KIJI LISTpoint NEWS LIST
20182019
<POINT NEWS17>2014/04/16・・・(ヒューマニズムの視点で捉えよう、判断しよう)



sankaku17sankaku
2014/04/14sankaku04/19

 

福島原発事故、廃炉完了まで長期企画…NHKスペシャル(2014/04/19読売新聞)

NHKは、福島第一原発が廃炉に至る過程を長期的に記録する大型シリーズ「廃炉への道」を制作。「NHKスペシャル」として放送していく。手始めに20日と25日に2回分を放送した後、作業の進捗しんちょくを見ながら年に数本、随時編成する。原発事故と向き合う公共放送の新たな取り組みとして注目される。・・・また、86年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故で、強制的に他の地域に移住させられた避難民にも取材。共同体単位で移住した結果、避難生活が長期化しても精神的に安定していたとの声も拾い上げていく。第2回「廃炉作業 誰が担うのか」は25日午後10時から。廃炉の成否を左右する課題の一つである作業員の確保問題を考える。労働条件が割に合わないなどの理由から、作業員が離れていく実態をリポート。チェルノブイリ原発での廃炉作業員確保の仕組みも紹介する。さらに専門家による検証チームを結成し、どれくらいの人員が長期的に必要になるかはじき出していく。

http://www.yomiuri.co.jp/culture/tv/tnews/20140415-OYT8T50251.html

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地球によく似た系外惑星、ケプラー発見(Dan Vergano, National Geographic News April 18, 2014)

NASAの宇宙望遠鏡ケプラーのデータを分析する科学者チームは17日、493光年先にある赤色矮星のハビタブルゾーン(生命居住可能領域)内を、地球によく似た惑星が公転していると発表した。予算6億ドル(約612億円)のケプラーは、地球型の太陽系外惑星を探す目的で2009年に打ち上げられた。はくちょう座の方向、約3000光年以内の探査領域で、近傍の恒星を公転する960個以上の惑星を発見。5〜6個が地球のような岩石型と推定され、恒星の周囲のハビタブルゾーンを公転している。中でも、新たに発見された「ケプラー186f」は、大きさが地球に最も近いという。 ・・・マサチューセッツ工科大学(MIT)の天文学者サラ・シーガー(Sarah Seager)氏は、「行けるかどうかわからないが、旅行先としておすすめできる」とメールでコメントを寄せた。期待が高まる中、シーガー氏や、『宇宙は生命でいっぱい?―惑星探査が明らかにする新しい宇宙』の著者である惑星科学者アラン・ボス(Alan Boss)氏は、同様の結果に至る発見は今回が初めてではないと指摘。1995年以降、専門家はさまざまな探査方法を使って、近隣の恒星を公転する惑星を1700個近く発見している。赤色矮星のハビタブルゾーンで地球より大きい惑星(あるいは、かなり大きい岩石型の「スーパーアース」)が公転しているという仮説も、ここ数年で5〜6例ある。「それでも、今回は再びケプラーの能力が証明された」とボス氏は言う。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140418003

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東日本大震災:「福島の現実伝えたい」 全国大会常連・原町高放送部、「日常」見つめ映像制作(毎日新聞 2014年04月19日 東京夕刊)

福島県立原町高校(同県南相馬市)の放送部が、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で傷ついたふるさとを記録し続けている。一時、部員は避難でバラバラになったが、各自が身の回りの動きを粘り強く取材。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140419dde041040031000c.html

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東日本大震災:福島第1原発事故 個人被ばく線量、林業で年17ミリシーベルト 避難区域3市村 職業別、飯舘が最悪/福島(毎日新聞 2014年04月19日 地方版)

 政府は18日、福島第1原発事故による避難区域に指定された川内村、田村市都路地区、飯舘村の3市村について、年間の追加被ばく線量の調査結果を公表した。個人線量計による実測値を基に、職業や生活パターンを加味して推計。川内、飯舘両村では、全ケースで政府が除染の長期目標に掲げる年1ミリシーベルトを超えた。職業別では特に林業が高く、最大では飯舘村で年17ミリシーベルトに達した。
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140419ddlk07040261000c.html

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放影研:雨水を米政府研究所に 85〜94年に212本/広島(毎日新聞 2014年04月18日 地方版)

日米共同研究機関「放射線影響研究所」(放影研、広島・長崎両市)が17日、1985〜94年にかけて米国政府傘下の研究所に雨水を送っていたと発表した。前身のABCC(原爆傷害調査委員会)時代の1950年代から続いていたとみられ、放影研によると、核実験で発生した放射性降下物の測定のために始まったと推測している。
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20140418ddlk34040558000c.html

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福島)「記憶を残すセンターを」 チェルノブイリ副館長(2014/04/19朝日新聞)

28年前のチェルノブイリ原発事故を伝える「チェルノブイリ博物館」の副館長、アンナ・コロレフスカさん(56)が18日、福島第一原発事故で全住民が避難を強いられた富岡町を訪れた。視察後、コロレフスカさんは「子孫に記憶を残すためのセンターを福島でもつくるべきだ」と語った。・・・福島の原発事故を伝える取り組みについては「博物館でも科学技術センターでもいいが、記憶を残すセンターが必要だ。政府は私たちに早く事故を忘れさせようとする」と述べた。「福島は再生されると思っている」とも語った。バレンティナさんは「非常に高い線量に驚いた。こんな美しい国で事故が起こり人々がかわいそうでならない」。子どもの甲状腺ガンなどのリスクについて「現時点では何ともわからない」と話した。(根岸拓朗)
http://digital.asahi.com/articles/ASG4L5SJ1G4LUGTB01L.html

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(声)核なき世界へ「迎える平和」(2014/04/19朝日新聞)無職 亘幸男(広島県 72)

毎年8月6日は「祈りの日」だ。1945年のあの日、広島に原爆が投下された。父は戦地におり、母と私たち4人きょうだいは爆心地から1・5キロの家で被爆。姉は3年前、原爆症に苦しみ亡くなった。4歳だった私の記憶は薄れているが、原爆で全てを失った生活の苦しさは忘れられない。年2回の健康診断を欠かさず、健康管理に努めている。受診者は年々少なくなり、被爆者に残された時間の少なさを実感する。被爆地の広島で初めて開かれた「核軍縮・不拡散イニシアチブ」(NPDI)の外相会合。核保有国を含む各国首脳に被爆地訪問を呼びかける「広島宣言」が採択された。核廃絶の具体的な道筋が示されなかったのは残念だが、それでも一歩前進だと思う。ゲスト参加したローズ・ゴットメラー米国務次官も原爆死没者慰霊碑に献花。被爆者の体験に聴き入った。参加の方々には被爆の実相に触れた思いを胸に、首脳の被爆地訪問を促して頂きたい。松井一実広島市長は被爆地で惨状を見てもらう「迎える平和」を提唱している。首脳の被爆地訪問が実現し「核なき世界」の扉が開くことを被爆者の一人として切に願う。
http://digital.asahi.com/articles/ASG4K3Q0BG4KPWPJ003.html

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(インタビュー)ジャパン・アズ・ナンバー3 エズラ・ボーゲルさん(2014/04/19朝日新聞)

・・・「私も失望した。中国、韓国との関係が悪くなるとアジアの状態が不安定になる。安倍首相は前回の政権では『お友達内閣』と呼ばれたが、今回は、もう少し経験のある人を集めた。そして(終戦の)昨年8月には靖国に行かなかった。だから、昨年9月に私が日本に行ったとき、安倍さんは実務的な人か、右翼的な人か、という問いに『たぶん今回は実務的になった』と期待した。米議会もホワイトハウスも同盟国の立場で行かないでほしいと伝えたが、その意向は重視されなかった」・・・ 

日本人の意識としては村山談話や河野談話などで何度も謝った。どうしてまた謝る必要があるのか、となる

「僕の目からみると、日本人の多くは悪いのは軍国主義で、一般の国民は悪いことをしなかった、被害者なんだと思っている。もちろん原爆投下などで日本人は被害者でもあるが、一方で、周辺諸国に対して加害者でもあるという意識が、外国人の目からみると決定的に足りないと感じる」

ドイツでも「悪いのはナチス」ではないのですか。

「僕自身、ユダヤ系の家で生まれたから、ひとごとではない。ドイツ国民の間には、ナチスだけでなく我々も悪かった、間違ったという罪悪感がある。だから、どういうことをしたかという加害に関する博物館もしっかりと作った。ドイツの指導者は今でも頭を下げて謝りますよ。日本では広島の原爆資料館などで加害に触れた展示もあるが、一方で日本のアジア侵略を正当化する靖国神社の遊就館などの展示もある。ドイツではありえないでしょう」

靖国神社のA級戦犯を仮に分祀(ぶんし)できたとしても、中国や韓国の反発は収まらないのでは。

「A級戦犯合祀(ごうし)と遊就館がなければ、反対の動きはある程度まで収まるのではないか。A級戦犯と遊就館のあるところに指導者が行く必要はないと中国人は思っています。実際、合祀後は昭和天皇もいまの天皇も参拝していないし、中曽根元首相も85年以降、行かなかった」

Ezra Vogel 米ハーバード大学名誉教授 1930年生まれ。米国有数の知日派で、中国通としても知られる社会学者。近著に「現代中国の父・トウ小平」など。

 <取材を終えて>

「ジャパン・アズ・ナンバー3」となった日本に対し、「加害者として謝り続けるしかない」と直言した。「慰安婦問題も南京事件も、国際的にはアンウインナブル・ディベート(勝ち目のない論争)」。国益を声高に叫び、「過去」を正当化しようとすればするほど、日本は国際社会の信頼を失いかねない。日本社会で国家主義的な主張が一部論壇を巻き込む形で音量を増していることについて、今回の米国取材中、ボーゲルさん以外の知日派からも懸念の声を聞いた。日本と最も関係の深い同盟国の信頼が揺らぎかねない事態を招いているとすれば、真の国益とは何か、答えは明白だろう。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11092353.html

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「旅をするな、探検せよ」 探検家が語る地球の未開地(2014/04/18CNN)

人類が探索すべき、興奮に満ちた「新たなフロンティア」は、宇宙ではなく、この地球上にあると語るのは、英国の偉大な探検家ロビン・ハンベリーテニソン氏(77)だ。大英帝国勲章の受章者で、プリマス大学の名誉科学博士でもあるハンベリーテニソン氏が、探検の「新たなフロンティア」と考えているのは、熱帯雨林の林冠(キャノピー)、洞窟、サンゴ礁の3つだ。熱帯雨林の林冠は新種の宝庫で、最近、熱気球を使った調査が始まっている。また洞窟も、これまで世界で発見されたのは全体のわずか10%に過ぎない。さらに優秀な技術のおかげで、これまで謎に包まれていたサンゴ礁の秘密も明らかになりつつある。これら未知の領域を探検する上で鍵となるのは科学だ。・・・「真の興奮を味わえるのは、単なる旅行者と探検家・科学者の間の境界を乗り越えた時だ。その境界を乗り越えて初めて、実際に世界を救い、人々に何が間違っているかを説き、環境保護を訴えることができる」とハンベリーテニソン氏は語る。・・・地球には探検すべき場所、発見すべき新種が数多く残されており、探検の重要性はかつてないほど高まっているという。「目的地にすでに誰かが訪れたことがあるかどうかは重要ではない。最初の到達者になることが目的ではない。重要なのは、その場所についてより深く理解し、学ぶことだ」
http://www.cnn.co.jp/travel/35046705.html?tag=mcol;topStories

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メキシコでM7.2 日本への津波なし(2014/04/19NHKニュース)

ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の18日午後11時27分ごろ、中米のメキシコの太平洋側に面したゲレロ州付近を震源地とするマグニチュード7.2の地震がありました。・・・震源からおよそ280キロほど離れたメキシコの首都、メキシコシティーの市長はツイッターで「被害については引き続き調査しているが、今のところ確認できるのは、市民が避難しているということだけだ」と述べています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140418/t10013863131000.html

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(声)平和主義の危機に無抵抗 反省(2014/04/17朝日新聞)無職 山手巌(長崎県 75)

安倍晋三首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)が、5月の大型連休明けにも首相に提出する報告書の内容が明らかになった。報告書は自衛隊の活動について、国連決議がある多国籍軍ならば、戦闘地域でも支援できるよう提言する。憲法解釈変更による憲法9条の形骸化がさらに進む懸念がある。安保法制懇の提言通りになれば戦闘地域への派兵は現実化する。日本が戦後70年近くにわたり築いてきた国際社会の信頼を無に帰することでもある。一方、最近の本紙世論調査では、集団的自衛権について「行使できない立場を維持する」が63%、憲法9条を「変えない方がよい」64%、非核三原則を「維持すべきだ」82%、武器輸出拡大に反対77%など、軒並み昨年より増加している。首相は国民の声に謙虚に耳を傾けるべきだ。国民の多数は、同盟国米国の戦争への追従を支持していない。憲法の平和主義形骸化の危機に私は何をしてきたのだろうか。原爆慰霊碑前での座り込みなどに時折参加することはあっても、あまりにも無抵抗であった我が身を日本国民の一人として深く反省する。
http://digital.asahi.com/articles/ASG4H43HGG4HUWPJ009.html

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基準超えるトリチウム検出 福島第一バイパス計画の井戸(2014/04/17朝日新聞)

東京電力は17日、福島第一原発の地下水バイパス計画のために掘った12本の井戸のうち、一つの井戸の水から1リットルあたり1600ベクレルのトリチウム(三重水素)が検出されたと発表した。計画で東電が示した放出基準の1500ベクレルを上回った。くみ上げは停止中で、18日に地下水を調べて再開するかどうかを検討する。

http://digital.asahi.com/articles/ASG4K5G6VG4KULBJ00L.html

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被ばく調査:「目的果たせず」削除 7カ月経て最終報告書(毎日新聞 2014年04月18日)

 東京電力福島第1原発事故に絡んで実施された個人線量計による被ばく量調査の未公表問題で、内閣府原子力被災者生活支援チームは18日、調査から約7カ月たって最終報告書を発表した。調査を依頼された研究機関は3月下旬、支援チームに宛てた「最終報告書」と題する文書で、支援チームの当初の調査目的を果たせなかったと報告していたが、この記載は丸々なくなっていた。

http://mainichi.jp/select/news/20140419k0000m040083000c.html

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講演:原発事故の怖さ訴え、避難中の木幡さん−−八幡浜/愛媛(毎日新聞 2014年04月18日 地方版)

東京電力福島第1原発事故で避難生活を余儀なくされている市民団体代表、木幡(こわた)ますみさん(58)の講演会がこのほど、八幡浜市沖新田の「みなと交流館」で開かれた。約30人が耳を傾けた。木幡さんは同原発から約7キロの福島県大熊町に住んでいたが、福島原発事故で2度の避難を強いられた。現在は同県会津若松市の仮設住宅で暮らしている。原発事故を風化させまいと、被災者ら15人で「大熊町の明日を考える女性の会」を結成し、代表として各地の原発立地地域で再稼働反対を訴えている。
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20140418ddlk38040619000c.html

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「線量ここまで高いとは」 推計値に林業関係者ため息(2014/04/18福島民友)

「高いと思っていたがここまでとは」。政府が算出を進めてきた住民の年間追加被ばく線量推計値の概要が明らかとなった17日、調査地点となった飯舘、川内両村と田村市都路地区の屋外で仕事をすることが多い農林業者は予想を超える推計値に驚き、一様に表情を曇らせた。「山林の線量を下げてほしい」。農林業を続けるため業者は対策を求めた。福島市内の仮設住宅で生活する飯舘村蕨平(わらびだいら)地区の志賀福明(よしあき)さん(76)は「ここまで高い数値とは」と驚いた。同地区で居住、小宮地区の山林で林業を営む人の推計値は17.0ミリシーベルト。志賀さんは林業会社を営み、鳥獣保護員を務めるなど山林を仕事場としてきた。東京電力福島第1原発事故の影響で家業は休業状態となったが、村の鳥獣被害対策実施隊の一員としてイノシシ駆除に参加。昨年も何度も山に入った。「この数値では戻ることができないと感じてしまう」とため息をついた。
http://www.minyu-net.com/news/news/0418/news9.html

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基準超トリチウム検出 第一原発の地下水バイパスの井戸(2014/04/18福島民報)

東京電力は17日、福島第一原発の地下水バイパス計画で地下水をくみ上げる専用井戸1カ所の水から放出基準を上回る1リットル当たり1600ベクレルのトリチウムが検出されたと発表した。放出基準は同1500ベクレル未満で、東電はこの井戸の使用を一時中断し、水の再分析を行うとともに、貯留タンクに移送した際の放出基準への影響を検討する。
http://www.minpo.jp/news/detail/2014041815174

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脱原発映画 後援断る 那須塩原市「公共性ない」(2014/04/18東京新聞)

市民団体から脱原発関連の映画上映会に名義上の後援を求められた栃木県那須塩原市が、「公共性はない」との理由で断っていたことが分かった。市は以前、この団体が催した憲法などに関する上映会や、原発関連でも内部被ばく対策など別の団体が催した五件は後援した。団体側は「恣意(しい)的な判断だ」と反発している。市が後援を断ったのは「渡されたバトン さよなら原発」上映会。住民投票で原発建設計画を撤回させた新潟県巻町(現新潟市)のドラマで、映画制作会社インディーズ(東京都中央区)が社会的なテーマを扱ったシリーズの三作目。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014041802000124.html

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【原発の不都合な真実】インタビュー企画 「法律で再生可能エネルギー電力の全量買い取りと送電優先化を義務付け、投資家も安心できる環境をつくる。それは子どもたちや次世代に対する貴重な投資でもある」−シルビア・コッティングウールさん

福島第1原発の事故をどうみるか。

「5月に日本の市民団体などの招待で福島県飯舘村などにも行き、原発事故の悲惨さを体感した。飯舘村の村長が『東京電力には何も期待できない』と話していたのが印象的で、彼らの苦労は痛恨の極みだ」

事故からどんな教訓を得るべきか。

「技術力が高い日本のような国でも自国の原発の安全を保てなかった。原発のリスクは巨大で、すべての国はこれを深刻に受け止めなければならない。大規模な放射性物質の汚染を伴うような大事故が起こったら、どんな国であってもきちんとした対応はできないだろうと実感した」・・・

ドイツでは電力の安定供給に問題はなかったのか。

「現在、ドイツの電力供給の18%は再生可能エネルギーだが、大きな問題は起こっておらず、まだ拡大の余地はある。アルミ製造などの電力多消費型産業から、安定供給への不安の声は出たが、彼らも積極的に議論に参加し、自らどんな貢献ができるかを検討した。結果的に風力発電や太陽光発電産業が成長し、関連機器製造のためアルミの需要が増えるなど、業界への利益もあった」・・・「日本にはドイツを上回る日照や水資源があり、風力資源も豊かな上、ハイテク産業もある。海洋エネルギーの潜在力も大きい。静岡県の浜岡地区の海岸には、巨大な防潮堤よりも風力発電基地や海洋エネルギー基地の方がふさわしい。エネルギー政策を決める上では、市民の意見をきちんと取り込むことが大切なことをドイツの経験が示している。脱原発と再生可能エネルギーへの投資は、子供たちや次世代の安全とエネルギー安全保障に対する貴重な投資だと考えるべきだ」(聞き手・井田徹治)

シルビア・コッティングウール 1952年、ドイツ・カールスルーエ生まれ。緑の党の運動にかかわり、2005年に連邦議会議員に初当選。気候変動問題や原子力、エネルギー問題に取り組む。
http://www.47news.jp/47topics/e/220827.php

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原因特定に1〜2カ月、クマ大量死 北大・准教授が血液検査(2014/04/17秋田ニュース)

北秋田市営阿仁熊牧場で3月下旬、冬眠明けの雌のツキノワグマ19頭が原因不明のまま死んだ問題で、牧場が調査協力を依頼した北海道大大学院獣医学研究科の下鶴倫人准教授(獣医師、野生動物学)が16日、牧場を訪れ、クマから採血した。今後、死んだクマの血液と成分を比較検査したり、冬眠中の体温変化を調べるなどして死因の特定を急ぐことにしており、結果は1〜2カ月後に判明する見込み。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20140417c

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第1原発ALPSで汚染水漏れ 装置洗浄中に1トン(2014/04/16共同通信)

東京電力は16日、福島第1原発の汚染水処理設備「多核種除去設備(ALPS)」で、放射性物質の吸着材を保管する容器から、高濃度の汚染水約1・1トンがあふれたと発表した。容器の周囲にはせきがあり、外部への漏えいはないという。あふれた水にはベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり約380万ベクレル含まれていた。
http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014041601001997.html

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東日本大震災:福島第1原発事故 30キロ圏、障害者施設休廃止13 行き場なく症状悪化も(毎日新聞 2014年04月17日 東京夕刊)

福島第1原発事故によって、30キロ圏内にある福島県相双地区の10市町村で障害者・障害児の就労や活動の場を提供していた通所施設28カ所のうち、半数近くの13カ所が休廃止されていることが毎日新聞の取材でわかった。避難先で再開した施設も、人材が不足している。居場所を失った障害者や保護者は避難生活の中で疲弊しており、専門家からは行政による積極的なかかわりを求める声が上がっている。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140417dde041040059000c.html

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NHKスペシャル:「廃炉への道」 福島第1原発解体へ長期取材で課題検証(毎日新聞 2014年04月17日 東京夕刊)

東日本大震災でメルトダウンした福島第1原子力発電所の廃炉作業を追うNHKスペシャルのシリーズが、20日から始まる。三つの原子炉から核燃料を取り出し、解体するまでに30〜40年がかかるとされる。作業完了まで密着取材を続け、さまざまな課題を科学的、社会的に検証していく長期シリーズとなる。

http://mainichi.jp/shimen/news/20140417dde018200022000c.html

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チェルノブイリ原発事故:後世に 津で26日イベント/三重(毎日新聞 2014年04月17日 地方版)

旧ソ連で1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の悲惨さを伝えるため、市民グループ「みえ426の会」は、事故から28年を迎える26日、反原発イベント「チェルノブイリ・福島 いのちは宝」を、津市西丸之内の津リージョンプラザで開く。午後1時半からで、4歳の時に同事故で被ばくし、がんと闘いながら結婚、出産したウクライナの女性、シネオカヤ・インナさんが、母子ともに健康不安を抱えながら生活している自らの体験を話すほか、久居高校演劇部員が、チェルノブイリの子どもたちが書いた作文や詩などで構成した朗読パフォーマンスを披露する。
http://mainichi.jp/area/mie/news/20140417ddlk24040317000c.html

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東日本大震災:福島第1原発事故 福島の「今」劇で訴え 郡山の劇団、20日福岡で上演 「避難した仲間に見せたい」/福島(毎日新聞 2014年04月17日 地方版)

郡山市の市民劇団が、福島第1原発事故後の福島を舞台にした作品を20日、福岡市で開かれる演劇イベントで上演する。劇団代表の佐藤茂紀さん(50)が「福岡に避難した元団員に見せたい」とイベントの出演公募に応募した。「原発のことは日本全体が考えるべき問題。福島か、そうでないかの壁を取り払う機会になれば」。佐藤さんは遠征上演にそんな願いも託している。

http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20140417ddlk07040291000c.html

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日本人は原発報道に飽きてしまったのだろうか?(2014/04/13みどりの1kWh)

先日、私が書いた「ベルリンで行われたおしどりマコさん講演会」という記事に対し、ベルリン在住のある日本人からメールをいただいた。その方は、「マコさんが言っている福島の実態には、日本では報道されていないこともあるようだが、本当のことなのだろうか?」という疑念を抱いたようだった。それを受けて、あれこれ調べるうち、私は日本のメディアの報道姿勢に疑問を持った。・・・日本のメディアがまったく報道しないことはあるだろうか?」と疑問を呈してきたのは、私の書いた記事の次のくだりだ。

− マコさんが今一番危険だと思っているのは、福島第一原発の1号機と2号機の間にある120メートルの煙突。この煙突には地上60メートルのところに、東西南北に裂け目が入っており、いつ折れるかわからない。この煙突の根元には高線量の箇所が2箇所あり、それぞれ、毎時25シーベルトと毎時15シーベルトである。あまりにも危険で作業員が近づけないので手の打ちようがない。(マイクロもミリもつかない、単なる「シーベルト」! しかも25と15! 即死レベルの高線量のはずだ……。)・・・「では、なぜ、こんなに大切な事実が、今までこの方の耳に届いていなかったのだろう……?」と考えると、日本のメディアの報道姿勢への疑問と批判の気持ちがわいてくる。上記の時事通信社の記事も、朝日新聞社の記事も、ニュースの重大性、危険性を考えるとずいぶん短いもので、毎時25シーベルトと毎時15シーベルトという放射線量については「極めて高い」というあっさりした説明しかない。「人間が近づけば即死レベルである」「作業員は近づけない」「煙突が倒れたら非常に危険で、作業員の身が危ない」なんてことは書いていない。・・・
http://midori1kwh.de/2014/04/13/5297

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憲法9条 ノーベル賞候補 市民発の願い届いた(2014/04/12東京新聞)

「憲法九条にノーベル平和賞を」と一人の主婦が始めた活動で、ノルウェーのノーベル賞委員会から、署名を集めた市民実行委員会や推薦人の大学教授らに、二〇一四年のノーベル平和賞候補として正式に受理したとの通知が届いたことがわかった。通知が届いたのは九日夜。今年の候補は二百七十八件で、十月十日に受賞者が発表される。 この活動は神奈川県座間市の鷹巣(たかす)直美さん(37)が発案し、昨年一月から署名活動を始めた。市民実行委が昨夏発足、推薦資格のある大学教授らに呼びかけた。今年二月一日の締め切りまでに学者ら四十二人が賛同し、約二万五千人分の署名と共に応募した。受賞資格は個人または団体のため「憲法九条を保持する日本国民」としてノミネートされている。実行委メンバーは「改憲を目指す安倍政権を、国際的な力で穏便に止められる手段だと共感を得た。多くの人が平和憲法を尊び、危機感を持っていると実感した」と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014041202000114.html

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ノーベル平和賞:「憲法9条」が候補に 受賞者は日本国民(毎日新聞 2014年04月11日)

戦争放棄を定めた憲法9条をノーベル平和賞に推そうと市民団体がインターネットなどで呼び掛け、趣旨に賛同した大学教授らがノーベル賞委員会(ノルウェー)に推薦状を送ったところ、候補として受理したとの連絡があったことが11日、市民団体への取材で分かった。市民団体「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会(相模原市)によると、ノーベル賞委員会から9日夜に受理を知らせるメールが届いたという。実行委は神奈川県座間市の主婦がインターネットで呼び掛け、共感が広がって発足。平和賞は個人や団体に贈られるため受賞者は「日本国民」とした。(共同)
http://mainichi.jp/select/news/20140412k0000m040050000c.html

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憲法9条にノーベル賞を 主婦が思いつき、委員会へ推薦(2014/04/02朝日新聞)

戦争の放棄を定めた憲法9条にノーベル平和賞を――。神奈川県座間市の主婦鷹巣直美さん(37)が思いつきで始めた取り組みに共感の輪が広がり、ノルウェー・ノーベル委員会への推薦に至った。集団的自衛権の行使や改憲が議論される中、「今こそ平和憲法の大切さを世界に広めたい」と願う。鷹巣さんは20代のころにオーストラリアのタスマニア大学に留学。そこで出会ったスーダンの男性難民から、小学生の時に両親を殺され、正確な年齢も知らずに育ったと聞き、平和や9条の大切さを実感した。・・・推薦締め切りは毎年2月1日。国会議員や大学教授、平和研究所所長、過去の受賞者らが推薦できる。受賞者は人物か団体のみ。憲法は受賞できない。考えた末、鷹巣さんは受賞者を「日本国民」にした。「9条を保持し、70年近く戦争をしなかった日本国民の受賞に意味がある。みんなが候補として平和を考えるきっかけになれば」この取り組みを相模原市の市民団体「9条の会」などに報告すると、協力者が次々現れ、8月には「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会が発足。・・・今年10月発表の際の受賞を目指しているが、何度でも挑戦するため、実行委は署名サイト(http://chn.ge/1bNX7Hb)を続けている。鷹巣さんは今、「一人ひとりの声が集まれば、世の中は変わる」と感じている。(柳沼広幸)

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