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ツバル
Tuvalu

大洋州

■歴史
ツバルに人類が到達したのは紀元前のことと考えられる。トンガやサモアなど西ポリネシアから航海カヌーでやってきたポリネシア人あるいはラピタ人がこの島々の最初の居住者である。ヨーロッパ人が訪れたのは、1568年にスペインから来たアルバロ・デ・メンダーニャ・デ・ネイラ (Alvaro de Mendana de Neira) が最初である。植民は行われなかったが、奴隷貿易業者や捕鯨船員などがしばしば訪れていた。1850年から1875年に、住民は労働者としてハワイやタヒチ、ペルーなどに強制連行された。そのため諸島の人口は急激に減少した。1892年にエリス諸島という名前で、イギリスの保護領のギルバートおよびエリス諸島の一部になった。1978年10月1日、イギリス連邦の一員かつ英連邦王国として独立が認められた。


立憲君主制
Constitutional monarchy)とは、憲法によって規定された君主制である。制限君主制と混同されやすいが、憲法の有無と君主権の強弱は関係ない。憲法が存在しても、その憲法で君主に絶対的な権力を付与する定めになっていれば絶対君主制である。

ミニ国家
国際連合の1967年の年次報告では、「領土の面積、人口、人的・経済的資源において例外的に小さい実在体」と表現されている[2]。主に領土や人口に着目した国家分類であり、経済力を指標とした下位国家については後発開発途上国(最貧国)として、概念上区別して扱われる。

地球温暖化
地球表面の大気や海洋の平均温度が長期的に上昇する現象である。「温暖化」とも言う。地球の歴史上、気候の温暖化や寒冷化は幾度も繰り返されてきたと考えられている。地球全体の気候が温暖になる自然現象を単に「温暖化」と呼ぶこともあるが、近年観測されており、将来的にも続くと予想される「20世紀後半からの温暖化」の意味で用いられることが多い。

気候変動に関する政府間パネル
Intergovernmental Panel on Climate Change、略称:IPCC)とは、国際的な専門家でつくる、地球温暖化についての科学的な研究の収集、整理のための政府間機構である。学術的な機関であり、地球温暖化に関する最新の知見の評価を行い、対策技術や政策の実現性やその効果、それが無い場合の被害想定結果などに関する科学的知見の評価を提供している。

国際連合環境計画
United Nations Environment Programme)は、国際連合総会の補助機関である。英語の略称はUNEP。国際連合環境計画は、国際連合の機関として環境に関する諸活動の総合的な調整を行なうとともに、新たな問題に対しての国際的協力を推進することを目的としている。

アメリカ海洋大気庁
National Oceanic and Atmospheric Administration) は、海洋と大気に関する調査および研究を専門とするアメリカ合衆国商務省の機関の一つである。自然災害からより安全に人命や財産を保護すること、環境に対する理解を深めること、海洋資源の有効利用に向けた探査・開発を推進すること等を目的として、ニクソン大統領の提案により、1970年に設立された。本部はワシントンD.C.近郊のシルバースプリングに所在する。

南太平洋潮位・気候監視プロジェクト
South Pacific Sea Level and Climate Monitoring Project, SPSLCMP)は、南太平洋の島嶼諸国の海面上昇の状況を科学的に調査することを主眼として、オーストラリア政府機関が中心となって設立したプロジェクトである。1988年ごろより、将来の地球温暖化による海面上昇の可能性が表明され始めると、大洋に浮かぶ環礁など、標高の低い島々への影響が懸念されはじめた。 当時の南太平洋フォーラムにおいて参加国より出されたこうした懸念に応え、オーストラリア政府は1991年にこのプロジェクトを立ち上げた。

環境難民
気候変動や砂漠化などの地球の自然環境の変化や環境破壊によって、生じる難民のことである。二酸化炭素の増加によるとされる気候変動で北極、南極の氷が融け、海面が上昇し、海抜0mから5mほどの沿岸部の平地や島嶼が水没する虞が生じている。もし、海面が上昇すればモルジブやツバルのような島嶼国は国土を失い、その国民は住む場所を失うと考えられる。


京都議定書
Kyoto Protocol)は、1997年12月に京都市の国立京都国際会館で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議、COP3)で同月11日に採択された、気候変動枠組条約に関する議定書である。正式名称は、気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書(英: Kyoto Protocol to the United Nations Framework Convention on Climate Change)。


国際司法裁判所
International Court of Justice、仏: Cour internationale de Justice)は、国際連合の主要な常設の国際司法機関のことで、オランダのハーグに本部を置く。その役割は、国家間の法律的紛争、即ち国際紛争を裁判によって解決、または、法律的問題に意見を与えることである。国際法における権威であり、その法律的意見は、国際法に多大な影響を与える。英語の略称はICJ。World Courtとも呼ばれる。

再生可能エネルギー
IPCCによると、太陽・地球物理学的・生物学的な源に由来し、人間が利用する以上の速度で自然界から補充されるエネルギー全般を指す。再生可能であること以外の明確な定義がなく、多彩な利用形態のうち全部または一部を含む(#定義・関連用語節を参照)。国際再生可能エネルギー機関によると太陽光、風力、波力・潮力、流水・潮汐、地熱、バイオマス等、自然の力で定常的(もしくは反復的)に補充されるエネルギー資源より導かれ、発電、給湯、冷暖房、輸送、燃料等、エネルギー需要形態全般にわたって用いられる。

太平洋十年規模振動
Pacific Decadal Oscillation:PDO)とは太平洋各地で海水温や気圧の平均的状態が、10年を単位とした2単位(約20年)周期で変動する現象である。太平洋10年周期振動とも言う。海洋と大気が連動して変化する。


グローバル・ポジショニング・システム
(Global Positioning System (GPS),全地球測位システム)とは、米国によって運用される衛星測位システム(地球上の現在位置を測定するためのシステムのこと)を指す。アメリカ合衆国が軍事用に打ち上げた約30個のGPS衛星のうち、上空にある数個の衛星からの信号をGPS受信機で受け取り、受信者が自身の現在位置を知るシステムである。


■国民
住民は、ほとんどがポリネシア人であり、わずかにミクロネシア人がいる。97%のツバル人は、プロテスタントのツバル教会のメンバーである。キリスト教ではあるが、いくつかの現地固有の宗教の要素が混じっている。

ツバル語
ツバル語はポリネシア語派の核をなす言語で、主にツバルで話されている言語。他のポリネシア言語と共通の語彙を備えている。話者は世界的に約11,000人いる。


ポリネシア
Polynesiaは、オセアニアの海洋部の分類の一つ。ポリネシアはギリシャ語で「多くの島々」の意味である。ポリネシアはラピタ文化時代に植民された西ポリネシア(サモア、トンガ等)と、ポリネシア文化の成立後に植民された東ポリネシア(ハワイ、タヒチ、テ・ヘヌア・エナナ、ラパ・ヌイ、アオテアロア等)に分けられる。西洋人がこの海域に到達した時点でポリネシア人は相互に極めて似通った言語(ポリネシア諸語)を話しており、キャプテン・クックがタヒチからハワイに同行した人物は、ハワイ人との会話に殆ど困難を覚えなかったと伝えている。また、ポリネシア海域内の先住民の身体形質の同質性は極めて高い。

ポリネシア人
Polynesianは、太平洋のポリネシアに住む人々の総称。オーストロネシア語族に属しており、メラネシア人やミクロネシア人と密接な親縁関係を持つ。身体的特徴、文化的特徴、言語的特徴に関してメラネシア人のような多様な地域差は無く、同質的である[1]。アボリジニーの祖先となったオーストラロイド系の民族は中国大陸から約5万年前にスンダランドに移住。一部は後に現在のオーストラリアへ渡る(その逆で、彼等がアフリカ、南アジアからスンダランド経由で北東アジアに移住していったという見解もある。)のだが、ポリネシア人の祖先とされるラピタ人の移住はもう少し後の時代である。

ポリネシア諸語
ポリネシア諸語(-しょご)はポリネシアで話されている、互いによく類似した一群の言語。アウストロネシア語族のマレー・ポリネシア語派に属する。 サモア語、ツバル語、タヒチ語、ハワイ語、マオリ語、トンガ語など、太平洋中部から東部にかけての主要な言語の大半を含む。

ミクロネシア
(Micronesia)は、オセアニアの海洋部の分類の一つ。日本ではイギリス英語風の発音でミクロネシアと呼ばれる事が多いが、アメリカ英語風の「マイクロネシア」とも言われる。 現地では、アメリカ英語式での発音が普通である。


ラピタ人
Lapitaは、人類史上初めて遠洋航海を実践し、太平洋の島々に住み着いたと思われる民族。ラピタ土器の破片。ソロモン諸島のネヌンボ遺跡 (Nenumbo site) でオークランド大学のロジャー・グリーン (Roger C. Green) らによって1970年代に発掘されたもの。破片幅は約8cmで、紀元前1000年ごろのものと見られている。 ラピタ文化は今からおよそ3600年前にメラネシアで発生、高度な土器文化を持ちラピタ土器を残した。ラピタ土器のうち古期のものは、紀元前1350年から同750年の間にビスマルク諸島で作られたものが見つかっている。その後紀元前250年ごろまでに、次第に多様化した。バヌアツやニューカレドニアには、その地方独自の様式が見られる。


ツバル語
ツバル語はポリネシア語派の核をなす言語で、主にツバルで話されている言語。他のポリネシア言語と共通の語彙を備えている。話者は世界的に約11,000人いる。音素は、5つの母音および11の子音から成る。冠詞は te, a, se, ne, ni, a の6つが存在する。形容詞は一般に、名詞の後に続く。


ギルバート諸島
Gilbert Islandsとは太平洋にある16の珊瑚礁の島及び環礁からなる、キリバス領の諸島。ギルバート諸島にはヨーロッパ人が発見する数世紀前からミクロネシア人が住んでいた。この諸島の最初の発見の記録は1765年、ドーフィン号(HMS Dophin)のバイロン司令官よるニクナウの発見である。1788年にはシャーロット号(HMS Charlotte)のトーマス・ギルバート船長とスカボロー号(HMS Scarborough)のジョン・マーシャル船長がアパママ(Apamama)、クリア、アラヌカ、タラワ、アベイアン、ブタリタリ(マキン環礁)、マキンを発見した。

ツバル国名誉総領事館のホームページへようこそ !
神さまの国 ツバル、ぼくらはそこに すんでいる、金も銀も なーんにもないが、ぼくらはちっとも 気にしない、あなたは やさしく あたたかい、あけぼの近く よせ波ひびく、浜辺にあなたの 声をきく、あなたをたたえる 声をきく、あなたをたたえる 声をきく

必要な電力はツバル電力公社がディーゼル発電でまかなっているが、関西電力が2007年5月28日に5,000万円をかけて出力40kWの太陽光発電設備を首都フナフティのサッカー場に設置すると発表し、同年9月着工、2008年2月に運転開始した。この電力で、ツバル約1,700世帯のうち50世帯の電力がまかなえる予定で、温暖化被害の象徴である国に新エネルギー技術を伝える設備が設置されることになる。

■平均海水位の上昇の懸念
1988年、地球温暖化に対する懸念がしだいに大きくなり国連環境計画(UNEP)などがその影響を検証するためのフォーラム IPCC を設立した。 温暖化により平均海水面が大きく上昇すれば、もともとキング・タイドやサイクロンで被害を受けていたツバルをはじめとした環礁の多い南太平洋の小島嶼国への影響は、より頻繁で深刻なものとなることが懸念された。 報道機関も、NOAAの表現を借り、海面上昇で最初に被害が予想される島嶼国は温暖化の「無垢の犠牲者」として取り上げるようになった。

海面上昇
地球温暖化に端を発する海水の熱膨張や大陸氷床の融解などで海面が上昇する現象のこと。平均海水面、つまり波浪やうねり、津波・高潮などの短周期変動をならして平均化した水面の上昇を指す。地球の長い歴史をみると、顕著な海面上昇と海面低下は何度も発生している(海水準変動を参照)。これは260万年前以降の第四紀にもみられ、特に氷期が終わって間氷期に向かい温暖化していく時期に、数十mもの海面上昇が起こったと推定されている。


ビューティフル アイランズ
(Beautiful Islands)は、2010年7月10日公開の日本映画。プサン国際映画祭正式出品、アジア映画基金AND賞受賞。海面上昇や高潮の影響といった気候変動により水没の危機にある南太平洋の小国ツバル、イタリアの海上都市ヴェネツィア、アラスカ最西端のシシマレフ島を撮影したドキュメンタリー映画。3年がかりで取材を行っており、BGMもナレーションもあえて挿入せず、島の人々の生活に焦点を当てた構成となっている。キャッチコピーは「その島は、世界で最初に沈むと言われている。」。


エリザベス2世
エリザベス2世(英語: Elizabeth II、1926年4月21日 - は、イギリス連邦王国16カ国の女王(在位:1952年2月6日 - )、イギリス連邦の元首。イギリス国教会の首長。実名はエリザベス・アレクサンドラ・メアリー(英語: Elizabeth Alexandra Mary)。イギリス連邦王国16カ国の女王。

イアコバ・イタレリ
Iakoba Italeliは、ツバルの政治家。2010年4月16日から、同国の総督を務めている。2006年から2010年まで続いたアピサイ・イエレミア内閣で、教育・スポーツ・厚生相を務めた。イタレリはヌイ環礁選出の国会議員だったが、政治的な地盤は持たない。これは、政党というものが存在しないツバルでは珍しくないことである。また、彼の選挙区では複数の言語が話される。これは島民のルーツがキリバスのギルバート諸島にあるためで、キリバス語がベースである。ツバル語や英語も話されるが、その習熟度は個々人によって異なる。

アピサイ・イエレミア
Apisai Ielemia、1955年8月19日 - は、ツバルの政治家。2006年から2010年まで、同国の第10代首相を務めた。ヴァイツプ島選出の国会議員だが、政治的な地盤は持っていない。これは、政党というものが存在しないツバルでは珍しくないことである。

サウファトゥ・ソポアンガ
Saufatu Sopoanga, 1952年- は、ツバルの政治家。元首相。1976年に同国の政府次官に就任した後、内閣官房長官や蔵相、財務相など経て、2002年の総選挙でコロア・タラケ首相が落選したことを受け同年8月2日に新首相就任。ファイマラガ・ルカ政権、コロア・タラケ政権と短命政権が続き、政局安定のため共和制移行を目指すことを表明している。

コロア・タラケ
Koloa Talake, 1934年 - は、ツバルの政治家で元首相。ファイマラガ・ルカ前首相の不信任案が国会で可決されたことを受け、2001年12月に新首相就任。在職中はツバルのドメイン名である.tvの売却により安定的な財源を確保し、米国・オーストラリアの京都議定書批准をキリバス、モルディブと共に働きかけるなど積極的に対外政策を行ったが、2002年の総選挙で国会内の議席を失い首相職を辞任。現在はニュージーランドのオークランドに在住。

ツバル Tuvalu
オセアニアにある国家。首都はフナフティ。南太平洋のエリス諸島に位置する島国である。英連邦加盟国の一つであり、英連邦王国の一国たる立憲君主制国家。独立国としてはバチカンの次に人口が少なく、ミニ国家の一つである。海抜が最高でも5mと低いため、海面が上昇したり、地盤沈下がおこれば、国の存在そのものが脅かされることになる。

■地理
ツバルはフィジーの北およそ 1000 km にあり、4つのサンゴ礁に囲まれた島と5つの環礁からなる。 島々はおよそ 700 km にわたる火山弧をなし、主要な島々は互いに 125 km から 150 km ほど隔たっている。 これら点在する島々で土地は非常に少なく、面積は合わせておよそ 26 km2 に過ぎない。 これは世界で4番目に小さな国となる。 これらの島々のうち、フナフティ島が最大のものであり、東経179度7分、南緯8度30分を中心として南北 25.1 km、東西 18.4 km の範囲に広がる礁湖のまわりをいくつか天然の海峡を作って小島が取り囲んでいる。


フナフティ島
フナフティ島(フナフティとう、英語: Funafuti Island)は、ツバルを構成する島の1つで、ツバルの首都がおかれる。フナフティ島は総面積約2.4km2、約30の小島からなる環礁を形成している。幅20m〜400mの細長い島が、礁湖の周りを取り囲むように並んでいる。環礁全体の大きさは、長さが最大18km、幅が最大14kmになる。礁湖の面積は275km2とツバル最大を誇り、島の総面積の100倍を超える。

フナフティ国際空港
Funafuti Atoll International Airportはツバルのフナフティにある同国唯一の空港。現在、フィジー航空が30人乗りのプロペラ機で定期運航をしている。フィジー航空のフライトはフナフティからスバへのリンクとして機能させているが、ツバル政府はフナフティ〜スバ間の運賃は比較的高く設定し、意図的に大規模観光ツアーを避け、チャーター機での来島を奨励している。

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外務省:ツバル
在フィジー日本国大使館兼轄


ヌイ環礁
Nuiは、ツバルの環礁で、同国に9つある地区のひとつ。面積3.37平方キロ、2002年国勢調査時の人口は548人。祖先はキリバスのギルバート諸島から渡ってきたと考えられており、住民は今もツバル語のほかにキリバス語を話す。1568年にスペイン人航海士アルバロ・デ・メンダーニャ・デ・ネイラによって発見され、イエズス島(Isla de Jesus、「イエズス」とはイエス・キリストのこと)と名づけられた。

ヴァイツプ島
Vaitupuは、南太平洋のエリス諸島に位置するツバルの島。ツバルで最も大きい島である。ヴァイツプ環礁ともいう。ヴァイツプ島はツバルでも2番目に居住者の多い島となっており、2002年の調査では1,591人が住んでいる。Motufouaにはツバルで唯一の中等教育を行う学校があり、13歳から21歳までの600人が国内の島々からやってきている。ヴァイツプ島で人が住む集落は、トゥマセウ(Tumaseu)とアサウ(Asau)のみとなっている。島には教会、小学校、少なくとも1つの民宿と郵便局がある。中等教育を受けられるMotufoua学校はおよそ2kmの場所にあり、病院はおよそ1km離れた場所にある。

ヌクフェタウ環礁
Nukufetauは、ツバルを構成する9つの環礁のひとつ。かつてはアメリカ合衆国がグアノ島法に基づいて1800年代から領有権を主張していたが、1979年に友好条約が締結され、1983年に発効した。2002年時点の人口は586人。以下の33の島で構成される。

ナヌメア環礁
ナヌメア環礁とはツバルの最も北西にある環礁。環礁の中には礁湖が形成されている。稀にヌメア環礁とも表記される。この環礁には少なくとも6個の島があり、そのうち人が住んでいるのはナヌメア本島(Nanumea proper)とラケナ(Lakena)である。他の島は、レフォガキ(Lefogaki)、テアトゥアアタエポア(Teatua a Taepoa)、テモトゥフォリキ(Temotufoliki)と名称不明の1つの島である。ナヌメア本島は全長が3kmほどある。これらの島々にはどのように人が島に降り立ったかを説明する伝説がある。パイ(Pai)とヴァウ(Vau)という2人の女性が島に最初に移住してきたが、後に来たテフォラハ(Tefolaha)が島を支配したという。

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ナヌマンガ島
ナヌマンガ島(Nanumanga)もしくはナヌマガ島(Nanumaga)は、ツバルの島・環礁で、同国を構成する地区でもある。面積はおよそ3平方キロ。2002年国勢調査時点の人口は589人であった。1986年、海中に沈んだナヌマンガ洞穴で先史時代の火の使用痕跡が見つかったことから、オセアニアの考古学者の間で話題になった。

ニウタオ島
(Niutao)は、ツバル北部の島。同国を構成する9つの地区のひとつでもある。うち、一つの島のみで構成される地区は当区を含め3つある。2002年国勢調査時の人口は663人。黒く、塩分を含んだ湖沼が2箇所ある。そのうち、大きいほうには3つの島が浮かび、ダムも整備されている。島に三箇所ある井戸からは淡水が汲み上げられる。

ニウラキタ島
(Niulakita)は、ツバル最南端のニウラキタ環礁を構成するただ一つの島。同国を構成する地区のひとつでもある。島内でただ一つの村も同名。1944年にイギリスがツバルの過密化を緩和させるため購入し、1949年にニウタオ島から移民が到着した。それまでは無人島であった。16世紀以降欧米の航海士や探検家が訪れ、ラ・ソリタリア島、インディペンデンス島、ソフィア島、ロッキー島などさまざまな名称がつけられた。

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グアノ島法
Guano Islands Actは、1856年8月18日に連邦議会で可決されたアメリカ合衆国の連邦法。アメリカ合衆国市民はグアノが堆積している島を領有することができるというもの。占領されておらず、且つ他国政府の管理下におかれていなければ島がどこにあってもよい。この権益の保護のためにアメリカ合衆国大統領に軍隊を指揮する権限を与える。1840年代、グアノは農業用肥料及び火薬の原料となる硝酸カリウムの原材料として重用されていた。1855年、アメリカ合衆国はこのグアノが大量に堆積している島々が太平洋にあることを知った。このグアノ採取を有利に行うためグアノ島法が議会を通過した。

ヌクラエラエ環礁
Nukulaelaeは、ツバルに6つある主要な環礁のひとつ。2002年の国勢調査時点で393人が暮らす。少なくとも16の小島で構成されるが、グアノ島法に基づき1800年代からツバル領と認める1983年までアメリカ合衆国が領有権を主張していた。

サンゴ礁
造礁サンゴの群落によって作られた地形の一つ。熱帯の外洋に面した海岸によく発達する。造礁サンゴの繁殖に適している海は、25-30℃ほどの高水温、3-4%ほどの高い塩分濃度、深くても水深30mほどの浅くてきれいな海域である。地球は西から東へ自転するため、赤道付近では海水が自転に置き去りにされる形で西向きの暖流が発生し、高緯度地方からの寒流がその後に入りこんでいる。


■国名
この国名には8つの島の人達が協力して国を作っていこうという意味が込められており、現地語でtuは「立ち上がる」、valuは「8」の意味である。これは、1978年にイギリスから独立した時にツバルで人が住める島が8つだったことに由来する。

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1.面積:25.9平方キロメートル
2.人口:約1万2千人(2010年、世界銀行)
3.首都:フナフティ
4.民族:ポリネシア系(若干ミクロネシア系が混合)
5.言語:英語の他、ツバル語(ポリネシア系言語でサモア語に近い)を使用
6.宗教:主にキリスト教(プロテスタント)、殆んどの国民がツバル教会に属する。

1568年 スペイン人メンダナ、エリス諸島のヌイ島発見
1892年 ギルバート・エリス諸島として英国の保護領となる
1915年 ギルバート・エリス諸島として英国の植民地となる
1975年 ギルバート諸島と分離、ツバルと改名
1978年10月1日 独立
1981年 独立後初の総選挙によりプアプア政権成立
1989年 総選挙によりパエニウ政権成立
1993年 総選挙によりラタシ政権成立
1999年 イオナタナが首相に就任
2000年9月 国連加盟
2000年12月 イオナタナ首相が逝去
2001年2月 ルカが首相に就任
2001年12月 タラケが首相に就任
2002年8月 ソポアンガが首相に就任
2004年10月 トアファが首相に就任
2006年8月 イエレミアが首相に就任
2010年10月 トアファが首相に就任

■主要産業:農業及び漁業が主要な産業であるが、自給自足的な部分が大きい。その他、若干の建設業、サービス業等。
■主要貿易品目(1)輸出 魚介類(2)輸入 工業製品


オーストラリア・ドル
Australian Dollar)は、オーストラリア連邦で用いられる通貨の名称である。通貨コードはAUDであり、A$、豪ドルなどと称する。なお、オーストラリア領土以外では、ポリネシアのナウル・ツバル・キリバスでも用いられている。

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■政治
ツバルは議院内閣制の国である。現行憲法は1978年10月1日に公布されたもの。イギリス連邦に加盟する国であり、イギリス国王の信任を得ている。内閣はイギリス大使館を置くこととしている。行政は首相を筆頭とする内閣が担当する。首相は国会議員の中から立候補、投票により選ばれ、英連邦に信任される。閣僚は首相に指名任命される。


■地方行政区分
厳密に言うと、ツバルには行政上の下部組織がない。それは人口が少なすぎるためだが、この国は9つの島(環礁)に分けることができる。国名の由来にあるように、かつては人が住める島は8つだけで、ニウラキタ島は当時無人島だった。


■経済
ツバルには天然資源がほとんどないため、その収入の多くは海外の援助に頼っている。主要な産業は、漁業と観光業である。ただし、ツバルは他の国から遠く離れた場所にあるため、あまり多くの観光客は訪れない。GDPの2/3以上をODAに頼っている。

■情報・通信
ツバルには国営放送のTMCがあり、インターネットにおいては政府が観光局などのサイトを開設している。 新聞は売店などでの販売が主流。

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政府開発援助
Official Development Assistance, 略称:ODA)は、国際貢献のために先進工業国の政府及び政府機関が発展途上国に対して行う援助や出資のこと。世界恐慌によって進んだブロック経済による長引く不況や、第二次世界大戦によって混乱した世界経済の安定のため、1944年にブレトン・ウッズ体制(IMF体制)が確立した。そして、1945年12月、戦後の世界の復興と開発のため、国際通貨基金 (IMF) と国際復興開発銀行(IBRD、通称「世界銀行」)が設立される。1947年6月には、欧州復興計画(マーシャル・プラン)の構想が発表される。アメリカの支援によって、ヨーロッパは目覚しい復興を果たす。


タロイモ
Colocasia esculenta)は、サトイモ科サトイモ属の植物のうち、根茎などを食用とするために栽培されている栽培種の総称。日本で栽培されているサトイモやエビイモ、エグイモ、京料理のカラノイモ、タケノコイモ、南日本のタイモもタロイモの一種であり、サトイモはタロイモのうち最も北方で栽培されている品種群である。くさび型の葉が非常に大きいため、英名を「Elephant Ear(象の耳)」ともいう。

ココナッツ
coconut)はヤシ科の単子葉植物、ココヤシの果実である。ココナツあるいは、単に椰子の実ともいう。果実は繊維質の厚い殻に包まれ、その中に固い殻に包まれた大きな種子がある。種子の内部は大きな胚乳に占められ、周縁部の固形胚乳と中心部の液状胚乳に分かれる。未熟果はこりこりした固形胚乳を生食するほか、液状胚乳をココナッツジュースとして飲用とする。

バナナ
Musa spp. )はバショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称。また、その果実のこと。いくつかの原種から育種された多年草である。2009年の全世界での年間生産量は生食用バナナが9581万トン、料理用バナナが3581万トンで、総計では13262万トンにのぼる。

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海面上昇に対する脆弱性
海抜の低いツバルは、海面上昇に対してもともと脆弱であり、水没までにいたらずともそれによってもたらされる危機はなにも新しい問題ではない。 こうしたサンゴ礁の島は水が浸透しやすく、地下には植物の根が張る淡水レンズと呼ばれる淡水部分があるが、これは比重差によって浸透した雨水が海水の上に薄くレンズ状に浮いただけの構造である。

ディーゼルエンジン
(diesel engine) は、ディーゼル機関(ディーゼルきかん)とも呼ばれ、ドイツの技術者ルドルフ・ディーゼルが発明した内燃機関である。1892年に発明され、1893年2月23日に特許を取得した。ピストンによって空気を圧縮し、シリンダー内の高温空気に燃料を噴射することで自然着火させるしくみである。

■国民
住民は、ほとんどがポリネシア人であり、わずかにミクロネシア人がいる。97%のツバル人は、プロテスタントのツバル教会のメンバーである。キリスト教ではあるが、いくつかの現地固有の宗教の要素が混じっている。ほとんどの人はツバル語を話しているが、ヌイ島の一部ではキリバス語を話す人もいる。英語が公用語ではあるが、日常会話で使われることはない。

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アルバロ・デ・メンダーニャ・デ・ネイラ
Alvaro de Mendana de Neira、1541年 - 1595年は、16世紀に活動したスペイン人の探検家。財宝を求めた航海を通じ、西洋人として初めて南太平洋のソロモン諸島及びエリス諸島などに到達した。2度にわたる渡航により、黄金伝説が崩れ去ったこと、近代社会から見て凶暴な原住民(当時はカニバリズムも存在したと伝えられる)の様子が各国に伝わったことから、メンダーニャの没後、積極的にソロモン諸島に乗り出す者は絶えた。18世紀に入り、ようやくフランス人のルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル、イギリス人のジェームズ・クックらによって再探検された後、最終的にはイギリス領に組み込まれた。

マアティア・トアファ
Maatia Toafa、1954年 - は、ツバルの政治家。同国の首相を2期務めた。政界入りする前はフィジー、スバの太平洋諸島フォーラムの事務局に勤めた。2004年8月27日に当時のサウファトゥ・ソポアンガ首相の内閣不信任決議が可決され、ソポアンガ内閣は総辞職、首相自身も議員を解任された。そのため、副首相だったトアファが首相代行に就任。その後、10月11日にソポアンガが自身の選挙区で再選されたのに時を同じくして正式に首相に選出された。

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