「翁長雄志は命がけでした」 妻樹子さんが語る壮絶な最期(2018/09/01沖縄タイムス) 翁長雄志は命がけでした。他の人にはなぜそこまでするのか、と理解できないかもしれません。政治家として自分に何ができるかを追い求めてきた人です。若い頃は何を考えているのか、何をやりたいのか、分からないこともありましたが、亡くなって初めて思うんです。ずっとつながっている。沖縄のことを思い、沖縄の人たちの心を一つにしたかったんだと。・・・ 防衛費5兆2986億円 過去最大 概算要求(2018/09/01朝日新聞) 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」も今回計上した2基2352億円のうち、FMS調達分が1991億円を占める。FMS調達の大半は複数年度に分けて支払うため、イージス・アショアに関連する経費は「後年度負担」として20年度以降の予算も縛ることになる。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S13659637.html 大谷が17、18号など4安打 MLB日本勢1年目HR1位タイ(2018/09/06沖縄タイムス) 北海道地震、死者16人 安否不明26人、1万人避難(2018/09/07東京新聞) 反核の青春劇、京都で半世紀ぶり公演(2018年09月08日京都新聞) 「言論統制が厳しさを増す占領下で反核を訴え続けた若者たちの姿や声は現代にも重く響く」と関係者は語る。・・・ 再演の演出を担い、峠の妻春子を演じた土屋さんの妻時子さん(70)=広島市=は「朝鮮半島の核危機は落ち着いたように見えるが、戦争放棄をうたう憲法は揺らいでいる。怒りが渦巻く『炎の時代』を見つめ直す流れが京都でより大きくなってほしい」と語る。 出演者の中には西日本豪雨で自宅が全壊するなど被害を受けた人もいるが、全員が京都公演に臨むという。「みな仕事も抱え、そろっての稽古はなかなか難しいが情熱で成功させたい」と時子さんは話す。 座間事件起訴 SOSの聞き手はいる(2018/09/12東京新聞) 「自殺したい」とツイッターに書き込んだ若者など九人を神奈川県座間市のアパートに招き入れ、殺害したとされる白石隆浩被告(27)が強盗殺人などの罪で起訴されたのを受けて、この一文を書いています。
(声)安田純平さん救出に協力したい(2018/09/13朝日新聞)契約社員 寺田曉弘(東京都 64) 過激派組織の銃口の前で助けを求める、フリージャーナリスト安田純平さんとみられる男性の姿の映像が公開された。それを受けて、「一刻も早く帰ってきてほしい」と会見する奥さんの姿も痛ましかった。菅義偉官房長官は「全力で対応に努めている」と言うが、安田さんがシリアで行方不明になったのは3年前。 この間、事態はまったく進展がみえない。どのように動いているのか、詳細についても「控えたい」と繰り返すだけだ。困難な状況にある国民を一刻も早く救おうという政府の姿勢が感じられない。 安田さんの家族だけではなく、多くの国民が不信感をもっているのではないか。政府は解放に向けた具体策を示してもらいたい。インターネット上で企画を提案し、賛同した人から資金を集める「クラウドファンディング」という方法がある。 他人任せで恐縮だが、誰か詳しい人が、安田さん救出のために動き出してくれないか。語学力をもつ中東研究者の力も借りて、国民の有志が直接交渉に乗り出すほうが解決が早いのではないか。そういう動きがあれば少しでも協力したい。 「世界的な指導者」アナン氏悼む ガーナで国葬(2018/09/14朝日新聞) ・・・連職員だったアナン氏は、サハラ砂漠以南のアフリカ地域から初めて国連事務総長に選出され、1997年から2006年まで務めた。01年には人権問題やエイズ対策への取り組みを評価され、国連とともにノーベル平和賞を受賞した。 樹木希林さん死去 怪女優から演技派へ 私生活にも注目(2018/09/17朝日新聞) 80年代に入ると、NHKドラマ「夢千代日記」で吉永小百合さんの芸者仲間を演じるなど怪女優から演技派としての評価が高まっていく。 ・・・ハンセン病の元患者役で主演した「あん」(15年)、年金を当てにされる老人を演じた「万引き家族」(18年)は、いずれもカンヌ国際映画祭に参加。是枝裕和監督の「万引き家族」が最高賞のパルムドールを受賞するなど、演技は国際的にも評価された。 出演作は他に「半落ち」「歩いても歩いても」「そして父になる」「駆込み女と駆出し男」「海街diary」などがある。 ポールさんの新譜、初登場1位 36年ぶり、米大統領非難も(2018/09/17東京新聞) 【背信の根 検証・森友問題】(1)売却額非公表「怪しい」 パンフには首相夫人 市議、執念の追及(018年6月14日東京新聞) 予定地に「瑞穂の國(くに)記念小學院」と旧字体の学校名が書かれた幕が張ってあった。児童募集のポスターには靖国神社の鳥居の写真と教育勅語があしらわれていた。・・・学校案内パンフレットで目を引いたのは名誉校長として安倍首相の妻昭恵氏(56)が登場していたことだった。 「籠池先生の教育に対する熱き想(おも)いに感銘を受け、このたび名誉校長に就任させていただきました」。笑顔の写真とあいさつを寄せていた。木村さんは建設予定地も調べた。所有者が国土交通省だったからだが、情報公開請求しても売却額は黒塗りだった。 近畿財務局が過去三年間に公共随意契約で売却した国有地の中で、金額が非公表なのはこの一件だけだった。「ますます怪しい。市民と連携して追及しよう」と木村さんは三万枚のビラを各戸に配り、各報道機関にも情報提供。 「無知を恥じている」 樹木希林さんが生前、沖縄について語ったこと(2018/09/18琉球新報) 16年3月には普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設をテーマにした映画「人魚に会える日。」(仲村颯悟監督)の東京公開に合わせたイベントで仲村監督と対談した。 「大変な思いをしている沖縄を自分が語れるか…。内地だと皮膚感覚で問題を感じられない。無知を恥じているんですよ。中に入ってみると、相当な苦しみがあるんですよね」と率直な気持ちを吐露していた。 (フォーラム・声)国会のあり方って? 民主主義の理念どこへ(2018/09/24朝日新聞) ・・・こんな現状に、立憲民主党の枝野幸男代表は7月20日の衆院本会議で「民主主義とは単純な多数決とイコールではありません」と訴えました。「多数の言っていることが正しいからではありません。 熟議を繰り返した結果として、多数の意見であるならば、少数の意見の人たちも納得するからです」「少数意見を納得させようという意思もない多数決は、多数決の乱用です」と批判しました。 ネットで単発仕事「ギグ・エコノミー」、新たな貧困生む(2018/09/24朝日新聞) 「ギグ(gig)」は、ミュージシャンがライブハウスなどでその場限りのセッションを組んで演奏することを意味する。そうした一度だけの関係から、ギグ・エコノミーは、スマートフォンのアプリなどを介して単発の仕事を請け負う働き方を指す。 (社説)麻生氏の続投 こんな土台でいいのか(2018/09/28朝日新聞) 決裁文書の改ざんを生んだ森友学園問題、事務次官が辞任に追い込まれたセクハラ疑惑……。財務省を舞台にした数々の不祥事は、すべて麻生氏のもとで引き起こされた。 その政治責任をとらなかった麻生氏の留任を真っ先に表明する。総裁選の論功行賞や、政権内の力関係のバランスが崩れることを恐れた内向きの判断ではないか。 豊かな色彩、叫びの先に 北欧の自然、さえた幻想の筆 ムンク展(2018/09/29朝日新聞) 複数ある「叫び」のうち、人物の瞳が無くテンペラと油彩で描かれた作品が初めて来日するなど、約100点が並ぶ大回顧展だ。「叫び」の強烈なイメージによって、ムンクは暗い狂気の画家と思われがちだが、それはほんの一面に過ぎない。自らの内面を仮託した風景が、別の顔を探る手がかりになりそうだ。 (社説)公害認定50年 「水俣病」は終わらない(2018/09/30朝日新聞) 水俣湾内の魚介類を食べることを禁止し、チッソ工場の排水処理施設を整備したことによって、患者は60年以降出ていないとして「終息」を宣言。補償問題も民事上の和解が成立しているとして、幕引きを図った。だが摂食禁止は有名無実で、施設も水銀を完全に除く機能はなく、汚染は止まらなかった。
和解も、圧倒的に強い立場のチッソが、新たな要求はしないと患者に約束させたうえで低額の見舞金を支払う内容で、73年に熊本地裁が「公序良俗に反する」と述べ、無効とした。 その後も新たな患者の存在が次々と明らかになり、現在、新潟を含む全国の裁判所で1500人以上が被害を争い、水俣病と認定するよう申請している人は2千人にのぼる。「終息」にほど遠い状況を作りだした大きな原因は、行政のかたくなな態度にある。 ・・・人の生命や健康よりも産業の振興が優先され、政官産学のもたれ合いの中で真相が覆い隠される。それが水俣病の歴史だ。そしてそのゆがんだ構造は、克服されないまま日本社会の中に厳然としてある。公害病認定から半世紀。「水俣病」は終わっていない。 マハティール氏 平和憲法支持 戦争参加へ改憲「大きな後退」(2018/09/30東京新聞)
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