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核と人類 パグウォッシュ会議を前に 世界を動かした死の灰(2015/10/26東京新聞)
秋の修学旅行シーズン、真っ盛りだ。東京・夢の島にある「第五福竜丸展示館」にも、小中高校生たちの姿が目立つ。第五福竜丸は一九五四年、太平洋で操業中に、米国がビキニ環礁で行った水爆実験で被ばくした。大量の放射性降下物(死の灰)を浴び、乗組員の一人が帰国後、死亡した。

38%が被ばく1ミリSv以上 福島原発事故時、自衛隊員ら(2015/10/26共同通信)
 内閣府は26日、東京電力福島第1原発事故直後に住民避難の支援に当たった自衛隊員や警察官、消防隊員計約3千人のうち38%の被ばく線量が、一般の年間被ばく限度である1ミリシーベルト以上だったとの調査結果を明らかにした。

「言論空間、狭まっている」 安保法シンポ、会場変え開催(2015/10/26朝日新聞)
「安全保障関連法に反対する学者の会」主催のシンポジウムが25日、東京都内で開かれ、定員を超える約1300人が参加した。会場は、当初想定していた立教大が使用を許可しなかったため、急きょ法政大で開催された。

政治の空白  看過できぬ国会コスト(2015/10/25京都新聞)
 国会が休眠状態にある。政府が通例は開いてきた秋の臨時国会を召集しないためだ。秋に臨時国会が開かれなければ、2005年以来、10年ぶりになるという。このままだと、年明け1月下旬に始まる新年度予算案を審議する通常国会まで4カ月も政治の空白状態が続く。


楽観的で寛容 − ドイツ統一後25年、変化する若者の意識(あきこ / 2015年10月25日みどりの1kWh)
ベルリンの日刊新聞「ターゲスシュピーゲル」の「楽天的で寛容」という見出しを見て、どこの国のことだろうと思いつつ読み始めた。ドイツの若者たちの意識調査の結果だということで驚いた。

「ヘイト」と「怒り」は同じか?(やま / 2015年10月25日みどりの1kWh)
「ヘイト」を持つ市民と「怒り」を持つ市民との違いについてを社会学者ハインツ・ブーデ教授は次のように述べています。今日、社会の中間層には、不平不満を持つ人が非常にたくさんいます。


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介護業の倒産、過去最悪 主に訪問・通所、人手不足深刻(2015/10/25朝日新聞)
 老人福祉や介護業者の倒産が相次いでいる。東京商工リサーチによると今年1〜9月で57件に上り、前年を上回って過去最多となった。景気が良くなって倒産は全体的に減っているのに、介護の分野では人手が集まらず、経営に行き詰まる業者が増えているという。

(政治断簡)「私は嫌だ」いえる社会を 編集委員・松下秀雄(2015/10/25朝日新聞)
嫌なことは嫌という。違うと思うことは違うという。自分の思いを自由に表現できることがどれほど大切か、改めて思う。だが私たちは、手にしているはずのこの大切な権利を、どこまで行使できているだろうか。

(声)風俗店で働く短大生のあなたへ(2015/10/25朝日新聞)主婦 安島悌子(福島県 72)
「子どもと貧困 風俗は嫌だけど お金なくて」(15日朝刊)を読みました。短大に通う20歳のあなたは、学費や就職活動のために、やむを得ず風俗店で働いているそうですね。心が痛み、応援したくなってペンを執りました。

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ピラミッドの謎、透視で分析=日本人研究者も協力―エジプト(時事通信 10月25日(日)19時35分配信)
 【カイロ時事】エジプト考古省は25日、首都カイロ郊外のダハシュールにある「屈折ピラミッド」などの構造上の謎を解明するため、岩石を透過する宇宙線を使って内部を透視し、分析するプロジェクトを開始すると明らかにした。構造物を傷つけることなく、ピラミッド内部の究明が進むと期待されている。

介護離職ゼロ  政策に踏み込み足りぬ(2015/10/24京都新聞)
家族を介護するために仕事を辞める人は年間10万人を超す。政府は介護休業の取得を促す目的で、休業中に雇用保険から支払われる給付金(賃金の40%)を引き上げる検討に入った。

少女暴行20年 沖縄の現実変わらない(2015/10/24東京新聞)
米兵による少女暴行事件に抗議した一九九五年の県民大会から沖縄は二十年の節目を迎えた。基地が集中し、事件事故でいつ犠牲者が出るかもしれない不安、不平等な地位協定は変わらないままだ。

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くらしナビ・ライフスタイル:パソコン使えない若者、増加(毎日新聞 2015年10月16日 東京朝刊)

 若い世代でパソコンを使えない人が増え、話題になっている。IT企業ですら新入社員が使えず困っているケースも。スマートフォン(スマホ)の普及や、親・学校のパソコンへの理解不足、経済的に苦しい家庭が増えていることなどが原因と考えられ、就労のためにも技術習得の必要性が高まっている。

(プロメテウスの罠)百姓飛行士:20 抵抗、フーコー胸に(2015/10/23朝日新聞)
放送局の海外特派員、日本人初の宇宙飛行士、有機栽培のシイタケ農家、「原発難民」……。さまざまな経験を重ねた秋山豊寛(73)は9月初旬、教授を務める京都造形芸術大の農場にいた。

低線量でもがん死リスク増 被曝100ミリシーベルト未満 欧米で30万人調査(2015/10/23朝日新聞)
欧米の原子力施設で働いた約30万人を対象にした調査で、100ミリシーベルト未満の被曝(ひばく)でも、線量に応じて、がんで死亡するリスクも高まるとする分析結果が英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に発表された。


(社説)維新の混乱 有権者への背信だ(2015/10/23朝日新聞)
不毛な争いをいつまで続けるつもりなのか。維新の党の分裂劇が泥沼化している。・・・ 今は党員でもない橋下氏がツイッターなどを通じて執行部攻撃を事実上指揮し、火に油を注いだ。一方的に解党宣言をした橋下氏は「党をつくった者としての責任」を強調するが、公党を自分の個人商店とでも考えているようにしか見えない。


(声)「活躍」せずともこれから気楽に(2015/10/23朝日新聞)料理店経営 縄田秀(福岡県 66)
第3次安倍改造内閣は「1億総活躍社会の実現」を掲げる。誰もが家庭で職場で地域で、もっと活躍できる社会を目指すという。しかし、私は「1億総活躍」という表現に重苦しさを覚える。

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安保法集会、会場許可せず 立教大「純粋な学術内容でない」(2015/10/23朝日新聞)
 「安全保障関連法に反対する学者の会」が学生団体「SEALDs(シールズ)」との共催で計画したシンポジウムについて、会場使用の申請を受けた立教大学が「純粋な学術内容ではない」などの理由で不許可にしたことがわかった。シンポは25日、法政大学で開催される。

被ばく労災認定  作業員に手厚い救済を(2015/10/23京都新聞)
東電によると、第1原発事故後に作業に当たった人は今年8月末までに約4万5千人で、このうち累積被ばく量が5ミリシーベルト超は約2万1千人、100ミリシーベルト超は174人となっている。

TPP関税全容  本当に消費者に朗報か(2015/10/22京都新聞)
大筋合意から半月、ようやく環太平洋連携協定(TPP)のうち関税分野の合意の全容を政府が明らかにした。農林水産物を中心に、これまで言及のなかった幅広い品目で関税が撤廃されることが判明した。


(プロメテウスの罠)百姓飛行士:19 反原発から反安保へ(2015/10/22朝日新聞)
この5月、福島県二本松市。「原発事故被害者団体連絡会」の設立集会が開かれた。福島第一原発事故の損害賠償や責任の明確化を求める10団体、2万人規模の全国組織が発足した。


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翁長知事意見書、辺野古巡り反論 国交相へ発送(2015/10/22朝日新聞)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、翁長雄志(おながたけし)・沖縄県知事は21日、同県名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した正当性を訴える石井啓一国土交通相宛ての意見書と弁明書を発送した。

(社説)被曝労災 救済漏れを出すな(2015/10/22朝日新聞)
東京電力福島第一原発で、2011年の事故後に放射線被曝(ひばく)を伴う作業に従事し白血病になった41歳の男性が、初めて労災と認定された。

(社説)放送大の削除 自由の侵食を憂う(2015/10/22朝日新聞)
学問の自由は憲法で保障された権利である。自由に真理を探り、新たな知見を創造する営みが民主社会の基盤をつくる。その最高の学府であるはずの大学で、自由を縛る自主規制とも言える出来事があった。

(声)日本が核廃絶の具体策主導して(2015/10/22朝日新聞)神職 加藤徳生(福岡県 68)
核兵器の法的禁止に言及する核兵器禁止決議案が国連総会委員会に提出される見通しだ。米国など核保有国は反対するという。日本は被爆国でありながら、一方で米国の「核の傘」に抑止力を頼っているため、この決議案には批判的だという。

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原発作業員のがん死亡リスク増加 低線量被ばくでも(2015/10/22共同通信)
欧米の原子力施設で働く30万人以上を対象にした疫学調査で、100ミリシーベルト以下の低線量被ばくでも線量に応じてがんによる死亡リスクが増えたとする分析結果を、国際チームが21日までに英医学誌BMJに発表した。


(耕論)もの申す私たち 山本太郎さん、浜田正晴さん、鈴木拓さん(2015/10/22朝日新聞)
ふと見渡せば、幅をきかせるのはイエスマンばかり。生き延びるには、異論など唱えようもないのか。といって不正まで見過ごせるものか。各界の個性派がモノ申す、この国の空気。


臨時国会要求 憲法の定め軽視するな(2015/10/22東京新聞)
野党五党などが臨時国会を召集するよう要求した。憲法の規定に基づく手続きである。政府・与党は重く受け止め、速やかに召集に応じるべきだ。憲法をこれ以上、軽視することは許されない。

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アラル海からの警鐘(2015/6月ナショナルジオグラフィックス)
かつて世界第4位の広さを誇った内陸湖が干上がり、消滅の危機に瀕している。その環境変化が及ぼす影響は、私たちに何を伝えているのか。

高速増殖炉、夢の跡(じゅん / 2015年10月18日みどりの1kWh)
この夏デュッセルドルフの親戚を訪ねた折に、オランダとの国境に近い「ワンダーランド・カルカー」まで足を伸ばしてみた。ここは本来高速増殖炉になるはずだったところだが、1970年代から80年代にかけて反原発派の激しい抗議運動にあい、多額の投資の後、建設計画は中止された。

もんじゅ「廃炉も検討」 規制委「点検漏れ 改善なく深刻」(2015/10/22東京新聞)
高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で機器の点検漏れなどが相次いでいる問題で、原子力規制委員会は二十一日、運営する日本原子力研究開発機構(原子力機構)の状況が改善されない場合は、廃炉につながる設置許可取り消しも含めた何らかの措置を講じることを決めた。

線量最大毎時1シーベルト 廃炉の難しさ浮き彫り 第一原発3号機カメラ調査(2015/10/21福島民報)
 東京電力福島第一原発3号機の原子炉格納容器に計測器付きカメラを投入した調査で、内部の放射線量は最大で毎時約1シーベルトを計測した。

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「政治とカネ」もう新3閣僚 「違法性ない」と続投の構え(2015/10/20東京新聞)
 第三次安倍改造内閣の十人の新閣僚のうち、三人が「政治とカネ」の問題を相次いで指摘された。昨年十月の改造直後も新閣僚の政治資金をめぐる問題が次々と発覚し、小渕優子経済産業相と松島みどり法相が辞任した。

福島事故後の被ばくに労災 白血病発症、厚労省が初認定(2015/10/20共同通信) 
 厚生労働省は20日、東京電力福島第1原発事故後の作業で被ばくした後、白血病を発症した40代男性を労災認定した。第1原発事故をめぐる被ばくによる労災認定は初めて。

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<原発事故>3号機ベント後大量放出?(2015/10/20河北新報)
2011年3月の東京電力福島第1原発事故で、福島県や周辺地域の地表を汚染した放射性物質がどの号機からいつ放出されたかを推定した結果を、日本原子力研究開発機構の研究グループが19日までにまとめた。


発事故4年半 福島の現状 長野で25日報告会 小出さん講演(2015/10/20信濃毎日新聞)
東京電力福島第1原発事故から4年半がたった福島県の現状報告会が25日、長野市で開かれる。・・・今も推計10万5千人余が避難している福島県について、政府は6月、帰還困難地域以外の避難指示を2016年度末までに解除する方針を閣議決定。年間被ばく線量「20ミリシーベルト以下」を目安としたが、一般人の年間被ばく線量の限度は1ミリシーベルトで、実行委は「被災者の健康を最優先した対応ではない」とする。


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福島原発3号機格納容器にカメラ 初めて投入(2015/10/20共同通信)
東京電力は20日、福島第1原発3号機の原子炉格納容器に計測器付きカメラを投入し、内部の調査を始めた。3号機格納容器内にカメラを入れたのは初めて。

兵隊・武器無用の社会に 真宗本願寺派備後教区 福山で平和のつどい 僧侶や門信徒800人参加 「戦争の足音」懸念(2015/10/19ヒロシマ平和メディアセンター)
広島県東部と岡山県西部の浄土真宗本願寺派備後教区(261寺)が7日、福山市内で平和のつどいを開いた。ことしは戦後70年で、つどいが20回目の節目を迎えたため教区全体で企画、運営した。

基地の苦悩、20年後の今も 沖縄(2015/10/18朝日新聞)
 米兵による少女暴行事件に抗議する沖縄県民総決起大会が同県宜野湾市で開かれてから、21日で丸20年を迎える。党派を超えて8万5千人(主催者発表)が集まった大会。一人の高校生のスピーチが「反基地」に立ち上がった沖縄の象徴として強い印象を残した。

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(日曜に想う)消えゆく、公平中立の役所 特別編集委員・星浩(2015/10/18朝日新聞)
6月にまとめられた政府の財政再建の指針(骨太の方針)は、GDP(国内総生産)の成長率見通しを「名目3%、実質2%以上」としている。しかし、いまの日本経済の実力で3%の成長が達成できるとは、とうてい考えられない。

(社説)軽減税率 インボイスが不可欠だ(2015/10/18朝日新聞)
個人や企業が決められた税金を納める。国や自治体は、税金を使って必要な行政サービスを提供する。これが税・予算制度の基本的な仕組みである。

被爆者や若者、不戦誓う集い 日比谷公会堂(2015/10/18朝日新聞)
被爆70年の節目に戦争体験の継承を考える集いが17日、東京都千代田区の日比谷公会堂であった。日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)などでつくる実行委員会が開催。


安保関連法「国際平和に逆行」 京都で憲法学者ら訴え(2015/10/17京都新聞)
安全保障関連法に反対する憲法学者たちが17日、京都市上京区でリレートークを行い、安倍晋三政権の姿勢や法の内容を批判した。・・・中島茂樹立命館大教授は「内閣は行政権を担っているが、憲法によって存立が保証されている。


ラグビー代表  新しいモデルを示した(2015/10/18京都新聞)
スポーツから大切な何かを学ぶことがある。ラグビー日本代表。大きな感動だけでなく、これからの私たちの社会に一つのモデルを示してもくれたのでは。そんなことを考えた。

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週のはじめに考える ピケティ、その後(2015/10/18東京新聞)
もともと日本で格差に関する本が売れるのは、ある傾向がみられるといいます。それは不況時ではなくて、株価が上がり富裕層の高額消費が話題になって格差が際立つ時です。

川内2号機再稼働に抗議(2015/10/16佐賀新聞)
九州電力が川内原発(鹿児島県薩摩川内市)2号機を15日に再稼働させたことを受け、反原発の市民団体「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」(石丸初美代表)は佐賀市の中央大通りで抗議活動を展開した。

(社説)安保と議事録 歴史検証に堪えられぬ(2015/10/17朝日新聞)
集団的自衛権の行使を可能にする安保法制の成立から1カ月。参院特別委員会での採決のプロセスが、いかに日本の民主主義に汚点を残したか。公開された参院の議事録から、改めて見えてくる。

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(声)沖縄の問題は私たち自身の問題(2015/10/17朝日新聞)主婦 高野和子(福岡県 71)
米軍普天間飛行場の移設問題について私たち本土に住む者は、どれだけ自身の問題として考えているだろうか。沖縄が国土防衛の最前線を担うのは、地理的に仕方がない。国のほとんどの土地と人口を守るためには、島に住む人々には我慢してもらうしかない。そんな第三者的な意識が強いのではないだろうか。

シリア内戦 代理戦争の場にするな(2015/10/17東京新聞)
 ロシアがシリアへの空爆を激化させ内戦の混乱が広がっている。犠牲者や難民が増大し、人道危機は深刻化。米ロの溝は深く国際社会の足並みはそろわないが、絶望せず、和平への糸口を探りたい。

TPPと農業 誰が田畑を守るのか(2015/10/17東京新聞)1028
実りの秋。田んぼや畑が環太平洋連携協定(TPP)に揺れている。田んぼが荒れれば、景観や食文化、水環境も荒れていく。一律の補助金や土木予算では維持できない。誰が田畑を守るのか。

第12回地方紙フォーラムin広島 戦争を伝える 平和を考える(2015/10/17ヒロシマ平和メディアセンター) 
 中国新聞社など全国の地方紙12社でつくる日本地方紙ネットワークは「第12回地方紙フォーラムin広島」を広島市中区の中国新聞ビルなどで開いた。「戦争を伝える 平和を考える」をテーマに、各紙の記者が戦後70年をたどる取材や連載について報告した。

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新聞週間  過ち繰り返さぬために(2015/10/15京都新聞)
 「ご近所も 世界も見える 紙面から」きょうから始まる新聞週間の代表標語に選ばれた名古屋市の主婦中川栄美さんの作品だ。「ネットに出ない地域の小さな話題から世界のニュースまで読めるのが新聞の良さということを表現したかった」という。


高校生と政治 学校の萎縮こそ禁物だ(2015/10/15東京新聞)
十八歳から選挙権が与えられるのに伴い、文部科学省は高校生による政治活動を条件つきで解禁するという。元来、政治活動の自由は憲法で保障されている。生徒の主体性に委ねてこそ理にかなう。


きょう午前再稼働 川内2号機(2015/10/15朝日新聞)
 九州電力は14日、川内(せんだい)原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)を15日午前に再稼働すると発表した。東日本大震災後の新規制基準の下では、川内1号機が8月に初めて再稼働しており、2号機はそれに続く全国2番目となる。

ボコ・ハラムの台頭「貧困が原因」 カメルーン危機、国連人道調整官訴え(2015/10/15朝日新聞)
 カメルーンのナジャット・ロフディ国連常駐人道調整官兼国連開発計画(UNDP)常駐代表が14日、朝日新聞などの取材に応じた。ナイジェリアのイスラム過激派「ボコ・ハラム」がカメルーン北部を中心に襲撃を繰り返していることについて、「カメルーンの人口の半分が人道的危機にある」と述べ、日本を含む国際社会の支援を訴えた。

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(世界発2015)砂漠の空は星の海 天文ファン続々 アフリカのナミブ砂漠(2015/10/15朝日新聞)
「世界最古の砂漠」といわれるアフリカ南部のナミブ砂漠に、天文ファンが押し寄せている。満天の星を肉眼で眺めることができるのが魅力のようだ。地元の人々は「星空サファリ」と銘打って観光に力を入れながら、類いまれな環境を守ろうと動き始めた。

(社説)川内2号機 再稼働より安全確保(2015/10/15朝日新聞)
 九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1号機に続いて2号機がきょう再稼働する。災害が起きれば避難路の確保ができない地域を抱えながら、住民の避難訓練さえしていない。

(声)ユネスコへの反発、大人げない(2015/10/15朝日新聞)会社員 二宮力(愛知県 54)
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界記憶遺産に、中国が申請した「南京大虐殺の記録」が登録されたことについて、菅義偉官房長官が、分担金の停止や削減を検討する考えを示した。あまりに大人げないのではないか。

菊池寛賞に吉永小百合さんら(2015/10/15朝日新聞)
 第63回菊池寛賞(日本文学振興会主催)が14日発表され、作家の半藤一利さんや俳優の吉永小百合さんらが選ばれた。

(子どもと貧困)風俗は嫌だけど、お金なくて 短大生、就活費・学費に追われ(2015/10/15朝日新聞)
大阪市の一等地にあるマンションの一室が、その風俗店の待機部屋だ。20歳前後の女性たちが試験勉強したり、お菓子を食べたり。予約が入ると従業員に客の特徴を聞いて、バッグを手に部屋を出る。

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辺野古埋め立て  取り消し決断は民意だ(2015/10/14京都新聞)
安倍晋三政権は沖縄県民の苦悩に向き合う気がないのか。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を翁長雄志知事が取り消したのに対し、さっそく政府は取り消しの効力を停止させる法的措置を取る方針を示した。


ノーベル経済賞 お金で幸せは買えない(2015/10/14東京新聞)
今年のノーベル経済学賞は、これまで重心が置かれてきた「効率性」だけでなく、貧困解消や福祉といった「公平性」により光を当てた。格差の縮小は目下、世界の重い課題でもある。


辺野古取り消し 県内移設は白紙に戻せ(2015/10/14東京新聞)
沖縄県の翁長雄志知事が辺野古沿岸部の埋め立て許可を取り消した。これ以上の米軍基地押し付けは認めない決意の表れである。政府は重く受け止め、普天間飛行場の県内移設は白紙に戻すべきだ。

(耕論)難民と日本 石川えりさん、滝澤三郎さん、ティンウィンさ(2015/10/14朝日新聞)
混迷するシリアなどからの難民が欧州にあふれている。安倍晋三首相は難民支援への拠出は表明したが、受け入れをめぐる具体策は見えない。日本は難民にどう対処すべきなのか。・・・なぜ日本が難民を受け入れるべきなのか。

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最高の時間だった ラグビーW杯、日本代表帰国(2015/10/14朝日新聞)
ラグビーの第8回ワールドカップ(W杯)イングランド大会で、初の1大会3勝を挙げた日本代表が13日、帰国した。今大会限りで退任するエディ・ジョーンズヘッドコーチ(55)は、東京都内で開かれた記者会見で、「すばらしい偉業を成し遂げた。新しい日本のヒーローだ」とたたえた。 

病院空爆「まだ遺体数人がれきの下」 国境なき医師団・駐アフガン代表(2015/10/14朝日新聞)
アフガニスタン北部で米軍が病院を空爆した事件で、病院を運営していた国際医療NGO「国境なき医師団」の駐アフガン代表、ギルヘム・モリニー氏が11日夜、首都カブールで朝日新聞のインタビューに応じた。

(社説)辺野古移設 沖縄の苦悩に向き合え(2015/10/14朝日新聞)
沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事がきのう、米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した。

「ずば抜けたIT知識」 容疑者知る省幹部 マイナンバー収賄(2015/10/14朝日新聞)
 動き始めたばかりの「マイナンバー制度」。その仕組み作りの段階で、準備に関わっていた厚生労働省職員の汚職事件が発覚した。個人情報の悪用や外部流出が不安視される中、業者との癒着が繰り返されていた可能性も強まっている。

毒ガスの島70年 忘れ得ぬ記憶 <1> 楽園(2015/10/14ヒロシマ平和メディアセンター)
一時は地図から消された島は、年間約19万人が訪れる観光地になった。竹原市沖の大久野島。旧陸軍の毒ガス製造工場があった島には貯蔵庫跡や発電場跡など戦争の爪痕が残るが、足を踏み入れて初めて知る人も少なくない。

九電川内2号再稼働反対で集会 鹿児島、1800人参加(2015/10/12共同通信)
九州電力川内原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働反対と1号機の運転即時停止を求める市民団体の集会が12日、鹿児島市のJR鹿児島中央駅前で開かれた。参加者は「2号機危ない」「原発いらない」と書かれたプラカードを掲げて脱原発を訴えた。

基本法は共生のための前提(あや / 2015年10月11日みどりの1Kwh)
先日、長らく移民の子供たちの教育に携わってきた複数の教師や専門家と一同に会して話をする機会があった。話し始めてすぐに、ドイツにおけるこのところの難民をめぐる動向に話題が及んだ。

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これからどうなる安保法 (9)集団的自衛権行使(2015/10/11東京新聞)
存立危機事態の認定は、他国への攻撃でも「日本の存立と国民の生命が覆される明白な危険がある」ことが要件。だが政府の説明では、半島有事で日本周辺の米艦防護をするため、さまざまな状況で集団的自衛権の行使を想定している。


(日曜に想う)超現実的な「現実主義」 論説主幹・大野博人(2015/10/11朝日新聞)
「現実」ってなんだろう。この言葉はしばしば「理念」や「理想」と対比される。安保法制の議論でも、立憲主義を抽象的な「理念」と見る人たちが、それに対抗する役回りを割り振っていた。

(波聞風問)食品の価格 高止まりの先に何があるか 多賀谷克彦(2015/10/11朝日新聞)
・・・なぜ、高止まりしているのだろう。これまでも幾つかのことが言われてきた。円安が進み、輸入食材、飼料が値上がりした。新興国の生活が豊かになり、これまで優位だった食料品の買い付けで、日本は中国などに買い負けている。

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(声)国境なき医師団に学ぶ平和の道(2015/10/11朝日新聞)勤務医 花岡亮輔(栃木県 42)
アフガニスタンで国際医療NGO「国境なき医師団」が運営する病院が米軍に誤爆された。スタッフ、患者ら少なくとも22人が死亡した。にもかかわらず、医療スタッフは、半壊した病院で勇敢に医療活動を継続したという。同じ医療従事者として、彼らに心からの敬意を表したい。


『時代の正体 権力はかくも暴走する』 神奈川新聞「時代の正体」取材班〈編〉(2015/10/11朝日新聞)
1977年、横浜に米軍機が墜落し、住民3人が死亡した。その事故と、米軍基地の建設計画が進む沖縄を重ねあわせ、記者は書く。「米軍の事故で犠牲になる人は守るべき日本人の一人に入っていないのか」。


南米チリ、巨大な海洋保護区を新設(2015/10/08ナショナルジオグラフィックス)
チリ政府は10月5日、同国沿岸から数百キロ沖の海域を新たに海洋保護区に指定し、「ナスカ・デスベントゥラダス海洋公園」と名付けると発表した。その広さはイタリアの国土面積にほぼ匹敵し、南北アメリカで最大の海洋保護区となる。

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成人までの2年「福祉の空白」親失踪の兄妹、施設頼れず(2015/10/11朝日新聞)
昨年10月、大阪府内のアパートの一室。弁護士の男性(36)がドアを開けると、室内は薄暗かった。電気はつかず、カーテンのない窓から街灯の光が差し込み、ごみに埋もれた部屋を照らす。

貧困家庭の就学援助、27市町村が縮小 「財政厳しい」(2015/10/11朝日新聞)
経済的に苦しい家庭の小中学生に、学用品の購入費や給食費、修学旅行費などを補助する「就学援助」の対象が今年度は、27市町村で縮小された。文部科学省が6日発表した調査結果で明らかになった。

トルコ首都で爆発30人死亡(2015/10/10京都新聞)
政府当局者「テロ攻撃」【カイロ共同】トルコの首都アンカラ中心部の鉄道駅周辺で10日午前、大きな爆発が2回あり、トルコのアナトリア通信は内務省の情報として、30人が死亡、126人が負傷したと伝えた。

児童虐待最多  福祉司の増員が急務だ(2015/10/10京都新聞)
全国の児童相談所(児相)が2014年度中に対応した児童虐待の件数が、前年度より2割増えて過去最多の8万8931件(速報値)となった。集計を始めてから24年連続の増加で、8万件突破は初めてだ。

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TPP大筋合意、農家は失望 重要5品目国会決議守られず(2015/10/10佐賀新聞)
安倍首相は野党時代に「強い交渉力で国益、日本の美しい原風景を守る」と言ったが、どこが守られたのか、われわれには理解できない。日米の2国間協議で、全てを譲ってしまった。


都心の川に残る汚染 東証近くセシウム452ベクレル検出(2015/10/10東京新聞)
 東京電力福島第一原発事故による放射能汚染問題で、本紙は東京の都心を流れる日本橋川、神田川、隅田川の堆積物調査を実施した。初めて調査した日本橋川では、一キログラム当たり四〇〇ベクレル超の放射性セシウムが残る地点も確認された。


児童虐待最多 出生率向上を言う前に(2015/10/10東京新聞)
全国の児童相談所が二〇一四年度に対応した児童虐待の件数が過去最悪の八万九千件に上った。前年度比20%増。痛ましい児童虐待は後を絶たない。子どもの命を救う体制の強化が急がれる。

チュニジア民主化、平和賞 「国民対話」組織に ノーベル賞(2015/10/10朝日新聞)
ノルウェーのノーベル委員会は9日、2015年のノーベル平和賞を、北アフリカ・チュニジアで宗教に基づく政治を目指すイスラム勢力と政教分離を重んじる世俗勢力の歩み寄りを促し、民主化を進めた「チュニジア国民対話カルテット」に授与すると発表した。

児童虐待で死亡、13年度69人 妊娠期から支援、急務(2015/10/09朝日新聞)
2013年度に児童虐待による死亡が確認された子どもは69人で、無理心中以外の36人のうち0歳児が4割強を占めた。加害者の4割強が実母で、望まない妊娠だったケースも多く、妊娠期からの支援の重要性が浮き彫りになった。

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ノーベル文学賞にベラルーシの作家 チェルノブイリ描いたアレクシエービッチ氏(2015/10/09朝日新聞)
スウェーデン・アカデミーは8日、2015年のノーベル文学賞をベラルーシ人の作家スベトラーナ・アレクシエービッチ氏(67)に授与すると発表した。授賞理由を、「私たちの時代における苦難と勇気の記念碑といえる、多様な声からなる彼女の作品に対して」とした。


(社説余滴)アベノミクス始末 原真人(2015/10/09朝日新聞)
中央銀行の役割は「宴たけなわになったところでパンチボウル(パーティーのお酒)を運び去ること」と、半世紀前の米連邦準備制度理事会(FRB)議長は言った。


(声)戦争体験聞けぬ世代のために(2015/10/09朝日新聞)大学生 水梨郁河(千葉県 20)
私が「戦争」に触れたのは10年前。小学生のとき、夏休みに「知り合いから戦争のお話を聞こう」という宿題が出たのだ。私は祖父母に当時の様子を聞いた。上空を米軍機が通過する時、爆撃で鼓膜が破れないよう、失明しないよう耳と目を手の指で押さえて走ったこと。祖父母の言葉は、想像をはるかに超えていた。

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(声)語り部の祖母の危機感受け継ぐ(2015/10/09朝日新聞)大学生 山田智希(埼玉県 21)
祖父母から戦争の話を聞いた中学生を紹介した「いま子どもたちは 祖父母の戦争」(1〜4日朝刊)。私も祖母から戦争の話を聞いて育ったので、ひとごととは思えなかった。

GDP600兆円 ピーターパン症候群か(2015/10/09東京新聞)
第三次安倍改造内閣が掲げた「新たな三本の矢」は、実現可能性に疑問がわくものばかりだ。中でも「GDP(名目)六百兆円」は目標というよりも夢物語に近い。それで何を目指そうというのか。

TPPと日本  速やかに国会で議論始めよ(2015/10/09京都新聞)
環太平洋連携協定(TPP)交渉の大筋合意を受け、政府は全閣僚による対策本部を近く設置し、来年1月にも国会承認案を衆院に提出する構えだ。協定が発効すれば、人口約8億人、世界の国内総生産(GDP)の4割を占める経済圏が誕生するとされる。

(地域発・企業発)屋久島の水力発電、脚光 電力ほぼ賄う・地元業者らが供給まで(2015/10/07朝日新聞)
世界自然遺産の鹿児島県屋久島に、取材や視察が相次いでいる。お目当ては樹齢数千年の屋久杉、ではなく電気だ。島内で使う電気は、ほぼ100%が水力から。主に地元企業が電気をつくり、家庭まで送る。

徴兵制否定の理由とは(2015/10/07東京新聞)
安全保障関連法案の国会審議。著名な憲法学者三人が法案の違憲性を指摘すると菅官房長官は「合憲という学者もたくさんいる」と主張したものの、別の学者三人の名前しか挙げられず、「数の問題じゃない」。

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TPP合意 争いと格差の克服を(2015/10/06東京新聞)
TPP交渉には当初から国内に不安が広がり、反対の声が根強く続いた。農業や保険、医療など暮らしや命に直接関わる幅広い分野が自由化交渉の対象になり、利益至上主義の大波にさらされる危機を感じたからだ。

マララさんインタビュー「両親が権利をくれた」(2015/10/06ナショナルジオグラフィックス)
マララ・ユスフザイさんが誕生したとき、地元パキスタンに住むパシュトゥン人の村人たちは両親に同情を寄せた。生まれたのが男の子ではなかったからだ。

辺野古断念求める意見書可決 うるま市議会が賛成多数(2015年10月6日 琉球新報)
【うるま】うるま市議会(大屋政善議長)は6日、名護市辺野古で埋め立て工事を強行する政府への抗議、辺野古新基地建設の断念と普天間基地の即時閉鎖・撤去、オスプレイの配備撤回を求める意見書を15対11(退席2、欠席1)の賛成多数で可決した。

(難民 世界と私たち)シリア国内、惑う760万人 内戦、あふれる避難民(2015/10/06朝日新聞)
 内戦が5年目に入ったシリア。国外に逃れる難民が400万人を超えて欧州にも殺到するなか、国内の避難民は約760万人にも達する。過激派組織「イスラム国」(IS)などが勢力を広げ、内戦終結の見通しは立っておらず、希望を求めて外国に逃れる人々がさらに増えかねない。

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(WEBRONZA)クールな世界認識とラディカリズム(2015/10/06朝日新聞)
1960年の時も国会前は「反安保」を訴える人々の群れで埋まりました。評論家の菊地史彦氏は連載「60年と15年の『安保闘争』は何が違うか」(9月29日)で、SEALDs(シールズ)という若者集団が持つ二つの新しさを指摘しています。

人のために、探究一念 大村さん、微生物から贈り物 ノーベル医学生理学(2015/10/06朝日新聞)
人のためになることをしたい――。ノーベル医学生理学賞に輝いた大村智・北里大特別栄誉教授(80)の原点は、山梨の農家に育った少年時代にあった。勤勉さと科学への探究心。多くの人を病から救った半生に、地元や関係者から惜しみない賛辞が贈られた。

米軍機の飛行状況「悪化」 県内10大学長が連名で中止要請(2015年10月5日 琉球新報)
県内の大学や短大、工業高等専門学校など10校の学長が学校周辺上空での米軍機の飛行中止を求める要請を連名でまとめ、首相や外相、防衛相らに宛て9月末に送付した。米政府にも英文の要請書を送る。

三隅で伝える戦争 学徒動員や特攻隊 テーマ(2015/10/04ヒロシマ平和メディアセンター)
学徒動員や特攻隊などの戦争体験について聞く会が3日、島根県浜田市三隅町の三隅公民館であった。戦後70年の節目に、三隅地区生涯学習地域推進委員会が主催し、約40人が聴講した。

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米、局地戦を想定 北朝鮮軍の困窮背景(2015/10/05朝日新聞)
 米韓両軍による朝鮮半島有事に備えた軍事計画の変化は、通常兵力の低下した北朝鮮軍が暗殺や破壊活動、大量破壊兵器の開発に力を入れる現実に合わせるものだ。


ノーベル賞「候補」、9条も反核運動も 「5」のつく年は核軍縮? 平和賞9日発表(2015/10/05朝日新聞)
受賞予測を毎年発表している民間研究機関「オスロ国際平和研究所」(PRIO)のハープウィケン所長(53)は今年、憲法9条の改正に反対する日本の「九条の会」を五つの有力候補の4番目に挙げた。


病院空爆「人道法に違反」 国境なき医師団が声明 米大統領は調査指示(2015/10/05朝日新聞)
アフガニスタン北部クンドゥズの病院が空爆された事件をめぐり、病院を運営する国際医療NGO「国境なき医師団」は3日声明を出し、「あらゆる証拠は(米軍主導の)国際部隊が空爆したことを示している」として、医療施設への攻撃を禁じた国際人道法の「重大な違反だ」と批判した。


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(社説)高速民営10年 失敗の歴史を忘れるな(2015/10/05朝日新聞)
 高速道路を建設・管理していた旧道路公団が民営化されて、今月で10年になった。民営化時に40兆円近くあった有利子負債は30兆円を切った。サービスエリアにはおしゃれなカフェやフードコートが増え、ホテルやペットと遊べる施設まである。

(声)難民受け入れこそ日本の貢献(2015/10/05朝日新聞)薬剤師 高山秀樹(静岡県 49)
安倍晋三首相は国連総会の演説で、シリアなどの難民支援に970億円を拠出することを表明した。一方で、記者会見で日本がシリア難民を受け入れる可能性を問われ「人口問題としては移民を受け入れるよりも前にやるべきことがある。

原子力規制庁研修資料全量流出か 経路特定できず(2015/10/03共同通信)
原子力規制庁の新人研修用の資料が外部流出した問題で、3824ページ全量が流出した可能性が高いことが3日、規制庁への取材で分かった。研修での議論を収めた動画も流出しているという。

特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に ノンフィクション作家・保阪正康さん(毎日新聞 2015年09月30日 東京夕刊)
 昭和史を研究している保阪正康さんに会ったら尋ねたいことがあった。「なぜ長年の禁をとうとう破ったのですか」と。・・・ 静かな語り口とは裏腹に、黒縁の眼鏡の奥で両眼が鋭く光る。「安倍政権は歴史をねじ曲げ、時の内閣の一存で憲法を骨抜きにし、戦後70年かけて先達が築き上げてきたものをむちゃくちゃにしようとしている。これだけは許してはいけない」

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(声)「読み書き」奪った日本に絶句(2015/10/04朝日新聞)主婦 田上優子(山口県 52)
20年前、高速バスで、お年寄りの女性と乗り合わせ、いつの間にか世間話をしていた。彼女は「私ね、在日韓国人でね、日本語は話せるけど、字は読めんの。戦中に働くために連れてこられて、読み書きの勉強をすることなく今になってしもうてね」と話した。


(声)所得税に手をつけるのが筋だ(2015/10/04朝日新聞)無職 池田陽三(神奈川県 63)
消費税増税に伴う還付案をめぐり様々な意見が出ているが、根本的な議論が抜けてしまっていると思う。

(社説)公共空間 自由な広場でなくては(2015/10/04朝日新聞)
 「公共の場」でものを言いにくくする空気と、それに押し流されまいとする意志とが、あちこちでぶつかっている。さいたま地裁で先月25日、〈梅雨空に「九条守れ」の女性デモ〉という俳句をめぐる裁判が始まった。


食品機能表示  安全確保へ監視強化を(2015/10/04京都新聞)
食品が体にどのように良いかを国の許可なしで表示できる「機能性表示食品制度」がスタートして半年がたった。「体脂肪を減らす」「目の調子を整える」など、新制度に基づき効能を表示した商品が相次ぎ出回り、売り上げを伸ばす例がある一方、消費者団体から効能や安全性の評価が不十分との指摘も出ている。

ドイツ統一25年、まだ終わっていない統一(こちゃん / 2015年10月4日みどりの1kWh)
ドイツはこの10月3日、旧東西ドイツの統一から25周年を迎えた。どれだけの歳月が経てば、旧東西ドイツは一体となって、東西の差が無くなくなるだろうかとは、統一直後からいろいろ問われてきた。

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福島第一 止まらぬ汚染水流出 溝上流でもくみ上げ(2015/10/03東京新聞)
 東京電力福島第一原発で建屋周辺の汚れた雨などを集めるK排水溝の水が、八回にわたり堰(せき)を越えて外洋に流出したことを受け、東電は溝の上流側でも水をくみ上げる追加対策を月内にも始める方向で検討していることを明らかにした。

反戦 願い集めて 絵本「戦争のつくりかた」短編アニメに(2015/10/03東京新聞)
東京を中心に活動するアーティスト集団「ノディン(NOddIN)」が、日本が「戦争できる国」になる過程を描く絵本「戦争のつくりかた」を原作にした短編アニメーションを完成させ、都内で開催中の展示会で4日公開する。

福島県警、東電役員らを書類送検 汚染水流出で32人(2015/10/02共同通信)
福島県警は2日、東京電力福島第1原発から汚染水を海に流出させたとして、人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律違反の疑いで、法人としての東電と、新旧役員32人を書類送検した。

戦後70年 志の軌跡 第4部 小島清文 <1> 地域紙の理想(2015/10/02ヒロシマ平和メディアセンター)
民主主義の実践に力 「主権者の自覚」促す。70年前、国内外で膨大な犠牲を出した末に、無残な敗戦を招いた日本。その無残さは、軍部主導の政府が言論の自由を圧迫し、戦況などの正確な情報を国民から遠ざけたことで拡大した。

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2015/10/03sankaku10/26

KIJI LIST20182019NEWS LIST
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新聞週間  過ち繰り返さぬために(2015/10/15京都新聞)

ノーベル経済賞 お金で幸せは買えない(2015/10/14東京新聞)

(社説余滴)アベノミクス始末 原真人(2015/10/09朝日新聞)

GDP600兆円 ピーターパン症候群か(2015/10/09東京新聞)

徴兵制否定の理由とは(2015/10/07東京新聞)

反戦 願い集めて 絵本「戦争のつくりかた」短編アニメに(2015/10/03東京新聞)

特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に ノンフィクション作家・保阪正康さん(毎日新聞 2015年09月30日 東京夕刊)

福島菊次郎さん死去 反権力の写真家 94歳(2015/09/26朝日新聞)

安保法・原発 どちらもさよなら 代々木公園で集会(2015/09/24東京新聞)

安保とデモ、刻まれた主権者意識 特別編集委員・山中季広(2015/09/21朝日新聞)

(社説)新安保法制 不断の監視が始まる(2015/09/21朝日新聞)

安保関連法が成立 「法廃止へ」これから 各団体 運動継続を表明(2015/09/20東京新聞)

平和主義の行方  9条を空洞化させるな(2015/09/19京都新聞)

「違憲」安保法制 さあ、選挙に行こう(2015/09/19東京新聞)

安保参院委可決  次代へ「負の遺産」になる(2015/09/18京都新聞)

(社説)安保公聴会 国会は国民の声を聴け(2015/09/16朝日新聞)

(声)デモ、人生破壊されぬよう集結(2015/09/14朝日新聞)作家 森村誠一(東京都 82)

週のはじめに考える “文系不要論”の愚かさ(2015/09/13東京新聞)

無投票の総裁選  「論戦封じ」を猛省せよ(2015/09/09京都新聞)

(社説)「違憲」法案 「専門知」の警鐘を聞け(2014/09/04朝日新聞)

(記者有論)ドイツの戦後 過去への責任、教育で実践 高野弦(2015/09/03朝日新聞)

安保法案反対、全国で一斉デモ 国会取り囲み廃案訴え(2015/08/30朝日新聞)

戦後70周年のドイツのデモ(じゅん / 2015年8月30日みどりの1kWh)

維新の党の迷走  「橋下劇場」はもういい(2015/08/29京都新聞)

100歳ジャーナリスト むのさん講演 「平和が大切」後からでは遅い(2015/08/26東京新聞)

「安保法案反対の会」90大学に 教員・学生ら活動拡大(2015/08/23東京新聞)

ガルトゥング博士が来日 60年代に「積極的平和」提唱(2015/08/20東京新聞)

(社説)戦後70年に問う 個人を尊重する国の約束(2015/08/17朝日新聞)

主体性なき「精神形態」を示した安倍談話/より悪しき談話を回避させた人々の力/小林正弥(2015/08/15朝日新聞(WEBRONZA)

大江氏、辺野古「沖縄の反撃に心から声援」本紙に手記(2015年8月7日琉球新報)

安倍首相は、安保法制でなぜあんな比喩を使うのか(2015/08/01朝日新聞WEBRONZA)

瀬戸内寂聴さん:安倍首相批判「悪い政治家だったかも歴史に残る」(2015年07月20日毎日新聞)

原発の不都合な真実(共同通信)

新国立、市民の声が動かす 「責任の所在はっきりと」「支持率上げたいのか」(2015/07/18朝日新聞)

(声)日本は愛せない国になっていく(2015/07/17朝日新聞)大学院生 若松郁(埼玉県 22)

映画人446人、安保法案反対アピール 高畑勲監督・吉永小百合さんら(2015/07/17朝日新聞)

安保法案、衆院通過 民主主義の岐路に立って(2015/07/17東京新聞)


特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 作家・島田雅彦さん(毎日新聞 2015年07月14日 東京夕刊)

(社説)「違憲」法案 採決に反対する(2015/07/15朝日新聞)

(社説余滴)「いざという時」が来た 高橋純子(2015/07/03朝日新聞)

社説:自民党勉強会 言論統制の危険な風潮(毎日新聞 2015年06月27日)

(社説)異常な「異論封じ」 自民の傲慢は度し難い(2015/06/27朝日新聞)

週のはじめに考える いま、風を待つのでなく(2014/06/14東京新聞)

憲法改正:「いつまでぐだぐだ言い続けるのか」 佐藤幸治・京大名誉教授が強く批判(2015年06月06日毎日新聞)

(社説)「違憲」法制 崩れゆく論議の土台(2015/06/06朝日新聞)

(社説)首相のヤジ 立法府と国民への侮辱(2015/05/30朝日新聞)

人質事件の検証  これで再発が防げるか(2015/05/23京都新聞)

(耕論)「橋下徹」を語ろう 想田和弘さん(2015/05/23朝日新聞)

(寄稿)憲法という経典 作家・島田雅彦(2015/05/02朝日新聞)

被ばく死 最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究(2015/04/08東京新聞)

原子力廃絶までの道程(2015/03/11WEBRONZA)

首相ヤジ問題:「昔なら内閣が吹っ飛んだ(毎日新聞 2015年02月26日)

(あすを探る 社会)「対テロ」、多様な視点示せ 森達也(2015/01/29朝日新聞)


世界の平和博物館(ヒロシマ平和メディアセンター)

(ニューヨーク・タイムズから)分断された米国 不平等は必然ではない(2014/08/02朝日新聞)

北欧 廃屋の動物たち(ナショナルジオグラフィック)

世界のヒバクシャ(中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター)

 


《戦時世代が語る憲法といま》 憲法学者 樋口陽一氏

貧困の多数派、歯止めを

「人類が生き残っていく道、持続可能エネルギーだけ」 チョムスキー、上智大で講演

とめよう戦争する国づくり(2014/03/09赤旗日曜版)ジャーナリスト、鳥越俊太郎

(声)個を育てる教育改革が必要だ(2014/03/04朝日新聞)

 

人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響

週刊金曜日
原発がどんなものか 知って欲しい
祝島ホームページ
環境と原子力の話
高木学校
グリーンピース
GREEN ACTION

自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

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