KIJI LISTpoint NEWS LIST
<POINT NEWS237>2017/06/03・・・(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)
20182019


sankaku237sankaku
2017/06/03sankaku06/05

加計文書「省内で共有」 文科省現役職員が証言(2017/06/06朝日新聞)
 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設をめぐり、文部科学省が内閣府から「官邸の最高レベルが言っている」などと言われたと記録された文書について、文科省の現役職員が朝日新聞の取材に応じ、この文書が省内の複数の部署で「共有されていた」と証言した。担当の同省専門教育課から昨年9月、関係部署の十数人に送ったメールに添付されていた、と認めた。

http://digital.asahi.com/articles/ASK663HCWK66UTIL00W.html?iref=comtop_8_01

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首相、持論一方的 加計問題の答弁 委員長注意「質問答えて」(2017/06/06朝日新聞)
学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題の質疑が集中した5日の衆院決算行政監視委員会で、安倍晋三首相が玄葉光一郎委員長(民進党)から「質問に答えてください」と再三注意された。野党は「答弁拒否の態度で真相解明にはほど遠い」と批判。野党を攻撃したり一方的に持論を展開したりする首相の答弁態度が、対立を深める要因になっている。・・・一連の首相答弁について、共産党の小池晃書記局長は5日の記者会見で「国民の疑問に応える姿勢が全くない。非常にあきれ、怒りを覚える」と述べた。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12974040.html

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京の町家を改装、宿泊事業に参入 下着大手ワコール(2017/06/06朝日新聞)
 女性下着大手のワコールホールディングス(京都市)が、宿泊施設の運営事業に参入する。来春から京都市内の町家を改装して提供し、観光客らの施設不足に対応する。5年ほどかけて約50軒の運営をめざす。事業子会社のワコールが、町家や古民家の所有者から建物を借りて改装する。外観は生かしつつ、内装は和風ながら現代アートも採り入れる。宿泊料のもうけの一部を建物の所有者に家賃として払う仕組みだ。町歩きや文化体験の講座、イベントなども検討中で、いずれは京都市外にも広げたいという。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12974050.html

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(商品ファイル)BMW、普通二輪免許でOK(2017/06/06朝日新聞)
 独BMW日本法人は、普通二輪免許で運転できるバイク「BMW G310R」(排気量313cc)を発売した。車体を軽量化し、操作しやすいデザインにもこだわった。同社のバイクはこれまで大型が中心だったが、ファンの間口を広げる狙いがある。価格は消費税込み58万円。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12974060.html

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<お知らせ>ジャコメッティ展、14日から(2017/06/06朝日新聞)
20世紀を代表する彫刻家のひとり、アルベルト・ジャコメッティの初期から晩年までをたどる大規模な回顧展です。独特の細長く引き伸ばされた彫刻作品=写真は「犬」(1951年、ブロンズ、マーグ財団美術館)=の数々をはじめ、油彩、素描、版画など約130点で、作家の創作の軌跡を紹介します。

 ◇14日[水]〜9月4日[月]、東京・六本木の国立新美術館。午前10時〜午後6時、金曜と土曜は午後8時まで(入場は閉館の30分前まで)。火曜休館。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12973942.html

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ノーベル文学賞・ディランさん「文学と違う。歌は読まれるのでなく、歌われるべきだ」(2017/06/06朝日新聞)
ディランさんは、ゆったりとしたピアノ曲の中で、自らに影響を与えた米国人歌手バディ・ホリーや、古代ギリシャのホメロスの叙事詩「オデュッセイア」、メルビルの「白鯨」、レマルクの「西部戦線異状なし」といった著名な物語を挙げて、自身の歌と文学とのつながりを考察した。その上で「もし一つの歌があなたを感動させるのなら、大事なのはそのことだけだ」「私はいろんなことを自分の曲に込めてきた。だが、何を意味するか気に病むつもりはない」と告白した。そして「私たちの歌は生きている。文学とは違う。読まれるのではなく、歌われるべきだ」と述べ、「歌詞を、意図されたそのままに聴く機会を持ってほしい」と語った。(ロンドン=渡辺志帆)

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12974036.html

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(問う「共謀罪」 学問の世界から)怒りの抗議、重なるリットン調査団 加藤陽子さん(2017/06/06朝日新聞)
 政府の怒りの裏にあるものを歴史は教えてくれる。・・・国連の委嘱を受けた人物の要求に対しての開き直りの抗議。既視感がある。1931年の満州事変後、リットン卿が国際連盟の委嘱で報告書を発表した「リットン調査団」。その時の抗議と似ています。日本は「事変の発端となった鉄道爆破は中国の仕業」という虚偽を前提にしていた。そして「満州国」建設の裏に日本軍がいたと非難されると「他の列強もやったこと」と開き直る。

 「共謀罪」も、実は条約に加わるために不可欠ではないとガイドラインからは読み取れる。前提に虚偽があるから、外からの干渉にあれだけ神経質になる。歴史は単純には繰り返さないし、安易な過去との比較は慎重であるべきですが、やはり類似点を見いだせる。一連の応酬は「共謀罪」の本質をあぶり出すように見えます。共通するのは「偽りの夢」と、国民の「人気」です。・・・ 「見果てぬ夢」を掲げて後戻りできなくなったところで、国際連盟の指摘に過剰反応。今と似ていませんか。「五輪で景気が良くなる」と「見果てぬ夢」で国民を期待させ「『共謀罪』でテロを防がなければ開催できない」とあおる。法案成立直前までこぎ着けたのに、国連特別報告者からの「待った」に怒り狂ってしまった。・・・極めて脆弱(ぜいじゃく)な法律を、安定した力を持つ政党内閣が自信満々に作ってしまったという怖さ。このおごりを忘れてはいけません。(聞き手・後藤遼太)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12974029.html

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国際ペン、反対声明 「共謀罪」法案(2017/06/06朝日新聞)
 「共謀罪」法案をめぐり、日本ペンクラブ(浅田次郎会長)は5日、東京都内で会見を開き、法案に反対するジェニファー・クレメント国際ペン会長の声明を発表した。世界の作家らでつくる国際ペンが、日本の国内法案について反対声明を出すのは極めて異例で、2013年の特定秘密保護法案のケースに続く。声明は「国際ペンは、いわゆる『共謀罪』という法律を制定しようという日本政府の意図を厳しい目で注視している。同法が成立すれば、日本における表現の自由とプライバシーの権利を脅かすものとなるであろう」としている。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12974026.html

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10州180市 パリ協定支持 離脱表明の米で反発広がる(2017/06/05東京新聞)
【ニューヨーク=北島忠輔】トランプ米大統領が地球温暖化防止の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱を表明したのに対し、反対する州知事や市長が相次ぎ、全米に広がっている。米メディアによると、州や自治体がパリ協定の目標達成に向けた独自の政策を採用しているなか、トランプ氏の離脱表明後、少なくともニューヨークやカリフォルニアなど十の州政府のほか百八十市が協定履行への支持を表明した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201706/CK2017060402000107.html

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映画「不思議なクニの憲法」、ベルリンで上映される(みーこ / 2017年6月4日みどりの1kWh)
さて映画では、戦後ずっと与党だった自民党が日本の憲法を改正しようとしていること、日本国憲法はそもそもどのように作られ、日本人にどのように受容されてきたのかということ、自衛隊の憲法上の地位がこれまでどのように議論されてきたのかということなどが、さまざまな人物のインタビューを通して語られる。こう書くと小難しい映画のようだが、いろいろな人物が自分の言葉で、自分の意見を交えながら語るので、飽きることなく画面にひきつけられた。

憲法改正と言うと一般に、戦争放棄をうたった第九条の行方が最も注目されるが、この映画では、基本的人権の尊重、男女平等、婚姻や家族制度のあり方、個人の尊重、幸福の追求といったことも語られる。そのなかで私が最も興味を持ったのは、辻仁美さんという人である。映画のチラシには「主婦・安保関連法案に反対するママの会@埼玉」という肩書がついている。話の内容や言葉の選び方や自宅の様子からして、辻さんはいかにも中流階級の奥さんという感じで、ご自身が語る「今までは政治にまったく興味がなかった。ママ友と話すのは、ランチや子どものお受験の話ばかり」という言葉は本当なのだろうなと思わされた。この辻さんは「でもそんな私でも、安倍政権の動きを見て、これではいけないと感じ、まずは選挙に行こうと周囲に呼びかけるようになりました」と続ける。マイクを握って懸命に訴えたり、「これからはママの私が主人と息子を教育しなきゃ」と茶目っ気たっぷりに語る辻さんの姿を見て、「辻さんみたいな人が今後日本でどんどん増えていくといいな」と希望を感じることができた。・・・辻さんに限らず、映画に出てくるさまざまな人物の中で私が引き寄せられたのは概して女性だった。細かく語られているわけではないものの、政治や市民運動に自分が乗り出さなければならないと思う契機が、彼女らの人生や生活の中にあったのだろうなと感じ取ることができた。
http://midori1kwh.de/2017/06/04/9106

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(よみがえる沖縄1935)戦前の沖縄、鮮明に 1935年撮影のネガ、朝日新聞大阪本社で発見(2017/06/05朝日新聞)
戦前の1935(昭和10)年に、沖縄で大阪朝日新聞(当時)の記者が撮ったネガ277コマが見つかった。市場や漁、農作業など、人々の暮らしぶりが写し取られている。太平洋戦争末期の沖縄戦で、戦前の沖縄の写真の多くは焼失しており、専門家は「大変貴重な資料」と評価する。・・・戦前に現在の那覇市東町にあった「那覇ウフマチ(大市)」と呼ばれた市場の様子。路上で「バーキ」と呼ばれる竹かごに穀物や農作物のようなものを入れて販売しており、庶民生活の場としてにぎわった。奥の建物には「大迫商店」の店名が確認できる。照合すると、通り沿いから、海産物などを販売する「大迫海産」の店の方を撮影したものと思われる。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12972819.html

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(政治断簡)「自由」を壊す技法とは 編集委員・松下秀雄(2017/06/05朝日新聞)
ひとたび恐怖や不安に覆われると、「自由な社会」は簡単に壊れるものなのか。9・11同時多発テロ後の米国の経験を振り返り、そんなことを考えた。事件の翌月、捜査機関の権限を拡大する愛国者法が成立。これを根拠に、米国家安全保障局(NSA)は市民の通信記録などを収集、大規模な監視活動を始める。活動を内部告発したのが、エドワード・スノーデン氏。経過を記録したドキュメンタリーや、氏の著作に触れ、市民の「丸裸」ぶりにぞっとした。誰と会ったか。何を買ったか。どのウェブサイトを見たか。全行動を把握できるというのである。・・・政府からは市民の活動が丸見え。市民からは政府が見えない。その非対称は何をもたらすのか。スノーデン氏はこう警鐘を鳴らす。「国民は、権力に反対する力を潰される。政府と国民の力のバランスが変わり、支配する者と、される者になる」

なぜ、9・11後の米国に関心を抱いたか。日本でいま起きていることと、どこか通じるように思えたからだ。

・・・市民が政府を監視する手立てはやせ細る。防衛省も財務省も文部科学省も、日報や交渉記録などを「廃棄した」「確認できない」と突っぱねる。いや、あるという前文科事務次官は「出会い系」への出入りを暴かれ、信用ならぬやつだといわんばかりの人格攻撃を受けている。さらに、一部メディアの報道ぶり。「権力の監視」はどこへやら、いまや政権の広報かと見まがうばかりだ。・・・身の危険を感じる時、安全最優先になるのは世の常だろう。けれど政府を監視できなければ、その危険がどれほどのものか、不安をあおられていないかもわからない。ナチス・ドイツの国家元帥、ゲーリングはこう言った。

 「人々は指導者の意のままになる。『我々は攻撃されかけている』といい、平和主義者を『愛国心に欠け、国を危険にさらしている』と非難する。それだけで良い」

 そうしてナチスは全権を掌握し、戦争に突き進んだ。忘れてはならない教訓である。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12972786.html

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天安門事件28年、香港で追悼集会 北京はピリピリ(2017/06/05朝日新聞)
民主化を求めた学生らが軍に武力弾圧された中国の天安門事件から28年を迎えた4日夜、犠牲者を追悼する集会が香港で開かれた。参加者はろうそくを手に中国の民主化を訴えた。一方、香港では若者を中心に中国の民主化に対する関心が低下している。追悼集会には昨年より約1・5万人少ない約11万人(主催者推計)が参加。「事件の再評価を求める」「(中国共産党の)一党独裁を終わらせろ」などと書かれた看板が設置された。設計士の男性(46)は取材に「私たちは中国の民主化を推進する責任がある」と語った。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12972775.html

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(声)聖書の教えも監視対象だった(2017/06/05朝日新聞)牧師 井上二郎(岐阜県 76)

 「共謀罪」法案は自民、公明、日本維新の会の賛成によって採決が強行され衆院を通過、現在参院で審議されています。この法案を考える時、35年ほど前に盛岡で出会った先輩牧師と、米国人宣教師夫妻の話を思い出します。先輩牧師はいつも特高警察のことを口にしていました。礼拝中にもやってきて教会員を監視。特に説教の内容は詳細に調べてメモをとったそうです。キリスト教関連の書籍は没収され、戻ってきませんでした。聖書の教えさえも思想調査の対象だったのです。宣教師夫妻は1941年末の早朝、自宅に踏み込んできた6人の警官にスパイ容疑で引き立てられました。夫は165日間刑務所に。日本での布教計画を記した学位論文がやり玉に挙げられたのです。準備段階の行為や思考でさえ処罰対象とする「共謀罪」法案は、治安維持法と何ら変わりありません。信教・思想の自由を狙い撃ちし、人権を根底から破壊する恐ろしい法案です。監視や言論統制におびえる社会が必ずや出現します。参議院での可決・成立を断固阻止せねばなりません。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12972715.html

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(声)爆弾製造企業への投融資やめて(2017/06/05朝日新聞)アロマテラピー講師 山田曜子(神奈川県 33)

 非人道的なクラスター爆弾の製造企業に対し、三菱UFJフィナンシャル・グループなど日本の金融機関4社が、4年間で2200億円の投融資をしたと報道された。利用者として失望し、無力感と悔しさで涙が止まらなかった。6年前、私は国際NGO職員として世界で最も深刻なクラスター爆弾汚染国ラオスに赴任。ベトナム戦争で落とされたが爆発しなかった推定8千万個の不発弾が、戦後40年の今も人々を脅かしている。破片が顔中に刺さり失明した少女、腕を失った青年。病院には毎週負傷者が運ばれてきた。不発弾は庭や田畑、通学路に転がる。黄色いチョウの形、緑色のボール形。子どもはつい触れてしまう。現地職員と村々を回り応急処置研修を行った。手で不発弾を取り除く危険な仕事に就く20代の女性たちとも出会った。不発弾を全て除去するには数百年かかるという。預けたお金が血に染まる光景が浮かび、口座の解約を決めた。金融機関は投融資を考え直してほしい。銀行は利便性で選びがちだが、今後私たちは、社会的責任も考えて選ぶ必要があるのではないか。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12972712.html

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劇場公開、「映画」の条件? 配信限定作、カンヌ出品めぐり物議(2017/06/05朝日新聞)
「アメリカ文化の経済侵略そのものだ」。今年4月、カンヌ映画祭でコンペ部門のノミネート作が発表されると、フランス映画館連盟(FNCF)など国内の映画興行界から激しい反発の声が上がった。コンペ部門の19作品に、米動画配信大手ネットフリックス(ネトフリ)の「オクジャ」「マイヤーウィッツ・ストーリーズ」の2作品が入ったためで、ともにネトフリの加入契約者にネット配信を予定する一方、仏国内で劇場公開はしないとしていた。映画祭事務局は開催直前、「来年以降、フランスの映画館での上映が約束されない作品はコンペ部門への参加を認めない」と異例の声明を発表。会見で審査員長のペドロ・アルモドバル監督は、動画配信会社の参入による新たな可能性に理解を示しつつ「劇場のスクリーンで映画をみる文化は守られるべきだ」と語った。・・・

 フランスでは、映画興行の利益を守るため、劇場公開から36カ月経たないとネット上で配信できないとする規定がある。また映画館の入場料収入の一部を国立映画センター(CNC)が税金として徴収。テレビ局からの徴収金とともに映画製作や振興策への助成に充てる仕組みもある。 パリ在住の映画ジャーナリスト、林瑞絵さんは「欧州でもアメリカ映画が市場を席巻する中で、フランスはこうした仕組みで映画文化を守ってきたという自負がある。劇場公開を拒むネトフリの姿勢を受け入れると、長らく築き上げてきた映画製作システムの根幹が崩れるとの危機意識がある」と指摘する。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12972709.html

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「共稼ぎ」と「共働き」は大違い 「家事・育児・介護」も労働です!(2017/06/05東京新聞)
「共働き」と「共稼ぎ」。一般には、ほぼ同義語として使われるが、よくよく考えると大きな違いがある。実は、5月1日の「メーデーに考える『労働運動』」の京都大大学院経済学研究科の久本憲夫教授(62)へのインタビュー記事の掲載後、「共働き」という言葉を使ったことで教授におしかりを受けた。「これでは私の長年の主張を自己否定したことになる」と。記者個人にとっても教授は学生時代に世話になった方。早速、再び京都に向かった。 ・・・ 学問とは精緻な分析・考察を重ね、問題のありかと方途を探るもの。言葉の使い方にも人や社会の在り方を嗅ぎ取る。一言に「労働」と言っても、「収入が伴う『稼得労働』と、収入が伴わない『非稼得労働』がある」と教授は説く。


 なので「稼ぐ」ばかりが労働ではない。
稼ぎはなくとも、家事、育児、介護は暮らしに不可欠な労働だ。「会社で売り上げや製品に責任を持つように、労働とは責任を伴う行為とも定義できる。その意味では、子育てや介護の方がむしろ責任は重い」と教授は説く。「共働き」なら専業主婦もやっている。夫の陳腐な言い草に「俺が働いて、おまえらは食わせてもらっているくせに!」というのがある。妻は悔し涙を浮かべてこう思うだろう。「私だって働いている。家事も子育ても全部やっている…」だが、妻も社会で活躍し「稼」ぐ時代となった。家事や育児を働きとして重んじながら、どのようにして夫婦共に稼いでいくか。それには、家事労働をどう分担するか考えなくてはならない。その視点に至ることにも、「働」と「稼」を分けて考える意義がある。「夫婦共に収入を得ることは『共稼ぎ』とよぶべきなのです。『稼ぐ』には『出稼ぎ』のような貧困につながるイメージがあった。なので『共働き』という表現が一般化したのでしょう。でもその結果、家事、育児、介護が『労働』から外されてしまった」わずか漢字一文字の違い。しかし、その違いを考えることは、「働く」ということをあらためて問うてみることでもあった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201706/CK2017060502000184.html

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ロンドンでテロ、6人死亡 容疑者3人射殺(2017/06/04琉球新報)
【ロンドン共同】ロンドン中心部のロンドン橋で3日午後10時10分(日本時間4日午前6時10分)ごろ、車が歩道に乗り上げ、通行人をはねた後、近くにあるロンドン屈指の食材市場「バラマーケット」で、バーにいた客らがナイフで刺された。ロンドン警視庁は6人が死亡し、容疑者の男3人を射殺したと発表。警察は両事件をテロとして捜査していると明らかにした。
http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-508453.html

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<社説>ヘイト対策法1年 包括的な法整備の検討を(2017/06/04琉球新報)
 ヘイトスピーチ(憎悪表現)対策法の施行から1年を迎えた。警察庁によると、差別をあおるなどの右派系市民グループによるデモは、昨年6月3日の施行から今年4月末までに35件を確認し、前年同期の61件からおよそ半数近くに減った。一定の効果が出ているとも映るが、デモは続いている。対策法の限界を指摘する声もあり、さまざまな施策を進める必要がある。・・・法務省によると、2016年に全国の法務局が救済手続きを始めたインターネット上の人権侵害は1909件(前年比10%増)で、過去最多となった。デモは半減したが、ネット空間での差別が横行している状況を放置するわけにはいかない。
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-508412.html

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Learn&Play! teamLab Future Park チームラボアイランド 学ぶ!未来の遊園地(2017/06/04琉球新報)
 琉球新報社は「Learn&Play! teamLab Future Park チームラボアイランド 学ぶ!未来の遊園地」を沖縄県立博物館・美術館で開催します。日本のみならず、海外でも高い評価を得、今年4月に国内・海外累計来場者数500万人を達成した展示会です。観客が描いた絵が動き出したり、人の動きに反応し変化したりする体験型のデジタルアート作品を展示します。
http://ryukyushimpo.jp/event/entry-494537.html

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「妻は安定している。沖縄の人と心一つ」 負傷した女性の夫がマイク握る(2017年6月3日琉球新報)
【辺野古問題取材班】名護市辺野古の新基地建設に反対する市民ら約140人は3日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前で座り込みを続けた。2日に抗議行動中に転倒して頭蓋骨骨折などで入院している女性の夫も座り込みに参加し「(妻の)容態は安定している。これからも沖縄の人たちと心を一つにやっていきたい」とあいさつした。正午の時点で工事車両の進入はない。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-508176.html

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メキシコ国境「壁」に抵抗 独音楽家ら演奏会(2017/06/04琉球新報)
【ティフアナ共同】ドイツの音楽家マルクス・リントさん(49)が、メキシコ国境に「壁」を建てようとするトランプ米大統領の主張に抵抗するコンサートを3日、メキシコ北西部ティフアナの米国との国境に立つ柵の前で開催した。コンサートは「この壁を壊しなさい!」と題された。レーガン元米大統領が冷戦中の1987年にゴルバチョフ旧ソ連大統領に向けてベルリンの壁を取り払うよう呼び掛けた演説中の言葉にちなんだ。リントさんは「トランプ氏が尊敬するレーガン氏の言葉をわれわれはお返しする」と話した。ティフアナの楽団や米国のバンドが融和を訴える曲を演奏し、数百人が聞き入った。

http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-508482.html

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駅に下りエスカレーター続々 高齢者「下り階段は怖い」(2017/06/04朝日新聞)
「階段は上りより、下りの方が怖い」。そんなお年寄りの声に応え、福岡市営地下鉄で下りエスカレーターが増えている。超高齢化社会をみすえ、他都市の駅でも対応が始まっている。福岡市営地下鉄は、2005年開業の七隈線では全駅に上下のエスカレーターがある。だが、空港線と箱崎線の計19駅では、博多などの主要5駅を除くと、これまでエスカレーターが2基以上ある場合もすべて上りだった。
http://digital.asahi.com/articles/ASK4D5J2PK4DTIPE028.html?iref=comtop_8_03

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(声)加計問題、本質は公正だったか(2017/06/04朝日新聞)契約社員 秋山信孝(東京都 67)

 加計(かけ)学園の問題で、野党は獣医学部新設について政策論争を挑むべきだ、と主張された「加計学園 野党は政策詰めよ」(5月31日)には賛同しかねる。今回の問題の本質は、政策の中身の是非ではなく、この制度で恩恵を受ける私企業・団体の選定過程に、公平、公正、透明性が担保されているかどうかだ。政策決定のカギを握る国家戦略特区諮問会議で議長も務める安倍晋三首相は、疑惑を晴らす責任を果たしているとは思えない。物証とされる内部文書が表に出ても、実名で証人が名乗り出ても、文書の再調査も証人喚問もかたくなに拒む政府の姿勢は、疑惑が真実であることを認めているのも同然ではないか。証人喚問などは「国会がお決めになること」と無関係を装う首相だが、憲法改正発言について国会で問われると、「党総裁の立場」を名乗り説明を回避した。首相と総裁の立場を使い分けられるのであれば、同じ論理で、国会における調査に積極的に協力せよと党を指導することが、口癖である「国民の負託に応える」ことだと思うが、いかがか。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12971532.html

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天安門、今も続いている 戦車にひかれ両足失った方政さん きょう事件から28年(2017/06/04朝日新聞)
1989年6月、中国・北京の天安門広場に集まり民主化を求めた学生らを、軍が弾圧した天安門事件から4日で28年になる。共産党政権は異論を力で封じ込める姿勢を今も変えていないが、事件にこだわり、社会を変えていこうと声を上げ続ける人々がいる。「私のような当時の学生だけでなく、新たな被害者が絶えず生み出されている。事件はまだ終わっていない」天安門事件で戦車にひかれ、両足を失った方政(ファンチョン)さん(50)がこのほど来日し、朝日新聞のインタビューでこう語った。・・・ 事件に縛られ続ける生活に限界を感じ、09年に家族と渡米。サンフランシスコを拠点に、天安門事件を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録する運動を続ける。28年の歳月に加え、経済成長による社会の激変で、人々の記憶から事件が遠のいているのを感じるからだ。

 方さんは「(当局の理不尽な仕打ちから)自分の暮らしや財産を守ろうとする人々の権利意識が広がっている。そこに中国の民主化の兆しがある」と期待を寄せるが、習近平(シーチンピン)指導部はそうした人々を支える弁護士やNGOを徹底的に弾圧している。・・・方さんは「真実を示すことでしか、事件は清算されない。事件を本当の意味で歴史にするために私は声をあげ続けている」と話す。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12971650.html

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(ひもとく)宇宙と生命 切り開かれる地球外の可能性 川端裕人(2017/06/04朝日新聞)
研究者ごとの相場観の違いが興味深い。例えば「知的生命体は発見できるか」への回答は、「いる」「いない」「ロボットなら」というふうにばらけるし、「見つけたらどうするか」には「銀河系についての知識を交換したい」という知的欲求派から、「あまりにも危険。直接接触することはお勧めしません」という慎重派まで様々な見解が飛び交う。その一方、「知的」かどうかは置いて、地球外の生命の可能性を否定する者は誰一人としていないのである。・・・宇宙と生命の起源、そして、人類が進出する宇宙。いずれにしても「宇宙と生命」にまつわる研究は、新たな段階に入る。どんどん切り開かれる最前線の知識を咀嚼(そしゃく)するためには「今なにが分かっていて、何が分かっていないのか」を知っておきたい。

 そのために好適なのが、『人類の住む宇宙』。日本天文学会による教科書のシリーズの第1巻で、タイトルに象徴されるように、この宇宙を「人間が住む」場所としてごく自然に捉える。10年ぶりに改訂され、重力波の直接観測(宇宙規模の研究)、太陽系外惑星の発見(銀河系規模の研究)、気候変動(太陽系内の惑星規模の研究)などが拡充された。大学教養課程レベルを想定して書かれているので、一般書よりもちょっと背伸びをした知識に手が届く。今、手にすれば、これからの新たな10年、参照しうるだろう。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12971538.html

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(書評)『ポピュリズムとは何か』 ヤン=ヴェルナー・ミュラー〈著〉(2017/06/04朝日新聞)
ポピュリズムを権威主義などから区別する特徴は、道徳主義的な反多元性にある。「真の」(道徳的に正しいとされる)人民を排他的に代表している以上、いかなる反対派もその正統な代表ではありえない。異論を認めないこの反多元主義こそが、あらゆる立場に対等な発言権を保障すべき民主主義を脅かす。

 ポピュリズムは、民意を置き去りにする政治に抗し、民主主義をその制度的硬直から救うとする、有力な議論もある。それに対して、著者は、ポピュリズムを民主主義にとっての「真の脅威」と見る。それは、民主主義の内部から生まれるが、ナチズムがかつてそうであったように、特定の人々から市民としての対等な地位を剥奪(はくだつ)し、民主主義の条件を掘り崩していく。・・・東欧、トルコ、中南米に目を転じると、ポピュリストは反体制ではなくすでに体制の側にある。再来するポピュリズムの脅威を理解するためには、それを病理的なものとみなすのではなく、人々が世界各地でその台頭と存続を許しているのはなぜかを実証的にも探る必要がある。

 「人民」の構築ではなく、「多数派」の形成を、という著者の主張には異論もありうる。それでも、ポピュリズムを的確に定義し、民主主義は多元性を失ってはならないとする本書の議論には十分な説得力があり、アメリカ、日本の現政権を理解するうえでも示唆に富む。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12971552.html

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アイルランド与党党首に同性愛者 首相選出へ(2017/06/03琉球新報)
【ロンドン共同】アイルランド与党の中道右派、統一アイルランド党は2日、ケニー首相の党首辞任表明に伴う党首選の結果、同性愛者のレオ・バラッカー社会保護相(38)が当選したと発表した。13日以降に再開する下院で選出され、次期首相となる見通し。バラッカー氏は同性愛者であることを公言し男性パートナーと同居中。首相になれば同国最年少になるとともに、保守的なカトリックの国として知られる同国で、同性愛者の首相が初めて誕生することになる。バラッカー氏は演説で、今回の党首選は「この国に偏見はない」ことを示したと述べ「より多くの声を受け入れる政党」を目指すと語った。

http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-508107.html

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儀間比呂志さん偲ぶ会 100人が功績たたえる(2017/06/03琉球新報)
沖縄でたくましく生きる人々の姿や豊かな風土を版画や絵で表現し続け、4月11日に他界した儀間比呂志さん(享年94)を偲(しの)ぶ会が2日夜、那覇市久米の県青年会館で開かれた。生前親交が深かった文化人やアーティストら100人以上が詰め掛け、儀間さんに語り掛けるようにそれぞれの思い出を振り返った。呼び掛け人代表でジャーナリストの新川明さんは、1956年当時の出会いを振り返り、「米軍の抑圧が激しい政治状況の中、沖縄の現実を告発する、力強くたくましい作品に共鳴し、感動した」と功績をたたえた。儀間さんと詩画集「琉球愛歌」を創り上げたMONGOL800の上江洌清作さんは「今でも創作活動の励みになっている。音楽人生の宝物だ」と述べた。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-507978.html

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新緑の季節、木々の緑と清流との競演(2017/06/03琉球新報)
青森県十和田市の奥入瀬渓流が新緑の季節を迎えている。渓流を代表する景観「阿修羅の流れ」付近では、訪れた人たちが、木々の緑と苔(こけ)むした岩が点在する清流の競演を楽しんでいる。十和田湖から流れ出る約14キロの谷川で、下流で蔦川と合流する。水量は、水門で調整され安定しているため、苔が生えやすく美しい景観が見られる。
http://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-508103.html

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抗議デモに発砲、7人死亡 カブール、治安部隊(2017/06/03朝日新聞)
アフガニスタンの首都カブールで約90人が死亡した爆発で2日、一向にテロを食い止められない政府に抗議する数百人規模のデモがあり、地元メディアによると、治安部隊がデモ隊に発砲する事態に発展し、少なくとも7人が死亡した。爆発はカブール市中心部の各国大使館や官庁が集まる地区で5月31日朝に起き、少なくとも約90人が死亡、400人が負傷した。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12969842.html

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(社説)郷土の資料 歩みを次代に残すため(2017/06/03朝日新聞)
全国の公立図書館で、所蔵するさまざまな「学校史」のページが刃物で切り取られたり、引きちぎられたりしている例が相次いで見つかった。日本図書館協会の調査では、27都道府県の65館で、356冊、約2500ページが被害を受けていた。残念だが図書館の本が傷つけられることは珍しくない。今回は、親しみやすい学校史だったので注目されたが、資料価値の高いものはほかにもある。郷土の歩みを記録した文献の収集・保存のあり方を考え直すきっかけにしたい。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12969715.html

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(ニッポンの宿題)長引くひきこもり 山本耕平さん、中川健史さん(2017/06/03朝日新聞)
学校や職場に行かず、交遊もほぼなく、半年以上家庭に居続ける状態を、厚生労働省は「ひきこもり」と定義しています。社会問題化して15年以上たつのに、概数すらわからない。それが実情です。全国規模の調査は、過去に3回ありました。最も新しい昨夏の内閣府の調査では、推計54万人。6年前より15万人減ったといいますが、実際は推計よりはるかに多いでしょう。調査対象が15〜39歳の「若者」に限られるからです。・・・不登校が長引き、自室に閉じこもってゲームばかりする若者のイメージが強いかもしれませんが、こうした調査からは、長期化、高齢化の実態が見えてきます。私は和歌山で社会参加を手助けする社会福祉法人の運営に携わっていますが、現場感覚でも増えていると感じます。克服はそれほど簡単ではなく、それをしのぐ数の人たちが新たに加わってくる。年齢を問わず、人生のどの段階でも起こりうる課題として、まず全体像がわかる調査を早急に行うべきです。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12969701.html

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「印象操作」そう言う首相の印象は 加計追及に連呼「議論にならぬ」/「詰められると攻撃的に」分析も(2017/06/03朝日新聞)
インターネットの国会の会議録で「印象操作」という言葉で検索をかけると、初登場は2015年3月。同年は4回、16年は8回使われた。今国会(2日夕時点の公開分)、首相は16回発言している。共産党の小池晃書記局長は取材に「事実関係を確認しようと質問しているのに、『印象操作だ』と応じるのでは議論にならない。聞く耳を持たないという意志の表れだ」と話した。・・・「赤ちゃんや極端に深酔いした人でない限り、人は誰でも表情や服装、しぐさ、言葉遣いなどを通して自分の見え方をコントロールしようとするもの。ベテラン政治家なら一つ一つの論点に答え、反論することを通じて自分の良い印象を示す根気強い姿勢を取ってほしい」と中河さんは話す。「首相がこの言葉を使うのはとりわけ良くない」と名古屋外国語大学の高瀬淳一教授(情報政治学)は言う。「最高権力者が印象操作などと言って議論を門前払いしたら、政治不信を招いて有権者を政治から遠ざけるだけ。野党の言うことが事実ではないなら淡々と説明すればいい」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12969804.html

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メディア独立性に「脅威」 国連特別報告者、都内で会見(2017/06/03朝日新聞)
 国連の「表現の自由の促進」に関する特別報告者のデービッド・ケイ氏(米カリフォルニア大教授)が2日、日本の「表現の自由」の現状について東京都内で記者会見し、「メディアの独立性が大きな脅威にさらされている」と懸念を示した。政府が放送免許を取り消せる点などを問題視する一方、ジャーナリスト同士の連帯の欠如や記者クラブ制度の排他性など、メディア側の問題点も指摘した。

・・・ケイ氏はこの日の記者会見で、「放送メディアの規制は(政府から)独立した規制当局がやるべきだ」と指摘。政府が放送局を規制すれば、同系列の活字メディアにも圧力がかかる恐れがある、と分析した。一方で政府側だけでなく、大手メディアを中心とした報道のあり方にも言及。記者クラブ制度のもとでは政府が描くストーリーを発信しがちになり、「(政府に)厳しい調査報道をする能力に影響が出る」と述べた。さらに「こうした環境では、政府が少し圧力をかけただけでも跳ね返せない」と懸念を示した。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12969805.html

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藤井四段20連勝 歴代6位タイ 二つ目のタイトル戦本戦へ 将棋(2017/06/03朝日新聞)
 デビュー戦からの公式戦連勝記録を更新し続けている将棋の史上最年少の中学生棋士、藤井聡太四段(14)が2日、大阪市福島区の関西将棋会館であった棋王戦予選決勝で、澤田真吾六段(25)に勝ち、連勝を「20」の大台に乗せた。歴代の連勝記録でも、元棋聖の有吉道夫九段(81)=引退=に並ぶ6位タイに浮上した。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12969854.html

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パリ協定離脱  米の責任放棄許されぬ(2017/06/03京都新聞)
 米トランプ大統領が温暖化対策の新しい国際枠組み「パリ協定」から離脱すると発表した。大統領選挙の公約を優先した形だが、世界第2位の温室効果ガス排出国の責任を放棄する暴挙である。国際社会は米国の決定を厳しく批判し、撤回を求めている。日本政府は先頭に立ち米国に対し踏みとどまるよう働きかけてほしい。米国が温暖化対策の国際合意から抜けると宣言するのは2001年の京都議定書離脱に次ぎ2回目。今回も米国内経済に悪影響を与えるという理由だ。だが、温暖化被害の深刻さや世界的な対策の進み具合が当時とはまったく違う。トランプ氏は再交渉を求めるというが、もはや後戻りは不可能だ。パリ協定は147カ国が批准している(6月1日現在)。離脱は米国の国際的な孤立を招き、結局は自国の利益も損ねるのではないか。・・・ トランプ氏は中国やインドの排出削減義務が米国より少ないことを「非常に不公平」という。しかし、歴史的な累積排出量は米国が最大だ。パリ協定の「親条約」である気候変動枠組み条約は「公平だが差異ある責任」があると明記している。世界の科学者でつくるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)も累積排出量と気温上昇が比例すると指摘する。米国の責任は明らかではないか。パリ協定からの離脱は、人類の歴史への背信行為である。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/

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生活保護と進学 貧困の連鎖を断ち切れ(2017/06/03東京新聞)
 「誰もが希望すれば、高校にも大学にも進学できる環境を整えなければならない」。安倍晋三首相は言い切る。ならば生活保護家庭に育つ子どもの大学などへの進学の障壁を取り除くことも必要だ。「生活保護世帯から大学進学できる子というのはごくまれで、運がよい。ぜひ、普通の子が普通に進学できるようにしてほしい」東京大三年の島田了輔さんは訴える。高知市の母子家庭に育ち、中一の頃から生活保護を受けた。母親は非正規で働いていたが、年収は多くて百数十万円。修学旅行にも行けず、周囲から「勉強するために修学旅行をサボった変なやつ」とみられ、孤立した。・・・ 世帯分離をすると保護費は月四万〜六万円程度減る。親の生活が苦しくなるという理由で進学をあきらめる子どももいる。また、進学した学生は、奨学金とバイト代で自分の学費と生活費をすべて賄わなければならない。生活が大変で中退せざるを得ないケースも少なくないという。保護世帯の子どもの大学や専修学校などへの進学率は三割超。一般世帯の八割の半分にも満たない。学歴は生涯賃金や、その次の世代の生活にも大きく影響する。超党派議連は保護家庭の子どもの大学等進学率を上げるための支援策を早急に講じるべきだとする要望を政府に提出した。「貧困の連鎖」を断ち切るためには、まず世帯分離を廃止し、その上で、学業にできるだけ専念できるよう給付型奨学金や授業料免除制度の拡充を検討すべきだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017060302000170.html

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日本の自殺率はワースト6位 女性では3位 若年層が深刻(2017/06/03東京新聞)
政府は三十日の閣議で二〇一七年版自殺対策白書を決定した。世界保健機関(WHO)のデータベースを基に各国の自殺死亡率(人口十万人当たりの自殺者数)を比べると、日本はワースト六位で、特に女性はワースト三位と高い水準だった。一方、一五年の死因を五歳ごとの年齢階級別に分析すると、十五〜三十九歳の五階級で一位が「自殺」と判明。若年層の自殺が深刻との見解も示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201705/CK2017053002000254.html

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原発訴訟にふるさと納税1千万円/函館、大間原発の建設差し止め(2017/06/03共同通信)
北海道函館市がふるさと納税制度で、4月から大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟の費用を募り、2日までに寄付が1千万円を超えた。専門家によると、制度で訴訟費用を集めるのは「聞いたことがない」といい、全国でも異例。2カ月で昨年度の寄付額の10倍以上に達した。函館市と大間原発は津軽海峡を挟んで約23キロの距離。市は2014年、事故が起きれば大きな被害を受けるとして、自治体では初の原発建設差し止めの訴訟を起こし、国などと係争中。寄付額に応じて名産のイカや昆布など約170品目から返礼品を選べ、使途は訴訟費用や町並み整備など計6項目ある。
https://this.kiji.is/243472058596999169?c=39546741839462401

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独でロック音楽祭中止/テロ情報受け(2017/06/03共同通信)
【ベルリン共同】ドイツ西部ラインラント・プファルツ州で2日開幕したロック音楽祭「ロック・アム・リング」の主催者は、テロ情報を受け音楽祭を中止したと発表した。テロ情報の詳細は明らかになっていないが、主催者は来場客に会場を出るよう呼び掛けた。音楽祭は4日まで3日間の日程で予定されていたが、再開のめどは立っていない。ロック・アム・リングはドイツで最も有名なロックフェスティバルで、例年は約9万人が訪れる。
https://this.kiji.is/243578128295183861?c=39546741839462401

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加計問題から感じる「イジメ」の空気。もう自由は死んだのか?(2017.06.01まぐまぐニュース)
「暗黒」の時代を見ているような気がするのは私だけではないはずだ。学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関する問題で、前文部科学事務次官が文部科学省内で作成されたとされる安倍晋三首相への忖度と受け取られる文書を「本物だ」とし、一連の手続きについて「行政がゆがめられた」と会見したことを受けて、政府の対応は、「前次官が証言した」という事実に正面から向き合わず、それを除け者にするような態度を取り続けている。隠そうとするからなのか、釈然としない薄気味悪い政府の態度は、いつか見た「いじめ」の態度のようである。その悪意に満ちた政府の情熱は計り知れず、恐ろしささえ感じる。それはやはり自由が奪われた「暗黒」の中にいることの実感なのだろう。・・・もうすでに自由はないのかもしれない。文科省の文書の存在はともあれ、当時の事務方トップが「ゆがめられた」と発言した事実そのものは重い。ゆがみの原因を作った政府の反省はなく、ただ排除しようとする権力のあり方は、独裁国家と同じである。

元総務相、元鳥取県知事の片山善博・早稲田大教授は朝日新聞のインタビューで、「安倍1強」で自民党内でも異論が出ず、大臣も物言う役人を守ることもなくなったとし、それは2014年の内閣人事局発足以降の風潮だと説明した。その上で「役人にとって人事は一番大事。北朝鮮の『最高尊厳』、中国の『核心』。そして今回の『官邸の最高レベル』。似てきてしまったのかなと思います」とコメントしている。こんなコメントをする片山教授を政府はやはり攻め立てるのではないか、という不安も出てくる。となれば、すでに言論の自由など無くなったのかもしれない。・・・今、何が脅かされそうになっているのかを考えた場合、精神疾患者や障がい者とともに過ごしている私は、社会的にケアが必要な視点、弱い立場にいる人の視点を尊重しながら、多くの方の幸福や生きやすさを描いていくために、日々当事者と向き合いながら、言論なりメディアなりを構築していきたいという決意が生まれてくる。そのために、体力を付けたい。その体力とは私たちが築き上げてきた叡智を確かめ、時代に対応させて説明していく力のことである。

より多くの人の不幸を減らし、幸福になる人を増やしたいという純粋な気持ちのまま問題に向き合い、その思いを押しつぶそうとする権力による行為には徹底的に抗いたい。
http://www.mag2.com/p/news/251510

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ガラパゴスの悪夢再び。日本車メーカーがテスラに負ける構造上の理由(2017.06.01まぐまぐニュース)
「日本車はガラケーと同じ末路をたどるのか?」を読んで感じたことを、2日続けて書いています。テスラという会社は、提携先の修理工場を持たず全て自前でやっているということを書きました。このスゴさを理解するためには、自動車の流通について知っておく必要があります。自動車ってトヨタとか日産の工場で製造されたら全国各地にあるディーラーと呼ばれる会社に届けられるんです。正確に言えば、ディーラーがメーカー(トヨタや日産ね)に注文を出したから工場で製造されたのです。そしてこのディーラーとメーカーは一部資本の関係があるところもありますが、法人としては別会社です。発注者がディーラーで、受注したメーカーが製造して納車する、そして両者は別会社という構図から理解出来るのは、ディーラーはメーカーにとってお客さんという立場だということです。我々消費者的目線では、トヨタの車を買ったら自分がトヨタのお客さんになったような気になりますが、これは大きな間違いでメーカーのお客さんは、ディーラーなんですよ。我々消費者はディーラーのお客さんなんです。・・・テスラという会社の恐ろしさはそれを最初から分かっていて、それを狙ってビジネスを展開して行ったところなんです。彼らは最初からGMやトヨタを潰す気満々なんですよ。果たしてそんな日はやって来るのでしょうか。
http://www.mag2.com/p/news/251229

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