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(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

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2021/07/07sankaku07/11

(Showtime 大谷翔平2021)大谷の活躍「伝説だ」 二刀流で球宴、舌巻く他球団(2021/07/11朝日新聞)
 大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手の活躍が止まらない。本塁打では両リーグのトップに立ち、投手としても勝利を重ねている。史上初めて、投打の「二刀流」で選出されたオールスター戦を前に、他の球団の選手らも舌を巻いている。・・・大谷選手は、他球団の選手も手放しでほめている。5〜7日のレッドソックスとの3連戦では、投手として第2戦で勝ち星を挙げ、第3戦では日本人選手の大リーグ記録を更新する32本目の本塁打を放ち、チームを勝利に導いた。レッドソックスのアロヨ選手は「ベーブ・ルースの時代、人々は二度とこんな選手を見られないと思っただろうが、我々は今、大谷を見られる」と語る。メッツのストロマン投手は5月、「人間の形をした神話の伝説だ。彼がしていることは、驚異的を超えている」とツイートし、自らの試合が終了すると、すぐに大谷選手の活躍を確認すると明かした。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14970085.html

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(評・映画)「ライトハウス」 光と闇の中、鬼気迫る怪演(2021/07/11朝日新聞)
「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった」(「ヨハネによる福音書」)。これは光と暗闇の戦いの物語である。登場人物はほとんど2人だけだ。米ニューイングランドの孤島に立つ灯台。その管理のために、2人の灯台守がやってくる。足の悪い初老の元水夫(ウィレム・デフォー)は粗野な態度で相方の青年(ロバート・パティンソン)をこき使う。夜な夜な灯台の上部に閉じこもり、光に恍惚(こうこつ)とする。青年はあちこちで異変を目にする。ベッドに隠された人魚の小像、不気味に威嚇するカモメたち。狂死したという前任者。青年は幻覚に襲われ、映画は彼の白日夢なのか判然としなくなる。そして青年のうしろぐらい過去も次第に明らかになる。

 真四角に近いフレームサイズと白黒映像によって、まるで1920年代のドイツ表現主義映画が甦(よみがえ)ったかのような錯覚を覚える。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14968279.html?iref=eve_articlelink03

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「ネコの宿命」腎臓病の治療法を開発 寿命が2倍、最長30年にも 東大大学院・宮崎徹教授インタビュー(2021年07月11日時事ドットコム)
ネコを飼った経験のある人の多くはご存じだろうが、ほとんどのイエネコは高齢になると腎臓病を発症する。そして、腎臓の機能は一度失われると回復せず、長く苦しむネコも少なくない。愛猫家の心を痛めるこの問題で、発症の原因を解明し、治療法を開発したのが東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センターの宮崎徹教授(59)だ。現在はネコ用の腎臓病治療薬を世に出すために奔走している。・・・

獣医師さんによると、ネコの平均寿命の2倍、最長で30歳くらいまで生きるようになるということです。それに何よりも、腎臓病で長く苦しむことがなくなります。


 ―それは、飼い主さんにとってもうれしいことですね。

 でも、AIMの効果が確認できたからといって、すぐ薬にできるわけではありません。


 ―それはなぜでしょう?

 AIMはタンパク質です。タンパク質製剤は化学合成できる粉薬や錠剤と違い、生きている培養細胞に作らせて、そこから純度の高いAIMを精製する必要がありますから、莫大(ばくだい)な労力とコストが必要になります。

 ―そのための資金が必要なわけですね。

 実は、ある会社がスポンサーになってくれて、治験薬を作り国から薬としての承認を受ける治験を行うめどが立つところまでは、数年かけていっていました。ところが、新型コロナウイルスのせいで社会全体が経済的な打撃を受けたことで、プロジェクトはいったん中断しています。 ―新型コロナウイルスのためにネコの薬が作れないのは切ない話です。
 資金難を克服し、何とかプロジェクトを再開できるよう、日本だけでなく、海外にも働き掛けています。その一環で、「猫が30歳まで生きる日」(時事通信社から8月刊行)を書きました。AIMがネコと人間にどんな未来をもたらすのか、できるだけ多くの人に知ってもらいたいと考えています。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070800906&g=soc&utm_
source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

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高さ世界一、20メートルの砂の城 デンマーク(2021年07月09日時事ドットコム)
コペンハーゲンAFP=時事】デンマークの海辺にある小さな町ブロックフスで7日、高さ世界一の砂の城が完成した。この城をつくったウィルフレッド・スタイハーさんによると、高さは21.16メートル。ドイツで2019年につくられた砂の城のギネス世界記録を3メートルも上回った。約5000トンの砂が使われている。
 制作には、世界有数の砂像彫刻家30人が参加した。砂が崩れないように粘土を約10%混ぜ込み、完成後に全体をのりで固めた。厳しい霜が降りる来年2月から3月ごろまで形を保てるという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20210709041764a&g=afp

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地球に優しく殺生無用の「培養チキン」 イスラエルで進む食革命(2021年07月09日時事ドットコム)
【ネスジオナAFP=時事】見た目は鶏肉だし、味も鶏肉だ。でも、イスラエルの食事客が楽しんでいるのは、ラボで育てた「肉」だ。これこそ増え続ける世界の人々の胃袋を満たす環境に優しい食材だと科学者らは主張する。・・・「うまい。味わいは最高です」と褒めるギリー・カンフィさん。大都市テルアビブから来た「肉好き」で、数か月前に予約を入れていた。「知らなければ、普通のチキンバーガーだと思ったでしょう」
 「ザ・チキン」という名のこのレストランは、スーパーミートのいわば試験場で、食品当局から培養肉の認可を得るまで定期的に試食会を行い、利用者の反応を探っている。・・・一連の工程には、受精したニワトリの卵から取り出した細胞の培養が含まれる。タンパク質、脂肪、糖類、ミネラルやビタミンを含む植物由来の液が、細胞培養に使われる。細胞の成長が早く、ものの数時間で倍に育つという。
 コンピューターサイエンスを学び、ビーガン(完全菜食主義者)のサビール氏は、自らを「食革命の最先端」に位置付ける。地球への影響を抑えながら、食料の供給に努めたいと言う。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20210709041762a&g=afp

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仏パリ、ほぼ全道路で制限速度30キロに 8月末から(2021/07/10時事ドットコム)
【パリAFP=時事】フランス・パリ市当局は8日、市内ほぼ全ての道路で8月末から制限速度を時速30キロとすると発表した。交通事故や騒音の削減、気候変動対策などを目的としている。 パリは欧州有数の人口密集都市。来年の仏大統領選への出馬を検討している社会党のアンヌ・イダルゴ市長は、市内の公共空間における自動車の占有分を減らすと約束している。パリではすでに市内の道路の約60%に時速30キロの速度制限が導入されている。また、2016年のイダルゴ市長就任後、多くの道路が片側1車線や歩行者専用になった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20210709041766a&g=afp

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(時時刻刻)消える歓声、残る負担 五輪「無観客」 組織委、赤字は不可避(2021/07/10朝日新聞)
首都圏や北海道の会場が無観客となり、日本側が収益の大きな柱として900億円を見込んでいたチケット収入の大半は消える。大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は収入の減少額を「精査中」としているが、組織委に財政的な余力はない。すでに昨年末の時点で150億円をまかなえず、都に肩代わりしてもらっている。大半の会場が無観客となり、赤字は避けられない情勢だ。組織委が赤字になっても、大会招致時の立候補ファイルではIOCに負担義務がない。その穴埋めは、一義的には都が負担すると定めている。・・・ 

首都圏の会場で無観客なら、政府が掲げる「安全・安心」は実現できるのか。

 東京都医師会の新井悟理事は、コロナ患者やワクチン接種に対応している医療機関が「本来の医療に専念できる」と、一定の評価をする。五輪では医療者延べ7千人の動員が予定されていたが、観客の熱中症への対処や、競技場内の医療の負担が軽くなったことは大きい。ただ、「無観客になっても感染リスクはゼロにはならない」と釘を刺す。日本選手の活躍で会場周辺に人が集まったり、繁華街で大声で騒いだりする恐れがあるとみる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14968762.html

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(社説)無観客五輪 専門知、軽視の果てに(2021/07/10朝日新聞)
東京五輪は、メインとなる1都3県の会場を無観客にして実施されることになった。都への4度目の緊急事態宣言を受け、おととい夜、国際オリンピック委員会(IOC)や国などによる5者協議を経て決まった。感染拡大の懸念に応えた措置のように見える。だが宣言の発出は、政府が「国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある事態」が起きたと認定したことを意味する。そんな危機の中でなお、巨大イベントを強行しようとしていることに変わりない。健康より五輪を優先する理由などどこにもない。・・・

今後、感染状況がさらに悪化して医療が逼迫(ひっぱく)し、人の命が脅かされるようなことになれば、聖火がともった後でも中断や中止に踏み切る。それだけの覚悟を固めておく必要がある。感染症の専門家たちは、どうしても開催するのなら「無観客が望ましい」と提言していた。にもかかわらず5者協議は先月21日、「定員の50%以内、上限1万人」まで観客を入れる方針を確認。社説は「科学置き去りの独善だ」と批判した。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14968681.html

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(社説)「不自由」展 暴力に屈することなく(2021/07/10朝日新聞)
「蛮行」は名古屋で起きた。開会して3日目のおととい、会場の市施設に届いた郵便物を開くと破裂音がした。爆竹が仕掛けられたとみられ、展示の中止を求める趣旨の文書があった。けが人はなかったが市は臨時休館を決め、11日までの会期は事実上打ち切りとなった。職員が不審に思い、警備中の警察に相談してから開封したという。もう一段の警戒をすれば騒ぎは防げたのではないかとの思いはある。だが言うまでもなく糾弾されるべきは、暴力的な行為に及んだ送り主だ。

 展示作品を批判する自由はもちろんある。しかし表現には表現、言論には言論で対抗するのが鉄則ではないか。こうした卑劣な行いがまかり通れば、多様な意見や多様な芸術に触れ、自由に議論を交わすことによって成り立つ民主主義は、土台から崩壊してしまう。愛知県警は威力業務妨害の疑いで捜査を始めた。被疑者の検挙に全力を尽くしてもらいたい。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14968668.html

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(書評)『新・動物記1 キリンの保育園 タンザニアでみつめた彼らの仔育て』 齋藤美保〈著〉(2021/07/10朝日新聞)
キリンの研究がしたくて大学院生になった著者は、驚くほど無防備な状態で単身アフリカに送り出される。移動のための車もなく、肝心のキリンに巡り合えるかもわからない。まずは国立公園のなかをひたすら歩いてキリンを探し、観察して記録に残すところから始まる。先入観を排して現場でデータを集めるのは記者の取材に似ている。先に仮説を立て検証するばかりが科学ではない。

 母キリンがエサを探しにいっている間、残された子たちが一緒に時間を過ごし、見守り役として母親のだれかが残る。この「保育園」をはじめ、本書で紹介されるキリンの生態に驚きはないが、動物の行動を人間の視点で一方的に解釈することは避けようとする謙虚な姿勢がうかがえる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14968579.html

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(時時刻刻)首相裏目、宣言下の五輪 「ワクチンで抑制」崩れたシナリオ(2021年7月9日朝日新聞)
9月に自民党総裁としての、10月にいまの衆院議員の任期を迎える首相は、この夏、コロナの感染拡大を抑え込んで、安心・安全な五輪を実現して衆院解散・総選挙になだれ込み、勝利したい考えだった。だが、その方程式は崩れつつある。東京に押し寄せる感染「第5波」を防げず、かねてこだわってきた「東京の有観客」は断念に追い込まれた。政府のコロナ対応や現状での五輪開催に、否定的な世論は根強いままだ。その声を反映するように、先の東京都議選は、自民党が事前の予測を大きく下回る「大惨敗」(閣僚の一人)に終わった。・・・五輪は開くのになぜお酒は禁止なのか。分科会メンバーは、人々にこうした思いが強まることを最も懸念する。「五輪も相まって、協力してもらえない状態に近づいている気がする」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14967338.html

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緊急事態宣言下の五輪、世界の目は 「五輪精神を失った大会」「熱狂生み出そうと努力」(2021年7月9日朝日新聞)
 今夏の東京五輪が、緊急事態宣言の下で開かれることになった。コロナ禍を克服できていない中での大会に、世界が注目している。中国の共産党機関紙系の健康時報は8日、日本の緊急事態宣言のニュースを伝えるとともに「今回は特殊な五輪となる」と報じた。来年2月に北京冬季五輪の開幕が予定されており、中国では東京五輪への関心が高い。SNSでは「開催すべきではない。人類の災難だ」「こんな状態で開催しても意味がない。五輪精神を失った大会だ」などと開催を疑問視する投稿が相次いでいる。

 「五輪を目前に控えて緊急事態を宣言するほど、東京の状況は悪化している」。韓国主要紙の中央日報は7日、「競技は無観客で行われる見通しとなった」と早々に伝えていた。・・・AFP通信は「デルタ株が新たな感染の波を招き、病院が患者で埋まりかねないと専門家が懸念している」とし、「大会組織委は熱狂を生み出そうと努力している」ものの、「大半の日本人が延期か中止を望んでいる」と伝えた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14967229.html

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大谷放つ、超一流オーラ 日本選手最多32号、驚異のペース 野球・大リーグ 7日(2021年7月9日朝日新聞)
 日本を代表する強打者として大リーグに挑戦した松井秀喜の日本選手最多記録を塗り替える32号本塁打を7日に放ったエンゼルスの大谷翔平は、「(松井さんは)子どもの頃から見ていたので光栄です。まだまだ打てるように頑張りたい」とさらに本塁打を積み重ねることに意欲を燃やした。記念すべきこの一打にも大谷の技術が詰まっていた。3球目と5球目に内角に食い込んでくる変化球をファウルして粘った。2球とも自打球を足に当て、苦痛の表情。しかし、7球目の同じように来た球は捉えた。「結果的に打っているので自打球の影響はなかったかな。厳しいところにきているので差し込まれたら自打球になると思います」とさらりと振り返った。

 大谷はこの一発で、ア・リーグ2位のゲレーロ(ブルージェイズ)に4本差をつけた。両リーグでも30本塁打に到達した打者は大谷だけだ。

・・・日本選手にとって、大リーグでの年間30本塁打は高い壁だった。

 2001年にイチロー(マリナーズ)が日本勢初の野手として試合に出場して以降、日本を代表する選手が次々と海を渡った。だが、約20年間で到達したのは松井秀喜(ヤンキース)のみ。日米通算507本塁打(日本332本、米175本)を放った強打者でさえも、04年のシーズン1回だけだ。・・・打席に立つ度に、打球がフェンスを越えそうな予感がする。名将は、過去に同じ「オーラ」を醸し出していた左打ちの外野手2人の名前を挙げた。

 1人はバリー・ボンズ(主にジャイアンツ)だ。01年には大リーグシーズン最多記録となる73本塁打。バットに当たればピンポン球のように飛んでいった。サンフランシスコの球場の右翼後方を越えてマッコビー湾に球を打ち込む「スプラッシュヒット」が有名で、156安打の約半分をアーチで占める歴史的なシーズンを送った。通算762本塁打、688敬遠四球は歴代最多。破られそうな気配は今のところない。そして、圧倒的な人気を誇ったケン・グリフィー・ジュニア(主にマリナーズ)だ。力みのないスイングながら、打球は遠くに飛んでいく。姿勢のいい構え方を覚えている人も多いだろう。通算630本塁打は歴代7位。1997年と98年に自己最多となるシーズン56本塁打を放っている。

 マドン監督は言う。「ボンズもグリフィーもこのような感じだった。彼らがロックインした状態に入ると、このような活躍になる。大谷を見ていると、殿堂入りクラスの選手たちと並んでみえる。一世代に一人というタレントだ」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14967346.html

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(扉)くすぶり続けるチェルノブイリ 「石棺」内で中性子が倍増、再臨界を警戒(2021年7月9日朝日新聞)
「史上最悪」と言われる原子力事故を起こしたウクライナのチェルノブイリ原発。爆発した4号炉の炉心直下からここ数年、中性子が多く検出されるようになり、緊張が高まっている。炉心に残った核燃料が35年経った今もくすぶり続けているとみられるが、溶け落ちた燃料の現状を把握するのは難しい。解体まで、100年以上かかる見通しだ。・・・それでも、石棺の内部で、直接状況を監視できない核燃料が大量にくすぶり続けていることに変わりはない。シェルターで雨水の流入や放射性物質の飛散は防げるようになったとはいえ、石棺が解体されるまでには100年以上かかる見通しだ。チェルノブイリ原発も「石棺内で発生するできごとは常に科学的支援を必要としている」とコメントする。

 チェルノブイリ原発に詳しい京都大複合原子力科学研究所の今中哲二研究員は、中性子については吸収剤をすぐに散布できるように準備して監視しておけば再臨界の大きな心配はないとしつつ、「石棺の解体や撤去については膨大な資金が必要で、なかなか進まないだろう」と話した。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14967389.html

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(一語一会)刑事法律家・水野智幸さん 「伝説の裁判官」木谷明さんからの言葉(2021年7月8日朝日新聞)
「一度、被告人の言い分をとことん信じて、証拠を検討してみよう」明らかに有罪と思えるような事件でふいに言われた言葉。「意外でしたが、見方が変わりました」。被告の言うように、女性が被告に合意していたということはないのか。「改めて考えてみよう」。結局有罪にしたが、裁判官のあり方を教わった。

 同じ年、若い母親が職場の休憩室で赤ちゃんを産み落とした事件を担当した。顔に足を乗せて窒息死させたとして殺人罪で起訴されたが、「殺していない」と主張した。言い分に耳を傾けるうち、検察側の調書におかしな点が多いことに気づいた。自白では「子宮口が開くのがわかった」とあるが、専門家に聞くとそんなものはわからないという。男の捜査官が作り上げたと感じた。体調の戻らぬ産後わずか5日で硬い木の椅子に座らせ、もうろうとした状態で長時間取り調べていることもわかった。医師の証言で新生児仮死の可能性もわかり、無罪判決を書いた。初めて出した無罪だった。

 師と仰いだ木谷さんはその後も無罪を書き続け、30件以上全てが確定した。検察に控訴する隙を与えぬほど精緻(せいち)な判決文で知られた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14966971.html

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分断超え、ジャズから伸ばす枝 作曲家・挾間美帆、東京で公演(2021年7月8日朝日新聞)
小さい頃からクラシックの世界で育ち、国立音楽大学ではクラシックの作曲を学ぶと同時に、ジャズにのめりこんだ。2016年には米ダウンビート誌の「未来を担う25人のジャズアーティスト」に選出された。現在、デンマークラジオ・ビッグバンドの首席指揮者とオランダの名門メトロポール・オーケストラの常任客演指揮者を務めるなど、海外でもその活動は高い評価を受ける。・・・米国に住み、人種や階層、考え方で「一つの国がこれだけ分断されるかというくらい分断されるのを目の当たりにした。人と人が理解し得ないぐらいまで分断するという現実に、あまり直面したことがなかった。虚(むな)しさや無力さを感じてとてもつらい」。

 公演は、東京フィルハーモニー交響楽団と、ジャズミュージシャン16人という、クラシックとジャズを混合させた大編成での演奏となる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14966980.html

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仏の水際対策、コロナ探知の訓練犬 ウイルス特有のにおい着目、嗅ぎ分け能力を応用(2021/07/08朝日新聞)
新型コロナウイルスの感染拡大で水際対策の重要性が高まる中、フランスで5月から、感染者を嗅ぎ分ける探知犬が活躍している。探知率はPCR検査を上回る97%とする研究者もいる。フィンランドなど各国で実用化や試験運用が始まっており、世界の空港に広がる可能性もある。・・・嗅ぎ分けの秘密はウイルス特有のにおい。政府と実用化を進める仏アルフォール獣医大学のドミニク・グランジャン教授によると、新型コロナウイルスの表面には「スパイクたんぱく質」などの特徴的な構造がある。犬にはこうしたたんぱく質を嗅ぎ分ける能力があり、感染者の汗を吸わせたガーゼをかがせるなどして訓練を重ね、特有のにおいを覚えさせたという。

 今年3月、研究に興味を示した仏政府の依頼で、汗を染みこませたガーゼで実験したところ、97%を特定した。「精度はPCR検査より高い」と自信を示す。10分間で40人ほどを調べられるので効率が高く、検査費用も節約できるという。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14965989.html

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貧困を見せ物に? 炎上した釜ケ崎のPR、背景には何が(2021/07/08朝日新聞)
 日雇い労働者の街として知られる大阪市西成区の「あいりん地区」(通称・釜ケ崎)。大阪市がこの春、釜ケ崎を含む新今宮駅周辺を「新今宮ワンダーランド」と名付けて、地域のイメージ向上や来訪客の増加を目指すPR事業を始めたところ、ネット上で「ホームレスを見せ物にするのか」といった批判が相次ぎ、「炎上」状態となった。

 PR事業を始めた背景には何があるのか。

・・・バブル崩壊後、建設現場での日雇いの仕事が激減。90年代後半には、野宿者があいりん地区だけで千人に達したというが、いまは小ぎれいなホテルなどが建ち、駅前に当時の面影はない。・・・白波瀬准教授は「野宿者が集まる駅前の光景は注目を集め、盛んに報道もされていました。いまでも当時のイメージが残り、街の変化が世の中に伝わっていない面もあるかもしれません」。・・・白波瀬准教授は「かつては日雇いの仕事を求めて来る人が目立ちましたが、いまは主に支援を要する人たちが街に流入しています。釜ケ崎は『労働者の街』から『福祉の街』に変わったとも言われます」。

・・・昨年度、事業を委託された電通関西支社は「新今宮ワンダーランド」と銘打ったPRを企画。今春からウェブサイトなどで、街の歴史やグルメ、「絵になる街歩きコース」といった散策ルートの発信を始めた。だが、釜ケ崎をインスタ映えする「観光地」として扱うようにも見える内容。いまも困窮者が多く暮らす街だけに、ネット上には「貧困を見せ物にするのか」「(観光資源としての)搾取では」などと懸念する意見が相次いだ。・・・ 

渡辺拓也・大阪市立大学都市文化研究センター研究員(労働社会学)の話 労働者のため、困っている人のためと言って「まちづくり」が進む中で、実際に何が起きてきたのかを見る必要がある。この間に地域内では、路上生活を送る人に対する大規模な強制排除が2度も行われている(2016年の花園公園、19年のあいりん総合センター)。就労支援や居場所づくりといった社会的包摂への道を用意するだけでなく、野宿しながら生きる権利が同時に守られなければ、用意された選択肢に従わない人たちの排除を結果的に強化してしまうのが実情ではないか。「人情のまち」が売りにされる一方で、路上生活を送る人たちは置き去りにされている。これでは、このまちに関わる人たちがジェントリフィケーションに抗しているとはとても言えない。
https://digital.asahi.com/articles/ASP750BQMP6NPTFC00G.html?iref=com_7_01

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「敗者に厳しい日本」 釜ケ崎を知った女子中学生は今(2021年4月19日朝日新聞)
「中学校からの帰り道に、電車の窓から釜ケ崎(大阪市西成区)でホームレスの人がたくさん並んで何かをもらっているところを見たんです。何の列だろう、日本は豊かなのになぜ、と思って。(実態を知ろうと)炊き出しや、夜回り(弁当を配って声をかける活動)に加わるようになりました」

 「最初は『勉強したらホームレスにならなかったんじゃないの』と本人に質問してしまったこともあります。でも身の上話を聞くと、子どもの頃に勉強できる家庭環境になかったような人も多かった。自己責任という言葉ですませてはいけないのではないか、やり直したいという気持ちを応援したい、と思ったんです」・・・

「若い人が増えています。特に昨年はコロナ禍で仕事や住居を失った人からの相談が多く、4〜12月の相談者は前年同時期の1・5倍の833人でした。(年齢が分かる人のうち)20代と30代がそれぞれ4分の1ほどを占めます」・・・「ええ。路上にいる目に見えるホームレスの方は年々減っていますが、うちへの相談者数は年々増えています。国や自治体も、ネットカフェやファストフードなどの深夜営業店で寝泊まりする『目に見えないホームレス』の人数を把握できていないのが課題です」・・・

――中学時代から取り組み続けてきたのは、どんな思いからですか。

 「日本では失敗したり仕事を失ったりした敗者に厳しい。生きづらさというか、息の詰まった感じがあるところが気になっていたのかなと。もう一度やり直せる社会のほうが、自分自身も含めて生きやすいと思うからです」「印象的なのが、数年前に相談にきた私と同い年の女性のことです。困窮状態の母子家庭で育ち、母親から受けた虐待がトラウマになり精神疾患を抱える中で、仕事をしてもうまくいかず、お金がなくなって自転車で数時間かけて事務所に来てくれました。生まれる環境が違っただけで、支援する側とされる側になってしまった。話を聞いていて、つらいものがありました」
https://digital.asahi.com/articles/ASP4H54ZCP2DPLFA00G.html?iref=pc_rellink_02

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(Showtime 大谷翔平2021)「ショータイム」、27歳祝福 本拠地「子供たちの憧れ」(2021/07/07朝日新聞)
 オールスター戦に史上初めて投手と指名打者の「二刀流」で出場する大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が5日、27歳の誕生日を迎え、本拠地アナハイムのスタジアムで熱烈な祝福を受けた。米メディアが「ベーブ・ルースよりすごい」とも評するなか、ファンからは野球への姿勢も称賛する声が相次いだ。・・・5回裏の好機、大谷選手に打順が回り、アナウンスが流れると、スタンドからは明らかに他の選手とは段違いの大きな歓声が響く。「カモン、ショータイムを見せて」という声援が飛んだ。スタジアムでは、大谷選手の打席が終わると、食べ物を買いに行ったり、トイレに出かけたりと席を立つ人がどっと増え、「大谷選手目当て」のファンの多さを物語っていた。

 アナハイムに住むエリオットくん(7)は「大谷選手は、僕の親友のような大事な存在」と話す。父親のレイモンド・ボラナスさん(35)は「打つだけでなく、投手としてもすごいところをみて、子供たちはベーブ・ルースみたいだって憧れている」と語った。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14964710.html

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(寄稿)困難な時代に与える勇気 プルースト生誕150年、現代への指針 吉川一義(2021/07/07朝日新聞)
 『失われた時を求めて』は、マルクス主義者サルトルの時代には、パリの上流貴族を描いた小説として軽蔑された。その後一九六〇〜七〇年代には、プルーストを作品至上主義の先駆と仰ぐ新しい批評によって、高尚な聖典に祭りあげられ、一般読者から遠ざけられた。

 時は移り、いまやプルーストの小説をあるがままに受容できる時代になったのではないか。標榜(ひょうぼう)するのがマルクス主義であれ民主主義であれ、あらゆる国に虚言と隠蔽(いんぺい)がはびこる。この不信の時代を予見したかのように、プルーストの辛辣(しんらつ)な皮肉は、上流貴族ばかりかブルジョワにも庶民にも及ぶ。ドレフュス事件(反ユダヤ主義による冤罪〈えんざい〉)や第一次大戦の変遷につれ、あらゆる階級の主張が節操なく移ろうからだ。プルーストは、「軽蔑されるのが最も辛(つら)いのでわれわれがいちばんよく嘘(うそ)をつく相手」は「われわれ自身」だと、人間の自己欺瞞(ぎまん)をも暴きだす。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14964673.html

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リチャード・ドナー監督死去 91歳 『スーパーマン』『グーニーズ』など(2021/07/07時事ドットコム)
ホラー映画の古典的作品『オーメン』(1976年)、メル・ギブソンとダニー・グローヴァー出演の刑事映画「リーサル・ウェポン」シリーズでも知られる。『X−メン』や『フリー・ウィリー』などの大ヒット作のプロデューサーも務めた。
 映画データベースIMDbによると、「ミステリー・ゾーン」をはじめ「ギリガン君SOS」「ペリー・メイスン」「それ行けスマート」など20世紀を代表するテレビ番組シリーズも監督した。・・・『グーニーズ』の脚本原案を担当し、製作総指揮にも名を連ねるスティーブン・スピルバーグ監督は、自身が率いる製作会社アンブリン・パートナーズのツイッターを通じてコメントを発表。ドナー氏は、「自分の映画を強力に指揮した」と述べた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20210707041755a&g=afp

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メッシの巨大ウオールアートが故郷に登場、4階建てビル覆う(2021/07/06時事ドットコム)
【ロサリオAFP=時事】サッカーアルゼンチン代表のスーパースター、リオネル・メッシの故郷の町ロサリオに、同選手の巨大なウオールアートが登場した。アートには、「別の銀河から、そして近所から」と記されている。ウオールアートは高さ14メートル、幅8メートルの巨大なもので、メッシが小さい頃に暮らしていたラ・バハーダの、メッシも通った小学校の向かいにある4階建てアパートの壁一面に描かれている。
 制作を担当した一人であるマルレン・スリアガさんは、AFPに対して「レオのことを思い、彼に対する私たちの称賛の気持ちを込めた。そのことをこれほど大きく表現したものは、ロサリオにはないと思う」と話した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20210706041749a&g=afp

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