/08/08朝日新聞)
・・・ 1923年が関東大震災の年、2年後に「治安維持法」が成立、その悪名高い法律は、3年後の改定を経て、戦争へとなだれ込んでいく昭和の時代の思想弾圧に猛威を振るった。・・・ いちばん心配なのは、現実の日本の人々を支配する無関心だ。戦前とは違い、戦後の日本は民主主義国家なのだから、きちんと情報が伝えられる中で、主権者である国民がまともな選択をすれば、世の中はそんなにはおかしな方向にいかないはずだ。

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世代超え核兵器廃絶 原水禁長崎大会始まる(2014/08/08ヒロシマ平和メディアセンター)
原水禁国民会議などの原水爆禁止世界大会は7日、長崎市に舞台を移し、3日間の日程で長崎大会を始めた。スイス・ジュネーブの国連欧州本部を17日から訪れる予定の高校生平和大使たちも加わり、世代を超えて核兵器廃絶や脱原発への思いを一つにした。


 

(声)沖縄で戦争の悲惨さを実感(2014/08/08朝日新聞)会社員 椎野美紗子(神奈川県 25)
6月23日の沖縄慰霊の日に、現地ガイドの方に沖縄戦の跡地やガマ(洞窟)、資料館を案内してもらう機会があった。水や食料が少ない過酷な当時の環境。「もし、自分がそこにいたら……」と考えるのも嫌になるくらい悲惨な現実があったと知った。


護憲の碑に不戦を誓う 広島市安佐北区(2014/08/08ヒロシマ平和メディアセンター)
広島市や東京都などの主婦や学生たち27人が7日、原爆詩「生ましめんかな」で知られる詩人栗原貞子さんと夫唯一さんをしのび、不戦を誓った同市安佐北区可部町の「護憲の碑」などを見学した。

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汚染水、行き詰まる対策 回収前提とせず海へ 福島第一原発(2014/08/08朝日新聞)
増え続ける東京電力福島第一原発の汚染水対策で、放射性物質を含む地下水を処理して海に流す計画が表面化した。東電と政府は、タンクへの回収を前提とせず設備を整備していた。地元は今春、建屋から離れた井戸の地下水放出で「苦渋の決断」を迫られたばかり。


処理汚染水、海へ放出案 秋始動へ地元説明 福島第一(2014/08/08朝日新聞)
 東京電力福島第一原発の汚染水問題で、東電と政府は7日、放射性物質を含む地下水を浄化処理して海に流す計画を地元漁協に説明した。汚染水の増加を抑えるため、今秋からの稼働を目指すという。


海外の被爆者に日本並み支援を ブラジルで追悼法要(2014/08/08朝日新聞)
広島への原爆投下から69年を迎えた6日午前(日本時間同日夜)、南米ブラジルでも犠牲者追悼の法要が執り行われた。だが、参加した被爆者は111人中わずか10人。

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「白足袋には逆らうな」――京の町を牛耳る影の権力者たち(上)(2014/08/08朝日新聞WEBRONZA)
今年の「祇園祭」は、49年ぶりの「後祭(あとまつり)」(7月21〜23日)の復活や、幕末の「禁門の変」(1864年)で焼失して以来、150年ぶりに復元された「大船(おおふね)鉾」が巡行したこともあって、16日の「前祭(さきまつり)」の宵山だけでも34万人と、例年以上の人出で賑わったという。


47NEWS特別企画/3.11文明を問う/14回政治学者ベネディクト・アンダーソン
天災とナショナリズム。・・・東日本大震災の被災地支援に駆け付ける日本人に「良質で純粋なナショナリズム」と「将来への希望」を感じると語った。一方で日本の官僚、東京電力の無責任さは「犯罪的」と指弾し、首相を代えても問題は解決しないことを日本人は知る時だと述べた。

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富士フイルムの薬を申請へ 米政府機関、エボラ治療で(2014/08/08共同通信)
【ニューヨーク共同】米通信社ブルームバーグは7日、米政府機関が富士フイルムホールディングスのインフルエンザ治療薬を、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の治療に利用する承認手続きを急いでいると報じた。


自分で変形するロボットを試作 日本の折り紙ヒントに(2014/08/08共同通信)
【ワシントン共同】形状記憶素材を使い、平らな板の状態から複雑な立体構造に自分で変形するロボットを試作したと、米ハーバード大などの研究チームが8日付の米科学誌サイエンスに発表した。

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47NEWS特別企画/3.11文明を問う/1回ドイツ前首相ゲアハルト・シュレイダー
人類は原子力を制御できず。ドイツは2022年までの全原発停止を決定、イタリアも国民投票で「脱原発」を確認した。先駆けとなったのは00年に決まったドイツの脱原発政策だ。


ロゼッタ、目的の彗星に到着(Andrew Fazekas for National Geographic News August 7, 2014)
10年の旅を経て、欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機ロゼッタがついに目的の彗星に到着、その軌道に入って鮮明な画像を送信してきた。到着までの数日間にロゼッタは最後の減速を行い、彗星からわずか100キロの距離に到達した。


広島原爆の日:翻弄された人生 父と離別余儀なくされた姉妹、被爆体験伝えていく(毎日新聞 2014年08月07日 東京朝刊)
69回目となる「原爆の日」の平和記念式典に、遺族代表として初めて参列した姉妹がいる。・・・姉妹は茨城、栃木の隣県で起きた東京電力福島第1原発事故の後、「核の平和利用」の危険性を指摘していた叔父の言葉は正しかったと確信した。


ガザの校舎、未明の砲弾 寝ていた子ら22人犠牲 避難所の国連学(2014/08/07朝日新聞)
イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が収まったパレスチナ自治区ガザに6日、記者が入った。市民の避難所になっていた国連学校は、砲弾で校舎が破壊され、子どもたちは心に大きな傷を負っていた。

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(社説)警察の不正 組織の病理にメスを(2014/08/07朝日新聞)
前代未聞のごまかしだ。責任は極めて重い。大阪府警の全65署が、窃盗や器物損壊などの犯罪を認知した件数を過少報告していたことがわかった。5年間で8万件を超え、全体のほぼ1割に当たる。・・・大阪の場合、ワースト1返上に意欲を燃やす橋下徹知事(当時)の誕生で、歴代の府警トップが現場にはっぱをかけ続けた。


広島原爆の日:犠牲者に祈り 札幌で「ダイイン」/北海道(毎日新聞 2014年08月07日 地方版)
 広島原爆の日の6日、札幌市中央区の大通公園で「8・6原水爆禁止札幌集会」(原水禁札幌地区協議会主催)が開かれた。・・・札幌市中央区の八子恒子さん(79)は「集団的自衛権の行使容認で、昔のように若者の命が奪われることになるのではないかと不安。孫には戦争をする日本を引き継ぎたくない」と語った。

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集団的自衛権・再稼働「ノー」 首相に届かぬヒロシマの声(2014/08/07東京新聞)
広島原爆の日を迎えた六日、安倍晋三首相は面談した被爆者団体側が求めた集団的自衛権行使を容認した閣議決定の撤回を拒否した。首相は一年前の面談では、被爆者側の要望に反して原発を維持する考えを伝えた。不戦と非核を願う被爆地の声は二年連続で、首相に届かなかった。


防衛白書  抑止力一辺倒は危うい(2014/08/07京都新聞)
昨年に比べ70ページ以上も増やしたという2014年版の防衛白書からは、危うさが漂う。国民の合意や近隣諸国との関係改善を置き去りにしたまま、安全保障政策を次々と転換した安倍政権の姿が如実に表れているからだ。

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劇場のピクニック:劇団、世代超え、平和の願い(毎日新聞 2014年08月07日 大阪夕刊)
毎夏、関西演劇人の有志が取り組む一つの企画がある。「大阪女優の会」の“あきらめない、夏”。平和への願いを込めた朗読劇シリーズだ。始まったのは2003年。アメリカによるイラク攻撃に反対する動きが演劇人の間にも広がった年である。


イスラエルとパレスチナ学生が参列 広島被爆69年式典 中東地域に和平を(2014/08/07ヒロシマ平和メディアセンター)
紛争が続くイスラエルとパレスチナの大学生たち9人が平和記念式典に参列し、ヒロシマと同様、中東地域にも一日も早く平和が訪れるよう願った。


(プロメテウスの罠 1000回)原発事故の現実、伝え続ける(2014/08/06朝日新聞)
東京電力福島第一原発事故がもたらした様々な現実を追う長期連載企画「プロメテウスの罠(わな)」は、6日で通算1千回になりました。・・・事故から3年半が近づく今も、深刻な放射能汚染に多くの人々が悩み苦しむ一方、政府は事故原因の究明なしに原発再稼働へと動いています。

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重ねた記録、隠れた真実に迫る 黒川清さん(国会事故調委員長)(2014/08/06朝日新聞)
連載が始まった2011年10月、政府はすっかり信用をなくしていました。放射能漏れやメルトダウンをすぐに認めず、なかなか情報を出さなかったので。


「何が正しいか」判断する力を 加藤登紀子さん(歌手)(2014/08/06朝日新聞)
連載は毎回切り抜き、欠かさず読んでいます。原発事故の「目撃者」の体験を詳細に伝え、事実の積み重ねに迫力がある。地道な活動に取り組む現場の一人ひとりまで、よく見つけて入り込んだなと感心します。


読者の手紙から(2014/08/06朝日新聞)
私は福島県南相馬市出身で、原発立地地域の六つの高校で43年間教員でした。事故から3年、そのうち3校は休校が決定し、私は家族と神奈川に避難したままです。

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(インタビュー)戦争を想像する 作家・精神科医、帚木蓬生さん(2014/08/06朝日新聞)
戦争とは何か。その本質を、長く平和の時代を生きてきた私たちは想像できているのだろうか。「あの戦争」の悲惨から学んだ教訓は、戦争体験者とともに消えゆく運命にあるのか。


8月6日の痛み、分かち合いたい 吉永小百合さんインタビュー(2014/08/06朝日新聞)
広島と長崎に原爆が落とされた年に生まれ、「核」を手放せない戦後とともに歩んできた。俳優の吉永小百合さん(69)。被爆地や原発事故で苦しむ福島への思いが詩の朗読を通して伝わり、共有してほしいと願う。核とどう向き合えばいいのか。インタビューでは「命を守る」という視点の大切さを訴えた。


(声)平和憲法、誇りを持って守ろう(2014/08/06朝日新聞)無職 青木正秀(東京都 81)
本紙「声」欄で「憲法9条にノーベル平和賞を」の運動を知ってから、私も何かできないかとの思いにかられていた。そこで思い立って、署名活動に参加することにした。・・・戦争中の体験を十分積んだ高齢のシスターの教会での話は、私にとって、忘れがたい言葉となった。中国、韓国が歴史認識問題を持ち出す中、「憲法9条に誇りを持って、守り続ける日本国民の姿こそ、いかなる弁明にも勝る謝罪です」というのだ。

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(社説)被爆69年の夏に 核兵器の違法化・禁止を(2014/08/06朝日新聞)
♪リメンバー ヒロシマ・ナガサキ。声楽家の佐藤しのぶさんが、昨年発表した曲「リメンバー」(なかにし礼作詞、鈴木キサブロー作曲)を各地のコンサートで歌っている。


どんな状況でも核兵器にノーを 原爆詩、朗読続ける吉永小百合さん きょう広島原爆69年(2014/08/06朝日新聞)
広島への原爆投下から6日で69年。原爆詩の朗読を続ける俳優の吉永小百合さん(69)が、朝日新聞のインタビューに応じた。・・・吉永さんは「どういう形にせよ、核の傘に入っているにせよ、あれだけひどい広島、長崎の原爆被害があったんだから、それをみんなしっかり勉強して、どんな状況でも核兵器はノーと言ってほしい」と述べた。・・・「まだ毎日、汚染水など現場で苦しい思いの中で作業していらっしゃる方がたくさんいる。そういう中で、外国に原発を売るというのは、とても考えられないことです」・・・


社説:原爆の日 記憶を継承し伝えよう(毎日新聞 2014年08月06日)
広島は6日、長崎は9日、「原爆の日」を迎える。被爆から69年。被爆者の平均年齢は80歳に迫り、生存者は20万人を切った。原爆を直接体験した人が年々減り、記憶の継承がますます重要になっている。・・・

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記者の目:広島原爆、500メートル圏内からの証言=高橋咲子(広島支局)(毎日新聞 2014年08月06日 東京朝刊)
核の残酷、人の強さ。広島原爆で、住民らのほとんどが即死したと言われる爆心地から500メートルの圏内。広島大学原爆放射能医学研究所(原医研、現広島大原爆放射線医科学研究所)は、1972年時点で圏内で被爆し生存していた78人を追跡調査し、身体的影響だけでなく社会的、心理的な側面を明らかにしようと研究を重ねた。


憂楽帳:「現場」の力(毎日新聞 2014年08月06日 大阪夕刊)
素晴らしい出来だった。先月29日夕刊で紹介した奈良県橿原市立耳成(みみなし)小6年生による原爆資料館の展示物の模造品だ。修学旅行先の広島から帰った児童が「みんなに見てほしい」と手作りし、校内に展示。高い完成度が評判になり、市内で開かれた長崎原爆の資料展の一角に「耳成平和資料館」として移設されたのだ。


恐竜の絶滅、カギは小惑星の衝突時期(Dan Vergano, National Geographic News July 31, 2014)
およそ6600万年前、恐竜が絶滅に至った原因は、メキシコのユカタン半島に衝突した小惑星とする説が最有力視されている。一方、衝突のタイミングがずれていれば恐竜は絶滅を免れたかもしれないという研究結果が発表された。

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中東:7月の死者9000人 「アラブの春」以降最悪(毎日新聞 2014年08月06日)
【カイロ秋山信一】紛争やテロ事件が相次ぐ中東諸国で、今年7月だけで死者が計約9000人に上ったことが分かった。2011年の民主化要求運動「アラブの春」以降、1カ月の死者としては最悪となった。


3号機炉心溶融は推定の5時間前 核燃料大部分が落下、福島第1(2014/08/06共同通信)
東京電力は6日、2011年3月の福島第1原発事故発生時、3号機で従来の推定より約5時間も早く炉心溶融(メルトダウン)が始まっていたとの調査結果を発表した。これまでの想定より早く溶融が進んでいたため核燃料の大部分が格納容器下部に溶け落ちたとしており、今後の廃炉作業は一層困難になる可能性がある。

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川内で採取キノコ、9割基準値超 長崎大・放射性物質調査(2014/08/06福島民友)
同日、村内で開いた住民向け説明会で同大の高村昇教授が示した。同大は村内で採取した約150点のキノコに含まれる放射線量を調査。88%のキノコで放射性セシウムが基準値を上回った。最大はムラサキアブラシメジモドキの1キロ当たり12万4900ベクレルだった。


NPOと昭和女子大生、被団協の資料整理 被爆者運動の証し次世代(2014/08/05ヒロシマ平和メディアセンター)
 NPO法人ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会(東京)が、昭和女子大(同)の学生たちと一緒に、日本被団協が保存する資料の整理作業を進めている。

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(時時刻刻)虐待、届かぬ子の叫び 昨年度、最多7万3000件(2014/08/05朝日新聞)
児童虐待が過去最多を更新し、ついに7万件を超えた。子どもの発する「SOS」を見逃していないか。虐待で傷ついた幼い心のケアはできているか。なお課題は多く、現場の模索は続く。


発信箱:「最後の世代」として=小国綾子(夕刊編集部)(毎日新聞 2014年08月05日)
父(76)から聞いた戦争の話はこれまで何度も息子(16)に話してきた。1945年の神戸空襲で防空壕(ごう)に逃げ込もうとして「満員だ。よそに行け」と入れてもらえなかったこと。その防空壕に爆弾が直撃し、中にいた全員が命を落としたこと。


(核といのちを考える 遺す)69年前のこと、もっと話そう(2014/08/05朝日新聞)
「おじいちゃんの原爆体験」。表紙にこう書かれた画用紙の束を机の上に置いた橋川武士(たけし)(90)は、うれしそうにほほ笑んだ。そばに長男夫婦、孫2人、ひ孫3人、今春に生まれた玄孫(やしゃご)ら計9人。広島県世羅町の武士の自宅に先月末に集まった橋川家5世代のまなざしが、画用紙に注がれた。

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慰安婦問題の本質、直視を 編集担当・杉浦信之(2014/08/05朝日新聞)
日韓関係はかつてないほど冷え込んでいます。混迷の色を濃くしている理由の一つが、慰安婦問題をめぐる両国の溝です。


(原発利権を追う 「関電の裏面史」独白:7)若手に100万円「はい、どうぞ」(2014/08/05朝日新聞)
佐藤内閣の時、歴代総理と関西財界人が定期的に飯を食う「吉兆会」が始まりました。《高級料亭「吉兆」は1930年に大阪市で開業、61年に東京・銀座に出店した。関西電力はここで政治家や官僚と親交を結んだ》

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Listening:<社説を読み解く>集団的自衛権とメディア 民主主義のモラルハザード懸念(2014年08月05日毎日新聞)
私たちは長い時間をかけて多様な視点で議論を重ね、安倍政権の閣議決定に反対する社説を書いてきた。主な論点は次の四つである。・・・16世紀のスペインで「植民地メキシコの野蛮な先住民に脅かされる命を救うため軍事介入すべきだ」と主張する神学者に対して、司教ラス・カサスは「介入は、それによってより大きな犠牲が生じない場合に限り正当化される」と反論した。


(社説)子どもの虐待 重層的な対策が必要だ(2014/08/05朝日新聞)
全国の児童相談所が2013年度に虐待として認定した件数(対応件数)が合計7万3765件で、過去最多となった。統計を取り始めた1990年度から23年連続で過去最多を更新している。


10月、火星に彗星が大接近(Andrew Fazekas  for National Geographic News August 4, 2014)
火星と彗星との大接近まで、残り3カ月を切った。衝突の恐れはないものの、火星を周回するNASAの探査機が被害を受ける可能性がある。

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(わたしの紙面批評)性差別を考える 朝日新聞紙面審議会委員・斎藤美奈子さん(2014/08/05朝日新聞)
セクハラ事件はどのくらい起きているのだろう。朝日新聞が7月に報じたセクハラ事件(懲戒などの処分に至った事案)と、未成年者への強制わいせつ容疑などで逮捕に至った事件を合わせると、軽く60件を超す。地方議員、県や市の職員、税務署員、警察官、自衛官、検事、教諭、医師……。


日本の核武装を懸念 原水協など世界大会開幕 広島(2014/08/05ヒロシマ平和メディアセンター)
日本原水協などの原水爆禁止世界大会の開幕となる国際会議が2日、広島市中区の市文化交流会館で始まった。核兵器の非人道性などを議論。安倍政権の集団的自衛権の行使を可能にする閣議決定について、日本の核武装や北東アジア情勢の緊迫化につながると懸念する意見が出た。


(社説余滴)クリミア、1人掲げる反旗 国末憲人(2014/08/05朝日新聞)
6月に訪れたウクライナ・クリミア半島は、至るところでロシアの国旗がはためいていた。車に貼られたステッカーも、高校の卒業式で生徒たちが掛けるたすきも、白、青、赤のロシア色だ。


(フォーカス オン)『続・放射線を浴びたX年後』 被曝の実態を追い続けて(2014/08/04朝日新聞)
日テレ系 10日深夜0時50分。東京電力福島第一原発の事故で拡散した放射性物質に対する関心が高い中、注目の番組が日本テレビ系列で10日深夜0時50分から放送される。

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原発パブコメ 広く、深く、声を聴け(2014/08/04東京新聞)
原子力規制委員会が、川内原発の再稼働について、パブリックコメントを募っている。国民の合意なくして再稼働は許されない。規制委は広く深く積極的に意見を集め、分析を試みるべきである。


社説:長時間労働 働く人を使いつぶすな(毎日新聞 2014年08月04日)
これでは働く人の健康や生活が守れるわけがない。平均残業時間が労使協定(月45時間)を大きく上回る月109時間など、牛丼チェーン「すき家」の第三者委員会は過酷な勤務実態を明らかにした。「恒常的に月500時間以上の勤務」「体重が20キロ減った」など従業員の悲痛な証言もある。「すき家」だけの問題ではない。

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エボラ感染拡大、さらに支援が必要(Karen Weintraub for National Geographic News August 4, 2014)
2014年の春に西アフリカの山林でサルから狩猟者に感染したと考えられるウイルスが、今や同地域の3カ国で手に負えない事態に発展し、世界を巻き込んだ危機になるおそれも出てきた。


(声)戦争を抑止している憲法9条(2014/08/04朝日新聞)無職 松尾光章(宮城県 74)
「僕は、本当は戦争に行きたくないし、死にたくもない」。男子中学生が本欄(7月8日)で、日本が戦争に巻き込まれた場合に感じるはずの葛藤について、こう書いていた。戦争の可能性は絵空事ではなくなった。

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広島の被爆寺で体験聞き発表へ 茨城の中学生使節団 「弟の死、涙でお経読めなかった」(2014/08/02ヒロシマ平和メディアセンター)
広島市東区牛田本町の被爆建物の一つ、安楽寺に1日、茨城県牛久市の「中学生平和使節団」の生徒20人が訪れた。


ことば:ベトナム戦争(毎日新聞 2014年08月04日 東京朝刊)
米ソ冷戦時代の南北に分断されたベトナムで1960年、米国の支援する南ベトナムに対し、北ベトナムの支援する南ベトナム解放民族戦線(ベトコン=米国側の呼称)が武装闘争を本格化させたのが発端。


(声)最低賃金で生活が維持できるか(2014/08/04朝日新聞)無職 田川清(熊本県 66)
賃金の底上げにつながる最低賃金を全国平均で16円引き上げることが、厚生労働省の審議会で決まった。しかし、物価は前年比で3%以上あがる中、労働者の6月の実質賃金指数は3・8%の大幅なマイナスだった。今回の引き上げは約2%しかなく、物価上昇率にも及ばない。

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平和考える本を一堂に 広島県立図書館 本紙「学ぼうヒロシマ」で紹介(2014/08/02ヒロシマ平和メディアセンター)
中国新聞社が中高生向けにつくった平和学習新聞「学ぼうヒロシマ」で紹介された本の展示が1日、広島市中区千田町の県立図書館で始まった。


口永良部島で34年ぶり噴火 鹿児島(2014/08/04朝日新聞)
3日午後0時24分ごろ、鹿児島県屋久島町・口永良部島(くちのえらぶじま)の新岳(しんだけ)が噴火し、噴煙が800メートル以上に達した。新岳の噴火は1980年9月以来、34年ぶり。

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(記者有論)ビキニの教訓 故郷を奪われた人々の思い 中崎太郎(2014/08/04朝日新聞)
除染と再定住。震災後の福島が直面する課題に、60年間向き合い続けている場所がある。米国がビキニ環礁などで核実験を繰り返した太平洋のマーシャル諸島だ。


ふるさと:原発事故41カ月 福島・いわきの喫茶店主「自分の心、許せない」補償格差、避難者恨み(毎日新聞 2014年08月04日 東京朝刊)
もう頑張る力がなくなった。睡眠導入剤を飲んでも眠れない」。6月下旬、毎日新聞福島支局に電話があった。


(声)暴走する安倍政権に歯止めを(2014/08/04朝日新聞)無職 長野協一(神奈川県 72)
安倍内閣が1日、武器輸出を原則禁止してきた武器輸出三原則を撤廃し、防衛装備移転三原則を閣議決定しました。また、途上国援助(ODA)の軍事目的での使用を禁じた規定を見直し、外国軍への支援を可能とすることを検討しているそうです。

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(声)その買い物、本当に必要ですか(2014/08/04朝日新聞)パート 長井雅恵(愛知県 36)
本当に、必要なの?お買い物などお金を使う時に、私がいつも必ず自分に問いかける言葉だ。


(声)7歳の息子が「殺すのはいや」(2014/08/03朝日新聞)主婦 橋本五月(神奈川県 40)
集団的自衛権の行使容認が、我が家の食卓でも何度か話題になった。小学2年の息子は「戦争に行かなきゃいけないの?」。その後に「誰かを殺せって言われても僕にはできないから、それなら自分が死ぬよ」。夫と私が「そんなことにはさせないから大丈夫だよ」と慌てて答えた。


(Scene2014)被爆体験、今こそ聞く(2014/08/03朝日新聞)
 原爆の投下から69年。厚生労働省の統計では、全国の被爆者は今年3月末時点で19万2719人で、平均年齢は79・4歳。年間9千人以上の被爆者が亡くなっていく一方、各地で被爆体験を聞く取り組みが活発になっている。

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(声)被爆のジオラマ廃止に疑問(2014/08/03朝日新聞)小学校教員 鯛天晶子(大阪府 62)
広島平和記念資料館の展示見直しが発表されたという記事を先日読んだ。原爆投下直後の被爆者の様子を人形で再現したジオラマの撤去が決まった、とあった。「なぜ」という疑問で心がいっぱいになった。


(社説)被爆者の援護 国は争いに終止符を(2014/08/03朝日新聞)
広島、長崎への原爆投下からまもなく69年。被害者と国との争いを一刻も早く終わらせたい。動くべきは国である。国の被爆者健康手帳を持つ人が今年、20万人を割り込む見通しだ。最近は年8千人超のペースで減り、ピークだった80年代のほぼ半分になった。


(ニュースの本棚)震災とマンガ 一歩引いた視点に宿る底力 南信(2014/08/03朝日新聞)
喉元(のどもと)過ぎれば何とやらとばかりに、安倍政権は原発再稼働に向けて勇ましく動き出した。しかし、あの震災と原発事故が、現在進行形の災害として今なお多くの人々の生活を圧迫していることを私たちは知っている。

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2014/08/03sankaku08/14
KIJI LIST20182019NEWS LIST
2021202220232024

ジャーナリズムの広場をつくりたい - 独立系報道・教養ラジオ番組「ラジオフォーラム」

どんな状況でも核兵器にノーを 原爆詩、朗読続ける吉永小百合さん

みどりの1kWh/ドイツから風にのって

世界の平和博物館(ヒロシマ平和メディアセンター)

(ニューヨーク・タイムズから)分断された米国 不平等は必然ではない(2014/08/02朝日新聞)

北欧 廃屋の動物たち(ナショナルジオグラフィック)

世界のヒバクシャ(中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター)

15歳のニュース:集団的自衛権、その言葉「異議アリ」理屈無視した「アベこべ」語/大阪

声、教師次第で生涯熟成 テノールの名匠ルネ・コロが来日(2014/007/01朝日新聞)

(インタビュー)地域のチカラ 大阪府豊中市で住民の問題解決に取り組む勝部麗子さん(2014/06/18朝日新聞)

世界遺産守った、原発に「NO」 熊野古道、登録10年(2014/05/13朝日新聞)


路上の民主主義―自ら考え動き出す人たち(2014/05/15朝日新聞)

(ニュースの扉)若杉冽さんと歩く福島第一原発周辺 「官製のゴーストタウン」(2014年03月17日毎日新聞)

 

《戦時世代が語る憲法といま》 憲法学者 樋口陽一氏

貧困の多数派、歯止めを

「人類が生き残っていく道、持続可能エネルギーだけ」 チョムスキー、上智大で講演

とめよう戦争する国づくり(2014/03/09赤旗日曜版)ジャーナリスト、鳥越俊太郎

(声)個を育てる教育改革が必要だ(2014/03/04朝日新聞)

「平和と繁栄」の後で シカゴ大名誉教授ノーマ・フィールドさん

「朝風」戦争体験者はまだ眠れない

橋下氏慰安婦発言:ノーベル平和賞受賞の女性5人が非難
毎日新聞 2013年05月31日

生物多様性を脅かすネオニコチノイド系農薬(2013/10/21朝日新聞WEBRONZA)

森林破壊(ナショナルジオグラフィック)

(社説)ブラック企業 根絶のために行動を(2013/12/19朝日新聞)

人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響

週刊金曜日
原発がどんなものか 知って欲しい
祝島ホームページ
環境と原子力の話
高木学校
グリーンピース
GREEN ACTION

自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

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