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1.放射能とは

放射線を出す能力のことであり放射線を出す物質が放射性物質です。微量の放射性物質は宇宙線に加えて地面や大気中、食物などに存在していて日本の場合の年間被曝量は「平均約1.5ミリシーベルト(mSv)」となっています。*世界平均は約2.4mSv。

シーベルトは、生体の被曝の大きさ(線量当量)の単位。記号はSv。*線量当量とは、吸収線量(放射線から受けるエネルギー)に、法令で定められた係数(放射線の種類ごとに定められた人体の障害の受けやすさ)を掛けたものです。

1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト
(1mSv)=(1000µSv)
*毎時0.6マイクロシーベルトを年間に換算すると
(1年は8760時間)
0.6µSv×8760=5256マイクロシーベルト(µSv)
5256µSv=5.256ミリシーベルト(mSv)

マスコミでよく出る放射能の単位ベクレルをシーベルトに換算できる3つのサイトです。

ベクレルシーベルト換算ツール1
ベクレルシーベルト換算ツール2
ベクレルシーベルト換算ツール3




a.被曝とは
放射線にさらされる事を被曝と言います。自然の放射線によって細胞やDNAは傷つけられますが細胞にはその傷をある程度修復する能力があって被曝量が大きかったり積み重なったりすれば細胞の異変が起こり癌などの原因になったりするおそれがあります。

a1.外部被曝
自然界に存在する様々な放射性物質が出す放射線を浴びる事を「外部被曝」と言います。

a2.内部被曝
空気中のラドンなどの放射性物質や食物中のカリウム40などの放射性物質が呼吸や食事で体内に取り込まれ放射性物質が出す放射線を体内から浴びる事を「内部被曝」と言います。内部被曝は放射性物質が体内にある限り影響を受け続けるので外部被曝より深刻な問題です。

b.放射能の半減期とは
放射性物質の原子核は不安定な状態にあり安定な状態に移行するため変化<放射線を出し別の原子核あるいは同じ原子核のより安定した状態へ移行する>(放射性崩壊)を起こします。この崩壊が1秒間に1回起こる事を「1ベクレル」と言う単位で表し、「半減期」とは放射性物質が崩壊してその量が半分になる時間を言います。半減期は放射性物質の種類によって異なります。

<放射性物質の種類>
ヨウ素131/半減期約8日
セシウム137/半減期約30年
コバルト60/半減期約5.3年
ストロンチウム90/半減期約29年
プルトニウム239/半減期約24000年
ウラン235/半減期約7億年

2.放射能の種類
a.高速で飛び出す粒子、例えば<中性子線(中性子粒子><アルファ線(ヘリウムの原子核)><ベータ線>など

b.光の一種/電磁波、例えば<レントゲンのX線><殺菌に使われるガンマ線>など

3.放射能を量る単位
a.「グレイ」:1グレイは物体1キログラムが1ジュールのエネルギーを吸収する事を言う。
同ベクレルの放射能が存在しても、それから受ける「放射線の強さ」は条件による。すなわち、放射性物質の種類や測定点までの距離、間にある遮蔽物の効果などである。そのために、吸収線量の単位としてグレイ(単位記号:[Gy])が用いられる。これは、物質1 kgあたり1Jの吸収があったということであり、1 Gy=1 J/kgとなる

b.「シーベルト」:同じ1グレイでも人体組織の性質や放射線の種類によって人体への影響が異なるのでそれらを考慮して考えだされた人体への影響を量る(被曝量)ための単位を「シーベルト」と言う。(日本の自然放射線による被曝量は年間平均1.5ミリシーベルトとされています。

c.ベクレルとは
「放射能の量」を表す単位で、1 s(秒)間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量が1 Bqである。例えば、毎秒ごとに370 個の原子核が崩壊して放射線を発している場合、370 Bqとなる。

 

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原発の実態を少しでも知るために原子力と放射能について疑問ある項目を出来る限り分かりやすくまとめてみようと思います
このページは放射能に関してです。

緑あざやかな山、澄みきった青い海があって、ゆたかな田園風景があって、好奇心あふれる町があって、友がいて、個性的な人々がいて、愛くるしい動物がいて、美しく楽しい音楽があって、退屈しない本があって、心安らぐ絵画があって、生きるに値する生きようと思える必要十分条件は揃っているのだけど、人間はちょっと偏狭になりすぎているのではないだろうかと思ってしまう。人類には長い歴史があって、検討すべき現実があって、はるか遠い未来も垣間見えて、考えるための必要充分条件は揃っているのだけれど人間はちょっと短絡的になりすぎているのではないかと思ってしまう。現代の科学技術のレベルと環境や平和の事を照らし合わせればエネルギー問題の解決法は再生可能な自然エネルギーへと向かうのが必然の流れだと誰しもが思うはずなのだけど・・・それでも原子力エネルギー利用の問題点は全ての人が未来の子供たちと地球上全ての命のために考えなくてはならない絶対的なものだと思うのです。何故なら選択を間違ってしまうと、地域、空間、時間を超えて取りかえしのつかない、そして「消えない」問題だからです。

放射線の被曝に関しては、外部被曝よりも深刻とされる内部被曝のリスクが科学的に曖昧な部分がまだまだあって正しいリスクの把握はこれからだと思います。低線量被曝の累積がもたらす人体への影響もデータ不足で意見は諸説あって曖昧です。ただ放射線が細胞や生命にもたらすリスクだけは確かなので、出来る限り放射性物質を避けると言うのが今持ちうる答えではないでしょうか。そのためにも放射能のデータの信頼出来る数値の把握は不可欠です。

今回放出された(今なお放出され続けている)大量の放射性物質の回収は実質不可能である以上、長期にわたる除染や監視体制が必要です。そのためには政府や東電はもちろん自治体や科学研究者のデータ(大気、土壌、海水、農産物、海産物)などの信頼出来るデータを公表するべきです。放射能リスクの精神的物理的対処をするためにも出来る限りのデータの質と量が絶対求められると思います。個人が知識を持ち線量計を持つ姿勢も大切ですが、個人が出来る事には限界があります。


 

食の安全、命の安全、未来の安全
放射能に汚染された牛肉の流通が大きな問題になっています。放射性セシウムを含んだ稲わらを食べた事が原因だと言われていますが、稲わらがそれだけ高濃度に汚染されているのならやはり相当な放射性物質が一帯に蓄積されているのだと考えてしまいます。牛肉がそうならば豚肉や鶏、卵や牛乳は本当に大丈夫なのだろうかとは誰でも連想するはずです。原発事故後に大量の汚染水が排出された海は今どうなっているのか?魚や海藻などはこの先大丈夫なのだろうか?真実をきちんと調査し国民に知らせる事は国の責任で、その対応の遅れは不必要な被曝と風評被害を生むのは明らかです。放射能汚染は一過性の問題ではありません。隠蔽やごまかしがきくような問題ではなく未来に向けて今起こっている現実を見据えなければあらゆる被害が拡大します。大切に育てて来た牛や作物。放射能汚染を知らずに牛を出荷してしまった農家の人々に何の落度も責任もありません。一刻も早くこの人災を起こした国と東電、そして関連企業が全ての農家の生計を保証すべきです。そしてIAEAの家畜に対する報告書にある家畜の汚染を減らす対策、「餌除染」や「紺青を餌に混ぜて与える」などの有効性が確かめられた方法などの対策を早急に取るべきです。事はもう起こってしまっているのですから、真実をうやむやにすればするほどあらゆる被害が拡大します。命の安全、未来の安全のためにも放射能被害の全てに光を当てなければならないと思うのです。

10年後の安全と10万年後の安全


10万年後の安全はフィンランドのオルキルト地方で建設されている世界初の高レベル廃棄物の永久地層処分の現実と放射能の未来への影響を描いた映画です。科学者と施設関係者が原子力と未来社会での核廃棄物の危険性について語る様子と静かで淡々と進行する地下施設工事の映像を交互に絡ませた作品です。

原子力発電所が動く限り高レベル廃棄物が生まれ続けそれを管理する事がどれだけ難しい事なのかがよく分かります。放射性物質を高濃度に含む廃液をガラスで固めた「ガラス固化体」に人が触れれば僅か20秒で致死量の放射線を浴びる事になるといいます。

この放射能がウラン鉱石と同程度に減るまでには数万年かかると言いますからその間を管理し続けるのは不可能な事です。天災、人災、何が起こるか分からない地上で安全に管理などと言うのは無理ですから、この映画のように深い地中に埋めて何万年もの時を待つしかありません。しかし現実にフィンランドのような地層処分の予定地さえまだどこの国でも決まっていません。原発が稼働する限り増えつづける世界中の高レベル廃棄物は今「暫定的」な集積所に蓄えられているのが現状です。

想像するだけで恐ろしい話です。映画の中での言葉「放射能は無味無臭無色で人間の五感で捉える事ができないもの」に不気味な怖さを感じました。10万年後と言う気の遠くなる時間の前に、通過する1年後10年後があります。映画を観て既に作り出された高レベル廃棄物だけでももう手遅れではないかと言う思いがありますが、せめてもう原発を増やすなどと言う馬鹿げた行為だけは止めて欲しいものです。

過去を見つめ想像力を働かせることが明日へとそして人間的な未来へとつながっていきます。

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