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(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

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2019/12/07sankaku12/11

知らない大人に突然カシャ「怖い」 無断撮影の通報多発(2019/12/11朝日新聞)
街中で子どもが知らない大人から写真を撮られるケースが多発している。「あの写真、何に使われるんだろう」。・・・ 大阪府警によると、子どもが見知らぬ大人から携帯電話やカメラで撮られたり、撮られそうになったりしたとして通報を受けたケースは、10月だけで少なくとも38件に上る。NPO法人「日本こどもの安全教育総合研究所」の宮田美恵子理事長は「カメラ付き携帯電話の普及や保護者の意識の高まりもあり、まちなかでの無断撮影を不審者事案として通報するケースは近年増加傾向にある」とみる。・・・ 海外で活躍するカメラマンの中には、後で写った人から肖像権侵害で訴えられるリスクを避けるため、連絡先を交換したり書類にサインをもらったりする人もいるという。
https://digital.asahi.com/articles/ASM9S3J25M9SPTIL002.html?iref=comtop_8_03

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九電玄海原発の敷地内で火災 放射性物質漏れなし(2019/12/11朝日新聞)
10日午後4時ごろ、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の敷地内の変電所付近から出火、約40分後に唐津市消防本部が自然に鎮火したのを確認した。けが人はなく、変電所の配電盤の一部に焦げ跡などが確認されたという。運転中の3、4号機への影響や、放射性物質漏れはないとしている。消防や九電によると、所員が午後4時ごろ、煙を確認し、原発内にある九電の消防隊が出動。同17分に中央制御室の所員が「原発敷地内の変電所のトランス(変圧器)が燃えている。現在は煙しか見えない」と119番通報した。
https://digital.asahi.com/articles/ASMDB645BMDBTTHB00P.html

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国会軽視「ない」尽くし 開かない・示さない・出てこない(2019/12/11朝日新聞)
議論するための委員会を開かない、やりとりを深めるための資料を示さない、疑惑を向けられた政治家が国会に出てこない――。9日に閉幕した臨時国会は、三つの「ない」に象徴される安倍政権の立法府軽視の姿勢が、際立った。・・・桜を見る会でも、招待者名簿を「廃棄した」と言ったり、個人情報を理由に答弁を控えたりする「示さない」例が相次いだが、政権は、最重要課題と位置づけた日米貿易協定でも資料公表を拒み続けた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14289771.html

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「反社勢力、定義は困難」 政府、答弁書を閣議決定(2019/12/11朝日新聞)
政府が2007年にまとめた指針では、反社会的勢力を「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」と定めていた。

 菅義偉官房長官は10日の記者会見で「指針は何だったのか」と問われ、「民間企業はこの指針を踏まえたうえで、暴力団をはじめとする反社会的勢力との関係の遮断のための取り組みを着実に進めている」と述べた。 また菅氏は、政府として同会への反社会的勢力の出席を確認できたのかどうか問われ、「私は反社、暴力団とかがいたとは一切申し上げていない」と説明。「なぜ確認できないのか。警察の情報収集能力は大丈夫なのか」と指摘され、「警察の情報収集能力は絶対に間違いない」と気色ばむ一幕もあった。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14289772.html

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(後藤正文の朝からロック)意思引き継ぐひとりに(2019/12/11朝日新聞)
中村哲さんが銃撃されて亡くなった。とてもショックを受けている。僕が自分の音楽活動と社会の関係性について、じっくりと考えるようになったのは30歳になった頃だった。「反戦」や「平和」という普遍だが手垢(てあか)つきのメッセージと向き合って、何を語り、何を書き、何を歌うのか。それを問い直す過程に僕はあった。・・・ そのころ手に取った雑誌で、中村哲さんのインタビューを見つけた。戦乱の続くアフガニスタンで活動を続ける中村さんの言葉を読んだのは、このときがはじめてだったと思う。

 その後、『医者、用水路を拓(ひら)く』という著書を読んだ。医療と食料の支援や用水路建設というペシャワール会の活動のすべてに驚き、尊敬の念を抱いた。グローバリズムによって蔑(ないがし)ろにされる人々の、ささやかで切実な暮らしに対する愛を感じた。それは、正義とは何かという率直な問いかけでもあり、感銘を受けた。・・・訃報(ふほう)を受けて、インタビューを読み返した。何かをやりたいと後に続く者への言葉が胸に響く。

 「我々より先に無名の先駆者がたくさんいる。それは脈々と続いている。だから小さくても大きくても、いいと思ったことをまっすぐ続けること」活動の場は違っても、彼の意思を引き継ぐ人間のひとりでありたい。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14289707.html

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「戦争は地獄の縮図だ」 エチオピアのアビー首相、ノーベル平和賞授賞式(2019/12/11朝日新聞)
エチオピアのアビー首相に10日、ノーベル平和賞が贈られた。エリトリアとの国境紛争を終わらせたことが評価された。アビー氏は授賞式で、「戦争を美化しようとする人がいるが、戦争は関わる人全員にとって地獄の縮図だ」と演説し、平和の大切さを語った。 エチオピアでは1998年に始まったエリトリアとの武力衝突で、約10万人が犠牲になった。軍人出身のアビー氏が2018年に首相に就任すると、エリトリアを訪問。イサイアス大統領と約20年ぶりとなる会談を実現させ、和平合意を結んだ。ただ、80を超える民族が共存するエチオピアでは、民族間の対立が根深く、政情不安への懸念は深刻だ。内政では難題が山積したままだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14289710.html

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国防費転用の「壁」建設認めず 米南部の地裁、政権控訴へ(2019/12/11琉球新報)
【ロサンゼルス共同】米南部テキサス州エルパソの連邦地裁は10日、トランプ政権が約36億ドル(約3910億円)の国防総省の予算を転用して計画する「国境の壁」建設について、原告の主張を認めて違法性を指摘、計画中止を命じる判決を下した。政権は控訴する方針。米メディアが報じた。

 判事は「政権には議会が承認した予算の用途を変更する権限はない」と指摘した。原告の非政府組織(NGO)は「大統領は王様ではないことを示した判決だ」と歓迎する声明を出した。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1040415.html

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秘密保護法5年 政府を監視できるよう(2019/12/11東京新聞)
特定秘密保護法の施行から五年。政府は適用対象の行政機関を大幅に減らした。特定秘密の保有実績がないためだ。恣意(しい)的運用が懸念された法制度である。政府を監視できる仕組みこそ必要だ。・・・ 問題なのは、法制定時から幅広く対象機関を設定し、必要以上に法の網をかけていたことだ。審議段階から懸念されていたことでもある。もう一つは恣意的に秘密指定がなされる懸念である。既に問題の所在がいくつか判明している。「あらかじめ指定」も一つである。箱はあるのに中身が空っぽ、つまり将来、特定秘密になるであろう情報をあらかじめ指定している実態だ。・・・「何が秘密か、それも秘密」ならば、政府への勧告権を持つ情報監視審査会も身動きがとれまい。身勝手な役所の運用がまかり通るならば、白紙に戻し、法の廃止も視野に入れるべきである。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019121102000177.html

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菅官房長官「高級ホテル50カ所」発言に被災地は怒り心頭 (2019/12/11東京新聞)
 「ふざけるなって話ですよね。まだ仮設住宅で不便な生活を続けている人もおられるのに…」。熊本市を拠点に被災者支援を続ける「こころをつなぐよか隊ネット」の佐藤彩己子代表は菅氏の発言を知り、怒りが収まらなかったという。・・・熊本地震の被災者の人権問題に取り組んできた熊本学園大水俣学研究センターの井上ゆかり研究員(社会福祉学)も、憤りを隠さない。
 「傷痕の残る益城町の現状を見た後に、よく高級ホテルの話ができるなと、無神経さに言葉が出ない。高級ホテルが熊本に建設されても、それで収益を上げる人はごく一部。県民全体の底上げになる話ではない。国としては何かと復興の印象づけをしたいのだろうが、住民が置き去りになるばかりだ」
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019121190113930.html?ref=rank

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NYでも医師中村哲さんしのぶ 在住アフガン人が追悼集会(2019/12/11東京新聞)
 【ニューヨーク共同】アフガニスタン東部で殺害された非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表の医師中村哲さん(73)をしのび、米ニューヨークのアフガニスタン総領事館で10日、追悼集会が開かれた。参加者は「本当に偉大な人を失った」と故人に思いをはせた。
 集会には、米国在住のアフガン人や在ニューヨーク総領事館の山野内勘二総領事ら約40人が参加。黙とうの後、中村さんの似顔絵が飾られた祭壇に花を手向けた。
 参加した医師ソニア・カディアさん(44)は「いつの日かアフガンに平和が訪れ、海外の医師が生命の危険を感じずに活動できるようになってほしい」と語った。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019121101000954.html

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チリ空軍機、南極付近で遭難 搭乗38人は絶望か(2019/12/11時事ドットコム)
【サンパウロ時事】南米チリ南端のプンタアレナスから同国の南極基地に向かっていた空軍のC130輸送機が9日午後(日本時間10日朝)、ドレーク海峡で消息を絶った。搭乗していた38人のほとんどは軍関係者。軍は何らかのトラブルで遭難したと発表し、近隣諸国と連携して捜索している。エスピナ国防相は10日の記者会見で「発見に全力を尽くしているが、状況は非常に困難だ」と指摘。搭乗員らの生存は絶望視されている。空軍によると、輸送機はプンタアレナスの基地を離陸し、約700キロ離れた洋上で通信が途絶えた。目的地までは約500キロあったという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019121100321&g=int

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フィンランド新首相に34歳女性 現職で世界最年少か(2019/12/10朝日新聞)
 北欧フィンランドの新首相に、サンナ・マリン交通・通信相(34)が就任する見通しになった。ロイター通信などによると、同国史上最年少の首相となり、現職の世界の指導者としても最年少とみられる。新首相は、12日に始まる欧州連合(EU)首脳会議に間に合うように国会で承認される予定。マリン氏は女性のパートナーを持つ母親の下で育ち、27歳で工業都市タンペレの市議会議長に就任した。ここで注目を集め、2015年から社会民主党の国会議員を務めてきた。

 フィンランドでは同党が国会第1党で、ほかの4党と連立政権を組んでいる。大規模なストへの対応をめぐって同党党首のリンネ首相が辞意を表明。今月8日に党内の投票でマリン氏が後任に選ばれ、首相に就任する見通しとなった。
https://digital.asahi.com/articles/ASMD972PKMD9UHBI032.html?iref=com_alist_photo

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アゴ、イリコ…「だし」の違い 小学生が考える身近な海(2019/12/10朝日新聞)
プロジェクトは、海洋問題を多くの人に知ってもらおうと日本財団(東京)が取り組む「海と日本プロジェクト」の一環。3県は海に接し、独自のだし文化をもつ。トビウオを使った長崎の「アゴだし」、大分の「イリコだし」、鹿児島の「カツオだし」。「だし」を共通テーマとして「身近な海」がかかえる魚の生態や環境問題に関心をもってもらおうと企画した。・・・八幡小の野崎泉紀さん(6年)は「だしの味にこんなに違いがあると思わなかった」と笑顔で話し、長崎精道小の野口はるなさん(4年)は「海に捨てられたごみの問題を知り、魚がかわいそうだと思った。海を汚さないためにエコバッグを使いたい」と話した。
https://digital.asahi.com/articles/ASMD754GLMD7TIPE00L.html

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科学の入り口、易しく刺激的に ノーベル賞・吉野さん愛読「ロウソクの科学」(2019/12/10朝日新聞)
10日にノーベル化学賞を受賞する吉野彰(あきら)さんが小学生時代に読んだ、英国の科学者ファラデー(1791〜1867)の『ロウソクの科学』が増刷され、脚光を浴びている。・・・ファラデーは、電磁誘導や、電気分解の法則の発見で知られる。本書は、英国王立研究所で1860〜61年に少年少女向けに行った6回のクリスマス講演を収録、61年に刊行された。ロウソクの燃焼の仕組みを軸に、様々な実験を通して、氷、水、水蒸気といった物質の変化や人間の呼吸との類似点などを解説する内容。推論した上で、実験で比較・実証し、誤りがないかを検証する科学的な思考法を系統立てて示していることから、多くの実験が日本でも小中高校の理科や化学で取り上げられている。・・・平易な言葉で語られているのも特徴だ。製本工の徒弟だったファラデーは、製本に回される電気関係の本に興味を持ち、独学で実験した。「苦学しただけに、分かりやすく伝えることに人一倍気を使ったのでは」と竹内さん。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14288098.html

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(社説)臨時国会閉幕 政権の専横を忘れまい(2019/12/10朝日新聞)
 説明責任を顧みず、論戦から逃げ回る。安倍政権の立法府軽視も極まった観がある。臨時国会が閉幕した。野党は「桜を見る会」をめぐる一連の問題を究明するため、会期を40日間延長する動議を提出したが、与党の反対で否決された。政治の公平・公正に対する信頼は政策遂行の基礎である。税金で賄われる公的行事を、安倍首相が私物化していたのではないかという疑念を放置したまま、先に進むことはできない。

・・・政権にとって都合の悪いデータを国会に出し渋るのも、この政権の常套(じょうとう)手段だ。日米貿易協定の承認手続きは臨時国会最大の焦点だったが、野党が求めた経済効果の試算などは示されず、検討に必要な情報が十分にそろっていたとは言いがたい。成果を急ぐトランプ政権に配慮した来年1月1日発効ありきの審議だったというほかない。・・・ 国会を閉じ、年が改まれば、一連の問題も忘れられる――。首相はそう高をくくっているのかもしれない。しかし、政治権力が国民への説明を放棄した先に待っているのは、民主主義の土台の崩壊である。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14288219.html

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貧困とは…ともに考えた 高校生、ノーベル平和賞・ユヌスさんと対話(2019/12/10朝日新聞)
 そして、京都を訪れたユヌスさんに、府立嵯峨野高校の4人は単刀直入に聞いた。「『貧困とは』のカードを書くとしたら、ユヌスさんは何と書きますか」ユヌスさんは「機会を否定すること、と書きます」。路上の子と王室に生まれた子を引き合いに「同じ能力を持った子どもを、環境が『ギャングスター』や『王子』にする。貧困は持って生まれるものではなく、たまたま置かれた状況で強いられるものなのです」と語った。

 ただ、自らが犠牲を払ってでも貧困を解決したいと望む人は多くないのでは、と京都市立堀川高校の男子生徒3人は考えた。そこで半田大典(ひろのり)さん(2年)は「どうすれば、貧困でない人たちが貧困の解決を望むようになるでしょうか」と尋ねた。

 優しい笑みを浮かべていたユヌスさんは、わずかに顔を曇らせた。「まず伝えたいのは、貧困は貧しい人たちの怠慢が原因ではなく、私たちのシステムが生み出したものだということです」。さらに、「彼らに責任を押しつければ、罪悪感を抱かずにすむかもしれない。でも、彼らに何かが足りないのではなく、私たちに足りないのです。私は、このシステム自体を変えるべきだと思う」と語気を強めた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14288088.html

 

ユヌスさん曰く「まず伝えたいのは、貧困は貧しい人たちの怠慢が原因ではなく、私たちのシステムが生み出したものだということです」・・・本当にその通りだと思います。

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ウクライナ和平、完全停戦で合意 4国会議、捕虜交換も(2019/12/10東京新聞)
【パリ共同】ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は9日、パリで初会談し、ウクライナ東部で続く同国政府軍と親ロシア派武装勢力の紛争解決に向け、今年末までに停戦を完全実施し、双方の捕虜・拘束者を交換することで合意した。また来年3月末までに紛争地域の兵力引き離しを完了させることでも一致した。
 会談にはフランスのマクロン大統領とドイツのメルケル首相が仲介者として立ち会い、4カ国首脳会談の形式をとった。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019121001001538.html

政治の世界、一寸先は闇だけれど平和に向かう努力と道筋だけは七転び八起きを続けて欲しいものです。

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石炭火力 なぜ“卒業”できないか(2019/12/10東京新聞)
開催中の気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)で日本の石炭火力発電依存が批判を浴びている。なぜ減らせないのだろうか。資源エネルギー庁が言う「安価」にも疑問が投げかけられている。
 国連環境計画(UNEP)は先月、COP25の開催を前に公表した報告書の中で、日本に石炭火力発電所の新設をやめ、今あるものは段階的に廃止するよう促した。ところが「石炭火力などは選択肢として残したい」という経済産業相発言を受けて日本は、COP25開幕早々、環境団体の国際ネットワークから、温暖化対策に後ろ向きな国が選ばれる「化石賞」を贈られた。「パリ協定(温暖化対策の新たな国際ルール)を軽視している」というのが「受賞理由」だ。・・・英シンクタンク「カーボントラッカー」の分析によると、再生可能エネルギーの導入が欧州などに比べて遅れている日本でも、新規の再生可能エネルギーは二二年までに新規の石炭火力より、二五年までには既存のそれより安くなる可能性があるという。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019121002000151.html

「化石賞」は温暖化対策に後ろ向きな国への皮肉を込めた賞ですが、現状の政権のやることは温暖化問題のみならず福祉や教育などの国内問題においても「化石賞」の授与に立派に値します。冗談ではなくもしかしたら温暖化問題の軽減対策に原発の再選択をと空恐ろしい軽薄をも考えかねない有様があります。

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温暖化のツケ 干ばつ続く豪州 シドニーさらに給水制限(2019/12/10東京新聞)
【シドニー=共同】記録的な干ばつが続くオーストラリアの最大都市シドニーとその周辺で十日、大規模な給水制限の第二弾が始まった。六月の第一弾で制限された庭の水やりや洗車方法などが厳格化され、違反した場合は罰金が科される。シドニー水道局によると、芝生や庭木への水やりはホースの使用が禁じられ、午後四時から翌日午前十時までの間にじょうろやバケツを使うことが求められる。洗車もホースの使用は認められず、バケツの水を使うか、商業洗車場に持ち込んで洗う必要がある。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201912/CK2019121002000267.html

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海沿いにクマ出没 消波ブロックで横たわり、一夜過ごす(2019/12/08朝日新聞)
 三重県紀北町長島の海岸で8日午後4時ごろ、成獣のツキノワグマが消波ブロックと崖の間で横たわり、動けなくなっているのを、散歩中の町民が見つけた。ほぼ丸一日たった9日午後3時ごろ、民間の専門業者がクマに麻酔銃を撃って保護に成功。その後、近くの山に戻された。県獣害対策課や町農林水産課によると、クマの全長は119センチ。発見時はうつぶせでうずくまり、衰弱して立ち上がれない様子だった。発見した町民の家族が町に一報。連絡を受けた県警尾鷲署員や県職員らが夜通しクマの様子を見守っていたが、その間もほとんど動かず、人間に危害を加えることはなかったという。近くに住む無職向井清隆さん(70)は「山のほうでクマの目撃情報を聞くことはあるけれど、漁師町のこんなところで見つかるなんて驚いた」と話していた。
https://digital.asahi.com/articles/ASMD942CXMD9ONFB00Q.html

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デモのグレタさん「権力者はついてこなければならない」(2019/12/08朝日新聞)
現地報道によると、デモには政府情報で1万5千人、主催者発表で約50万人が参加。グレタさんはデモのゴール地点のステージから「権力を持つ人々は私たちについてこなければならない。彼らは果たすべき仕事をしなければならない」と述べた。デモには日本からの参加者もいた。京都大学の大学院生で環境NGO「気候ネットワーク」のインターンの塚本悠平さん(24)は「ストップ石炭」の横断幕を掲げながら行進した。塚本さんは「日本から来たフライデーズ・フォー・フューチャーとして言うべきことを言えた。気候変動対策をより強化するために脱石炭を日本政府が宣言することを求めた」と述べた。

 デモに先立つ記者会見でグレタさんは「気候危機は権力者に無視されてきた」と各国政府の無策ぶりを非難した上で、自分たちの活動について「二酸化炭素排出は減るどころか増えている。(排出削減の)実際の行動は起きていない。だから、もちろん私たちは多くを達成してきたものの、見方を変えると、何も達成していないということだ」と話した。
https://digital.asahi.com/articles/ASMD700F7MD6ULBJ01J.html

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帰らぬ愛犬…わかっていた 北海道、ある軍用犬の物語(2019/12/08朝日新聞)
1939年。当時映画館で本編の合間に上映されていた子ども向けニュース映画「アサヒコドモグラフ」は、犬たちが中心の行進の模様を伝えた。晴れやかな服装に身を包んだ飼い主、多くの日の丸がはためき、紙吹雪が舞う市街地を、犬たちが練り歩く。・・・「供出」とは政府の命令で強制的に差し出すことをいう。江上家は家族同然に大切にしてきた犬を、軍用犬として戦場に送り出した。戦後、シゲヲさんは71歳で他界するまでアルマの写真を額に入れて大切に飾っていた。「手放すこと、ましてや生きて帰ってこられない所に送ることに、私の祖母だったらすごく葛藤していたと思います」と岩井さんは声を詰まらせた。

 水野さんは話す。「戦時中の社会には、国にあらがえない空気があったと思う。その時々に一生懸命生きていた人がいた。戦争はよくない、と伝えていく責任を負うのは『いまを生きる』僕らなんだろう」
https://digital.asahi.com/articles/ASMCD4TVRMCDIIPE016.html

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中村哲さん、福岡に帰郷 NGO会長「全て継ぐ」(2019/12/09東京新聞)
 アフガニスタン東部で殺害された福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表の医師中村哲さん(73)の遺体が9日朝、羽田空港から遺族と共に福岡空港に到着した。中村さんは福岡県大牟田市に自宅がある。同会によると、11日に福岡市の斎場で告別式が執り行われる予定。
 ペシャワール会の村上優会長(70)は「中村先生が実践してきた全てを継続していきたい」と遺志を継ぐ決意を表明。国内外の多くの人が喪失感を共有し、励ましの言葉を寄せてくれたことで「今後の事業継続への力となった」と述べた。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019120901002423.html

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香港「80万人」デモ 抗議半年 区議選後で最大規模(2019/12/09東京新聞)
【香港=浅井正智】香港の中心部で八日、民主派団体主催の大規模デモが行われ、普通選挙の実現など「五大要求」を政府に突きつけた。主催者発表で約八十万人(警察発表は十八万三千人)が参加し、十一月の区議会議員選挙後、最大規模となった。
 デモ隊は午後三時(日本時間同四時)ごろ、香港島のビクトリア公園を出発。区議選で民主派が議席の八割以上を占めて大勝した後も、政府トップの林鄭月娥(りんていげつが)行政長官は市民の要求を拒否し続けており、参加者は「五大要求、一つでも欠けてはならない」と叫びながら、政府庁舎に近い終点まで約三キロを行進した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201912/CK2019120902000052.html

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NZ火山島が噴火、複数行方不明 50人が観光、負傷者も(2019/12/09東京新聞)
【シドニー共同】ニュージーランド北島沖にある火山島ホワイト島が9日、噴火した。同島は無人島だが、地元警察によると、島や周辺に約50人の観光客がおり、記者会見したアーダン首相は複数の行方不明者がいると述べた。負傷者も複数出ており、ヘリコプターが救助に向かっている。
 地元メディアによると、噴火の直前、火口付近に観光客がいたという。当局は噴火警戒レベルを5段階中2番目に高い「4」に引き上げた。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019120901002690.html

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山谷が愛した、癒やし犬 まりや食堂の「甲斐」 絵本に(2019/12/09東京新聞)
 簡易宿泊所が集まる東京・山谷地区(台東、荒川区)で格安弁当を販売する「まりや食堂」に、労働者たちを癒やし、愛された犬がいた。全身真っ黒な甲斐(かい)犬の「甲斐」。強くあれという名付けとは違って病弱で、二〇〇一年に急死した。「山谷の人々を支えた甲斐の記憶を残したい」。食堂を営む牧師菊地譲さん(78)の思いは死後二十年近くを経て、絵本「まりや食堂の『甲斐』−山谷に生きて−」(燦葉(さんよう)出版社)となり、十一月末に出版された。 (天田優里)・・・ 甲斐が菊地さんの元に来たのは一九九二年。その五年前に食堂を開いたが、店内で暴れる客も少なくなく、防犯対策として犬を飼うことにした。知り合いから甲斐犬の子犬を譲ってもらい、甲斐犬らしく強くなるよう「甲斐」と名付けた。
 人懐っこい甲斐は「番犬には全然向かなかったね」と、菊地さん。山谷の日雇い労働者には「甲斐ちゃん」と親しまれ、よく頭をなでてもらった。「彼らは負けず嫌いで強く生きているけれど、内心寂しさもある。甲斐は『癒やし犬』として愛された」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/
201912/CK2019120902000046.html

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雨に負けず阻止訴え 県民大行動 辺野古で750人(2019/12/08琉球新報)
【辺野古問題取材班】名護市辺野古の新基地建設を巡り7日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で「県民大行動」が開かれた。北風が吹き、冷たい雨が降る中、県民をはじめ全国から約750人が集まり基地建設阻止を訴えた。太平洋戦争が開戦した12月8日に合わせ、毎年沖縄を訪れる「オキナワ平和の旅」(主催・自治労)の一行約150人も集会に参加。初めて来県した横浜市の町中純子さん(44)は「街の真ん中にある普天間飛行場を見て驚いた。沖縄県民は苦悩と葛藤の中で生活を余儀なくされていることを知った。横浜に帰ったら沖縄の現状を伝えたい」と話した。「第3回障がい者辺野古のつどい」も開かれ、参加者らは時折、白い息を吐きながら「なかなか健常者と同じように辺野古には来られないが、基地建設反対の気持ちは同じ」などと平和への思いを訴えた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1038741.html

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<社説>照明弾の民間地落下 危険な訓練直ちにやめよ(2019/12/07琉球新報)
 まかり間違えば人命に関わる惨事につながりかねない。米軍に対し危険な演習を直ちにやめるよう強く求めたい。金武町伊芸で米軍の照明弾が民間地域に落下する事故が5日に発生した。落下が確認された田んぼは、民家まで50メートルしか離れていない。・・・ 民家に落ちていれば火災を引き起こす恐れがあった。たくさんの車両が行き交う沖縄自動車道に落下したなら、死傷事故を誘発していたかもしれない。想像するだけで背筋が凍る。・・・民間地域に落ちてきた照明弾は落下傘部分を含め全長1・6メートル。金属部分は長さ約10センチ、直径約5センチの円筒状で、重さは250グラムだった。米軍は60ミリ迫撃砲照明弾と特定している。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1038280.html

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アフガニスタンで死亡した中村哲医師が沖縄で語ったこと 現地診療所に「オキナワ」 第1回沖縄平和賞受賞(2019/12/04琉球新報)
「私たちの活動を「非暴力による平和の貢献」として沖縄県民の皆さまが認めて下さったことは、特別に意味のあることだと受け止めております」「遠いアフガニスタンでの活動と、アフガンに出撃する米軍基地を抱える沖縄、このコントラストは、現場にいる私たちには圧倒的であります。平和をとなえることさえ、暴力的制裁を受ける厳しい現地の状況の中で物言えない人たちの声、その奪われた平和の声を「基地の島・オキナワ」が代弁するのは、現地にいる日本人として名誉であります」「沖縄の抱える矛盾、これは凝縮された日本の矛盾でもありますが、米軍に協力する姿勢を見せないと生き延びられないという実情は、実はかの地でも同じです。基地を抱える沖縄の苦悩は、実は全アジア世界の縮図でもあることをぜひお伝えしたいと思います。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1036856.html

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