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(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)

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2019/08/01sankaku08/03

「アビイ・ロード」再発売へ ビートルズ、50周年記念(2019/08/03東京新聞)
【ロサンゼルス共同】ビートルズの元メンバー、リンゴ・スターさん(79)が2日までに、1969年秋に発表したロック名盤「アビイ・ロード」の50周年を記念する作品の制作を進めていると明らかにした。米音楽誌ビルボードのインタビューで述べた。発売時期や詳細は言及しなかった。

 ビートルズはこれまで「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(67年)や「ホワイトアルバム」と呼ばれる「ザ・ビートルズ」(68年)の50周年記念として、収録曲の別テイクなどを収めた記念盤を発売しており、アビイ・ロードにもファンの期待が高まっていた。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019080301001453.html

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INF廃棄条約が失効 核軍拡競争の恐れ(2019/08/03東京新聞)
【ワシントン=金杉貴雄、モスクワ=栗田晃】冷戦期からの核軍縮の柱だった中距離核戦力(INF)廃棄条約が二日、失効した。歯止めが失われ、軍拡競争が米ロから世界に広がっていく恐れがある。米国は中国への対抗で、在日米軍基地も地上配備型の中距離ミサイル配備を選択肢としており、日本への影響も大きい。新たな軍縮交渉のめどはたっていない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/
list/201908/CK2019080302000132.html

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ドラマ娯楽性抑制通知 中国建国70年控え(2019/08/03東京新聞)
 【北京=中沢穣】中国の国務院(内閣)傘下の国家ラジオテレビ総局は、8月から「娯楽性の比較的強い」テレビドラマを放送しないように各地のテレビ局に通知を出した。中国政府は10月1日の建国70周年に向けて国威発揚を図る宣伝活動を活発化させており、今回の措置もその一環とみられる。・・・ リストに挙げられたドラマは「完成状況や内容、品質などについての審査を経て選出した」としており、「中華民族の偉大な奮闘の歴史を描き、祖国、英雄、時代をたたえている」と評価した。共産党に貢献した軍人や指導者が主役のドラマや、改革開放後の発展を描いた内容が目立つ一方、良好な日中関係を反映してか「反日ドラマ」は少ない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/
list/201908/CK2019080302000127.html

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福島第二原発 大廃炉時代の範となれ(2019/08/03東京新聞)
 東京電力福島第二原発の廃炉が正式に決定した。3・11を境に経済的に見合わなくなったこともあり、世はすでに「大廃炉時代」に入っている。出遅れを取り戻し、時代の先頭を走ってもらいたい。福島県と県内の全市町村が、県内の全原発を廃炉にするよう求めていた。住民感情に照らしてみれば、当然のことではないか。

原発事故から八年余。東電は再稼働による収益改善にこだわった。「遅すぎた決断」との批判も、また当然だ。・・・福島の事故以前に表明した三基を含め計二十四基が廃炉を決めた。「大廃炉時代」は、とうに始まっていた。法律で定められた四十年の寿命が尽きて廃炉に至る原発は、今後も増える。なのに、政府は運転延長や新増設を視野に入れ、原発を「基幹電源」に位置付けたままである。時代遅れというしかない。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/
editorial/CK2019080302000140.html

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韓国の李洛淵首相「一線越えた」 日本を批判(2019/08/03琉球新報)
【ソウル共同】韓国の李洛淵首相は3日、日本が「ホワイト国(優遇対象国)」からの韓国除外を閣議決定したことについて「日本は越えてはならない一線を越えた」と強く批判した。李氏は日韓両国や世界の経済協力を脅かし、日米韓の安全保障体制にも亀裂を生じさせる措置だとした上で、韓国政府は「断固とした対応を取るしかない」と強調した。

 日本の措置への対策を盛り込んだ補正予算案が2日に国会で可決されたことを受けて開いた閣議で述べた。李氏は「日本が無謀な措置を一日も早く撤回するよう米国など国際社会と努力していく」とした。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-965453.html

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英語字幕付きで原爆映画を上映 広島と京都、外国人向け(2019/08/03琉球新報)
 原爆投下直後の広島の惨状を再現した映画「ひろしま」(関川秀雄監督)の上映が2日、広島市中区の映画館「八丁座」で始まった。英語字幕付きで、外国人にも鑑賞を促す狙い。10日からは京都市上京区の映画館「出町座」でも上映される。

 1953年に公開された「ひろしま」は、広島で被爆した少年少女の手記集「原爆の子」が原案。9万人近い広島市民がエキストラとして撮影に参加し、壊滅した市街地を逃げ惑う被爆者の姿がリアルに描かれている。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-965174.html

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<お知らせ>「スター・ウォーズ」の大展覧会(2019/08/03朝日新聞)
 映画「スター・ウォーズ」の世界観に満ちた大展覧会「スター・ウォーズ アイデンティティーズ ザ・エキシビション」2012 Lucasfilm Ltd. & TM. All rights reserved. Used under authorization=が開幕します。模型、小道具、衣装など約200点を展示。問いに答えつつ鑑賞する双方向型の内容です。

 ◇8月8日[木]〜2020年1月13日[月][祝]。東京・天王洲の寺田倉庫G1ビル5階。午前10時〜午後7時。1時間ごとの時間予約制。前売り大人3200円、子ども2千円。詳細はサイト(http://www.starwarsidentities.jp)で(朝日新聞社など主催)
https://www.asahi.com/articles/DA3S14125386.html

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(核といのちを考える)次世代も、ずっと平和に 国際平和シンポ「核兵器廃絶への道」(2019/08/03朝日新聞)
 国際平和シンポジウム「核兵器廃絶への道〜大国の暴走を許さない」は7月27日に広島市内で開かれ、約550人が参加した。映画作家・大林宣彦さん(81)と俳優・東ちづるさん(59)が対談し、戦争体験を若い世代へ伝える大切さを強調。元外務省主任分析官の佐藤優(まさる)さん(59)は核大国の指導者に対話を促そうと呼びかけ、国際社会や市民社会の役割を日米の専門家らと語り合った。・・・ 

――いま大林監督は、戦争と広島原爆がテーマの新作「海辺の映画館―キネマの玉手箱」を制作中です。そのきっかけは?

 大林 世の中が切羽詰まっているからです。「なぜ広島に原爆が落ちたのか」と考えている時間はありません。いま、どうするのかを一人ひとりが決めなきゃいけない。世界の空気がそうなっている。だって、核兵器のボタン一つで人類が滅亡しちゃうんですよ。

 だから、僕が知っている戦争を今に未来に伝えたい。映画は愚かな過ちの歴史を変えることはできないけれど、未来を変えることはできるかもしれない。きっと若い人たちが未来を平和にしてくれる。戦争を回避するため、真の平和をたぐり寄せるため、それが唯一の希望なんです。


――東さんはピースボートに乗り、被爆者の証言を世界各地へ伝える活動に参加していますね。

 東 被爆者は命を削って船に3カ月間乗り、世界の平和を願って核兵器廃絶を訴えています。若い人たちが証言を聞くと、もっと知りたがる。そして選挙に関心を示し始める。スイッチをどう入れるかなんです。

 被爆者の方の話によると、いつ戦争が始まったのか、何のために戦うのか分からなかったと。戦争が始まる10年ほど前から、世の中がじわじわ変わったんだと。そして今、その当時に世の中が似ていて不気味だと言うんです。今を「戦前」にしちゃいけない。
https://digital.asahi.com/articles/
DA3S14125462.html?_requesturl=
articles%2FDA3S14125462.html&rm=150

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(核といのちを考える)パネリストの冒頭発言と討論 国際平和シンポ「核兵器廃絶への道」(2019/08/03朝日新聞)
日本を含む「核の傘」依存国は、核保有国との安全保障協定を理由に核禁条約に参加できないという。日本が条約に参加するには米国の「核の傘」を放棄しなくてはならないだろうが、条約は米国との軍事同盟を禁じているわけではない。日本が条約に参加すれば発効プロセスが早まり、核兵器に対して汚名を着せる効果が増すだろう。・・・ 

ドチェルティ 軍縮全般において、市民社会の役割は高まっている。地方レベルから国政レベルに泡が噴き出るように動きを広げていくことだ。3年前に広島平和記念資料館を訪れた時には、ICANや核兵器禁止条約への歩みといった展示はなかった。人道的軍縮の意識を高めるためにも日本の役割が重要だ。戦争で核兵器の攻撃を受けた唯一の国である日本が条約に参加すれば象徴的であり、他の「核の傘」依存国にもドミノ効果を及ぼすだろう。

 黒澤 広島と長崎を知る日本人は、核が使われたらどうなるのかがわかっているはずだ。選挙の機会などに政治家にアプローチして、国際協調主義と法の支配を強化するように働きかけるべきだ。日本政府は対人地雷禁止条約にも当初反対していたが、市民の意向を受けて、小渕恵三外相(当時)が署名・批准を推進した先例がある。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14125461.html

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(ビジネス)『2030年アパレルの未来 日本企業が半分になる日』 福田稔〈著〉(2019/08/03朝日新聞)
 「服が売れない」と言われる昨今。バブル期に15兆円あったアパレル市場は、約9兆円に縮小した。さらに、2030年には7兆円を割り込み、企業数も半分程度に減ることが予想されるという。

 だが、それはあくまで国内市場の話。世界的に見るとアパレルは成長産業であり、迫りくる構造変化の波を好機と捉えれば、日本企業も勝ち組になれると本書は説く。・・・ つまり、ジリ貧の国内市場にしがみつき、旧来のやり方で消耗戦を続ける大手アパレルは、早晩淘汰(とうた)されるということ。こうした企業が扱う中間価格帯の需要はしぼみ、市場は「ラグジュアリー」と低価格の「マスボリューム」に二極化すると著者は見る。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14125267.html

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干された山本太郎氏、腐れ縁断った…れいわ現象に識者は(2019/08/02朝日新聞)
想田和弘さん(映画作家)

 私は安倍政権誕生以降の日本社会を「熱狂なきファシズム」が広がっていると批判してきました。政権が独裁的な手法で、安保法制をはじめ、憲法上疑義のある法律を通しても有権者は無関心と黙認を繰り返し、選挙のたびに与党を勝たせてきた。絶望に近い感覚すらありましたが、今回のれいわ新選組の勢いに明るい未来の可能性を久しぶりに感じました。 

山本太郎氏は、東京電力福島第一原発の事故をきっかけに俳優から政治家に転身しました。「脱原発」の主張を訴え、テレビ局やスポンサーに「干された」。仕事を失ったわけです。その彼が、れいわを立ち上げ、タウンミーティングでの対話のような街頭演説を始めた。演説に感動した人たちが彼の挑戦を個人献金で支えようとした。献金額が1億円を超えたと報道で聞き、ただごとじゃないと思いました。・・・ なぜ信じられるか。山本氏をはじめとして、彼らが社会との腐れ縁を断ち切った自由な人たちだと思うからです。この社会はしがらみと腐れ縁に満ちていて窒息しそうです。政治の世界にとどまらず、会社、地域、どこでもそう。政治的な立場がなんであれ同じです。そこから自由になるのは至難の業です。

水島治郎さん(千葉大教授)
しかし、私が今回最も注目したのは、重度障害者の2人を比例の特定枠にして国会に送ったことです。リベラル派は多様性の尊重を訴え、当事者の声を重視するとは言うものの、体を動かすのも大変な当事者を、国会へとは思いつかなかった。当事者に近い人、軽度の人からと考えていたと思う。ですが、どうでしょう。当選が決まると、1日の国会開会にあわせ、議場は改修され、介助の費用負担の議論が始まった。健常者が独占してきた国会が、インクルーシブ(包摂的)な空間へと一歩を踏み出したのです。

 実際、海外メディアはここに注目して報道しました。もともと特定枠は自民党が合区対策で比例区に回る候補者を救済するため、党利党略でつくった制度です。それを逆手にとったのは見事としか言いようがない。 その意味で山本太郎という政治家は、政治のイノベーター(新しい作り手)と考えるべきです。1990年代半ばから日本では二大政党制をモデルにした政治改革が進みました。政治家が現実的でよい政策をつくれば有権者が支持し、多数派を握れば政治を動かせるという考え方が背景にある。裏を返せば、そうでなければ動かせない、と。山本氏という存在は「本当にそうなのか」という「問いかけ」です。わずか2議席でもこれだけのことができるのですから。民主主義の実践に「実験」は欠かせません。成功もあれば、失敗もある。しかしその中から新時代を拓(ひら)く動きが生まれてくる。次はどんな実験が始まるのでしょうか。
https://digital.asahi.com/articles/
ASM7Y4HP6M7YUPQJ00Y.html?_requesturl=
articles%2FASM7Y4HP6M7YUPQJ00Y.html&rm=446

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(社説)国会バリアフリー 当事者の声生かすとき(2019/08/02朝日新聞)
 誰もが暮らしやすい社会を実現する。その目標に向けて政治を進めるきっかけにしたい。先の参院選で当選した議員がきのう、国会に初登院した。「れいわ新選組」の舩後(ふなご)靖彦(61)、木村英子(54)の両氏、野党統一候補だった国民民主党の横沢高徳氏(47)の3人は、車いすで中央玄関の仮設スロープから院内に入った。

 舩後、木村両氏は、介助者とともに本会議場に入り、正副議長の選挙では、介助者が投票用紙に代筆し、参院事務局の職員が投票した。「バリアフリー国会」の第一歩である。筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後氏は、手足を動かせず、声も出せないため、目や口の動きと文字盤などで意思疎通を図る。木村氏は会話はできるが、生後8カ月のときの転落事故が原因で首から下の自由を失った。

 「障害者が安心して当たり前に地域で生きられる権利と保障を」。木村氏は選挙戦で、当事者の立場から、そう訴えた。全ての国民が分け隔てられることなく、互いに尊重し共生する社会を実現する――。そんな目的を掲げた障害者差別解消法が施行されて3年。遅れていた国会のバリアフリー化が、重い障害を持った議員の誕生で、ようやく本格的に動き出した。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14123715.html

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児童虐待、最多15.9万件 「身体的虐待」25% 18年度児相対応(2019/08/02朝日新聞)
 厚生労働省は1日、全国の児童相談所(児相)が2018年度に対応した児童虐待件数は、過去最多の15万9850件(速報値)だったと発表した。前年度より2万6072件多く、調査を始めた1990年度から28年連続で増えた。児相が虐待通告から原則48時間以内に安全確認を行うルールが、1割弱で守られていない実情も明らかにした。 内容別では、子どもの前で配偶者に暴力を振るうことを含めた「心理的虐待」が8万8389件(55・3%)で最も多く、増加数も最大だった。次いで「身体的虐待」が4万256件(25・2%)、「ネグレクト」(育児放棄)が2万9474件(18・4%)、「性的虐待」が1731件(1・1%)。情報が寄せられた経路は、約50%が「警察等」からで、「近隣知人」が約13%で続いた。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14123828.html

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(コラムニストの眼)英・ジョンソン新首相 天罰か奇跡か、それが問題だ ロジャー・コーエン(2019/08/02朝日新聞)
徹底して象徴的に考えてみよう。方向性を失った国に対して何の信念もない男、壊滅的な打撃を与える決定で身動きが取れなくなっている国を自滅に向かわせる男。神々は最も残酷な時に、笑いもするのだ。ドナルド・トランプ米大統領について言えば、強烈な虚栄心は強烈な無知を伴っている。ジョンソン氏は同様にうぬぼれが強いが、トランプ氏ほどは無知ではない。

 ジョンソン氏はうそをつき、人の弱みにつけ込み、ばか笑いしながら英国最高の職位に就いた。ドジな道化師のまねをし、大きなダメージを与えながらだ。しかし彼はばかではない。当然の報いが自分にふりかかることを知っている。・・・ フィンタン・オトゥール氏(アイリッシュ・タイムズ紙のコラムニスト)が指摘したように、ジョンソン氏は自称「アクラシア」だ。アリストテレスによると、「やるべき正しいことを知っているが、反対のことをやらずにいられない人」である。

 ジョンソン氏がいまの性格であり続ける限り、天罰は唐突に残酷に下るだろう。あるいはひょっとすると、彼は多くの失敗によってではなく、勇気あるたった一つの行動で記憶される道も選べるかもしれない。彼の著書は、そのことについてだった。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14123733.html

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異例のヒット、中国SF「三体」 科学の未来信じる作者(2019/08/02朝日新聞)
 アイデアは、物理学の難問「三体問題」の文章を読んだことがきっかけ。宇宙に質量を持つ三つの物質があれば引力が相互に働き、現在の物理学や数学では動きが予測できない。「たった三つでも予測できないなら、ある恒星系の中に三体運動があったら、文明はどうなるのだろうか」と考えた。

 根底には、人類が生存を続けていること自体が不可思議だという思いがある。「我々は当然だと思っているが、一種の幻想かもしれない。宇宙全体の残酷な生存競争の中で、人類文明は生き続ける力があるか」というのが隠れたテーマだ。・・・ 三体の舞台にもした文化大革命の時代に幼少期を過ごした。禁書扱いだったジュール・ベルヌの『地底旅行』をこっそり読んだのがSFとの出会いだ。アーサー・C・クラークやH・G・ウェルズといった古典から、日本の小松左京、田中芳樹の『銀河英雄伝説』まで幅広く親しんできた。
https://digital.asahi.com/articles/ASM735GBDM73UHBI01M.html

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ロシア首相、4年ぶり択捉島訪問 実効支配誇示、日本けん制か(2019/08/02東京新聞)
 【ウラジオストク共同】ロシアのメドベージェフ首相は2日、北方領土の択捉島を訪問した。日本の中止要請に応じず、強行した。メドベージェフ氏の北方領土入りは2015年8月以来4年ぶりで4回目。日ロ平和条約締結交渉が停滞する中、実効支配する北方領土の開発を急ぐ姿勢を内外に誇示する狙いがある。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019080201001574.html

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米異例の利下げ 独立性は損なわれた(2019/08/02東京新聞)
 米連邦準備制度理事会(FRB)が景気拡大の中、異例の利下げを実施した。トランプ大統領の圧力が決定に影響したのは間違いない。米中央銀行の独立性は損なわれたと指摘せざるを得ない。FRBのパウエル議長は利下げ理由について、「下振れリスクに備えるため予防的に実施した」と説明した。だがこの説明を真に受ける人は少ないだろう。・・・ここで指摘したいのは、最大の不安材料である米中対立はそもそも大統領が仕掛けたという事実である。

 さらに景気拡大中の緩和は急激な物価上昇という副作用をもたらす恐れがある。議長はそれらを考慮して小幅な利下げにとどめ、「長期の利下げの始まりではない」との姿勢も表明。大統領に最低限の抵抗を示した格好だ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/
column/editorial/CK2019080202000148.html

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「新たな軍拡競争生む」中距離核条約きょう失効 ゴルバチョフ氏、本紙に懸念表明(2019/08/02東京新聞)
【モスクワ=栗田晃】史上初めて特定分野の核兵器の全廃を規定し、東西冷戦を終結に導いた米ロの中距離核戦力(INF)廃棄条約は二日(日本時間同日午後)、失効する。一九八七年に当時のソ連共産党書記長として条約に調印したミハイル・ゴルバチョフ氏(88)=写真=が本紙にコメントを寄せ、「条約の失効は深刻な懸念を呼び起こす。新たな軍拡競争、予測できない国際情勢が生み出される」と憂慮した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201908/CK2019080202000142.html

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モスクワ 残る核シェルター 見学者「備え必要」/若者は軍拡に疑問(2019/08/02東京新聞)
 地下六十五メートル、ビルの十八階分に相当する階段を下ると、分厚いコンクリートと鋼鉄の壁に覆われた約七千平方メートルの空間が広がる。核攻撃を受けた際、反撃計画を練る軍司令部が置かれたモスクワ中心部の核シェルター「ブンケル42」だ。

 市内に七千以上あるとされる地下シェルターの一つで、スターリンの命令で一九五六年に完成。軍の二千四百人が一日四交代で秘密裏に働いた。二、三十人が座れる長机が置かれた部屋では米ソが核戦争目前まで迫った六二年のキューバ危機の際、幹部会議が連日開かれたという。・・・国民も「危機」の認識を共有しており、一四年六月の世論調査では、九〇年代に比べ核戦争の脅威が「高まった」と53%が回答した。シェルターの見学客に聞いても「核兵器がある限り、備えは必要だ」との意見が大勢。年金生活者のミハイル・スクウォルツォフさん(65)は「シェルターはソ連時代の『負の郷愁』だが、これからも残っていくのだろう」と予測した。

 ただ、冷戦時代を知らない若い世代にとっては、対立をあおる強権手法への不満がくすぶる。七月下旬、モスクワで行われた反政権デモには若者を中心に約二万人が参加。ドミトリーさん(33)、マリアさん(33)のカップルは、ロシア国民の七分の一に当たる約二千万人が貧困にあえぐ中、膨大な軍事費を投じることに疑問を呈した。「まずは少ない給料で最低限の生活を送っている人々を救うべきだ。軍備は余裕がある国のやることだ」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201908/CK2019080202000126.html

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語り継ぐ戦争 生きることの意味は 今の世の中、一緒に考えたい(2019/08/01東京新聞)
 ベテラン岩崎加根子(86)は12歳で終戦を迎えた。戦中は、東京・大森の実家近くの防空壕(ごう)に避難、米軍機からの焼夷(しょうい)弾が降り注ぐのを目の当たりにした。「防空壕には人がたくさんいて、酸欠で気持ち悪くなった。肺門リンパ腺の病気にもなった。当時、国がやっていることに口出しできないまま引きずられて戦争になった」と振り返る。

 先の大戦の記憶が薄れつつある現在、きな臭い雰囲気も漂うが、「何も考えずに戦争に突き進むのは嫌。これまでの朗読を聞いてくださったお客さまが『伝え続けなければならない』と言ってくださる。朗読を通して今の世の中の現状について一緒に考えていきたい」と話す。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2019080102000207.html

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世界の7月気温、史上最高に匹敵 国連事務総長が警告(2019/08/02東京新聞)
【ニューヨーク共同】国連のグテレス事務総長は1日、米ニューヨークの国連本部で記者会見し、世界気象機関の最新データを基に、今年7月の世界の気温が「観測史上最も暑かった月を上回らなくとも、匹敵はした」と語った。6月も観測史上最も暑い6月だった。

 グテレス氏は「こうした異常気象は氷山の一角だ。そしてまた、氷山も急速に解けていっている」と警告。前回の「最も暑かった7月」は2016年で「強力なエルニーニョ現象の影響だったが、今年は違うだけに、より重大だ」と指摘した。9月の気候行動サミットに参加する各国指導者に向け「具体的な計画」を持ってくるよう呼び掛けた。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019080201001454.html

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<社説>最低賃金中央審答申 正規雇用の拡大不可欠だ(2019/08/01琉球新報)
政権は「戦後最長の景気拡大」を強調してきたが、生活者に所得増の実感は乏しい。最低賃金の引き上げで労働分配率を高め、暮らしの底上げをさらに進めていく必要がある。・・・ 最低賃金は人を雇う際の一般的な金額ではなく、憲法25条の「健康で文化的な最低限度の生活」を保障するセーフティーネットだということを認識しなければならない。中央最低賃金審議会の目安通りの引き上げ額だと沖縄県の最低賃金は788円となる。788円に引き上げられたとしても、週40時間働いて月の収入は13万円に届かない。年収換算では150万円程度であり、家計を維持できる十分な額ではない。
 これまでにも、最低賃金で働いた場合の収入が生活保護の給付水準を下回る逆転現象が起きるなど「ワーキングプア」を巡る議論があった。働くことで生活保護から脱するという意欲につながり、貧困の連鎖を生み出さない水準まで最低賃金を引き上げていくことが求められる。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-964637.html

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三鷹事件 司法は闇に目をつぶる(2019/08/01東京新聞)
 七十年前の「三鷹事件」の再審を東京高裁は認めなかった。無人電車が暴走し、大勢の死傷者が出た事件。獄死した元死刑囚の長男が求めた再審だ。あまりに多い謎に司法が応えぬ姿勢は疑問だ。・・・当時は謎めいた事件が相次いだ。三鷹事件の九日前には国鉄総裁が死体で発見される「下山事件」。約一カ月後には東北線の松川駅(福島県)で列車が転覆される「松川事件」があり、一、二審で複数人の死刑判決が出たが、最終的に全員が無罪確定した。

 これらの背後には、米占領下でもあったことから、共産党の弱体化を狙った連合国軍総司令部(GHQ)が関与した説もあったほどだ。そんな時代だった。

 三鷹事件で疑わしいのは、竹内元死刑囚の供述の変遷である。逮捕時は「否認」。勾留質問でも取り調べでも「否認」。起訴直前に単独犯行を「自白」。公判では「他人との共同犯行を自白」「単独犯行を自白」。やがて「否認」…。無罪を主張した。捜査段階と公判段階で激しく否認と自白を繰り返した。信用性に疑義が生じるのは当然である。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/
CK2019080102000155.html

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辺野古反対を世界的な運動に ドイツ平和団体が連帯呼び掛け(2019/08/01東京新聞)
 ドイツ・ベルリンを拠点に軍事縮小に向けた活動に取り組む平和運動団体「国際平和ビューロー」(IPB)のライナー・ブラウン共同代表は31日、沖縄県那覇市内で米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する政党や団体でつくる「オール沖縄会議」と共同シンポジウムを開催した。ブラウン氏は世界約70カ国に約300組織あるというIPBの加盟団体にオール沖縄を迎えるよう提案するとし、「世界的な運動にしていく」と平和運動での連帯を呼び掛けた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-964297.html

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駅前にビートルズ大学 「抱きしめたい」の衝撃を講義(2019/08/01朝日新聞)
駅前でビートルズを学びませんか――。金沢大学が8月から、市民向け公開講座「ビートルズ大学」をJR金沢駅前で始める。グループの歩みや音楽の背景を、金沢市出身のビートルズ研究家が講義。石川県外からの観光客にも参加を期
待するユニークな「大学」だ。金沢大学がこれまで開いてきた社会人向け公開講座は「大学で教えるような内容を公開する形」(地域共創推進課)が多かった。そこを抜本的に改め、サブカルチャーやスポーツにも枠を広げ、外部講師も招いて始めるのが金沢大学オープンアカデミーの「人生を愉(たの)しむ講座」だという。
https://www.asahi.com/articles/
ASM7R75D8M7RPJLB00F.html?iref=comtop_8_07

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ゴールデンバット、110年超の歴史に幕(2019/08/01朝日新聞)
 日本たばこ産業(JT)は、「ゴールデンバット」「わかば」「エコー」の3銘柄を10月以降、在庫がなくなり次第販売を終了すると発表した。・・・ゴールデンバットは1906(明治39)年、わかばは66(昭和41)年、エコーは68(昭和43)年に発売された紙巻きたばこ。わかばとエコーは、1本ごとに税金がかかる紙巻きたばこと違い、葉の重さごとに税金がかかる葉巻の一種としてブランドを引き継ぎ、9月中旬に「わかば・シガー」「エコー・シガー」として新発売する。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14122247.html

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自然エネルギーへ

今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。


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