ヒューマニスト67
<その人の指向性、価値観、生き方、考え方>



<ギリヤーク尼ヶ崎>

 

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ギリヤーク尼ヶ崎(ギリヤークあまがさき、1930年8月18日 - )は、日本の大道芸人、舞踏家、俳優。北海道函館市出身。本名は尼ヶ崎 勝見(あまがさき かつみ)。芸名の由来は、自身の風貌が樺太の少数民族ギリヤーク(近年はニヴフと呼ばれる)に似ていることから。

幼少時より、門附芸人や角兵衛獅子などの大道芸に親しむ。また器械体操を行っており、1946年の国民体育大会では体操競技の北海道代表となった。市立函館中学卒業。当初は映画俳優を志し、21歳で上京して各映画会社のオーディションを受けるものの、「なまりが強い」としてすべて落選する。青年時代は邦正美に師事して創作舞踊を学び、全国合同公演に参加するなど舞踊家として活動する。しかしなかなか芽が出ず、警備員やビル清掃の仕事で糊口を凌ぐ。30代になったころから自らの芸を極めるため大道芸に転向、1968年に38歳で初めて街頭公演を行う。

以後「鬼の踊り」(命名は画家の林武)と称される独特の舞踏が賞賛を受け、「最後の大道芸人」(実際に最後というわけではなく、前時代的なプロフェッショナル意識に対する賞賛の意)と呼ばれる。1975年以降はフランス、アメリカ、韓国、サハリン、中国など海外での公演も実施、1981年から文化庁芸術祭にも参加。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災に強い衝撃を受け、同年2月17日に被災地神戸市長田区の、焼け野原になった菅原市場で鎮魂の踊りを舞う。ギリヤークが「南無阿弥陀仏」と叫ぶとともに、被災者のお年寄り達が一斉に合掌。その雰囲気に圧倒され、ギリヤークは初めて演技を間違った。そして同時に、自らの踊りの本質が「祈り」であることを悟ったと語っている。これ以後、自身の芸風も「鬼の踊り」から「祈りの踊り」へと変化したという。


・・・大道芸人として知られるギリヤークは、あくまで路上でのパフォーマンスに拘り、東京都が2002年に導入した大道芸免許制(ヘブンアーティスト)には「大道芸人の立場を向上させた」として一定の評価を下しつつも、「芸を審査する」というシステムに反発し、申請はしていない。30代になって大道芸人に転向した後は、生計のすべてを観衆からの「おひねり」で賄っている。これで生活できなければ、芸が未熟で芸人の資格がないということだと語っている。しかし、彼自身「おひねり」で生活できるようになったのは60歳を過ぎてからであった。年金について聞かれた際には、「年金ってなんですか?」と聞き返している。・・・毎年の春季公演には、阪神電車尼崎駅北広場が演舞の場に選ばれている。上記の伊丹十三、大島渚に加え寺山修司や近藤正臣とも親交があり、彼らは特にギリヤークの舞を評価していた著名人である。近藤が街頭20周年に寄贈した幟は、現在でも公演の度に掲げられている。

出演
映画
豚鶏心中(1981年)松井良彦監督
爆裂都市 BURST CITY(1982年)石井聰亙監督
さらば箱舟(1984年)寺山修司監督
タンポポ(1985年)伊丹十三監督
マルサの女(1987年)伊丹十三監督
日曜日は終わらない(1999年)高橋陽一郎監督
竜馬の妻とその夫と愛人(2002年)市川準監督
亀は意外と速く泳ぐ(2005年)三木聡監督
自主制作映画
祈りの踊り(1997年)街頭公演30周年記念記録映画
鎮魂の舞(2002年)街頭公演35周年記念記録映画
平和の踊り(2009年)街頭公演40周年記念記録映画
テレビ
武蔵 MUSASHI(2003年度NHK大河ドラマ)
ハートネットTV「その名は、ギリヤーク尼ヶ崎 職業 大道芸人」(2016年11月17日、NHK教育テレビジョン)
後日、ETV特集で拡大版が放送(2017年2月11日、NHK教育テレビジョン)

出版物
著書
「鬼の踊り:大道芸人の記録」(1980年、ブロンズ社)
「じょんがら一代」(1991年、みちのく豆本の会)
「ギリヤーク尼ヶ崎 「鬼の踊り」から「祈りの踊り」へ」(2016年、北海道新聞社)ISBN 9784894538368

https://ja.wikipedia.org/wiki/ギリヤーク尼ヶ崎

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北海道)ギリヤークさん、映画上映とトーク 応援団発足(2016年11月10日朝日新聞)
函館出身の大道芸人、ギリヤーク尼ケ崎さん(86)の記録映画の上映とトークの会が16日、函館市で開かれる。入場無料。この会に合わせ、高齢のギリヤークさんを支援する「応援団」も発足する予定だ。ギリヤークさんは顔を白く塗り、赤ふんどしに赤や黒の衣をまとって路上に立ち、激しい情念を約半世紀にわたって表現してきた。14年ほど前にひざを手術したほか、心臓にペースメーカーを付け、ここ数年は脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)による腰の痛みと手の震えに悩まされてきた。昨年末から一時寝たきりになり、今年9月下旬にパーキンソン病と診断されたが、10月10日に10カ月ぶりに街頭公演を再開した。・・・ ギリヤークさんの函館公演などを支援してきたギャラリー店主や映画関係者、大道芸人らが発起人となり、「函館ギリヤーク尼ケ崎応援団」が結成されることになった。「ギリヤークさんは路上の闘士として私たちを元気づけてくれた。ふるさと函館の誇り」として、高齢で難病を抱えるギリヤークさんを、どう支えていけるかを考えていくことにしている。

 映画の会や応援団の問い合わせは「ギャラリー村岡」(0138・27・2961)へ。(泉賢司)
http://digital.asahi.com/articles/ASJC75R1LJC7IIPE03X.html

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北海道)ギリヤークさん10カ月ぶり公演 東京・西新宿(2016年10月12日朝日新聞)
病気などで路上公演を見送っていた函館出身の舞踏家、ギリヤーク尼ケ崎さん(86)=東京在住=が10日、東京・西新宿で、10カ月ぶりの踊りを大道で披露、多くのファンらが詰めかけた。ギリヤークさんは、腰の痛みやパーキンソン病による手の震えなどに悩まされながらも、毎年公演してきた西新宿の高層ビル街の広場に登場。車いすを降り、「念仏じょんがら」「よされ節」などを踊ると、300人を超える観客から「日本一」などのかけ声と投げ銭が飛んだ。芸歴50周年となる「88歳まで踊る」としてきたギリヤークさん。「新作も考え、あと2年頑張ります」と話すと、さらに大きな拍手が送られた。(泉賢司)
http://digital.asahi.com/articles/ASJBC2DNGJBCIIPE004.html

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大阪)鎮魂の踊り、今年は関西公演断念 ギリヤークさん(2016年4月25日朝日新聞)
事件や事故で亡くなった人々を踊りで鎮魂する大道芸人、ギリヤーク尼ケ崎さん(85)=東京都世田谷区=が、毎春恒例だった関西公演を、今年は中止する。腰痛で、歩くのも難しいためという。それでも「必ず復活して踊る」と再起を誓っている。北海道函館市出身。1995年の阪神・淡路大震災以降、春になると関西各地を回り、街頭で創作舞踊を続けてきた。白化粧に赤ふんどし姿で津軽三味線に合わせて踊り、「成仏してください」と叫ぶ。

http://digital.asahi.com/articles/ASJ4G3V32J4GPIHB00Q.html

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企画公演「みんぱくミュージアム劇場─ からだは表現する」(2000年3月18日(土)〜5月14日(日))
 舞台は人生と世界を映す鏡です。といっても、この鏡には凹面鏡もあれば凸面鏡もあり、愛と憎しみ、悲しみ、おろかしさなど、人間性のあらゆる面を、演者たちが身体表現によって、美しく、あるいはみにくく拡大してリアルにあらわしだします。そこにわたしたちは、自分自身の姿をみいだすのです。いっぽうで「世界は舞台、みんな役者」ともいわれます。わたしたち自身、実人生のなかで毎日いくつもの役柄を演じているからです。しかし、ふだんそのことをほとんど意識することもなく、社会という舞台で自分の身体がなにを伝えているのかもよく知りません。
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/200003/index

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ギリヤーク尼崎・07江別公演(ラテンなおばさん)
昨夜6時PMから江別駅前で、公演があり急いで駆けつけました。7月だというのに肌寒く、皆さん着込んでいましたが、ギリヤークさんは寒さもものともせず、最後には水までかぶっての熱演でした。動画は順序不同で、長いのあり、短いのあり、また画像もよくないですが、雰囲気を味わっていただきたくて載せました。どうぞクリックしてご覧下さい。
http://mink330.exblog.jp/7099712/

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大道芸人・ギリヤーク尼ヶ崎さん川越公演 /成田山川越別院
http://www.e-dream.gr.jp/nakazawa/20061203_naritasan/

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ギリヤーク尼ヶ崎 「鬼の踊り」から「祈りの踊り」へ(北海道新聞の本)
定価 3,240 円
ギリヤーク尼ヶ崎 著
判型・頁数 A4判、168頁
ISBN 978-4-89453-836-8
発売日 2016年7月29日

函館出身のギリヤーク尼ヶ崎。青空の下、路上で繰り広げる独自の舞踊は見る者を震撼させる。伝説の大道芸人と呼ばれ、国内外で高い評価を得ている、魂の叫びを現す踊りを自叙伝風に追った写真集。パリや気仙沼の公演風景やその時々の心情を語る言葉で、「ギリヤークの世界観」が伝ってきます。
http://shop.hokkaido-np.co.jp/book/products/detail.php?product_id=620

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大道芸人ギリヤークさん、京都公演中止 体調不良「必ず再起」(2016年05月01日京都新聞)
全国の路上などで祈りの踊りをささげる大道芸人ギリヤーク尼ケ崎さん(85)=東京都=が毎年5月3日に京都市東山区の円山公園で行ってきた青空公演が、今年は中止になった。1993年以来続く風物詩だったが、体の震えや腰の痛みなど体調がすぐれないためという。ギリヤークさんは「必ず再起して、秋に戻ってきます」と誓っている。 北海道出身のギリヤークさんは38歳の時から街頭で踊り始め、テロや災害のあった地など、世界各地で鎮魂の舞を披露してきた。京都では71年、三条大橋のたもとで踊ったのが初めて。初夏は大阪、神戸、京都など関西を巡演している。

近年は肺気腫や心臓病のほか、膝や腰の痛みに耐えながら、地を転げ回る激しい踊りを続けてきた。昨年の関西公演後に体調が悪化、脊(せき)柱管狭窄(きょうさく)症と診断された。特に大事にする演目「じょんがら一代」で、手が震えるため三味線のバチが握れないこともあり、今年の関西公演を取りやめた。ギリヤークさんにとって京都は、大道芸人の先輩として尊敬する出雲の阿国が活躍した地。「このくらいでしょんぼりしていたら、阿国さんに笑われる。大道芸の故郷・京都でまた踊れるよう、心を奮い立たせて頑張ります。私には踊りしかないですから」と話している。
http://www.kyoto-np.co.jp/country/article/20160501000010

 

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