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2016

■IMAGINE ■少しでもやる ■子ども・ミツバチ保護法 ■グリーンピースから ■あれから5年 ■表現の自由 ■原発の延命 ■改憲? ■地震列島を痛感 ■低線量被爆 ■あきらめない心 ■ドイツの電力事情 ■男女の格差 ■火星の素顔は ■憲法が守る ■科学力と精神力 ■何故の原発 ■電力に対する意識 ■動物の命の軽さ ■同じ日本なのに ■どう考えても理不尽 ■地球環境を守れ ■時代は自然エネルギーへ ■何故特別なんだろう ■若者の未来 ■助言の前に ■平和的革命 ■誰でも戦争は反対 ■宇宙の深淵 ■首相の器 ■民主主義? ■除染という環境破壊 ■まだ動かすか! ■ブラックバイト ■人質解放の優先 ■9条にノーベル賞を ■「デモス」「クラトス」 ■薄情な首相 ■むのたけじさんと憲法 ■原爆の日 ■テロへの不安 ■溶け落ちた核燃料 ■エウロパ ■原子力政策の終焉 ■原発事故のそれから ■廃炉費の負担? ■わずか40光年? ■プラスティクの法律 ■リベラルのスタンス ■健常者という妄想 ■引きこもり ■幼児虐待の悲痛 ■シールズと自由 ■シールズの貢献 ■ガリレオ衛星 ■女性差別解消への勧告


女性差別解消への勧告

国連女子差別撤廃委員会から勧告を出されてもまだ実行できない日本政府の封建的な意識にも呆れますが、先進国と自認する日本の男女差別の現実はあまり改善されていないように思えます。男性の上位が明らかである以上、男性の意識改革がまず先決なのですが、無能な男性はますます過去の慣例的な男尊女卑の後ろ盾にしがみつく感があります。

女性が本来の能力を発揮し、対等を意識しつつある現代。努力もせず時代遅れの男性に限って、暴力を振るってしまう。知能がないから当然の結果ですが、恥ずかしい事です。セクハラやストーカーなどが横行する社会。やはりそれは政治の世界を筆頭にまだ馬鹿な男性がはびこっているからでしょう。人間としての魅力がないから権力、暴力に頼る。そんな前時代的な人間の暴走を止めるためにも厳正な法律は必要です。

女性差別解消、実結ばぬ勧告 国連委、5回目公表 前進望む声(2016/07/18朝日新聞)
国連女子差別撤廃委員会(CEDAW)が今年3月、日本政府に女性差別解消のための政策を実施するよう求める勧告を出した。日本が女子差別撤廃条約を批准したのは1985年。以来、勧告は5回目だが、なかなか取り組みは進まない。なぜなのか。・・・欧米などではセクハラは法律で禁止され、米国では会社は原則として過失の有無を問わず責任を負う。

日本ではなぜ実施しないのか。厚生労働省雇用均等政策課の担当者は「セクハラは社員間で起きるが、均等法は事業主が守る義務を定めるもので、事業主を相手に社員間のセクハラを禁止することはできない。事業主に防止措置を求める現行法に実効性があると考える」と説明する。これに対し、WWNによると、CEDAWの質疑で委員から日本政府代表に「セクハラ禁止がそんなに大変なのか」との質問も出たという。越堂静子・WWN代表は「セクハラが法律で禁止されれば多くの被害者の権利が守られ、精神的にも救済される」と主張する。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12466383.html

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ガリレオ衛星

ガリレオが発見した4つの衛星の中のエウロパには地球外生命体が生息している可能性が高いとのこと。エウロパを探査できれば太陽系の生命の起源が分るかも知れません。それにしても1610年の望遠鏡で木星の衛星が見えるとは不思議な気がします。考えてみれば数学でも、幾何学でも、天文学でも、現代科学のベーシックを構築したのは昔の人です。20世紀以降、科学の分野で本質的な発見、発明がどれだけあるでしょう。実験科学、実証科学は技術的革新によって数多くなされてきましたが、それは想像とか創造とは違うものです。

木星周回軌道から初の写真届く、探査機ジュノー(2016/07/15ナショナルジオグラフィックス)
ガリレオ衛星は、木星の衛星のなかでも特に大きいイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの4つで、1610年にガリレオ・ガリレイによって発見された。軌道半径が最も大きいカリストは今回は撮影できなかったが、活火山のあるイオ、太陽系最大の衛星ガニメデ、海のあるエウロパの姿が捉えられた。エウロパは地球外生命体が生息している可能性が高く、NASAの外惑星ミッションの次のターゲットになっている。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071500265/

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リベラルのスタンス

安倍政権の終焉が早くくればいいと思いますが、その間に日本が受けるダメージはかなりのものになります。間違った政策はまた正せばいいのですが、悪い流れで軌道修正が難しくなるような国情にならないことを祈るばかりです。口先の経済政策を信用したり期待する有権者の判断には首を傾げたくなりますが、そのうち結果がでることだからリベラルの潜在力を信じて注視していくしかありません。

(耕論)瀬戸際のリベラル(2016/07/16朝日新聞)
「食える生活」訴え、再起を 五野井郁夫さん(高千穂大学教授)

 安倍政権はいずれ終わります。どこかの国のような独裁政権にはなれないし、半永久政権にもなれない。時間が経てば若い世代が勝つ。なので、自民の後継者たちにとってやりやすい足場を作らせないことが、これからの野党の側、リベラルの側がすべきことです。

 野党共闘は一定の成果をあげました。否定的に見る人もいますが、過去に争っていた同士がすぐにうまくはいかない。私が見る限り、各地の選挙区で10代から30代の市民が共闘を働きかけたのも大きい。長い目で見るべきです。今回の参院選を含め、最近の国政選挙で自民が連勝しているのは、低投票率に加えて「経済や生活を良くしてくれそう」だから。その点で「野党よりは良さそう」と投票した人は多いでしょう。

だけど、人びとの暮らしが現状、楽になっているわけではありません。目に見えて食べられない人たちが出てきている。国連児童基金の報告によると、日本の子どもの貧困格差は先進41カ国で34位と深刻です。幼い子がティッシュペーパーに塩をかけて口にしている、などという痛ましい記事もありました。生活苦から無理心中を選ぶ事件も多発しています。

・・・今回負けたからといって、これで終わりではありません。もし改憲されたら? 変えられたら、変え直せばいい。自民の改憲草案では改正の発議要件が緩和されています。なのに、腹をくくれないのが今までのリベラルの弱さです。最近、まっすぐな心の若者たちが出てきた。早ければ数年後、遅くとも20年後には、この国の政治に大きな影響を及ぼすでしょう。希望の芽は育っているので、私は未来に悲観はしていません。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12462723.html

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わずか40光年?

40光年と言えば宇宙的な距離感から言えばごく近くの距離だとは思いますが、現実の科学力を考えれば、別次元の距離です。そこに観測できる天体がある。でも見ているのは過去の光であり今は存在していない天体かも知れない。残像かも知れないし、今も同じ姿で存在しているかも知れない。人類の科学が重力や光速の壁を乗り越えられるまで後どれぐらいの時間がかかるのでしょう。それ迄この文明を存続させることが先決ですが。

太陽系外の岩石惑星に大気、初めて確認(2016/07/21ナショナルジオグラフィックス)
 地球からわずか40光年の距離にある超低温の暗い恒星トラピスト1のまわりに、3つの地球サイズの系外惑星トラピスト1b、1c、1dが発見されたのが今年5月のこと。以来注目を集めてきたこれら3つの惑星のうち2つについて、より詳細な事実が明らかになり、科学誌『ネイチャー』に論文が発表された。

2つの惑星トラピスト1bと1cが主星の前を横切るタイミングをハッブル宇宙望遠鏡を使って観測したところ、これらが地球のような岩石惑星で、生命が存在できる可能性があることが明らかになった。さらに、どちらの惑星も、地球や金星や火星のまわりにあるような高密度の大気に包まれていることが分かった。・・・ 米NASAのゴダード宇宙飛行センターのラヴィ・コッパラプ氏は、「すばらしい研究成果で、系外岩石惑星の大気に関する今後の研究に大きな影響を及ぼすでしょう」と言う。「ただ、現段階では、これらの惑星に生命が居住できるとは断言できません」
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/072100272/

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原発事故のそれから

福島原発事故によって放出された放射性物質の影響の全貌は5年経過してもまだ計り知れません。どこでどれだけの放射性物質が大地や河川を汚染し蓄積されているのか地道に測定を続ける学者と環境団体の調査だけが頼りです。事故は今なお全く収束していない、それだけは確かです。

川の土に高濃度放射性物質(2016/07/23共同通信)
福島、宮城でと環境保護団体/福島、宮城両県にある河川周辺の土壌中に東京電力福島第1原発事故からの放射性物質が高濃度に蓄積しているなどとする調査結果を、環境保護団体、グリーンピースが21日、発表した。最高だった新田川(福島県南相馬市)脇の土の濃度は1キロ当たり2万9800ベクレルで、ほぼ同時期に採取した滋賀県琵琶湖の底泥の2千倍超。事故で出た放射性セシウムが河川によって運ばれ、蓄積したとみられる。 グリーンピースのケンドラ・ウルリッチさんは「大量の放射性物質が生態系の中で循環し、森林や淡水系が放射能の供給源となり続ける」と指摘、長期間の環境監視の必要性を強調した。
http://this.kiji.is/128774205205381126?c=39546741839462401

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溶け落ちた核燃料

圧力容器の中の状態さえ5年経った今、やっとその輪郭が見えた程度。原発事故の深刻さ難しさがこの事実だけからも分ります。核廃棄物の処理とか低線量被爆の問題とか原子力には人類が今の科学ではまだ解決できない世界があります。しかしその力を使用する事だけはできるのが大問題です。人類の存続や文明の継続すら危うくする核兵器を1万発以上配備し、400基以上の原発が稼働している現実。人類の未来を考えるなら原子力利用はすみやかに封印すべきものであり、遠い将来に人間がもっと叡智と心を確立するまでその利用を待つべきです。

原子炉底部に160トン残存か 福島第1原発2号機、デブリ透視調査(2016/07/30福島民友)
 物質を透過する素粒子「ミュー粒子」で透視した東京電力福島第1原発2号機の状況について、東電は28日、溶け落ちた核燃料(デブリ)の大部分が圧力容器の底に残っているとみられるとの調査結果を発表した。原子炉の底の部分にはデブリや周辺の構造物を含め約160トンがあると推計、炉心域(シュラウド内)に残る燃料と合わせて約200トンが残っているとみている。炉心溶融が起きた1〜3号機でデブリの具体的な位置や推計量が把握できたのは初めて。来年6月までの取り出し方針の決定に向け重要な検討材料を得た。しかし、取り出し法選定にはカメラを搭載したロボットによる内部調査が必要だ。

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160729-096121.php

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テロへの不安

経済格差や人種、民族差別、宗教の独善など多くの原因がその底流にあるとは思いますが、命の尊厳を全く問題としないテロ行為はあまりの非人道で言葉を失います。いかに強力な軍事力を持ってしても防ぐ事はできないと言う事を多くの人は分っているけれど、さればどうすればいいのかはあまりにも根の深い問題ゆえなかなか答えが見つけられません。

過去からの歪みの堆積と現在世界で起こりつつある問題。グローバル主義が世界の不平等を縮めるかと思いきや、逆に格差を拡大する現状を見ているとテロの拡大も悲しいけれど現実です。ただ各国がテロ対策の名の下に統制力や国家権力を拡張すればテロリズムと対極の精神である自由や命の尊厳と言う最も大切な基盤すら失いかねません。人間と人間のあらゆる歪みの是正、気が遠くなるような地道な努力を国レベルで、そして個人レベルで続けるしかありません。


再び「自由からの逃走」か(2016/07/25東京新聞)
世界各地のさまざまなレベルで秩序が綻(ほころ)び、液状化しているように見える。殊に厄介なのは、過激派組織イスラム国による無差別テロの拡散である。悲しいかな、最近もバングラデシュで多くの日本人が犠牲になった。不可視な敵ネットワークへの恐怖と不安から、民衆は強力なリーダーを望んでいる。欧州諸国では排外主義を掲げる極右勢力が台頭し、米国ではムスリムの入国制限を訴えるトランプ氏が共和党大統領候補に決まった。

人間同士の殺戮(さつりく)行為は同じなのに、国家間の戦争に反対はしても、テロとの戦争には異を唱えない風潮がある。諦めなのか。国境が意味を失った現代、民衆は差し迫った脅威の除去を請い、権力依存へと傾くのだろう。テロの封じ込めを大義名分に、権力が肥大化しやすい時代である。

裏返せば、自由や人権、民主主義といった近代社会の理念を、民衆が無自覚に放棄しかねない危うさがある。第一次大戦末期の君主制の崩壊や資本主義の進展は、ドイツ民衆を封建的束縛から解放した。同時にそれは伝統や慣習を解体し、自由ゆえの孤立感や無力感を増大させた。

一九三〇年代、民衆の経済的欠乏はもとより精神的不安を解消したのはヒトラーだった。ドイツの社会心理学者フロムが「自由からの逃走」と分析したその民衆心理が、地球規模で広がらないか。今は少なくともテロが煽(あお)る憎悪や差別にのみ込まれまい。 (大西隆)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/
CK2016072502000132.html

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原爆の日

全ての戦争は恐怖ですし、どんな方法にせよ殺人は陰惨です。戦争に用いられる兵器は科学技術とともに想像を絶する進化をとげ、今や無人機やロボットによる攻撃も行なわれつつあります。無人機やロボットが対峙するのは同じ無人機やロボットではなく人間です。それは一方的な殺戮でしょう。戦争はどう考えようが非人道的で無くすしかないのですが、時代が進み人々の知識や意識が向上しても一向になくなる気配がありません。

武器の中でも原爆の破壊力はすさまじく、その残酷さは時間を超えて長く続きます。双方が使えば人類そのものが滅亡するかも知れないほどの威力をもつ原発がいつでも発射できる状態にある現実。オバマ大統領のみならずその破滅的な結末を想像し、一刻も早くこの地上から核兵器を無くさなければなりません。

原爆の日  抑止力論を乗り越えて(2016/08/06京都新聞)
71年前の晴れた朝、死が空から降り、世界は変わった−。オバマ米大統領のこの演説を、広島「原爆の日」のきょう思い起こす人も多いだろう。5月に現職大統領として初めて広島を訪れたオバマ氏は「核保有国が恐怖の論理にとらわれず、核なき世界を追求する勇気を持たねばならない」と訴えた。地球上には1万6千発もの核弾頭があり、保有国の決断一つでいつでも使えるのが現状だ。それによって戦争を抑止する「恐怖の論理」がまかり通っている。ただ、歴史的な広島訪問が実現したように、米国の世論は徐々に変化している。

オバマ政権が、爆発を伴う核実験を禁じる国連決議や、核の「先制不使用」宣言に前向きと報じられているのも、そうした変化と無関係ではあるまい。敵の核攻撃を受けない限り核を使わないという「先制不使用」を宣言した大統領は歴代になく、実現すれば大きな転換だ。残り任期が半年を切ったオバマ氏の「遺産」づくりの意図があるのだろう。

・・・ウクライナをめぐる対立で、新戦略兵器削減条約(新START)の履行が滞っている米ロ関係も動かさなければならない。日本は唯一の戦争被爆国として核廃絶を訴える半面、米国の「核の傘」に依存してきた。だが、世界がいつまでも同じ構図にとどまっているとは限らない。広島、長崎から発した平和の願いを実現するために、「抑止力」論を克服する道筋を描きたい。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

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むのたけじさんと憲法

真実を報道するために時に危険を覚悟で取材するジャーナリスト。不正や理不尽に立ち向かう以上権力との軋轢も多々あるでしょう。本当に尊敬すべき仕事です。信念があるから勇気が生まれるのでしょうが、その心を突き動かすのはヒューマニズムでしょうか。むのたけじさんの言葉「戦争を絶滅する」には戦争などこの世に存在してはいけないと言う、強烈な人間愛を感じます。か弱い生き物を絶滅したり、貧しい人を絶滅に追い込むような連中と何と言う差でしょうか。

むのさん逝く ジャーナリズムを貫く(2016/08/23東京新聞)
百一歳のジャーナリスト、むのたけじさんが亡くなった。新聞記者として戦争取材にかかわった自責の念を戦後の原点とした。戦争を憎み、平和を求める。発言や行動には反骨精神が貫かれていた。「戦争を絶滅する」。人間を幸せにしない。肯定できる要素は何一つない戦争。人類がどうやったら争いなく暮らせるのか。それがむのさんが生涯かけて考え続けたことであり、願いだった。・・・憲法改正に警鐘を鳴らし、安全保障関連法案に反対を唱えたむのさん。百歳を迎えても人々は、むのさんの発言を求めた。

公の場での最後の発言は五月三日、東京で開かれた憲法集会だ。車いすで現れたむのさんは白い髪を風になびかせ、張りのある大きな声で語った。「戦争は人間をけだものにする。ぶざまな戦争をやって残ったのが憲法九条。九条こそが人類に希望をもたらす。憲法のおかげで、戦後七十一年間、日本人は一人も戦死せず、相手も戦死させなかった」戦後生まれが人口の八割を超え、戦争体験の継承もまた切実な課題だ。むのさんは言った。三百六十五日、日々の営みの中で考えよう。どうしたら戦争をなくせるか、平和を実現できるか。「戦争は始まったら止められない。大切なのは、七十億分の一が変わること。一人一人の力だ」。戦後の暗闇を照らした「たいまつ」の精神を私たちは受け継いでいきたい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column
/editorial/CK2016082302000131.html

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シールズの貢献

安倍政権の暴走が止まらず、それを支持さえする人がいる中、日本はどうなってしまうのだろうと暗うつな気持ちでいるところに、若者たちの爽やかな抗議運動が飛び込んできました。どうせ何やっても変わらないだろうとの冷めた若者が多い中、何か希望そのものを見たような気がします。環境問題でも、教育問題でも、格差の問題でも、医療や介護の問題でも、ありとあらゆる問題は政治のあり方につながっていて、それと無関係に生きている人はいないはずです。社会問題に限らず私的な問題、人間と人間の関係においてもその背景には政治があります。フランスやドイツなど欧州の国でよく見かける爽やかなデモ。集団であって集団でない個人が色づく抗議運動を始めてこの国で見たような気がします。

シールズ解散  若者の政治参加さらに(2016/08/18京都新聞)
安全保障関連法への反対などを訴えてきた若者グループ「SEALDs(シールズ)」が、約1年半の活動を終えて解散した。学生らの緊急行動との位置付けだったため、今夏の参院選を区切りに解散すると以前から表明していた。これからは個人として政治に関わる中で、必要に応じて集まり、声を上げていくという。勉強やサークル活動をするのと同じように、路上で民主主義を訴える。肩肘張らず、できる範囲で。

それが憲法12条の求める、自由と権利を守る「国民の不断の努力」だ−。そんな彼らのスタイルは、ラップ調の掛け声やスマートフォンを駆使した情報発信とともに、既存の運動体にない新鮮味をもって社会に受け止められた。安保法の審議中、毎週金曜の国会前は政治に無関心とされてきた若者だけでなく、デモとは無縁だった子育て中の女性や中高年層を含む何万もの人で埋まった。

誰もが政治に声を上げていい、と人々にあらためて気付かせたことがシールズの功績だろう。関西や東北、沖縄などでもグループが生まれた。選挙で選んだ代表に「お任せ」になりがちな代議制を補完する動きとも言えるだろう。・・・目を転じれば、台湾では対中国貿易自由化に反発する若者たちが立法院を占拠した「ヒマワリ学生運動」(2014年)、香港では行政長官選挙の民主化を求める学生の「雨傘運動」(同)があった。米国でも、反・既成政治を掲げた大統領候補のサンダース氏を若い世代が中心になって後押しした。こうした路上からの抗議の背景にあるのは、世界的に広がる格差や不平等だ。若者が当たり前に政治を語れる環境づくりとともに、深刻化する社会経済のゆがみをただすことが重要だ。

http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20160818_2.html

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シールズと自由

SEALDS
Students Emergency Action for Liberal Democracy-s
「自由と民主主義のための学生緊急行動」
センスのいい命名です。

(街頭政治 SEALDsが残したもの)市民が争点作る、種まいた(201608/17朝日新聞)
中心メンバーの奥田愛基(あき)さん(24)は16日、東京都内で開いた最後の記者会見でこう訴えた。「これまでの政治や社会運動は、伝える能力がものすごく取り残されていた。受け取る側を考えながら伝える想像力が今の政治には欠けている」シールズは昨年の憲法記念日に結成された。特定秘密保護法に反対する学生団体「SASPL(サスプル)」のメンバーが中心となり、安保関連法や憲法改正に反対する運動へと発展させた。正式名称は「自由と民主主義のための学生緊急行動」(Students Emergency Action for Liberal Democracy−s)とした。・・・ 一方で、活動には限界もあった。

奥田さんはこの日、「政治的な活動を担おうとする人がまだ少ない。若者が政治的にイエス、ノーと言うことがこんなに大変なのかと感じる」と吐露した。女性メンバーの一人も「自分の名前がネット上でネガティブな言葉に彩られて残っていくと思うと、将来が怖い」と話した。・・・ シールズのメンバーは自らを「腐葉土」にたとえ、自分たちに続く市民の動きに期待をかける。奥田さんは言う。「香港だって台湾だって、実際に政治を動かすまで数年かかっている。日本の動きは始まったばかりだ」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12515150.html

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幼児虐待の悲痛

虐待の件数が10万を超えるなんて。問題の病巣が今の社会構造にあるのは分るけどそれにしてもと言う感はあります。人間としての情とか親としての責任感や存在感が微塵もなくて恐怖です。そんな人間が育った家庭環境、教育環境はどのようなものだったのか。それともそう言う問題とは無関係なのか分りませんが、これだけ虐待が多発する以上、個的な問題に原因があるとは思えません。何か今の社会に潜むおどろおどろしい何か、人間の理性や良心を消し去ってしまう精神的なウィルスが存在するかのような不気味さを感じます。

虐待10万件超 幼い心を傷つけるな(2016/08/26東京新聞)

全国の児童相談所が二〇一五年度に対応した児童虐待の件数は初めて十万件を突破し、過去最多を更新した。痛ましい虐待死は後をたたない。子どもを守るため、あらゆる手だてを講じてほしい。「産まなきゃよかった」「俺の子じゃない」「帰ってくるな」「出てけ」「殺すぞ」−。赤や青色のインクで書かれた言葉の数々に息苦しくなった。親など「大人に言われて嫌だった言葉」を書き込んだボード。東京都内で開催されていた企画「私たちは『買われた』展」の作品の一つだ。

「援助交際」や「JKビジネス」に足を踏み入れた女子中高生らが自らの体験や思いを伝える企画だが、これに至るまでの背景には家族による虐待や貧困などがある。リストカットを繰り返すなど、心の傷に苦しむ女性も多いという。 児童虐待件数は二十五年連続で増えている。特に言葉や態度で子どもを傷つける「心理的虐待」が急増し、全体の五割弱を占める。・・・虐待で亡くなった子どもは一三年度までの十年間で五百人を超える。事態は深刻であり、迅速な対応は待ったなしだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/
CK2016082602000135.html

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引きこもり

引きこもり推計54万人 長期・高年齢化も、内閣府調査(2016/09/07東京新聞)
 内閣府は7日、仕事や学校に行かず、6カ月以上にわたり、家族以外とほとんど交流せずに自宅にいる15〜39歳の「引きこもり」の人が、全国で推計54万1千人に上るとの調査結果を公表した。調査は2010年に続き2度目。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016090701001042.html

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「健常者」

「健常者」という妄想(2016/09/14東京新聞)
「人は誰でも年老いれば障害者になる。命を差別しないでいただきたい」。リオデジャネイロ・パラリンピックの開幕にあたり、競泳の成田真由美選手は相模原市での障害者殺傷事件に触れ、訴えた。ひとり容疑者の優生思想や凶行を責めたのではなく、健常者一人ひとりの心の奥底に潜んでいるかもしれない「容疑者性」に向けて警告したのだろう。・・・障害者団体が反発して運動は表面上はついえたが、成長主義の社会は水面下でその「容疑者性」を強めている。生命科学や医療技術の進歩は、出生前の命を高精度で選別し、終末期の命を巧妙に管理しうる時代をもたらした。

障害者の生命、自由、幸福追求の権利は置き去りにされ、尊厳は脅かされている。成田選手が言うように、人は誰しも「老化障害」を抱えている。程度の軽重が違うだけで、健常者という存在は妄想にすぎない。そう認識して支え合う社会をめざせないか。抗(あらが)うべきは、他者の生を値踏みし、幸か不幸かとレッテルを貼る動きだ。それが悲劇の根源となることは歴史が教えている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/
CK2016091402000139.html

 

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プラスティックの法律
フランス、プラスチック製の使い捨て食器を禁止へ 世界初(2016/09/20CNN)
(CNN) フランスでこのほど、使い捨てのプラスチック製カップや皿を禁止する法律が世界で初めて制定された。同法は2020年1月に施行予定。すべての使い捨て食器類について、家庭用コンポストで堆肥(たいひ)にできる生物由来の素材を50%使うことを義務付ける。2025年までにはこの割合を60%に引き上げる。

フランスは昨年、地球温暖化対策について定めた法律を制定しており、今回の法律はその追加的措置となる。同国は地球温暖化対策で世界を主導する存在となることを目指す。フランスで廃棄される使い捨てカップは毎秒150個、年間では47億3000万個に上る。そのうちリサイクルされるのは1%のみ。ポリプロピレンとスチレン樹脂を混ぜて使っていることが主な原因だという。
http://www.cnn.co.jp/world/35089279.html

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廃炉費の負担?

電力を独占して来た大手電力会社が引き起こした原発の廃炉費を新規参入した新電力が費用の一部を負担するなど、理不尽という言葉につきます。原発問題に限りませんが、どう考えてもおかしいと思う事がまかり通ってしまうこの国。

(社説)原発の廃炉費 「新電力も負担」は論外(2016/09/29朝日新聞)

消費者の理解を得られるとは到底思えない。経済産業省の有識者会議で、大手電力が持つ原発の廃炉費用を巡る議論が始まった。電力自由化で生まれ、原発を持たない「新電力」にも廃炉費用の一部を負担させる案が検討される。新電力は、自ら発電したり他社から調達したりした電気を顧客に売っているが、その際に大手電力の送電線を使う。

その使用料に廃炉費用の一部を上乗せするという。電気料金を通じて、新電力の契約者が廃炉費用を負担することになる。・・・ガスや水道など、日々の生活に欠かせない他のサービスを考えてみる。引っ越しで新たな会社と契約した。そこへ以前の契約先から設備の後始末に伴う請求書が届いた。支払いに応じる人がいるだろうか。

 新規参入を促し、大手もまじえた競い合いを活発にする。「料金が安い」「環境にやさしい」といった多様な理由から契約先を選べるようにする。それが自由化の目的だ。新電力にも廃炉のつけを回せば、競争と選択の土俵をゆがめる。なぜこんな理不尽な案が出てくるのか。・・・廃炉費のつけ回しが、大手電力の原発への優遇策となり、新電力の多くが手がける再生エネルギー導入への逆風となる。そんな事態は許されない。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12582294.html

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原子力政策の終焉

原子力政策のほころび次々 原発廃炉の国民負担議論スタート(2016/09/28東京新聞)
 政府の原子力政策のほころびが次々に明らかになってきた。政府は「原発は安い」と説明してきたが、廃炉費用を国民に負担させるための議論を二十七日に開始。「夢の原子炉」と言われた核燃料の高速増殖炉「もんじゅ」は廃炉とする方向だ。使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の行き場もない。経済産業省はそれぞれの課題の解決に向け、年末に一定の方針を示す考えだが、その場しのぎの対策に終わる可能性がある。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201609/CK2016092802000110.html

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エウロパ

木星の衛星エウロパ、表面で水噴出か 高さ200キロ(2016/09/27朝日新聞)

 米航空宇宙局(NASA)は26日、木星の衛星エウロパの表面で、間欠泉のように水が噴き上げられたとみられる現象をハッブル宇宙望遠鏡による観測で見つけた、と発表した。探査機が近づいて間欠泉の成分を調べれば、エウロパの地下に広がるとされる海の成分や、生命の存在の証拠が見つかるかもしれないという。NASAによると、エウロパが地球と木星の間を横切った際の紫外線映像を分析。10回のうち2014年の3回で、高さ最大200キロに達する間欠泉のような噴出が確認された。NASAの別の研究でも間欠泉の存在が有力視されており、今回の発見でより確実になった。
http://digital.asahi.com/articles/
ASJ9W2FLTJ9WUHBI00C.html?iref=comtop_8_02

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薄情な首相

<社説>首相無責任発言 住民の苦しみに向き合え(2016/10/01琉球新報)
米軍北部訓練場内のヘリパッド建設地周辺の騒音について安倍晋三首相は国会で「環境基準に満足している」と答弁した。騒音に苦しむ住民への一片の思いやりもなく、明確な根拠も示さぬ無責任な発言だ。「環境基準に満足」とする根拠の明確な説明を首相、政府に要求する。・・・首相は今国会の所信表明でも、ヘリパッド移設で北部訓練場の過半返還を実現し、「基地負担軽減に尽くす」と強弁していた。

日本政府がオスプレイ運用を隠蔽(いんぺい)した北部訓練場返還とセットのヘリパッド建設については、米軍自ら海兵隊「戦略展望」で基地機能強化を認め、歓迎している。基地機能強化を隠蔽し、騒音悪化の実態に耳をふさぐ首相発言、政府の対応は容認できない。・・・ 所信表明で首相はヘリパッド建設の年内完了を表明している。米国との約束を実現するためには、反対する市民の逮捕も辞さない政府の強権的な姿勢が強まっている。基地強化に反対するのは市民の正当な権利だ。強権発動は火に油を注ぐことにしかならない。
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-367516.html

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「デモス」と「クラトス」

デモクラシーの体たらく(2016/10/05東京新聞)
「デモス」とは古代ギリシャ語で「自由市民」のことである。「クラトス」とは、「支配」あるいは「権威」を意味した。デモクラシー(民主政)の語は、これらに由来する。民主政といえば代表格はアテネだが、この模範的な政治システムはある日突然現れたのではない。さまざまな社会的対立を、改革や立法などの積み重ねで克服し整えられた。・・・だが理想的な仕組みも悪用されれば弊害が勝る。政敵を追い落とすため有力者が結託したり、あらかじめ政敵の名を記した陶片を配る不正が起きたりした。

民主政の価値観を損ね不名誉だとして陶片追放は廃止された。注意を怠ると、知らない間にひびが入り、あっけなく壊れてしまうのが民主主義だ。数にものをいわせ強行採決を連発するうちに「TPPも強行採決という形で実現する」と言い出す輩(やから)が現れる。そもそも民主主義の根幹をなす選挙制度すら違憲状態のまま…二千五百年前の陶片を思い浮かべながら、彼我の埋めがたい落差に嘆息した。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/
CK2016100502000143.html

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9条にノーベル賞を

「核廃絶、草の根運動広げる」 被団協・憲法9条ノーベル賞ならず(2016/10/08朝日新聞)
7日に発表されたノーベル平和賞では、被爆者らでつくる日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)や憲法9条関連も候補になっていた。いずれも大学教授らがノルウェーのノーベル委員会に推薦していたが、受賞は逃した。関係者は、今後も活動を広げていく決意を語った。・・・相模原市内では、「9条を持つ日本国民」の受賞をめざし、署名活動などをしている「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会のメンバーらが集まった。鷹巣直美・共同代表(39)は「憲法は危機にある。平和を願う一人ひとりの声と力を合わせ、9条を守り生かして世界に広めたい」。「9条を持つ日本国民」を推薦した飯島滋明・名古屋学院大教授(憲法学)も「9条の価値や重要性は変わらない。粘り強く行動していきたい」と話した。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12598005.html

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今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

 

 

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