（社説）学術会議法案 ごり押しは許されない（2025/05/30/朝日新聞）
日本学術会議を特殊法人化する法案の参院での審議が始まった。衆院の審議で、政府の介入への懸念が深まった。学術会議の独立性や学問の自由を脅かしかねない法案のごり押しは、許されない。
法案の撤回を求めてきた歴代会長６人は衆院通過後、「これは学術会議管理法案だ」などとして、廃案を求める声明を発表した。
・・・学術会議の改組の発端となった任命拒否問題について、政府は理由の説明を拒み続けている。かつて国会答弁で「形式的任命に過ぎない」としていたにもかかわらず、拒否できると法解釈を変えた説明もしていない。
https://www.asahi.com/
articles/DA3S16225401.html
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ウクライナ東部でロシアの攻撃激化 取材するBBC記者の近くでも発砲音（2025/05/30/BBC）
トランプ米政権による和平仲介が行き詰ったかのように見えるロシアとウクライナの戦争において、ロシアはこのところ攻撃を激化させている。ウクライナ東部の戦場では、ロシアの滑空爆弾のほかに、光ファイバードローンがウクライナ側の妨害装置を無効化し、大被害をもたらしている。
ウクライナ軍はこれに対抗しようと、光ファイバー兵器の導入を急いでいる。多くの建物が破壊された前線近くの町ロディンスキーでは、ヨギタ・リマエBBC特派員の取材中にも近くで発砲音が相次ぎ、ドローンが頭上で回転し続けた。
https://www.bbc.com/
japanese/articles/ckgrk4e25n0o
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トランプ2．0 留学生受け入れ制限 知の交流を閉ざす愚策だ（2025/05/30/毎日新聞）
学問の自由を損ない、世界の「知の交流」を閉ざす愚策である。直ちに見直すべきだ。トランプ米大統領がハーバード大に対し、外国人研究者や留学生の受け入れ資格を停止すると通告した。・・・各国の留学希望者がビザを申請する際の面接の予約受け付けを止めた。交流サイト（SNS）への投稿内容の審査を厳しくするためとされる。政権は、イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃に抗議する学生らの集会に「反ユダヤ主義」とのレッテルを貼り、大学に取り締まり強化を求めている。
https://mainichi.jp/articles
/20250531/ddm/005/070/111000c
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大谷翔平 今季2度目1試合2発22号！ジャッジと一発競演に本拠大熱狂 球団記録タイ月間15発目（2025/05/30/毎日新聞）
ドジャースの大谷翔平投手（30）が30日（日本時間31日）、本拠でのヤンキース戦に「1番・DH」で先発出場。初回に2試合ぶりの一発となる両リーグ最多21号を放った。初回に19号を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手（33）に2本差をつけた。第3打席でも22号を放ち、今季2度目、通算では21度目の1試合2本塁打をマークした。自己最多タイの月間15本塁打は、球団タイ記録となった。
https://mainichi.jp/articles/
20250531/spp/sp0/102/149000c
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ガザ人道危機巡り、制裁も検討 フランスなどがイスラエルを非難（2025/05/30/毎日新聞）
シンガポールで開催中のアジア安全保障会議（シャングリラ会合）で30日、フランスのマクロン大統領とシンガポールのウォン首相が共同記者会見を行い、パレスチナ自治区ガザ地区の人道危機を巡りイスラエルを名指しで非難した。
ロイター通信などによると、マクロン氏はガザの状況が「耐えがたいものになっている」と述べ、人道状況が改善しない場合、イスラエルに「強硬姿勢を取らざるを得ない」と警告。欧州諸国が連携して制裁を科す可能性にも言及した。
https://mainichi.jp/
articles/20250531/k00/00m/030/143000c
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山火事で１万７０００人避難 (2025/05/29/カナダ時事通信 外信部）
【オタワＡＦＰ時事】カナダ中部マニトバ州政府は２８日、折からの山火事の拡大を受け、州全域に非常事態を宣言した。住民１万７０００人以上が避難したという。マニトバ州首相は記者会見で「全域で火災が起きている。これは今後われわれが適応しなければならない気候変動の兆候だ」と指摘。カーニー首相に避難と消火活動の支援のため、軍の出動を要請したことを明らかにした。住民の多くは州都ウィニペグに避難する見込み。
https://www.jiji.com/jc/
article?k=2025052900695&g=int
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証言続ける 元731部隊の清水英男さん 「戦争は悪」伝えたい 誹謗中傷…背中押した学生の言葉／長野(2025/05/29/毎日新聞)
旧「満州国」（現・中国東北部）で細菌兵器の開発を進めた旧日本軍の731部隊。80年前、14歳で少年隊員となった長野県宮田村の清水英男さん（94）は、経験を公に語っている。しかし、インターネットには「うそつき」と誹謗（ひぼう）中傷の言葉が並ぶ。身近な人からも反対された。証言を続けるべきか葛藤を抱える中、学校講演に呼ばれた。
1945年3月、清水さんは宮田村の国民学校高等科を卒業後「見習い技術員」として部隊に採用。人体実験後に解剖された「マルタ」と呼ばれた捕虜の標本を見た。特設監獄に爆薬を運ぶ証拠隠滅にも加担した。帰国時には上官から、軍歴を隠すよう厳命された。
https://mainichi.jp/articles/
20250528/ddl/k20/040/196000c
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戦争 今こそ警鐘を 来月8日 ミュージカル上演 高松／香川(2025/05/29/毎日新聞)
サバイバルゲームで遊んでいた子どもたちがいつの間にか「本当の戦争」に巻き込まれるミュージカル「戦争ごっこ」が6月8日、高松市のサンポートホール高松第2小ホールで開かれる。公演する「子どものための演劇教室」（同市）は「兵士らが銃を撃ち血しぶきを上げる光景は戦争ゲームだけのことなのか。現実でも起こり得るのでは。日本が戦争をしたのは遠い昔になった今だからこそ、警鐘を鳴らしたい」と訴える。
https://mainichi.jp/articles/
20250529/ddl/k37/040/268000c
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トランプ氏にちなんだ「F47」も 関税交渉で防衛品購入カード浮上(2025/05/29/毎日新聞)
日米関税交渉を巡り、政府内で米国の防衛装備品購入を交渉カードとして米側に提示する案が浮上している。日本は過去に米国から多数の戦闘機を購入しており、トランプ米大統領がこだわる対日貿易赤字解消につながるためだ。ただ、具体的な対象の選定に加え、日本政府のこれまでの主張との整合性が問われかねないなど課題も多い。【田所柳子、中村紬葵、川口峻】
複数の政府関係者によると、23日午前の日米首脳電話協議で、トランプ氏は自身が第47代大統領であることにちなんで命名された次世代戦闘機「F47」に言及。さらに、保有するステルス戦闘機F22をF22スーパーに、F35をF55にそれぞれ更新する方針も明らかにしたという。
https://mainichi.jp/articles/
20250528/k00/00m/010/278000c
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マスク氏、米政権離脱 トランプ氏との異例の対立後(2025/05/28/app)
5月29日 AFP】米国のドナルド・トランプ政権で歳出削減を進める「政府効率化省（DOGE）」を率いてきたイーロン・マスク氏は28日、トランプ氏の看板政策となる歳出法案をめぐって初めて大きな意見の相違が生じた直後、政権からの離脱を表明した。
マスク氏はX（旧ツイッター）に、「特別政府職員としての任期が終わりに近づく中、無駄な歳出を削減する機会を与えてくれたドナルド・トランプ大統領に感謝したい」と投稿した。「DOGEの使命は、政府全体に浸透し、時間とともに強化されるだろう」と付け加えた。
南アフリカ生まれのマスク氏は、トランプ氏の法案は財政赤字を拡大させ、数万人を解雇したDOGEの活動を阻害するものだと述べた。
https://www.afpbb.com/articles/-/3580309?cx_part=top_topstory&cx_position=1
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カトリック14億人を率いる新教皇レオ14世の試練(2025/05/28/朝日新聞)
For Catholics, the Pope Is a Holy Father. For the World, He Is a Powerful Voice.
新教皇選出からわずか数日後、レオ14世はカトリック教会をどのように率いていくのか、そのビジョンを示し始めた。
レオ14世は、前任のフランシスコ教皇のように、貧しい者たち、社会の周辺に追いやられた者たち［the marginalized］を温かく包み込むつもりでいる。また、バチカンの扉を開き、教会のヒエラルキーの外で発せられる多くの声に耳を傾けようとした前任者の努力を継続する考えだ。そして、現代性のもたらす最大の試練に敏感な教皇である明確な印として、教会はAI（人工知能）が「人間の尊厳、正義、労働」にもたらす課題に取り組む、と述べた。
https://www.asahi.com/
articles/AST5Q33GKT
5QUHMC003M.html?iref=pc_international_top
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イスラエル兵士に広がる戦争疲れ 「見えない敵」「救えなかった命」(2025/05/28/朝日新聞)
イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへの大規模な攻撃を続けるなか、予備役兵の間で「戦争疲れ」が広がっている。男女とも徴兵制をとる同国ではほとんどの市民が軍務経験を持ち、有事の際は予備役が招集されるが、応じない人が増えている。世論調査では7割が人質解放を優先し、戦闘終結を求めているが、ネタニヤフ首相は軍事作戦を拡大させている。
人口1千万人弱のイスラエルでは、約17万人の正規軍兵士のほか、普段は別の仕事に就いている予備役の兵士が約46万人に上る。2023年10月に始まったガザでのイスラム組織ハマスとの戦闘が始まると、イスラエル軍は約30万人を招集。その後も追加招集を繰り返している。
https://www.asahi.com/articles
/AST5P418ZT5PUHB
I003M.html?iref=comtop_7_01
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