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2016
神無月/10月/OCTOBER

 

bluedot

豊かさはどこへ消えているんだろう


生産と名のつく何から何まで科学技術の進歩で向上しました。小麦、米、トウモロコシ、野菜から食肉、そしてインスタント、冷凍やレトルトなどの加工食品まで何もかもが便利で豊富になりました。世界の先進国が賢く振る舞えば発展途上国における食糧難は救う事ができるのではないかと単純に思います。しかし現実は。

地球に暮らす9人に1人に当たる8億2千万人が餓えに苦しみ、5歳未満のこども1億5千万人が栄養不足からの発育阻害に苦しんでいるという現実。食料は余っているはずなのにおかしいではないか!

国連によると食料の3分の1にあたる13億トンが毎年捨てられていると言う。これらが有効に使われれば飢餓人口の全てが救われる。しかもこの日本だけでも年に643万トンがまだ食べられるのに「食品ロス」として捨てられていて、その量は国連が飢餓に苦しむ人への食料援助の1.7倍にもなる。

気味の悪い現実です。スーパーやファーストフードで時に見かける「まだ食べれるのにもったいない」と思う光景の合計は国連援助を凌ぐのです。この理不尽を正せないなら人類がやっとたどりついた豊かさはモノを捨てると言う大自然への裏切りであり、人類という同胞の苦難を見て見ぬフリをすると言う薄情であって、その豊かさを手にする資格はありません。

だって食料は余っているのですから、知恵を絞って分配するべきです。戦争、武器、弾薬の一部経費を回せばいいだけなんですから。

 

 

自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

 

bians


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