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(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

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2019/10/21sankaku10/24

【地球コラム】国際政治の荒波に消えたクルド人の「夢」(2019/10/24時事ドットコム)
 「国家を持たない最大の民族」との枕ことばで語られる少数民族クルド人が、またも大国による国際政治の荒波に飲まれた。シリア内戦の混乱で、シリア北部に住むクルド人は「ロジャバ」と呼ばれる事実上の自治権を持つ地域を確立して沸き返った。

 だが、シリアは米国やロシアのみならず、地域大国のトルコやイランなどが軍事介入する代理戦争の舞台だった。クルド人の後ろ盾となっていた米国のトランプ大統領がシリアから撤兵を決断したことで、事態は突如暗転した。
https://www.jiji.com/jc/v4?id=20191015world0001

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台風19号、死者85人9人不明 断水2万8千戸、3864人避難(2019/10/24東京新聞)
 大規模な土砂災害や浸水被害を引き起こした台風19号の影響で、24日までの共同通信の集計で死者は13都県の85人(災害関連死を含む)、行方不明者は9人となった。24日現在、内閣府によると3864人が避難所で生活。厚生労働省の集計では、断水は前日より約1万3千戸減ったが、依然2万8868戸で続く。

 総務省消防庁によると、住宅被害は全半壊が15都県2675棟、一部損壊が27都道府県3895棟。床上浸水は16都県3万1644棟、床下浸水は21都県3万3852棟となっている。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019102401000812.html

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先生の働き方 まずは業務の削減から(2019/10/24東京新聞)
 教員の勤務時間を年単位で調整することを可能にする法案が今国会で審議される。長時間労働が本当に改善されるのか、現場の疑念は強い。まずは教員が抱えすぎている業務の削減が必要だ。

 長時間労働が深刻となり、子どもの未来を育む仕事の魅力がかすんでしまっているのではないか。教員採用試験の競争倍率の低下や教員不足の現状を見るにつけ、懸念が膨らむ。・・・タイムカードなどによる在校時間の把握は四割にとどまる。実態把握が改革の第一歩であり、早急に全校で実施すべきだ。過労死した教員の遺族からは、外部の相談窓口の開設を求める声もある。神戸市の教員間のいじめなどから透ける学校の閉鎖性を考えれば、検討に値するのではないか。
https://www.tokyo-np.co.jp/
article/column/editorial/CK2019102402000193.html

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量子計算機 スパコン超え 1万年→3分20秒、グーグルが開発(2019/10/24東京新聞)
 次世代の超高速計算機と期待される量子コンピューターの試作機を使い、世界最高速のスーパーコンピューターより速く計算できる「量子超越性」を初めて実証したと、米グーグルの研究チームが二十三日、英科学誌ネイチャーに発表した。新材料や新薬の開発などに使える本格的な量子コンピューターの開発に向けた重要な一歩だとしている。

 ただ、今回は量子コンピューターに有利で実用性に乏しい問題を選んで解かせた。現在の計算能力は産業利用には足りず、間違いも起きる。多様な問題を正確に解くスパコンと競う水準に達するのはまだ先とみられる。

 チームは、従来のコンピューターと量子コンピューターの性能を比較できるような問題を準備。グーグルの量子コンピューターが三分二十秒で解く問題を、米オークリッジ国立研究所のスパコン「サミット」にやらせると、一万年かかると見積もった。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/
economics/list/201910/CK2019102402000267.html

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60年解けなかった数学の難題 世界中のPCつなぎ解決(2019/10/24朝日新聞)
世界中のパソコン50万台をネットワークでつなぎ、スーパーコンピューターをも超える能力で計算させることで、未解明だった数学の難問を解決することに欧米の数学者が成功した。ある整数を3乗した数(立方数)を三つ、足したり引いたりして1〜100を作る問題で、最後まで残っていた42となる三つの組み合わせが64年目にしてついに見つかった。 この問題は1950年代、英国の数学者ルイス・モーデルが考え出した。例えば、1の3乗+1の3乗+1の3乗は3になる。4、4、−5の組み合わせでもそれぞれ3乗して足すと、64+64−125となって合計は3になる。モーデルは論文で「この2通り以外に3をつくれる組み合わせがあるのか、私には分からない。見つけるのは非常に難しいに違いない」と記した。・・・ 

そして今春、英ブリストル大のアンドリュー・ブッカー教授(整数論)が、大学のスーパーコンピューターで3週間計算して33の答えを出した。だが、42はさらに10倍以上の計算量が必要そうだと判明。そこで、世界中のボランティアのパソコンをつないで計算能力を飛躍的に高める「チャリティー・エンジン」という仕組みを利用することにした。米MITのアンドリュー・サザーランド教授(計算数論)と協力し、数カ月かけて専用のプログラムを書いた。そして今年9月、50万台のパソコンに2日間計算させ、最後まで残っていた42の答えについに行き着いた。その答えは、次の17桁の三つだった。

−8京0538兆7388億1207万5974

 8京0435兆7581億4581万7515

 1京2602兆1232億9733万5631

https://digital.asahi.com/articles/
ASMBL5481MBLULBJ00N.html?_
requesturl=articles%2FASMBL5481MBLULBJ00N.html&pn=4

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のめり込んだこけし愛、業界に衝撃 「こけ女」の支持も(2019/10/24朝日新聞)
仙台市出身で東北の温泉地巡りが趣味だった高田さんは2010年秋、鳴子温泉(宮城県大崎市)を訪れた。たまたま開かれていた「全国こけし祭り」で、だるまにこけしの顔が描かれた「姫だるま」を「倒れなさそうだし縁起が良さそうだ」と思い、千円ほどで買った。

 工人ごとに一本一本異なる形や模様を持つこけし。姫だるまをきっかけにこけしの歴史を調べるうちに、元々、レコードやスターウォーズのフィギュアを集めるのが好きだった高田さんのコレクター魂に火がついた。年間200本のペースで収集をし始めた。千本近くに達した14年、「業界のために自分ができることは何か」と考えた。勤めていた印刷会社を辞め、こけし工人になることを決意した。

 父親は猛反対。「実家の相続権を手放す」という誓約書を書かされた。当初は理解を示していた妻も去っていった。だが、宮城県白石市での約2年間の修業を経て、17年、三大コンクールの一つ、「全日本こけしコンクール」で最高の総理大臣賞を獲得。業界に衝撃を与えた。
https://digital.asahi.com/articles/ASMBB5SR3MBBUTFL00T.html

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手作りの新聞バッグ、ミラノで伝授 四万十発のエコ活動(2019/10/24朝日新聞)
始まりは2002年、四万十川流域の木々に絡みつくポリ袋だった。高知在住のデザイナー、梅原真さん(69)がその様子を見て、「四万十川にポリ袋なんていかん」と憤り、問題提起した。

 梅原さんが「知恵袋」となっているNPO法人の「RIVER」は、イベントやアイデア商品の開発などを通じて四万十川流域の文化を発信してきた。・・・ 世界への発信も始める。ミラノで開かれる世界的な家具の見本市の会場で、「新聞バッグの哲学を世界に発信する」(梅原さん)という。「RIVER」理事長の畦地履正さん(55)は「高知の片田舎である四万十川流域から生まれた新聞バッグが、世界の環境を守るツールとして定着したらうれしい」と話す。
https://digital.asahi.com/articles/ASMBQ5H8SMBQUTIL029.html

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忌まわしい過去は記憶から消しようもないけれど脇林さんいわく「過去を悔やみたくない。私は愛と平和のいまを生きています」この現実を恒久に維持すべき責任が今を生きる全ての人にあると思います。

「隔離の島」から問う尊厳 心通わせた名優と元患者(2019/10/23朝日新聞)
国立ハンセン病療養所「大島青松園」がある瀬戸内の島、大島(高松市)で、「大切な貨物」と題した30分ほどの映像作品が毎日上映されている。11月4日まで開かれている瀬戸内国際芸術祭の参加作の一つ。島に約70年暮らす元患者、脇林睦子さん(83)の言葉に触発されたアーティストがつくった。・・・ 今春、脇林さんの元をノルウェーの俳優リブ・ウルマンさん(80)と、オランダの映像作家クリスティアン・バスティアンスさんが訪れた。島の歴史を主題にした作品づくりに向けた訪問だった。・・・出来上がった作品は、人体実験などディストピアを描くフィクション部分と、大島で撮影された現実の映像が入り交じる。かつてハンセン病の人たちを社会から無理やり切り離し、「隔離の島」と呼ばれた場所から、人間の尊厳を問いかける。「大切な貨物」とは、人身売買を示唆しつつ、「どんな人の中にもある大切なもの」という意味も含んでいる言葉という。
https://www.asahi.com/articles/ASMBK0HJ4MBJPLXB00F.html

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スペイン首都を羊の大群が行進、伝統の移動放牧の権利行使(2019/10/23時事ドットコム)

【マドリードAFP=時事】スペインの首都マドリードで20日、牧羊業者らが約2000匹の羊の群れを行進させ、都市部の無秩序な開発で脅かされている伝統的な移動放牧の権利を毅然(きぜん)と行使した。・・・メーメーと声を上げ、からんころんとベルを鳴らしながら歩く羊のパレードを見ようと、通りには観光客や地元住民が列を成した。この行進は1994年から毎年行われており、かつて羊飼いたちが冬を過ごすために南部の牧草地へ向かうのに使った道を通過する。
 羊飼いたちは中世から、かつて森林や放牧地を通っていたこの道での移動放牧権を有している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20191023039264a&g=afp

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5億年前の「行進」 化石発見、最古の集団行動か(2019/10/23時事ドットコム)
【パリAFP=時事】モロッコ・ザゴラの近くの砂漠で、一列になって移動する約4億8000万年前の生物の化石がみつかった。17日に発表された研究論文は、化石が、動物の集団行動を示す最古の例になったとしている。・・・今回発見された化石は、硬貨くらいの大きさの十数匹で、みな同じ方向を向いて一列に並んでいる様子を示している。列を成す個体の間隔は、頭部からのびる2本の先細りの突起の長さだけ離れており、突起の先端が列のすぐ後ろの個体に接していた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20191021039261a&g=afp

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離島に弾薬庫 強引な姿勢が目に余る(2019/10/23東京新聞)
 防衛省の強引な姿勢が目に余る。沖縄県宮古島市で地元の反対を押し切り、陸上自衛隊の弾薬庫建設を始めた。住民説明会も形だけだった。住民の信頼を失ったまま、円滑な防衛行政ができるのか。弾薬庫の建設地は宮古島の東南部、海岸に近い保良(ぼら)地区。防衛省沖縄防衛局は三日に地元の集会施設で説明会を開いたが、十人ほどが参加しただけだった。入り口の張り紙には「建設工事について」とあるだけ。「弾薬庫」などの文字がなく施設前まで来た約百人は抗議して入室を拒否した。

 物騒な言葉を隠せばやり過ごせると思ったのか。その不信感を解こうともせず、防衛局は四日後に着工した。建設現場で座り込みをするお年寄りらを警察官が無理やり排除する場面がここでも繰り返されている。やりきれない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019102302000134.html

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ソフトバンク、米ウィーに1兆円出資 再建支援(2019/10/23東京新聞)
ソフトバンクグループは二十三日、経営難に陥っている共有オフィス「ウィーワーク」の運営会社、米ウィーカンパニーに最大九十五億ドル(約一兆円)の支援策を実施することで合意したと発表した。マルセロ・クラウレ副社長をウィーの会長として派遣し再建を主導する考え。現会長で創業者のアダム・ニューマン氏は取締役から外れる。・・・ ソフトバンクの孫正義会長兼社長は「人々の働き方が大きく変化しており、ウィーワークは変化の最前線にいる。その展望に変わりはないため、重要な資本注入や支援策を決定した」との談話を発表した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201910/CK2019102302000235.html

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原発避難、再起の地でも被災 台風19号上陸10日(2019/10/23朝日新聞)
台風19号の上陸から、22日で10日がたった。東日本の各地を襲った記録的な大雨は、広範囲で浸水被害を生んだ。東日本大震災の被災地も例外ではなく、「二重被災」に苦しむ被災者もいる。「ゼロから再スタートして7年目。気持ちが折れそうになった」

 福島県いわき市の農業渡辺信行さん(66)は、冠水で表面に泥が付いたキウイフルーツを見つめ、つぶやいた。収穫間近だった。渡辺さんがキウイの無農薬栽培を始めたのは30年ほど前。東京電力福島第一原発がある大熊町で毎年5トンを収穫していた。だが原発事故により、自宅や畑があった場所はいまも帰還困難区域のままだ。・・・22日は雨のため、片付けができず、水没したトラックの廃車手続きをした。

 それでもキウイの幹は残り、根はしっかり張っている。来年は再び収穫できると信じる。「原発事故のように土地を奪われたわけではない」。そう自分に言い聞かせながら。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14228308.html

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加藤登紀子さん、8都市で「ほろ酔いコンサート」(2019/10/23朝日新聞)
 毎週日曜に掲載するReライフ面で「ひらり一言」を連載中の歌手・加藤登紀子さんが、11月16日の佐賀公演を皮切りに、大阪、横浜、東京など全国8都市で恒例の「ほろ酔いコンサート」を開く。観客とお酒を楽しみながら歌う。

 47回目となる今年は、俳優・森繁久弥さんや、映画で共演した俳優・高倉健さんらとの縁を語り、「知床旅情」「時代おくれの酒場」「百万本のバラ」などを披露する。加藤さんは「波乱いっぱいの人生! たくさんの素晴らしい出会い! 心からの感謝を込めてパワーいっぱいに歌います」とコメントしている。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14228197.html

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天皇制反対、銀座でデモ(2019/10/23朝日新聞)
 天皇の政治利用や憲法との関わりを考える市民団体の集まりが22日、東京都内であり、約140人が意見を交わした。「現代天皇制による『心の支配』」と題して明治大の山田朗(あきら)教授が講演。元号の使用や皇室への言葉遣いが「権威」「伝統」といわれるものに服従するかどうかの踏み絵として使われていると述べた。

 東京・銀座周辺では22日、天皇制反対のデモがあり、数百人が行進した。警視庁は、警察官に暴行したとして3人を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14228319.html

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(後藤正文の朝からロック)人なのに守られないのか(2019年10月16日朝日新聞)
様々な災害情報を読んでいるうちに、とても気がかりな投稿を見つけた。それは東京都台東区の避難所で、ホームレスが排除されているというものだった。野宿者・生活困窮者の支援を行う「一般社団法人あじいる」の投稿によれば、台東区の災害対策本部は「あじいる」の問い合わせに対して、「ホームレス(住所不定者)については、避難所は利用できないことを対策本部で決定済み」と回答したとのことだった。住民票が台東区にないことを理由に断られた野宿者もあったという。・・・そこにいる人間のいのちを、人間だという理由で守るのが行政の役割だろう。そうした機能への信頼によって、社会は平静さを保つ。人間らしく扱われるからこそ、僕たちは野獣ではなく、人間でいられる。台東区の判断は差別的で、憲法にも反している。猛省するべきだと思う。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14218932.html

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戦後一貫して象徴天皇の意義を模索し、国民、特に弱者の目線に立って発言、行動をされて来た天皇の真意を無視し、あろう事か国民に親のある天皇の存在をも再び権威として利用しようとする安倍政権。本当に小ずるくよこしまな政権です。

 

<社説>天皇即位の儀式 権威高める手法に警戒を(2019/10/22琉球新報)
 政府が前もってこの日を「国民の祝日」とし、国事行為として巨額の公費を投じて全国的な祝賀ムードを演出することの意味を冷静に考える必要がある。
 この儀式で天皇陛下は天孫降臨神話に由来する玉座に立ち「お言葉」を述べる。首相ら三権の長は仰ぎ見る形で万歳を三唱する。新憲法下で初めて行われた前回、国民主権や政教分離の原則に反しており憲法違反―との指摘があった。しかし今回、十分な憲法論議がないまま前例を踏襲することとなった。・・・
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1012326.html

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牧場で生まれた「ローマの休日」赤狩りは再来しているか(2019/10/22朝日新聞)
分断があおられ、排他的な言葉が飛び交うトランプ時代、「米国は自由と理想の国のはずでは?」といぶかる声をよく聞きます。でも、こうした狂騒は、今に始まった話ではありません。約70年前の冷戦下に「赤狩り」で追われた関係者をたどり、米カリフォルニア州を訪ねました。政権を批判すると「反日」という中傷がぶつけられる今の日本にも、響く物語です。・・・ 脚本家、ダルトン・トランボ。その名でピンとこなくても代表作を知らぬ人はまれだろう。オードリー・ヘプバーンをスターたらしめた映画『ローマの休日』(1953年)は彼の書き下ろしだ。トランボは41年にもアカデミー脚色賞にノミネート、小説家としては39年刊行『ジョニーは戦場へ行った』で文学賞を受賞、30代で売れっ子の書き手だった。それが米ソ冷戦下の「赤狩り」で暗転する。・・・「赤狩り」が悲劇をもたらしたのは、トランボのような信念の人たちだけではない。

 ハリウッド・テンの収監後、追及は勢いを増す。収監の前月にトランボに会うほど近しかった脚本家リチャードは51年、トランボが模範囚として早めに刑期を終える頃に召喚された。ロサンゼルスからワシントンへ。それまでの態度を翻し、共産党員だった過去を証言、二十数人もの仲間の名を挙げる。・・・恐怖をあおって人々を排他的にさせる構図はトランプ大統領の手法とも重なる。それだけに、「同じようなことがまた起きるのではないかと恐れている」とマイケル。「政治が不寛容になれば、民主主義がいかにもろくなり得るか、『赤狩り』の子どもたちは身にしみてわかっている。米国や世界中の人たちが、当時を振り返られるようにしたい」
https://digital.asahi.com/articles/ASMBL54BLMBLUCLV00T.html

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アンジーは心躍る「歴史上、最も人々の関係が深い時代」(2019/10/22朝日新聞)
 おとぎ話を基にしてはいるが、我々が直面する世界的な課題も浮かびあがる。例えば、人間界と妖精界にある溝は、移民・難民排斥などの動きによって進む現代社会の「分断」を象徴的に描いているようにも思える。

 「もちろんそれもありますが、みなが同じでいいと言いたいわけではなく、違いを大切にできるような、ダイバーシティー(多様性)を祝福するような作品にしたかったのです」「いまは飛行機やインターネットでつながり、歴史上、もっとも人々の関係が深くなっている時代に突入しています。だからこそ、誰とでもつながれることに恐怖心を抱いている人がいるのでしょう。反対に、より深い形で互いに学び合っている方々もいる。ある意味で、ワクワクする時代だと思いませんか?」・・・「世界中を旅するなかで私は家族を持ちました。違いがあるこの世界が好きだし、多様性を通して人々はより繁栄できると思っています。世界中の様々な問題と直面していますが、みなが価値観を共有し、互いに分かち合えなければ戦うことができないと思うのです」
https://digital.asahi.com/articles/ASMBL3JQTMBLUCVL00D.html

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 国連食糧農業機関によると、食料の3分の1にあたる13億トンが毎年捨てられている。このうち4分の1が有効に使われれば、飢餓人口のすべてが救われるとの試算もある。・・・今や地球は1つ。遠い国の問題なんて一つもない。身近な家族、友人、可哀想な野良猫や餌場を無くした熊だって全部根っこは同じ。ましてや圧倒的な危機に陥ってるアフリカの人々。想像力があれば全て同じ次元の問題です。

(社説)広がる飢餓 身近な食品を考えよう(2019/10/22朝日新聞)
 地球に暮らす9人に1人に当たる8億2千万人以上が飢えに苦しむ。5歳未満の子ども1億5千万人近くが栄養不足による発育阻害に直面している。

 国連がこの夏に発表した報告書の数字だ。一時は新興国での改善などで飢餓人口は減り続けてきた。ところが2015年に増加に転じ、その後改善の兆しを見せていない。・・・ 国連食糧農業機関によると、食料の3分の1にあたる13億トンが毎年捨てられている。このうち4分の1が有効に使われれば、飢餓人口のすべてが救われるとの試算もある。日本でも年に643万トンが、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」となっている。飢餓に苦しむ人々に向けた国連の食料援助の1・7倍にあたる。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14226672.html

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海自中東派遣へ 必要性、根拠に乏しい(2019/10/22東京新聞)
政府が中東情勢の悪化を踏まえ、自衛隊派遣の検討に入った。米国主導の有志連合ではなく、独自の活動だというが、派遣の必要性や根拠に乏しい。調査・研究という「便法」を乱用すべきでない。米国とイランとの対立により、中東情勢が緊迫の度を高めていることは否めない。原油輸入の八割以上をこの地域に依存する日本にとって、中東の緊張緩和と情勢安定化は死活問題ではある。

 とはいえ、日本関連のタンカーへの攻撃が頻発しているわけではなく、自衛隊艦船による警護を必要とする状況でもない。自衛隊を派遣する切迫した必要性がどこにあるのだろうか。
・・・ 中東各国と築いてきた信頼関係を生かすことこそ、平和国家としての道だ。良好な関係を犠牲にしてまで、自衛隊派遣をはやるようなことがあってはならない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019102202000168.html

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台湾総統選 真の民意を尊重したい(2019/10/22東京新聞)
独立志向の民進党は昨年十一月の統一地方選で大敗し、蔡総統の支持率は低迷していた。だが、「逃亡犯条例」をめぐる六月以降の香港の混乱が、蔡氏への強い追い風になってきた。中国が、将来の台湾統一を念頭に国際公約した「一国二制度」を香港で踏みにじっていることが、台湾人の反中感情を高めたことは疑いない。蔡氏は辛亥革命を記念する十日の「双十節」で「一国二制度の拒否は二千三百万人の台湾人の共通認識だ」と強調した。


・・・民主化された台湾で教育を受けた若い世代の多くは「自分は中国人でなく台湾人」と考えているが独立志向ではない。近年の世論調査では、八割近くが中台の「現状維持」を支持している。総統選は、民意が台湾の将来を決める大切な機会である。米中の力比べが過度に影響するのは健全ではない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019102202000167.html

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小松政夫 37年ぶり小劇場で主役「大生前葬」 まだ死なないのかと言われたいな、あはは(2019/10/20東京新聞)
小松は、今年も東京・明治座や福岡・博多座といった大劇場や女優一座の地方巡業、映画、テレビドラマに引っ張りだこ。自身の演芸会や講演会でも全国を飛び回る。そんな中、1982年に東京・中野のミニシアターで大好評を博した「一人芝居〜四畳半物語」以来、客席百数十席の劇場ステージに立つ。

 「よーし、やってやろうと、やる気満々です。お客の息づかいが聞こえ、ごまかしが利かない“小屋”です。思う存分、遠慮なく私の持ち物であるネタや芸を全部ぶちまけますよ」と元気いっぱいだ。「このじいさんがどう生きてきたか、分かっていただきましょう。お客から、もう勘弁してくれと言われるまでやりたい気持ちです。あはは…」・・・ 俳優について「せりふを覚えられなくなったら辞める覚悟をもたなきゃならない。役者の世界には自然淘汰(とうた)がいっぱいある。“あのスターはいま” みたいな番組は嫌いです。『老兵は死なず、ただ消え去るのみ』という言葉が好きです」と理想像を熱く語る。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2019102002000155.html

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「実情伝えた」玉城デニー知事が帰沖 訪米の成果強調(2019/10/21琉球新報)
 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設中止などを求めるため訪米していた玉城デニー沖縄県知事は20日夜、帰沖した。この日に発表した声明では、米連邦議員らとの面談などを「有意義」だとし「非常に限られた時間だったが、多くの方々に沖縄の実情と私の考えをじかに伝えることができた。今後の取り組みに生かしていきたい」と報告した。 今回の訪米で2020会計年度(19年10月〜20年9月)の国防予算の大枠を決める国防権限法案の一本化に向け協議を進める上下両院協議会メンバーらと面談した。・・・ スタンフォード大学で講演したことについては「米国の方々に沖縄の基地問題の現状を伝えた。当事者としてどうあるべきか考えてもらい、対話で互いの理解を深めることが問題解決に重要だと伝えることもできた」と振り返った。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1011820.html

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小泉環境相に水俣病被害者が落胆 具体策なく「歯切れだけ」(2019/10/21琉球新報)
 小泉進次郎環境相は19日、水俣病犠牲者の慰霊式に出席した後、被害者団体と懇談した。「環境省は水俣病をきっかけに立ち上がった組織。心を砕いていく」と述べたが、具体的な施策に言及はなく、被害者側から「歯切れが良いだけ。何も言っていない」と落胆の声が相次いだ。懇談では、高齢化する被害者への福祉サービスの充実や、不知火海沿岸の住民の健康調査を求める意見が続出した。被害者の会の中山裕二事務局長(65)は「調査を求め続けたこの10年間に多くの人が亡くなった。環境省は被害者が死ぬのを待っているのか」と怒りをぶつけた。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1011272.html

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再生エネルギー、24年に5割増 IEA予測、太陽光発電がけん引(2019/10/21東京新聞)
【ロンドン共同】国際エネルギー機関(IEA)は21日、2024年に再生エネの発電能力が現在より約50%増加すると予測する報告書を公表した。太陽光発電がけん引するという。IEAのビロル事務局長は声明で「再生エネは既に世界で2番目に大きな電力源だ」と指摘。地球温暖化対策のため「配備を加速する必要がある」と訴えた。

 再生エネの24年時点における発電能力の予測増加分は1200ギガワットで、米国の現在の発電能力に匹敵するという。特に太陽光の伸びは再生エネ全体の成長分の約60%を占める。再生エネの成長を国・地域別にみると、中国と欧州が大きい。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019102101001273.html

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豪主要紙、一斉に1面黒塗り記事 報道の自由制限へ抗議(2019/10/21東京新聞)
 【シドニー=共同】オーストラリアの主要新聞は二十一日、ほとんどの単語が黒く塗りつぶされた記事や文書をそろって一面に掲載した。調査報道を巡り公共放送が警察の家宅捜索を受けるなど「報道の自由が脅かされている」として、新聞発行メディアの垣根を越えた抗議キャンペーンの一環。各紙は「政府があなたから真実を遠ざけるとき、何を隠しているのか?」との見出しで「知る権利」の重要性を訴えた。一方、黒塗りされていない単語をつなげると「税務署は国民の口座から直接金を引き出すことができる。しかしあなたは知ることを許されていない」などのメッセージが読み取れる。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019102102000257.html

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スイス、緑の党躍進 総選挙 右派与党は第1党維持(2019/10/21東京新聞)
【パリ=竹田佳彦】スイスで二十日、上下院選挙が即日開票で実施され、地元メディアによると、下院にあたる国民議会(定数二〇〇)では、移民受け入れに反対する右派与党、国民党は大幅に議席を減らしたが第一党の座を維持した。環境意識の高まりから、温暖化対策を訴える緑の党が議席を倍増させ、第四党に躍進した。・・・ スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんらによる温暖化対策を求める運動はスイスにも波及。九月末に首都ベルンで開かれた気候変動対策を求めるデモには、約十万人が集まった。こうした動きが緑の党の伸長を後押ししたと見られる。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019102102000256.html

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広がれ!ロシアのたい焼きファン あんこに魅了され、独学でカフェ(2019/10/21東京新聞)
サンクトペテルブルクの中心部にあるカフェ「たいやき」。ベレゼネツさん自慢の手のひらサイズのたい焼きは、生地の外側が香ばしく、中はふっくらとしている。粒あんも控えめで上品な甘さ。日本で食べるものと遜色ない味わいだ。この道にのめり込んだきっかけは二〇一二年、親友に会うために訪れた米ニューヨーク。日本食材店でどら焼きを買い、初めて食べたあんこのとりこになった。「二十個買ってロシアに持ち帰り、全部一人で食べた」と振り返る。・・・たい焼きは、招き猫が描かれた包み紙に一つ一つ丁寧に入れ、お客さんに提供する。「日本の思いやりの心、文化の紹介」が営業方針。現在、事業拡大に賛同する日本の支援者を探し、将来的には欧州に出店する夢を抱く。ベレゼネツさんは子どものころから、アニメの影響で日本好きになったが、旅費が高く、憧れの国は遠かった。「私のようにお金がなく、日本に行けない人のために、身近なカフェで日本を味わわせてあげたい」。日本人以上に熱い思いを抱く。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019102102000249.html

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自然エネルギーへ

今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。


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