bars60

 


 

エゴイズムではなくて

2006/04/27  人はみな自分のために生きているけど、自分のためだけに生きているわけでもありません。ある時には自分をうっちゃってでも行動することもありますし、我を忘れて夢中になることもあります。自己主義と利己主義の違いと同じかも知れませんが、自分を大切にして自分を表現する生きかたはエゴイズムとは違います。何故なら自分以外のものを愛したり大切にする心がないと自分の中に表現力なんて湧いてこないからです。自己主張がちゃんとしてて、ものに対してでも人に対してでも素直に接しれる人。そんな人と出会うとドキッとするけれど、ほっとして思わず笑みがこぼれます。


本当のクリーンエネルギー 

2006/04/26  世界を震かんさせたチェルノブイリの原発事故から20年。テレビ各局でその後のチェルノブイリが放映されています。20年経った今も被爆におびえ苦しむ人々。500万人にも及ぶと言われる被爆者の人々にのしかかる暗雲は今、そして未来へと広がっています。原発を核の平和利用とかクリーンなエネルギーとか言うけれど、その安全性は完璧なものではないことは誰もが知っています。そしてひとたび事故が起これば悲惨さはチェルノブイリが示している通りです。

小さな国土なのに世界で3番目に多く原発基地を持つ日本。企業と科学者、技術者が全力をあげて取りかかれば、太陽光や風、水などの本当のクリーンなエネルギーを得るためのアイデアがまだまだあるはずです。核兵器、核エネルギーなんていらない世界。そんな世界を実現しなければ人類の未来は危うすぎます。


もう一つの目 

2006/04/25  細い細い三日月が浮かんでいます。じっと見ているとまるで巨大なウィンクのように見えます。「夢だろうか」漆黒の空にもう片方の目が見えたような気がしたからです。寂しい人、幸せな人。世界中のいろいろな思いを反射するお月さん。手紙よりもメールよりも早く、ちゃんと思いが伝わる時もあります。


思い続ければ 

2006/04/24  今日も最高のお天気でした・・・「愛は自分自身で創り出すもの」と言うけれど、確かに落ちてるものでも、与えられるものでも、探して見つかるものでもないような気がします。仕事や研究で何年も同じ事を思い続けていると突然ぱっと創造の天使がやってくるように、愛もまたある時に羽が生えて飛べるものかも知れません。

醸造と熟成。お酒と同じで古ければいいというものでもなく、いい状態を保った保存法。なんて理屈をこねてると愛は自分の中で創る前に揮発してしまいます。それでも愛は自分自身が生み出すものだと今僕は思います。


爛漫の季節 

2006/04/23  花も緑も色鮮やかになってきました。歩いていると汗がにじんで、春爛漫を実感します。道行く人々の表情もちょっと明るめ、あちこちで笑顔を見かけます。暖房も冷房もいらないそのままの季節。食べ物は美味しいし、洗濯物はよく乾くし言うことはありません。

寒々しかった公園のベンチも一度座るとしばらく動く気がなくなるほど心地よく、どのベンチも誰かが座っています。このお天気なら京都の鴨川べりは最高だろうなと、流れる水の音や、測ったように間隔を開けて座るカップルの風景を思い浮かべます。


TEKE IT EASY  

2006/04/21  久しぶりの岡山、駅前の噴水が目に心地よい季節になりました。待ち合わせの時間までぶらり商店街の散策です。日本中どこでもだけど、ここもシャッターの降りてる店舗が目立ちます。大型店舗の進出で個人商店はこぞって斜陽。地方の匂い、地元の味がどんどん失われて悔しい思いがします。ちょっと寂しい思いで歩いているとどこからかいい音が聞こえてきました。EAGLESの「TAKE IT EASY」です。

春風にぴったりの曲。少し足取りが軽くなります。去年EAGLESの大阪公演に行った弟が「兄ちゃん、感動して泣きそうになったよ」と言っていた気持ちが今わかりました。人生は簡単じゃないけど「TAKE IT EASY」の心も必要です。


ちょっとおかしな三銃士 

2006/04/19  20日前はピンク一色だった桜の木に若葉がきらきら輝いています。はなびらはひらひらと舞い落ちて水面を、地面を桜色に染めて行きます。静かな平日の境内。お気に入りの桜の下でのんびりと缶コーヒーを飲んでいると悪ガキが3人、つむじ風のように現れて野球を始めました。野球と言っても投げたゴムまりを手で打つ昔なつかしい遊びです。

ボールがどこに飛んでいこうがまるでダックスフンドのように追いかけて戻って来ます。汗いっぱいの顔に疲れは微塵もないようです。「元気だな」「同級生だろうか」体の大きさがかなり違うのでどうかなと思って会話を聞いていたらどうやら同級生のようです。それにしても1人はジャイアン、1人はスネ夫、1人はのび太にそっくりで、どこかからドラえもんが 現れても納得しそうな風景です。個性の全く違う3人組。おかげで地面の桜は土まみれ、静寂はすっかり破られたけど、友人っていいものです。


本の中に入れば 

2006/04/18  2日間のほとんどを読書に費やしました。小さな文庫本の世界。小説の世界です。座り続けた椅子と体が一体となってもう離れないのじゃないかと思うぐらい没頭したのです。ご飯を食べるように本を読みあさった学生時代。実体験の少ないその頃は小説中の人物や動物とは話すこともできず、すれ違う事が多かったのを覚えています。時は流れあれやこれやの人生を歩いてきて、今読む小説は新鮮です。

小さな本に入り込んで架空の人達と話すことができるようになりました。声色や匂い、表情や歩き方までよく分かります。映画館の大スクリーンと比べれば本は小さすぎる窓ですが、入り込めば全ての映像は自分のイメージで再現されます。映像文化がなかった時代、想像と情熱を持つ人にとって、本は本物のタイムマシンであったに違いありません。


宇宙のデザイン 

2006/04/17  人と人の間には何か電波のようなものがあるに違いないと最近つくづく思います。過去を振り返っても今も「えっ」「ほんと」「やっぱり」と驚く事があります。

物事には決して偶然はないとよく言われますが、太陽系の惑星配列にしても、この地球の海と陸と空の絶妙のバランスを見てもそれは必然だと感じます。それでも人と人においてはどこか、なにか全てが偶然のようにも思え、それが必然なら摩訶不思議な必然だと呼びたくなります。距離がどうであれ、どんな壁があろうとも通じてしまう電波のようなもの、それは互いの思いのシンクロなんだろうけど、今の科学では解明できないものです。


僕の伯父さんは僕 

2006/04/16  「この歳までがんばってきたんだから、のんびりでいいんじゃない」盟友のひとことに「たしかに僕は歳を忘れすぎ」タイミングのいい助言です。大好きなフランス映画<僕のおじさん>の風のような生き方を久しぶりに思い出しました。子供の頃この映画を観て、ぼくも大人になったらこのおじさんのように何物にもとらわれず、何物をも愛せる大人になりたいなと暗い映画館のなかで思ったのです。僕のおじさんと僕はいつのまにやら同級生。季節は春、今日は晴れ。風に乗ってケセラセラの歌が聞こえてきます。


自然は100% 

2006/04/15  2日間テレビやラジオの情報源を絶っただけで不安になります。昔北海道で昆布取りのバイトをしていたとき夏期の作業小屋には新聞もラジオもテレビもなかったけど、40日間不安は感じませんでした。海があって山があって、毎日が天候とのたたかいのような生活だったからでしょうか。古老の漁師さんは夕日の色や風の流れを見たり感じたりするだけで100%お天気を言い当てていました。

すごい人がいるもんです。海も山も風も月も太陽も星も知り尽くしているのです。自然の中にはあらゆる情報源があってそれ以上に必要な情報なんて本当はないのかも知れない・・・またまた土曜日。本を読んで曲を聴いて、これもまた情報なのかな。


山頭火もお酒になれば 

2006/04/14  美味しい日本酒を10杯。長い間培われてきたお酒には十人十色以上の個性があって難しいと思いました。でもどれも美味しい。これが浅はかな人間との差かも知れません。お酒が友達で生きてきた人達と伝統の会話です。そこには経済もなく、偉そうに言う人もなくただただ美味しいお米と水のハーモニーがあるだけです。生き方、詩人としてはあまり好きじゃなかった山頭火。その言葉がついたお酒が一番僕の心に合いました。ラベルでもなく銘柄でもなく、あうモノはあう、好きは好きなんだと思います。薄雲りの空の下、調子悪かったけど、春風とお酒に元気づけられた1日です。


使えば終わりなのになんで核を持つの 

2006/04/13  上空をおおう灰色の雲を強力な掃除機で吸い取ってやろうかと思うぐらいうっとおしいお天気が続いています。雲は白、空は青がいいなとあらためて思います。今世界中で危機感がつのる核の分散。ぞっとするようなアメリカのイラン攻撃の噂もでています。

もし核戦争になればあさはかな人間の勝利も思惑もふっとんで人類そのものが、地球そのものが終わってしまうことをみんな知ってるのに何故核を放棄しないのでしょう。アメリカ、ロシア、中国などの核大国が段階的に核をなくす方向へ進んで、その上でイランや北朝鮮などの核開発途上国に廃棄をうながすのが筋だと思うのだけれど、なんかおかしい。地球は青くなければ地球ではありません。灰色の地球なんて想像するのも嫌です。


人生には港が必要 

2006/04/12  心って風のようだなと思うことがあります。気持ちよく流れる風。ぴたっと凪ってしまう風。時に荒れ狂って人や自分を傷つけてしまう風。生きることを航海にたとえるなら、人生と言う名の舟はいつも心の風に後押しされたり翻弄されたりしながら進み続けているのかも知れません。航海しつづけの舟。たまには港に停泊して痛んだ船体を修理しなければいつか洋上でばらばらになります。心おきなく停泊できる港。人生にはそんな港が必要です。


生きる意味 

2006/04/09  人間ってすごいな、美しいなと思いました。熊本県に住む月足さおりさんと言うピアニストのドキュメンタリーフィルムを見ました。脊椎空洞症と言う難病に冒された体で懸命にピアノに向かう彼女は28歳。痛みに苦しめられ、視力までも奪われた彼女はある時死のうと思ったそうです。

「なんにもできないんだったら生きる意味ないじゃん」でも彼女は思い直してピアノの練習に励みます。か細くて痛々しい体で5時間もピアノを弾き続ける姿が神々しく見えました。疲れ果ててぐたっと畳に横たわる彼女。もう起きれないんじゃないんだろうかと思ったとき彼女はまたピアノに向かいます。「もっとやさしい音色を出したいんです」力まずに飾らずにやさしい笑顔で彼女はそう言いました。


ありきたりの会話だけれど 

2006/04/08  夕方散歩していたら春風にのって君の声が聞こえたよ。「元気?」って。「元気だよ」って答えたけどほんとはちょっと元気がなくて・・・でも一言で元気になりました。さっき買い物に出て空を見たらすり減った石鹸のようなお月さんがぽっかり。月に託して「そっちこそ元気?」と声をかけたらお月さんが一瞬ぽっと明るくなりました。お互いありきたりなフレーズだけど、元気が一番だからね。明日は全国的に晴れるみたい。


町が壊れれば人も壊れる 

2006/04/06  久しぶりの青空に誘われて大阪の下町をぶらぶら。風情ある街並みはずいぶん減りましたが、それでも京都の古い町に似てタイムスリップしたようなポイントはあります。両側に長屋の並んだ細い路地。低い屋根の上では時を超えた野良猫がひなたぼっこをしています。木造の古い家には野良猫がよく似合います。町のほんの一角だけど昔を切り取った風景です。なんとか空襲を乗り越え焼け残った貴重な町が、何の風情もニュアンスもないマンションや商業ビルになって、野良猫どころか人間も似合わない町がふえています。とびとびにシャッターの閉まった商店街。小泉流弱肉強食の今の日本は小さな商店や古い町だけじゃなく人の心まで食べ尽くしているような気がして、悲しくなります。


涙でコントロール 

2006/04/04  支えあって生きるのが人。思いやって生きるのも人です。なるべく心の半分は空けておきたいな。自分のことで心をいっぱいにすると重たくて歩けなくなります。それでも心がいっぱいになってしまったら、涙が心を軽くしてくれます。映画を見て泣いてしまったり、音楽を聴いて泣いてしまったり、本を読んでないてしまったり・・・いろんな場面で涙はでます。うれしさで心がいっぱいにならないよう、悲しさで心がつぶれないよう、涙はあふれてきます。涙は不思議なものです。


犬達のために 

2006/04/03  一心寺から天王寺公園に向かう坂道。冬の間抱き合ってじっと寝ていた4匹の犬がじゃれ合って走り回っています。「なんて元気なんだろう」「春っていいな」そう思って飼い主のおじいさんを目で捜すと、春の光がまぶしすぎるのか薄暗いテントの中でおじいさんは寝ています。おじいさんは路上生活者。4匹の犬たちはおじいさんの友達です。おじいさんの体調が気になります。もしおじいさんが倒れたら犬たちはどうなるのだろう。犬たちの幸せがつづくよう、おじいさん元気でいて下さい。


あの本はどこに 

2006/04/02  夢の夢とでも言うのでしょうか。おさな馴染みの親友の家が好きな古道具や骨董品で小さな山のようになって、その整理を手伝っていたのです。2日かかって大分片づいて、残りは明日しようと言うことで別れました。明くる日片づけを手伝いに行く前に、絵の具を買いに画材店に寄ったのです。すると画材店の店主が、「これは日本の未来を書いた本で誰にも見せてないんだけど、あなたに見せてあげる」と真っ赤な装丁の本を渡してくれました。

面白そうなので店の片隅のテーブルに本をのせて読み始めると、「おい」と声がかかります。見上げると先の親友が笑って立っています。「お前なんでここにいるの?片づけは終わったん?」と聞くと彼は怪訝そうな顔をして「片づけって何のこと?」「あの山のようなゴミじゃないか!」彼はきょとんとして「お前夢見たんだろ」「俺の家はアパートじゃないか」「山のようなゴミなんてないよ」そうそう、彼の家は一軒家じゃないし、あんなうずたかくモノを積めるはずはない。夢か・・・「分かった、それなら面白い本があるから一緒に見よう」ここで本当に目が覚めました。ここは確かに自分の部屋。

でも、まさかこれも夢だったりして・・・それにしても、あの真っ赤な本は・・・


真実は不完全の中に 

2006/04/01  今日からApril。週末の静かな土曜日です。飽きもせずTHE LONG AND WINDING ROADを聞いています。 聞きすぎてすっかり理解できたはずの歌詞がまた分からなくなってしまいました。25年回り続けたレコードプレイヤーが壊れてからCDで聞いているけどレコードの傷の音まで含めて好きだったんだなとあらためて思います。何でも完璧だからいいとは限りません。ある意味完璧なデジタルの世界。録音でも演奏でも絵でも、きっと芸術、科学全般がそうだと思うのだけれど不完全さの中に真実があるような気がします。


 


birth100

バースデザインビアンスアンディムジークプロニティヘキサグラムアロットユニバーソーリドメモランダムラナコルラブソンググランブルーな人々へ
デザイン寺子屋リンク・県別リンク・世界の国リンク・世界のインテリジェンスリンク・ニュースリンク・サイトリンク・ヒューマニスト

サイトポリシーサイトマップリンクについて著作権お問い合わせ