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2024

卯月20184月

april

阪神支局襲撃事件、5月3日で32年に(2019/04/28朝日新聞)
記者2人が殺傷された朝日新聞阪神支局(兵庫県西宮市)襲撃事件から、5月3日で32年になる。朝日新聞社はこの日、殺害された小尻知博記者(当時29)を追悼する記帳・拝礼所を支局1階に設け、3階の襲撃事件資料室を一般開放する。

事件は1987年5月3日夜に発生。「赤報隊」を名乗る犯行声明文が報道機関に届いたが、2002年5月に時効が成立した。小尻記者の父信克さんは11年に83歳で、母みよ子さんは15年に84歳で死去。重傷を負った犬飼兵衛さんも昨年1月に73歳で亡くなった。

記帳・拝礼所は午前9時〜午後7時、資料室の一般開放は午前10時〜午後5時。阪神支局は西宮市与古道町1の1(阪神西宮駅・市役所口すぐ)。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13996079.html

 

事件の報道をテレビニュースで見ていて、気分が悪くなった事を未だに思い出します。言論の自由に対する残酷極まる嘲りのようで、あまりにも非人間的な行為です。

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チェルノブイリ事故から33年(2019/04/28京都新聞)
解体用クレーン、近く運用/【モスクワ共同】旧ソ連ウクライナで1986年に起きたチェルノブイリ原発4号機の爆発事故から26日で33年を迎えた。原発解体に向けた作業が続く現場周辺を訪れたフロイスマン首相は26日、4号機を覆うシェルター内部で、原発解体に必要となるクレーンや換気システムの設置がほぼ完了し、5〜6月に運用が始まると明らかにした。
https://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20190427000027


辺野古の今「非民主主義」 玉城デニー沖縄県知事、早稲田大学で講演(2019/04/28琉球新報)
玉城デニー沖縄県知事は25日、東京都の早稲田大学で講演し、沖縄の現状について「非民主主義としか思えない状況が続いている。名護市辺野古の埋め立てと日本の民主主義の現状を重ねてみてほしい」と、国民一人一人が民主主義の在り方を考えてほしいと訴えた。約700人が来場した。・・・知事就任から半年が過ぎたことに「仕事の半分が基地問題。

突発的に起こる事件事故に初動でメッセージを出さないといけない。安保は沖縄だけではなく、日本全体の問題だということを皆さんに伝えていく仕事も知事に託されている」と振り返った。もともと本土にあった在沖米海兵隊が沖縄に移った歴史を紹介し、日米安保の負担が沖縄に偏在している現状を「沖縄の基地は強制接収で造られていったことも理解してほしい。日米安保の現実が近くにないが故に見えていない。日米地位協定も本質を不可視化されている。この現実をしっかり受け止めてほしい」と強調した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-909310.html

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初恋の少年に誓った不戦 渡辺美佐子 映画「誰がために憲法はある」(2019/04/28東京新聞)
女優の渡辺美佐子(86)は長年、平和や護憲への思いを地道に発信し続けている。平成から令和に変わる今年、そんな大ベテランも節目を迎えている。今月二十七日には映画「誰(た)がために憲法はある」(井上淳一監督)の全国順次公開を控える一方、仲間の女優たちと続けてきた原爆体験記の朗読劇は今夏で幕を引くことになった。「最近、平和が脅かされつつある」と強く感じるという渡辺。女優魂が警鐘を鳴らす。・・・

映画はそのドキュメントを挟みこむように、渡辺演じる一人語り「憲法くん」(作・松元ヒロ)で構成される。「こんにちは 憲法くんです へんなうわさを耳にしたんですけどほんとうですか わたしがリストラされるかもしれないというはなし 憲法くんがいなくなってもいいということなのでしょうか」。ほほえみながら護憲を訴える。近年の防衛予算の増大など日本の平和に不安を抱いている渡辺は静かに語る。「私は空襲の恐怖と飢えを体験し、幼い同級生も亡くした。戦争は普段の暮らしを奪う」「憲法くんは(現憲法下では)日本は戦争で人を殺さず、殺されてもいない、という。良いことよね」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/
entertainment/news/CK2019042102000200.html

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これが先進国か!と嘆きたくなる現実が幾つもあってドイツやフランスと一体何が違うのかと考えてみれば、それこそ文化、歴史、国民性と多々あります。けれど、経済力がこれだけあって、歴史、文化もひけをとらないのだから考えられるのは政治家の無能、行政の悪質が先ず第一。政治家全体の凡庸さもあるけれど、そんな政治家を選ぶのは国民。そんな国民はそんな政治によって作られるのかと考えるときりがないけど、結局1人1人の個の違いが根底にあるのだと思う。


厚顔無恥と言う熟語がまさにぴったりの安倍首相。外交の幾つかのニュースシーンでも恥ずかしさにチャンネルを変えてしまう事が何度もありました。それでも選ばれた我が国の首相。他国の人々の目にはその言動、人格が一体どのように映っているのでしょうか。


医療、介護の経費云々を語る前に病気とは何かを考えるべきです。現代では全てではないけれど、病気の多くは自己責任ではなく社会責任だと思います。なぜなら病気の根源的な理由の大きな要素にストレスが起因しているからです。ストレスとは何か?それは社会のあり方に因するものではないでしょうか。病気や人間の死までも経済の次元に置き換える風潮。それこそが問題です。

 

平成のおわりに 「当たり前」をかみしめて(2019/04/30東京新聞)
 今日で天皇陛下が退位され、平成の時代が終わります。特別な節目の日ではありますが、思い浮かぶのは特別とは正反対、「当たり前」のことです。一九八九年一月七日付の小紙の社説は「矛盾が多い消費税の価格転嫁」など二本で、「昭和のおわりに」という社説は載っていません。当然、その日が昭和の終わりになることを事前に誰も知らなかったからです。・・・地震・津波の恐るべき力が夥(おびただ)しい数の命を奪いました。そして、原発事故。『ジュラシック・パーク』の恐竜みたいに、人間が作り出したものが人間の制御を離れて暴走する恐怖は、それまで味わったことのない種類の恐怖でした。
 あれだけのことが起きたのに、なかったことにするつもりか、政府はなお原発「維持」に拘泥しています。もはや時代遅れ、安全性どころか経済合理性だって大いに疑問です。事故当事国の日本こそ真っ先に方向転換し、再生可能エネルギーに未来の活路を見いだすべきだったのに、今や他国に相当後れをとっています。
 動かない、いや動けないのか。もしや、いつか首相が言った「アンダーコントロール」とは、原発が制御されている、ではなく、原発に制御されている、の謂(いい)だったのでしょうか。・・・他国の戦争に加われるようにする憲法解釈の変更に始まり、それに基づく安保法などの法整備、さらには事実上の空母を持つとか、敵基地攻撃可能な巡航ミサイルを持つとか、安倍政権が次々打ち出す策は「専守防衛」を骨抜きにし、「平和主義」をぐらぐらと揺さぶっています。
 まるで、「戦後」という平和の鐘が一つ、また一つと溶かされ、まがまがしい「戦前」という剣に鋳直されていくような。歴史や過去に学ぶのなら、「戦後を維持し、原発から脱却する」のが当然なのであって、「戦後から脱却し、原発を維持する」なんて、そう、あべこべです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019043002000112.html

アンダーコントロールしなければならないのは安倍首相の頭と心。時代を考え未来を考えるならば、やることなすこと「あべこべ」です。

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思考停止の日本、芽吹きに必要なものは 高村薫さん(2019/04/29朝日新聞)
・・・さらにウィンドウズ95がもたらしたネット社会の爆発的拡大と進化は、私たちが日常的に接する情報量を飛躍的に増大させ、人と人の物理的な距離を不可視化して、コミュニケーションのかたちを一変させた。そしてiPhoneの発売から11年、スマートフォンはいまや身体の一部になり、私たちはまさに日常と非日常の境目が溶けだした世界を生きている。大人も子どもも日夜スマホで他者とつながり、休みなく情報を求めて指を動かし続ける。

そうして現れては消える世界と戯れている間、私たちはほとんど何も考えていない。スマホは、出口が見えない社会でものを考える苦しさを忘れさせる、強力な麻酔になっているのである。・・・ 平成は、阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめ未曽有の自然災害が頻発した時代だが、振り返れば、大都市神戸が震災で火の海になっても、あるいは東北沿岸で1万8千人が津波にのまれても、またあるいは福島第1原発が全電源を失って爆発しても、日本社会の思考停止は基本的に変わることがなかった。

思考停止による無関心か、無関心による思考停止かわからないけど日本人の政治や社会に対する無関心は30年前から言われつづけ、危惧されて来ました。でも無関心の殻はますます固くなり分厚くなって殻と殻の間を自分に都合のいい電波だけが行き交っているのが現状です。果たしてこれからの若者は無関心の殻をやぶり新しい日本人になるのだろうか?

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「寄り添う」って何だ(2019/0429東京新聞)
医療に関する記事や社説を書くとき、便利な言葉がある。「倫理的に問題」。法的には問題がなくても、それは社会に受け入れられるのだろうか、という問い掛けに使う。だが、望ましい医師は、倫理的に正しいだけではない。多くの人にとっては、三船敏郎が主演した映画「赤ひげ」のイメージだろうか。腕はよく、人情に厚い。「現代の赤ひげ」もよく使われる表現である。まさにそういうお医者さんから「世界の医療の現場から」という本をいただいた。著者の本田徹さんは四十五年間、東京・山谷や東ティモールなどで活躍してきた。これまでの軌跡と思考をまとめたという。

晩年の東京・山谷の俳人いざわさわ男さんの主治医を務めた。たばこで慢性閉塞(へいそく)性肺疾患になったのに「医者の忠告など屁(へ)のかっぱ」で職業的無力感を味わったという。それでも、いざわさんの生き方を通して「患者を医者の価値観に従わせるのではなく、その人なりの健康を少しでも増してゆくお手伝いをすることと思うようになった」と記す。あとがきに「今年二月から福島県双葉郡の高野病院でお世話になる。苦境にある双葉の医療にすこしでもお手伝いでき、高齢者や障害者の方々に、細い手でも差し伸べられれば、幸いです」と近況が書かれていた。
 寄り添う、という言葉の似合うお医者さんである。次の本が待ち遠しい。 (井上能行)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/
ronsetu/CK2019042902000157.html

「医は仁術とは何なんだ」と言いたくなるような医者もいる。寄り添うのが患者ではなく地位や報酬だけの医者が目立つ中、この記事にある本田さんのような医者が存在すること自体奇跡のような気すらします。でも現実はごく少数であれ同じような精神を持って医療と対峙するお医者さんが存在していると信じたいものです。

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