弥生/3月/MARCH
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3・11から9年 東日本大震災から9年。 震災は自然災害だけにとどまらず追い打ちをかけるように福島第一原発事故が起こりました。これは人災です。しかも放射能汚染と言う深刻な問題をもたらし、避難している人は今年2月現在、約4万8千人もいらっしゃるとか。 この9年の間にニュースやドキュメンタリー番組で事故後から今にいたる現地の有様を映像で見ましたが、土地や暮らしを根こそぎ奪ってしまう原発事故の罪深さが一部だけれど分かります。原発事故は9年経っても何も終わっていない。避難が続く人にとっては過去形ですらありません。 日本人としてしなければならない事は、とにかく福島原発事故の恐ろしさと、その後の苦難に満ちた過程をつぶさに記録し、絶対に忘れないことです。残念だけれど、これだけの事があっても原発はまだ動いています。動いている限り事故が繰り返されないと言う保証はありません。
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今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。