水無月/6月/JUNE
雨中におもう
曇天の空 首や足腰に持病を持つ人には 降り続く雨が恨めしいかも知れない
そんな中 ものともせず通り過ぎる自転車 片手には傘を持ち危なっかしい走行
時間、距離、荷物・・・ きっとそれなりの理由があっての 雨中の片手運転だろうけど 見ていてひやりとする
バランスを崩したり 何かに引っかかったりしないでとの 心配をよそに 手慣れた姿が不安を一掃してくれる
今の自分には とても真似できそうにない芸当
かって簡単に出来ていた事が 難しくなる寂しさ それでも かって出来なかった事が 出来る今で補いたい
さて それは何だろう? 疑問符が付くようでは おぼつかないけれど あらためて思い巡らせば いくつかはある
時間は容赦なく何かを削り 補うように 何かを足してくれる
時間の意図を雨中に思う
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、 化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。
dream & harmony