弥生/3月/MARCH
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過ちはもうたくさんです 福島第一原発事故(3・11)から8年。あっと言う間の時間の流れですが、未だ故郷に帰れない人にとっては時間は止まったままだろうと思います。 安全で経済的でクリーンなエネルギーだと喧伝されてきた原子力ですが、そのプロパガンダは重大な原発事故後に次々と化けの皮がはがされ、原子力を維持、推進する理由などどこにもありません。 それどころかいかにして原子力を全廃して世界で芽吹き始めた自然エネルギーへの転換を計る事が政府の使命だと誰もが思ったはずです。 それなのに政府はあらゆる手を使って原発の維持を図り、あろうことか他国に原発を輸出するなどという破廉恥な動きをしました。原発事故の当事国でない他国が原発廃絶を目指しているのに恥ずかしい話です。 原発は動いている限り必ず事故があり、その結果は福島第一原発事故の悲惨さを見れば明らかです。自然エネルギーへの転換は科学的にも技術的にも可能なレベルに来ているのは周知の事です。 政府の無謀な政策を国民一人一人が自分の事と考えて正す必要があります。再び同じ過ちを犯す事など先進国の一員としてあまりにも無責任で許される事ではありません。
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