KIJI LISTpoint NEWS LIST
<POINT NEWS68>2014/12/05・・・(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)



sankaku68sankaku
2014/12/05sankaku12/11

日々のニュースは数えきれないほどあります。その1つ1つが今の社会の要素であり現実です。ここに拾い上げたニュースはごくごく一部でしかありませんが、忘れてはいけない出来事も多くあります。未来のその時を考えるための「記憶のために」少しでも記録したいと思います。


 

衆院選 福島の被災者 苦悩を受け止めたのか(2014/12/11東京新聞)
原発事故の放射能汚染によって今も十二万人以上の福島県民が古里を離れている。事故から三年九カ月を経ても、生活再建の道筋を示さないのは政治の責任放棄だ。自民の安倍首相、民主の海江田代表は選挙戦の初日、福島県内で第一声を上げた。安倍氏は原発被災者のことを丁寧に語っていない。海江田氏も政府の原発再稼働を批判しただけだ。「福島重視」がパフォーマンスなら困る。各党は公約で「廃炉を着実に」「除染の加速」「汚染水対策」などと並べるが、抽象的な言葉だ。 福島県の避難者のうち、四万六千人は県外に避難する。住み慣れた家や地域を失い、厳しい生活を強いられている。認知症やアルコール依存になる人が増え、苦痛から命を落とす「原発関連死」は千百人を超えた。苦悩に真剣に向きあった公約こそが競われるべきだ。・・・ そもそも、除染が追いつかないために避難解除要件が年一ミリシーベルトから二〇ミリシーベルト以下に緩和されたことへの反発がある。人の命よりも帰還ありきとも映る、強引な政策は不安を増幅させるだけだ。避難指示区域外でも、福島市や郡山市の一部などでは線量が年一ミリシーベルトを上回る所がある。十分な支援も賠償も受けられずに取り残されている人が数多くいる。一昨年に超党派で成立した「子ども・被災者支援法」は地元に残っても、離れても、広く救済されると期待されたのに、骨抜きにされた。無策としかいいようがない。原発事故で苦しむ人のことをどれだけ自分の問題として引きつけ、一票を投じることができるか。私たち有権者も問われている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014121102000151.html

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(衆院選)エネルギー政策―原発回帰でいいのか(2014/12/11朝日新聞)
福島第一原発の事故から3年9カ月。現場では、地下水の流入による汚染水が今も増え続け、溶け落ちた核燃料は高い放射線量に阻まれて所在すらわからない。12万人の福島県民が住まいを離れ、まもなく4度目となる正月を避難先で迎える。・・・ 安倍政権の2年で、原発回帰は鮮明になった。原子力規制委員会の審査を通った原発はすべて動かす。事故後、周辺30キロの自治体にも避難計画の策定が義務化されたが、再稼働の協議の枠組みには入れない。その避難計画づくりについても、再稼働を前提にすると支援に力は入るが、「本当に実効性があるか」については目をつぶる。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_gnavi

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「ヘイトスピーチは差別」確定 最高裁、在特会の上告退ける(2014/12/11朝日新聞)
「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の会員らによるヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)を人種差別と認め、在特会側に計約1226万円の賠償と街宣活動の差し止めを命じた今年7月の大阪高裁判決が確定した。最高裁第三小法廷(山崎敏充裁判長)が9日付の決定で、在特会側の上告を退けた。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11500752.html

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マララさん「子供が学校に行けない、終わりに」 ノーベル平和賞授賞式(2014/12/11朝日新聞)
史上最年少でノーベル平和賞を授与されたマララ・ユスフザイさん(17)は10日、「子供が学校に行けないのは終わりにしよう」と受賞演説で訴えた。その姿を、マララさん同様に過酷な経験をしてきた少女たちが見守った。ただ、世界では、過激派の抑圧や紛争の影響などで、教育を受けられない子供たちがまだまだ大勢いる。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11500698.html

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社説:秘密保護法施行 息苦しい社会にするな(毎日新聞 2014年12月10日)
ウォーターゲート事件でニクソン米大統領を辞任に追い込んだ記者を支え、10月に亡くなった米ワシントン・ポスト紙の元編集主幹、ベンジャミン・ブラドリー氏は「政権と政府はうそをつくものだ」という言葉を残している。きょう特定秘密保護法が施行される。歴史に照らせば、政府にうそはつきものだ。この法律がそれを後押しすることを懸念する。自民、公明両党は2012年の前回衆院選で法の制定を公約として掲げなかった。だが、国民各層の懸念の声を振り切って昨年12月、不十分な審議で法を成立させた。衆院選の最中だからこそ、秘密法のもたらす影響について目を凝らしたい。・・・ 戦前の軍機保護法は、国家の存亡にかかわる軍事機密を漏らした者を罰するためにできた。だが、旅先で見かけた海軍飛行場のことを友人の外国人教師に話した学生や、遠くの島に大砲が見えたことを仲間に話した漁師が実刑判決を受けた。「そそのかし」といったあいまいな規定がある秘密法も警戒が必要だ。逮捕・起訴しなくても、捜索だけで十分、威嚇効果はあるだろう。徐々に自由な言論の場が狭められていく息苦しさが社会を覆うことを恐れる。権力から独立して国民の「知る権利」を守るべき報道機関の責任と役割が一層問われる場面だと自覚したい。10年、20年後、秘密法の施行が時代の転換点になったと振り返ることがあってはならない。
http://mainichi.jp/opinion/news/20141210k0000m070141000c.html

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社説:衆院選 ここを問う 沖縄の基地(毎日新聞 2014年12月09日)
民意から目をそらすな。沖縄で米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する翁長雄志(おなが・たけし)新知事があす就任する。それなのに衆院選では普天間をめぐる議論が盛り上がっていない。辺野古移設反対の民意をはっきりと示した沖縄に対し、各政党や全国の候補者はこれを日本全体の問題としてとらえ、論じるべきだ。・・・政府が移設を進める根拠は、昨年末に仲井真知事がそれまでの県外移設の公約に反する形で辺野古の埋め立てを承認したことにある。知事選では、その仲井真氏の判断と辺野古移設の是非が最大の争点となり、県民は明確にノーを突きつけた。知事選とあわせて行われた県議補選(名護市区)では、1月の名護市長選で移設推進を掲げて敗れた末松文信氏が自民党公認で出馬し、前共産党市議に敗れた。事前にある程度、結果が予想された知事選以上に、関係者には衝撃が走ったという。・・・それでも政府は、辺野古埋め立てはすでに承認済みで、行政手続きには問題ないのだから、粛々と進めるだけだと言いたいのだろう。だが移設を取り巻く政治状況は大きく変わった。それを無視してこれまで通り移設を進めるのは難しいことを政府は直視する必要がある。
http://mainichi.jp/opinion/news/20141209k0000m070135000c.html

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世界で47万5千人殺害される 12年、WHOなど報告(2014/12/10東京新聞)
【ウィーン共同】世界保健機関(WHO)などは10日、児童虐待や性的暴行など暴力の防止に関する報告書を発表、2012年に世界で殺害された人数は推定47万5千人に上ると明らかにした。殺人を含む暴力の問題が世界的に拡大しているとして、防止に向けた一層の取り組みを各国に促している。報告書によると、00〜12年の殺人は、10万人当たり8・0人から6・7人へと16%減少したが、女性や子どもへの暴力は依然として深刻。世界の子ども4人に1人が身体的な虐待を受け、少女の5人に1人が性的虐待を受けているという。報告書は、日本を含む世界133カ国のデータを基に作成された。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014121001001665.html

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再生エネルギー  脱原発社会へ道筋示せ(2014/12/10京都新聞)
エネルギー自給率が極めて低い日本にとって、太陽光や風力、水力、地熱など再生可能エネルギーの活用こそ、化石燃料の消費を抑え、地球温暖化防止の鍵となる。安倍晋三政権は4月に策定したエネルギー基本計画で、再生エネを「有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源」として、導入を加速させる方針を示した。脱原発社会に向けて一昨年7月に始まった「固定価格買い取り制度(FIT)」を追い風に、2030年に再生エネの電源構成比率を20%超へ倍増させる目標の達成は急ピッチで進むかにみえた。ところが、状況は一変した。FITをビジネスチャンスとみて、大規模な太陽光発電に参入する企業が急増したため、電力各社が唐突に再生エネ電力の買い取りを制限し、普及に冷や水を浴びせかねない事態を招いている。東京電力福島第1原発事故を受け、急ぎ導入されたFITは制度設計の甘さが目立つ。適正な買い取り量や価格の見直し、地熱や洋上風力の優遇など是正は避けて通れない。送電網の整備や発送電分離を含む電力改革も欠かせない。衆院選の公約を見る限り、再生エネを拡大する各政党の姿勢に大差はない。ただ、原発をめぐる立場の違いから温度差がある。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

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特定秘密保護法施行 権力が暴走しないか(2014/12/10東京新聞)
特定秘密保護法が十日に施行された。「安全保障」の名が付けば、国が恣意(しい)的に重要情報を隠蔽(いんぺい)できる。権力が暴走を始めないか、懸念を強く持つ。国家の安全保障にかかわる重要情報は厳重に管理すべきだ−。そのように単純に考えてはならない。本当に秘匿すべき重要情報なのかどうか、確かめられる方策がないからだ。公正なチェックが働くかは極めて怪しい。特定秘密とは知らずに、情報を得ようとしただけで処罰されることはないのか。むしろ、公務員側が過度に萎縮して、秘密でない一般情報までも囲い込み、国民に知らせなくなる心配は強い。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014121002000126.html

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動物の違法取引根絶を、ウィリアム王子(Christine Dell'Amore, National Geographic News December 9, 2014)
12月8日、米国を訪れている英国のウィリアム王子は首都ワシントンD.C.で、航空会社から運送会社にいたる運輸業界全体と協力し、野生動物の違法取引を阻止するための王室指導の特別委員会を発足すると発表した。王立の動物保護団体ユナイテッド・フォー・ワイルドライフ(United for Wildlife)の援助の下、特別委員会は、「いかなる違法取引も許さない“ゼロ・トレランス”政策を実施するよう業界に求める」と、世界銀行の国際汚職追放連盟(ICHA)の会合でウィリアム王子は述べ、「犯罪者たちは、脆弱で腐敗しきった現行の法的基準を食い物にしている。私たちは一致団結して基準を引き上げなければならない」と付け加えた。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141209002

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衆院選 貧困・格差 命の重みが問われる(2014/12/09東京新聞)
この二年間で、大企業や富裕層は潤う一方で、貧困が高齢者ばかりか現役世代、子どもにまで広がっている。経済的に困窮する家庭を救うのは政治の責任だ。「明日食べるご飯に困っている。早く自立できたらと何度もふさぎ込む」(福岡県の男子)「修学旅行に行くことができない。友人は皆、行くので寂しい」(沖縄県の女子)「昼食は学校では食べずに我慢している。友達といるとお金がかかるのでいつも独りでいる」(福岡県の女子)親を亡くした子どもを支援するあしなが育英会の高校奨学生を対象としたアンケート結果が六日、公表された。自由記述欄には貧困に苦しむ子どもたちの声が並ぶ。調査によると、高校卒業後の進路希望は三割が「就職」と答えた。うち経済的な理由で進学を断念したという回答が36%だった。国民生活の格差は広がっている。安倍政権が発足し一年で、年収一千万円以上の人が十三万人、年収二百万円以下は二十九万人それぞれ増えた。平均的な所得の半分を下回る貧困世帯で暮らす子どもは六人に一人に上る。母子家庭が多数を占めるひとり親世帯の貧困率は五割を超える。生活保護受給世帯は九月で百六十一万世帯と五カ月連続で過去最多を更新した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014120902000179.html

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麻生副総理発言  言葉足らずでは済まぬ(2014/12/09京都新聞)
衆院選のさなか、麻生太郎副総理兼財務相から耳を疑うような発言が相次ぎ、波紋を呼んでいる。政権や自民党は打ち消しに躍起だが、選挙戦優位が伝えられる中、「1強」のおごりが顔をのぞかせているのではないか。札幌市内の応援演説で麻生氏は少子高齢化で社会保障費が増加していることを取り上げ、「高齢者が悪いというようなイメージをつくっている人が多いが、子どもを産まないのが問題だ」と語った。前日の長野県内の演説ではアベノミクスの成果を強調し「株価が戻り、円安に振れた。企業は大量の利益を出している。出していないのは、よほど運が悪いか、経営者に能力がないかだ」と述べた。野党や自民内からも批判の声が上がり、麻生氏は釈明に追われた。いわく「私が言っているのは産みたくても産めない(ということだ)」、「デフレからインフレになったときに経営のあり方を変えないとしょうがない。経営者にしっかりと知ってもらうことが大事だという話をした」。だが、言葉足らずで済まされる問題ではなかろう。政権ナンバー2である麻生氏の発言の根底には、政策の不備を若者や女性、中小企業に責任転嫁する姿勢が見えるからだ。その痛みを共有し、目を配る気持ちがあれば、決して出てこない発言である。・・・だが、男女がともに社会参加して成熟化が進むと、出産数が減るのは先進国共通の流れだ。欧州などは長時間労働の解消や育児休暇の充実などで、仕事を続けつつ、希望通りに子どもを産み育てられる環境を整えてきた。そうした根本的な対応を日本の政治は怠り、少子化に拍車をかけた。その帰結が人口減少である。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20141210_3.html

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下がるドイツの電気料金 − 理由は自然エネルギーの増加(みどりの1kWh /こちゃん / 2014年12月7日)
電力を一般家庭などに販売するドイツの電力販売会社の多数が、来年1月からの電気料金を下げると発表した。このところ上昇しか知らなかった一般家庭用電気料金が下がるのは、14年ぶり。自然エネルギーの大幅な発電量の増加で、電力取引市場での電力取引価格が低下していることと、再生可能電力を促進するために消費者が電力料金に上乗せして支払う賦課金が、ごく僅かではあるが来年下がることが理由だ。・・・また、ドイツの4大送電網運営会社はこの10月に、再生可能電力促進のための賦課金を来年1月から1kWh当たり0.07ユーロセント(約0.1円)下げると発表していた。

電力販売会社は毎年、次年度の料金体系を11月20までに提示すことが決まりとなっている。消費者がインターネットで電力の販売価格を比較出来るウェブサイト、ヴェリヴォックスによると、11月20日までに来年度の料金引き下げを発表した電力販売会社の数は242社にも及ぶという。低下額は平均2.4%で、4人家族の場合、年間電気料金が来年から30〜35ユーロ(約4350〜5075円)下がる見込みだ。他の同様のウェブサイト、チェック24によると、中には料金を10%近く下げる会社もある。そうなれば年約134ユーロ(約1万9430円)の節約も可能だという。
http://midori1kwh.de/2014/12/07/6299#more-6299

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核兵器の非合法化 議論 ウィーンで各国NGO(2014/12/08ヒロシマ平和メディアセンター)
核兵器の非合法化に向けた方策を各国の非政府組織(NGO)が議論する市民フォーラムが6日、オーストリア・ウィーンで始まった。日本からも平和首長会議(会長・松井一実広島市長)や日本被団協、日本原水協が参加している。7日まで。(ウィーン発 田中美千子)オーストリア政府が8、9日に現地で第3回「核兵器の非人道性に関する国際会議」を開くのに先立ち、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が主催した。核兵器禁止条約の推進へ、機運を高める狙いがある。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=38760

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(現場から:3)「前線」に近づく自衛隊 2014衆院選(2014/12/08朝日新聞)
 11月3日、ペルシャ湾のバーレーン沖。強い日差しが反射する海に浮かぶ海上自衛隊の掃海艦「やえやま」の操舵(そうだ)室に、緊迫した声が響き渡った。「目標は機雷とみられる。処理を行う」ヘルメットをかぶった海自隊員が遠隔操作で、小型潜水艇のような機雷処分具「S7」を海中に送り出した。全長約4メートルで超音波映像装置やテレビカメラを備え、機雷をつなぐワイヤを切ったり、爆雷を投下したりして機雷を爆破処分する。少し離れた海上には、様子を見守るように米軍艦が航行していた。・・・安倍内閣は7月、従来の憲法解釈を変えて、集団的自衛権行使を容認する閣議決定に踏み切った。だが、交戦中の機雷除去は敵の攻撃に応戦する「武力の行使」にあたるため、これまでの憲法解釈では禁じられてきた。しかし政権は他国での武力行使を一部認めた新解釈で、ペルシャ湾での掃海活動も可能になったとの見解を示す。湾岸戦争やイラク戦争などの舞台となった中東。エネルギーをこの地域に頼る日本も紛争のたびに海自や陸自の派遣を求められてきた。いま、「世界のどこでも攻撃する野心を持つ」(ミラー米海軍中将)とされる過激派組織「イスラム国」に対し、ペルシャ湾は米欧軍などが空爆する拠点の一つになっている。専守防衛を掲げ、創設60年を迎えた自衛隊。いま、「最前線」により一歩近づいている。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11495690.html

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(報われぬ国 負担増の先に)都心の高齢者 介護施設、どこ行けば(2014/12/08朝日新聞)

第3部 療養不安

80歳の妻は東京都品川区の自宅から電車とバスで約2時間かけ、茨城県つくば市の病院を訪れた。同い年の夫が8月に肺炎にかかり、入院しているからだ。「遠くて、体がつらくて」。それでも、夫が心配なので週に1回は通う。品川区内には当時、特別養護老人ホーム(特養)が8カ所あった。特養は法人税や固定資産税を免除されるなどの優遇もあって、身近な介護施設では最も安い。区内の特養は入居費が月に10万円前後で、夫の年金で十分まかなえた。しかし、入居を望む申請者が600人以上もいた。夫の要介護度はいまは最も高い「5」だが、当時は「1」だった。介護支援の相談員から「要介護度5で、90歳以上じゃないと入れない」と言われ、あきらめざるを得なかった。次に探したのが有料老人ホームだ。だが、入居を仲介する不動産業者から首都圏のホームのリストを見せられ、驚いた。

一時金1200万円

「入居一時金1200万円 月額利用料21万円」(品川区のホーム)、「一時金不要 月額利用料28万円」(千葉市のホーム)……。地価が高い都市部ほど入居の費用が高かった。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11495667.html

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(声)戦争は突然起こるのではない(2014/12/08朝日新聞)作家 橘善男(新潟県 65)

日本軍による真珠湾攻撃から73年が経った。この機会に「戦争はある日突然に起きるものではない」ということを、確認しておきたい。先の大戦を見ても、1925年に治安維持法が成立した。38年には国民生活の統制を強める「国家総動員法」が制定、施行された。40年に各政党が消滅して大政翼賛会に統合された。41年には、対米交渉がまとまらない場合には米英蘭との戦いに踏み切るという「帝国国策遂行要領」が御前会議で決まった。私が危惧するのは、昨今の政治状況が当時の一連の流れに酷似していることである。特定秘密保護法の制定がそうだ。集団的自衛権の行使容認が閣議決定されたこともそうだ。衆参両院で総議員の3分の2以上と定められている改憲の発議要件を2分の1に引き下げる96条改正の動きにも類似を感じた。これらは、立憲主義の崩壊危機を招くこと必至と言っても過言ではないと思っている。私はかつての教員時代、原爆の惨禍を描いた井伏鱒二の小説「黒い雨」の紙芝居制作を通して、「原爆を語る会」を立ち上げ、生徒有志と共に平和の尊さを学んできた。今年も12月8日を迎え、改めて不戦を誓い、憲法9条を守りつつ、更なる平和を希求していきたいと思う。主権者には、歴史を見る目も問われているのだと心に刻みながら。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11495650.html

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格差の是正  社会の亀裂ふさぐ策を(2014/12/18京都新聞)
富と雇用の偏りが、日本社会に格差を生み広げている。その亀裂の深さを政治は直視しているだろうか。衆院選で見定めたい。安倍政権の経済政策は円安・株高を促し、大企業や資産家を富ます。その利潤が社会全体に滴り落ちることを見込む。実際、自動車業界などは過去最高益を更新する。野村総合研究所の調査では、株高などで金融資産を1億円以上持つ富裕層は昨年末、百万世帯を超えた。2年前より25%も増えた。一方で中小企業は円安の副作用で輸入コストがかさみ、経営が悪化している。働く人の賃金は物価上昇に追いつかず、1年4カ月連続で実質的に減り続ける。膨らんだ企業利益は内部留保や海外投資に回り、十分還元されていない。安倍政権は「雇用を100万人増やした」と言うが、高齢者や女性などの非正規雇用が増えた半面、正社員は22万人減った。「ワーキングプア」とも呼ばれる年収200万円以下は1100万人を超え、全体の約25%を占める。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

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開戦73年と外交・安保 非戦の歩み、将来も(2014/12/08東京新聞)

戦後、平和国家の道を歩んできた私たちの国は、憲法解釈の変更で集団的自衛権行使に道を開こうとしている。開戦から七十三年。大きな岐路である。「米英両国に対する宣戦の大詔渙発(たいしょうかんぱつ)せられ、太平洋戦争の幕が切って落とされた。国家の前途実に容易ならざるものがある」「粛軍演説」「反軍演説」で名高い議会政治家、斎藤隆夫は一九四一(昭和十六)年十二月八日を振り返り、こう書き記している(「回顧七十年」中公文庫)。・・・ 来年は終戦から七十年。十四日投開票の衆院選で選ばれる衆院議員は、節目の年に議席を置くことになる。その責任は重大だ。首相は二〇一二年十二月に返り咲いた後、安全保障政策の見直しを進めてきた。国家安全保障会議(日本版NSC)創設、特定秘密保護法の成立強行、国家安全保障戦略の策定、武器輸出三原則の撤廃。極め付きは今年七月、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定だろう。いずれも、戦後日本の安全保障政策を、根本から変質させかねない大転換である。自民党が衆院選に勝ち、安倍政権が継続するという前提付きではあるが、集団的自衛権の行使容認を受けた安保関連法制の整備を来年の通常国会で進めることを、首相は明言している。集団的自衛権は、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力で阻止する権利だ。これを認めれば、日本への攻撃がなくても、戦争参加への道を開くことになる。・・・ 日本は戦争への反省とともに、平和国家という戦後の歩みにこれからも変わりがないことを堂々と宣言し、国際社会の理解を求めたい。それが、近隣諸国とのもつれた友好の糸を、解きほぐすことにもなると信じる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014120802000121.html

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週のはじめに考える 「三十年戦争」に学ぶなら(2014/12/08東京新聞)
揺れる冷戦後の国際秩序のなか総選挙の投票日が近づいています。主権国家を生んだ近代の国際秩序の歴史に思いを馳(は)せる好機かもしれません。冷戦終結から二十五年、第一次大戦開戦から百年。今年は戦争の悲惨さに思いを致す節目の一年でした。欧米では、揺れる国際秩序の原点を求め、さらに十七世紀欧州の三十年戦争まで遡(さかのぼ)る議論が聞かれます。・・・第一次大戦から第二次大戦までの三十年を「第二の三十年戦争」と呼んだのが、シュミット元西独首相でした。三年前の社民党大会で「ドイツと欧州」について講演したシュミット氏は、一回目が「周縁部から中央」への侵入だったとすれば、二回目はその逆方向の例だったとし、平和的統合という欧州連合(EU)の歴史的実験を成功させない限り、欧州の中央と周縁の内部抗争は再び起こる、と警鐘を鳴らしました。・・・二十一世紀にあって、一国の主権がその国民に存することは、国際秩序の大前提でなければならないでしょう。「イスラム国」による疑似テロ国家は言うに及びませんが、過度の民族主義や国権主義をもって歴史を巻き戻そうとするかのような動きが国際社会に顕在化しています。主権は国民にある。今では当たり前のことが、いかに尊く、また重い責任を伴うものであるのか。いまだ行方の定まらない冷戦後の国際秩序を模索する三十年戦争の議論は、その思いを新たにするよう促しているともいえます。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014120702000153.html

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時代の風:海外からの観光客=元世界銀行副総裁・西水美恵子(毎日新聞 2014年12月07日 東京朝刊)
「無比の体験」提供必要

海外からわが国を訪れる観光客が増えている。欧米諸国の知人にも、休暇旅行に初めて日本を選ぶ人が多くなった。うれしい傾向だと喜んでいたら、皆まるで申し合わせたように「1回で結構!」と苦笑した。観光部門は地域活性化に直結する重要な輸出産業。国内どころか世界競争が厳しい部門でもある。観光業界垂涎(すいぜん)のリピーター(常連)なしには、競争に負けるリスクが高まる。成長部門として持続的に発展するためには、類あっても比のない観光体験を提供する戦略が要る。・・・もう一つの理由は、わが国の代表的な旅行文化。仕方なしに旅行社を使ったのがいけなかった。今日は東京、明日は日光、それから富士山、京都、奈良と駆け巡る日本流物見遊山の旅で「わざわざ疲れに行ったようなもの」だったそう。その上、宿は大ホテル。「サービスはいいが、コンベヤーベルトの流れ作業」。部屋は奇麗だが世界中どこにでもある内装で「日本だという感動がない」。「世界無形文化遺産になった和食を味わう機会も少なかった」と嘆く人さえいた。なんともったいないことをと、本欄で紹介したことがある英国紙ザ・ガーディアンの旅行欄“A taste of old Japan in a mountain ryokan”(「日本古来の味を山里の旅館で」2012年2月3日)を勧めた。飛騨高地の山里馬瀬と、丸八旅館という小さな料理旅館の紹介記事だ。同紙ネット版に掲載されて以来海外から来客が絶えず、「いい方ばかりで」と、女将(おかみ)を喜ばせている。わが知人たちにも稀有(けう)な情報源の真価を発揮し、「1回で結構!」が「ここならまた行く!」にひょう変した。

http://mainichi.jp/shimen/news/20141207ddm002070105000c.html

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原発政策 命と未来を守るには(2014/12/06東京新聞) 
原発政策が明確な争点として浮上した。反対か、推進かというだけではない。3・11の痛恨を経た私たちが、どんな未来を選ぶかが問われている。思い出していただきたい。二〇一二年十二月の衆院選で、原発政策は争点になっていない。なりえなかったというべきか。
福島第一原発事故の翌年、日本中どこへ行っても、まだ恐怖は鮮明だった。その年の夏に政府が実施した討論型世論調査では、三〇年時点の原発比率について、半数近くがゼロと答えていた。・・・ このような世情を背景に、すべての主要な政党が、速やかに原発ゼロをめざすか、原発に依存しない社会づくりを掲げて臨んだ総選挙だったのだ。昨年七月の参院選の真っ最中に、福島の事故を踏まえた新たな規制基準が施行になった。すると自民党の公約が変化した。「国が責任を持って、安全と判断された原発稼働については、地元自治体の理解が得られるよう最大限の努力をいたします」と脱・脱原発依存の姿勢を打ち出した。・・・福島を忘れたようにやがて三年九カ月、福島はほとんど変わっていない。十二万人もの避難者がいまだ故郷に帰れない。選挙が終われば、避難先で四度目の新年を迎えることになる。原発の敷地内では、流れ出る汚染水さえ止められない。溶け落ちた核燃料のありかも定かでない。使用済み核燃料の処分場選定は、公募開始から十二年を経た今も白紙と言っていい。昨年九月、関西電力大飯原発4号機が定期点検のために停止して以来、原発ゼロの状態が続いてきた。この夏の電力需要期は原発なしで乗り切った。ところが政府と電力会社は、福島の事故など忘れてしまったかのように、再稼働を急いでいる。・・・ 経済性最優先、命や安全安心は二の次のようにも見える再稼働への道順は、本当に正しいといえるのか。脱原発か、推進か。再稼働を是とするか、非とするか。二者択一にはとどまらない。福島の尊い教訓を礎に、子どもたちに何を残せるか。どんな未来を残すのか。政党や候補者だけでなく、私たち自身の今が問われる選挙なのである。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014120602000143.html

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秘密保護法  見切り発車でいいのか(2014/12/06京都新聞)
「何が秘密か? それも秘密」の言葉が法の本質をついている。特定秘密保護法の施行が10日に迫った。秘密の判断基準はあいまいな上、政府の裁量で指定範囲が際限なく広がる恐れがある。国民の多くが抱く不安や疑問に政府は応えていない。衆院選に紛れて秘密保護法をスタートさせていいのか。特定秘密の対象は安全保障にかかわる防衛、外交、スパイ防止、テロ防止の4分野で、漏らした公務員は最長10年の懲役刑だ。指定するのは防衛、外務両大臣や警察庁長官などだが、実際に判断するのは官僚で、国民には何が秘密か分からない。秘密指定の期間は最長60年、場合によってはいつまでも秘密のままにしておけるなど問題は多い。・・・公約で法の廃止を掲げているのは共産、社民両党のみ。民主党は衆院解散前に施行延期の法案を衆院に提出した。公約には「国会など第三者機関による監視と関与を強化するまで法の施行を延期する」と記すだけにとどめている。維新の党も民主と一緒に施行延期法案を出したが、公約では触れていない。次世代、生活、改革の各党も公約にはない。外交や安全保障上、一定の秘密が必要なことは理解できるが、秘密保護法は民主主義の根幹である国民の知る権利や言論・表現の自由を脅かす恐れがある。各党は、まず秘密保護法についての考え方を明らかにすべきだ。その上で、選挙戦でしっかり議論してほしい。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

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メディア時評:東北から日本をえぐり取る報道を=広島大教授(歴史学)・河西英通(毎日新聞 2014年12月06日 東京朝刊)

11月上旬の朝刊にスケートの羽生結弦選手(仙台出身)を紹介する展覧会の全面広告が載っていた。コピーは「熱いまなざしで東北にエールを。」。東日本大震災から3年9カ月近くが経過した今、メディアの東北へのまなざしは熱いか。朝日「プロメテウスの罠(わな)」、読売「再生の歩み」、毎日「福島復興論」など長期連載がある。11月6日「福島復興論」は「歴史・文化遺産の救出と活用」と題した福島大の阿部浩一さんと福島県富岡町の三瓶秀文さんの対談だった。2人は、被災歴史資料・文化財の保存活用について、「一人一人の住民の方の歩んできた歴史が総体として地域の歴史になります」「富岡の子どもに富岡のことを教えないと、ますます戻って来られなくなってしまう」。国営追悼施設の建設は決まったが、対談は国立震災ミュージアムの設立を希求する。・・・13日毎日は福島県飯舘村の被災農民の複雑な思いを報じ(「避難3年半、実りの秋の愁い」)、21日同は息子を亡くした宮城県女川町の母親の悲痛な願いを伝える(「夢でも会えぬ息子よ」)。勤務先の避難指示が適切ではなかったと裁判を起こした母は、再発防止を訴えると共に、息子が生きていた場所に立ち、「来るか来ないかわからない誰かを待つ」。失われた命と生き残った命のつながりの尊さに感動を覚えた。被災者の孤立や孤独もまったく人ごとではない(22日日経、25日毎日)。大震災は過去ではない。その真っただ中に私たちはいる。記憶の忘却は事実の否定に他ならない。東北から今日と未来の日本をえぐり取る報道を期待し続けたい。(大阪本社発行紙面を基に論評)
http://mainichi.jp/shimen/news/20141206ddm005070004000c.html

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ソフトバンク×空飛ぶ風力発電 米企業に出資(2014/12/06朝日新聞)
 ソフトバンクは5日、気球のように空中に浮かぶ風力発電設備を開発している米国のベンチャー企業「アルタエロス・エナジーズ」に700万ドル(約8億4千万円)出資すると発表した。アルタエロス社は米マサチューセッツ工科大学が発祥のベンチャー企業。開発中の設備は、ヘリウムガスを使う円筒形の気球の中に発電用の羽根を備えて、上空100〜600メートルの高さに浮かべる。上空の風は地上より強く安定しているため、地上の場合に比べ2倍超の発電量が期待できる。・・・アルタエロス社は離島や鉱山での需要を見込み、1年以内の商用化をめざしている。日本でも、大規模な現場を抱える建設会社や災害時の非常用電源が必要な自治体などを販売先として考えているという。(志村亮)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11492445.html

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(声)政治屋ではなく政治家を選ぼう(2014/12/06朝日新聞)元教員 百瀬茂(長野県 89)
私は、今回の衆院選ほど大切な選挙はないと思う。日本は大きな岐路に立っているからだ。いま、日本が抱えている問題は三つあると考える。一つ目は財政再建だ。国の財政が破綻(はたん)し、外国から借金をするようになれば、国は滅びの道をたどることになる。二つ目は高齢者対策。年間の死亡者は1970年代の70万人前後から現在は126万人に増えた。「多死時代」とも言われる。家庭での介護に行き詰まったとき、介護施設は満員で入所できないところが少なくない。孤独死が増加していく可能性が高いと思う。三つ目は人づくりだ。幼児期から成人になるまで、国は人づくりにお金をかけてほしい。日本には、国や世界を動かす人材が不足していると思う。国の支援で知力と学力を高め、国や世界を動かす人材を輩出できれば、国も国民もおのずと豊かになる。この三つの問題に真剣に取り組み、国を変革する政治家が登場することを願っている。重要な選挙だから、有権者は必ず一票を投じてほしい。自分の利害しか考えない政治屋ではなく、日本の将来を考える政治家を選びたい。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11492391.html

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ウクライナ原発で電気系統の故障、電力供給に支障(2014/12/05CNN)
(CNN) ウクライナ南東部のザポロジェ原発で電気系統の故障が発生し、一部地域への電力供給が滞っている。同国のエネルギー相が3日に明らかにした。放射性物質による危険はないとしている。エネルギー相によると、11月28日に同原発3号機の出力系統で回路のショートが発生した。現時点で原因は分かっていない。ウクライナではこのところの寒さで電力需要が増大していた。5日までには緊急修理を終える見通しで、エネルギー相は「原子炉に危険はない。技術問題は解決されつつある」と強調している。
http://www.cnn.co.jp/world/35057403.html


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福島第一 「不検出」実際は汚染 東電 誤解与える海水簡易分析(2014/12/05東京新聞)
 東京電力福島第一原発から海洋への放射性セシウム汚染問題で、東電は測定時間が極めて短い簡易の分析で「検出せず」と公表してきた。ところが、詳細分析の結果では、その七、八割でセシウムが含まれていることが分かった。虚偽の公表とは言えないが、汚染は続いていないかのような誤解を与えかねない。・・・ 一二年には四ベクレル近い汚染があっても検出できていなかった。最近は多少改善されてきたが、一ベクレル以上の汚染を検知するよう国から指示されているのに、守れていないケースが南放水口で十件、北放水口で二十五件あった。・・・水に溶けた放射性セシウムは、土などに付着した状態より魚が取り込みやすい。核実験が続いた時代から、海水中のセシウムを魚がどのくらい体内に蓄積するか(濃縮係数)が研究されてきた。国際原子力機関(IAEA)で取り上げられた論文で、海水魚は5〜100倍、淡水魚は400〜3000倍に濃縮するとされている。日本の海洋学者が1990年代、日本沿岸で、31魚種を対象に調べたところ、濃縮係数は、魚種平均60倍前後で推移していたという。セシウムの食品基準は、1キログラム当たり100ベクレル。海水魚が水中のセシウムを100倍濃縮する可能性を考慮すると、海水1リットル当たり1ベクレルは、魚の安全性を考える一つの目安となる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014120502000131.html

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50万年前のジグザグ、最古のアートか(National Geographic News December 4, 2014)
ムール貝の殻に刻まれたジグザグの線が、人間の芸術的才能に対する従来の認識を大きく変えるかもしれない。 これまで幾何学模様の最も古い証拠は7万〜10万年前とされてきた。南アフリカの洞窟で発見された石に刻まれた模様は、現生人類(ホモ・サピエンス)特有の能力である抽象やシンボルといった洗練された世界の追求を表している。インドネシアの河岸で発掘されたこのジグザグ模様は少なくとも43万年前の遺物であることから、ホモ・サピエンスが彫ったものではないと推定される。どうやら最古の芸術家は、人類の祖先ホモ・エレクトスのようだ。毛深く、なだらかに傾斜した額が特徴のホモ・エレクトスだが、芸術的才能を持たないとこれまで考えられてきた。「そのような能力の起源は、われわれが想像するよりもはるか昔に遡る」と、オランダにあるライデン大学の考古学者ジョセフィン・ジョーデンズ(Josephine Joordens)氏は語る。 ・・・ジョーデンズ氏の研究グループは、その後入念に年代測定を行い、43万〜54万年前と特定した。彼らは模様に関するその他の説や、別の貝殻に空いた穴はホモ・エレクトスが道具を使って空けたものだとする説も否定している。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141204002

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電波兵器開発跡:年明けに消滅 地元で惜しむ声 静岡(毎日新聞 2014年12月05日)
「第二海軍技術廠牛尾実験所」跡地、朝永振一郎も研究。太平洋戦争末期、電波で敵機を攻撃する新技術開発のため設けられた「第二海軍技術廠(しょう)牛尾実験所」跡地(静岡県島田市牛尾)が、河川工事に伴い年明けに姿を消す見込みだ。ノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎(1906〜79年)も研究に関わり、地元から「戦争遺跡として保存できないか」と惜しむ声が上がっている。・・・ 市などによると、移設前の実験所付近には東京文理科大(現筑波大)教授だった朝永らが下宿し、研究に従事した。国立東京工業高専の河村豊教授(科学史)は「通常兵器でかなわないとみた軍部が特殊兵器開発に力を傾注した様子がうかがえる。科学と戦争の関係を考える象徴的遺構」と指摘する。
http://mainichi.jp/select/news/20141205k0000e040191000c.html

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近事片々:「息ができない」今の時代を広く象徴するような(毎日新聞 2014年12月05日)
遠い先の話ではない。地球環境変容のハイテンポ。知らず知らずのうちに。今年の世界の平均気温、観測史上最高の可能性。バター不足。このクリスマスの需要には何とか、と。その先も構造的生産減を解決して安定供給を。「バターより大砲」なんて勢力が台頭せぬ間に。
http://mainichi.jp/opinion/news/20141205k0000e070216000c.html

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『書評』 広島のロートレックと呼ばれた男 山路商略伝 山路商の生涯追う 広島の前衛美術家(2014/12/05ヒロシマ平和メディアセンター) 
ユーモアと反骨 戦時下にも輝き。戦前・戦中期の広島で前衛美術運動をリードした洋画家山路商(しょう)(1903〜44年)の伝記を、めいに当たる塩谷篤子さん(80)=神奈川県鎌倉市=が書き上げた。表現の自由が狭まる時代にもユーモアを失わず、仲間と美を追い求めた姿を浮かび上がらせている。 ・・・ 山路は新潟県長岡市に生まれ、旧満州(中国東北部)での幼少期を経て広島市に住んだ。ダダイスム、シュールレアリスムなどの新思潮を先駆けて吸収し、比治山の麓にあったアトリエは靉光(あいみつ)たち同時代の画家や詩人、演劇人のたまり場に。仲間と出した夜店で詩誌を売り、通行人の似顔絵を描き、飲み歩き…。軍国化する日本に背を向けるように生きた。 ・・・「戦争がどれほど人生や芸術を台無しにするかも伝えたい」。長年の念願だった刊行を果たした塩谷さんの思いだ。溪水社刊、1944円。広島県立美術館は来年1月12日まで、所蔵作品展に山路の絵16点を展示している。(道面雅量)
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=38702

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政権と歩む街、若者犠牲 シリア大統領と同宗派、4000人戦死 反体制派を恐れ軍へ(2014/12/05朝日新聞)

泥沼の内戦が続くシリアで、アサド大統領と同じイスラム教徒アラウィ派が多い地中海沿岸のタルトス県を訪ねた。同県にはアサド政権軍に入って戦死した人が集中し、出身者の犠牲は4千人を超える。政権支持者から「殉教者の母」と呼ばれる同県を歩くと、アサド政権と運命を共にし、戦い続けるしかない苦境が垣間見えた。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11490661.html

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米、司法に募る不信 デモ逮捕者も 白人警官また不起訴(2014/12/05朝日新聞)

米ニューヨークで警察に取り押さえられた黒人男性が死亡した事件をめぐり、白人警察官が起訴されなかったことへの抗議デモは3日深夜まで続いた。ミズーリ州ファーガソンで黒人の少年が警察に撃たれて死亡した事件で、白人警察官が起訴されなかったばかり。抗議者たちは「再び、正義が実現しなかった」と司法への不信をあらわにした。・・・AP通信によると、ニューヨークでは4日朝までにデモ参加者ら60人以上が逮捕された。米メディアによると、フィラデルフィアなど、他の都市でも抗議行動が起きた。不起訴を受けてホルダー司法長官は、司法省としても捜査すると発表。声明で「取り締まり当局と守るべきコミュニティーの間にあるべき信頼感を試す、最近起きたいくつかの事件の一つだ。ニューヨークやファーガソンの単独の問題ではない」と述べた。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11490660.html

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「現代の奴隷制」撲滅を、宗教超え宣言 ローマ法王ら(2014/12/05朝日新聞)

2020年までに売春や人身売買の撲滅を――。ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王ら主要な宗教の指導者らでつくる「世界自由ネットワーク」がバチカンで会議を開き、2日に「現代の奴隷制」を無くすよう求める共同宣言に署名した。同ネットワークはバチカンが人権団体とともに設立。人身売買、強制労働や売春、臓器密売などを「現代の奴隷制」とみなしたうえで、「奴隷」とされる人口は世界で3500万人以上だとしている。宣言では、こうした「奴隷」の被害について、「「人道に対する罪」だと批判した。そして「奴隷」にされた人々の自由のために、各宗教の信者に協力を求めた。会議には、ヒンドゥー教、仏教、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の代表が参加。キリスト教はカトリック教会のほか、東方正教会、聖公会が参加した。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11490603.html

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(声)子どもの未来を考えて投票する(2014/12/05朝日新聞)主婦 池田トシ(神奈川県 70)

大義もなく年の瀬の多忙な時に……という声がある衆院選が始まった。本当に大義も争点もないのかと考えてみると、それは大間違いだと気づく。与党は、争点を消費税再引き上げ延期とアベノミクスの成否にしたいようだ。それも大事かもしれないが、この2年間の安倍政権が行ってきた政策を考えると、ほかにも課題がある。私は、子どもや若者たちの未来が幸せかどうかだけを投票の基準にしたいと思う。身近なことでは小学校の少人数学級の見直し。先進国の中でも、日本は1学級当たりの児童数が多い。児童の数が少ないほど、教師も目が届く。指導もしやすいのは自明の理だ。また、道徳教育の教科化で価値観が押しつけられないか心配する。学校で教えられること以外の考え方は否定され、自由な思考を妨げられないか不安である。ほかの政策では、特定秘密保護法で自由な発言を禁じられて、息苦しい社会になるのではないかという懸念もある。さらに、集団的自衛権の行使容認で徴兵制へと向かうのではないかと不安は尽きない。憲法で保障されている平和で自由で平穏な生活を子どもたちがずっとできるように、祈りを込めて投票しようと思う。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11490580.html

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今も生きる天野語録 天野祐吉さん没後1年、新刊相次ぐ(2014/12/05朝日新聞)
広告を通し、軽妙かつ鋭い視点で世相を切り取ってきたコラムニスト天野祐吉さんが亡くなって1年あまり。後に残された言葉は今なお多くの人を引きつけ、新刊本の発行も相次いでいる。・・・ 対話集には、例えば次のような言葉が収められている。《国家秘密法が通るということは、まさにそういう恐怖政治のウツワが用意されるということですね。(中略)男はアタマでしか考えられない欠陥動物なんですね。(中略)専門的な目からしか、モノが見えなくなっちゃうんですね。》87年の言葉だ。国家秘密法はできなかったが、昨年末には特定秘密保護法が成立し、10日施行される。古川さんは「天野さんは初志が貫徹していて言うことが変わらない。今の時代や空気とも照応している」と話す。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11490588.html

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自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

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