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水無月/6月/JUNE


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アーティストの啓蒙「世界で最も美しいもの」
2013/06/28  昨年12月放送のイタリア国営放送RAIの特別番組「世界で最も美しいもの」で俳優のロベルト・ベニーニさんがイタリア憲法を1条から熱く語り、戦争放棄をうたう11条に関して次のように話しました。「他の条文は主語が『共和国』だけど、これだけは『イタリア』で始まる。つまりイタリアに住む者なら誰だって、ウサギだって、戦争を絶対的に放棄するということだ。痛みよりも大きな利益を生み出す戦争なんてないのだから」熱弁は2時間。平均視聴率は43.9%を記録したそうです。(6月28日朝日新聞朝刊)映画「ライフ・イズ・ビューティフル」でアカデミー主演男優賞を受賞したベニーニさんならではの表現力だと思います。日本が誇る平和憲法も全く同じ表現、心情を持って語られなければならないと思います。憲法学者の樋口陽一さんをはじめ多くのヒューマニストが声をそろえて守らなければならないと主張する日本憲法。日本のテレビで、日本のアーティストが憲法を守ることがどれだけ大切なことかを分かりやすく解説し、2時間の熱弁をもってすればほとんどの国民は改憲に「ノー」と言うだろうと思います。戦争の恐ろしさ、残酷さ、そして虚しさ。平和に対してドイツやイタリアの国民の思いと日本人の思いが同じなのは明らかなのですから。

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かえると金魚
2013/06/25  かえるが環境のバロメーターだとしたら、金魚は日本の風情のバロメーターだろうなと思います。かえるはドイツでは環境変化に敏感な生き物としてその生態が注視され大切にもされています。環境の悪化は日常、肌で感じますが、田舎でのかえるの鳴き声も年々小さくなってきているような気がします。田んぼや湿地が減り、強力な農薬がまかれれば当然のことですが結局は人間にもダメージは来ます。先日金魚養殖を見るために大和郡山へ出かけました。金魚の町とあって至る所に金魚をモチーフにした絵やモニュメントがあってほのぼのとします。作業する金魚農家の人に中に入って観てもいいですかと訪ねたら弱々しい笑顔でどうぞと言ってくれました。経営が大変なのだろうと感じました。水質汚染などの環境の悪化と金魚の需要が減っているそうです。そう言えば祭りといわず日常的に金魚すくいがあった時代もありました。たいていの家の玄関には金魚鉢があって赤やまだらや黒の金魚が泳いでいました。金魚は日本の風情だと思ったけれど、金魚もまた環境のシンボルだし、心のゆとりのバロメーターでもあるんだなと養殖池に泳ぐ無数の金魚に思いました。

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安倍首相とメルケル首相の雲泥。
2013/06/23  一昨年3月の福島第1原発事故後のドイツ。与党の大半は性急な脱原発に反対したがメルケル首相は「従来の知識を総動員しても、もう原発には対処できない」と押し切り脱原発を宣言しました。まさに一国の代表、国の未来を考える首相の姿です。その後再生可能エネルギーの実用も本格化し未来へ向けてのエネルギーの展望も開けつつあるドイツ。日本とは雲泥の差があります。あれだけの事故を起こし、事故の原因さえ確定できていない中、避難を余儀なくされ苦しみの渦中にある人が現実に大勢いる中、脱原発どころか再稼働や原発輸出に奔走する安倍首相。目先の経済政策に目がくらむ国民も思慮がなさすぎますが、こと原発や憲法に関しては別の次元として厳しいチェックが要ります。それは未来の日本の根幹にかかわることですし、国民全てに降りかかる命の問題です。小泉政権の結果がそうであったように、アベノミクスも結局は資本家や一部投資家が法外な資産を殖やし、社会的弱者はますます社会の隅へと追いやられ、経済格差が広るだけなのは明らかです。もともと社会的弱者への思いやりも今の日本社会の歪みに対する認識すらないからです。同じ過ちを何故繰り返すのか、不思議でなりませんが、せめて原発再稼働への流れと憲法改悪だけはなんとしても阻止しなければと思うのです。

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その国の奥行き、それはその国独自の文化の保全。
2013/06/21  きれいだな、ここは。海岸線を感動して歩いたことがあります。人工的なものが何もなくてただ透きとおった海と空。ひっそりとした田舎の駅。小さな駅舎だけれど夢と冒険の入口でした。その土地特有の匂い。都会からちょっと離れただけで違う世界がありました。言葉のニュアンスも、笑顔も、風景も、風の匂いだって違う世界。この小さな日本の中にも地方特有の味があって、北海道から沖縄まで見事な土壌のグラデーションがありました。どんな広大な国でも奥行きがなければ小さな国です。どんな小さな国でも奥行きがあれば大きな国です。国の大小がどうってことはないけれど、人間の心は大きい方がいいだろうと思います。

地形的に小さな日本が奥行きを無くせばそれはほんとうに小さな国です。均一の教育、均一の経済。グローバル世界を意識するならば、日本にしかない文化や感性を伸ばさなければ、小さいだけでなく薄っぺらい国になってしまいます。地方の文化、地方の特色。日本列島の中の地方固有の文化の集合が日本と言う国の奥行きです。人間も国も奥行きがなければ魅力はありません。魅力のない人間の言葉など誰が耳を傾けるでしょう。世界は広いし多様だからこそ、日本は日本の奥行きを深めなければならないと思います。言葉も、食べ物も、考え方も。日本独特の個性をもってこそ、グローバル世界と競合できるのだと思います。

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ただ相手の身になって考えるだけ
2013/06/19  子供の頃多くの人が、親からよく言われたに違いありません。「相手の身になって考えなさい」両親からも先生からもことあるごとに口から出た言葉です。直接関わりのある身近な人間関係もそうですが、沖縄の基地問題や原発事故に関しては自分がその立場になったことを想像するだけで答えは出ます。沖縄では不気味なオスプレイが頭上を飛び交い、福島では多くの人が住んでいた土地を奪われました。もしオスプレイが都心を飛び交い、原発が都心にあれば多くの人がもっと切実な声を上げるはずです。怒るはずです。自分の身に降りかからなければ関係ない。薄情で想像力が無さ過ぎる感覚です。

でも実際は基地問題も原発も日本と言う国の姿勢の問題、未来に関わる問題で誰一人無関係な人がいないのは当然のことです。放射能汚染がどれだけ人を傷つけるか、物理的にも精神的にもその及ぼす悪影響は計り知れません。直接的な被爆を受けなかったとしても環境や食品を通しての長期に渡る内部被爆からは誰も逃れることが出来ません。若者、子供、これから生まれてくる命を考えれば安心などという言葉は口が裂けても言えないはずです。それでも安全と言う人間は原発施設のまわりに村をつくって一族郎党で住んでみて下さい。すぐに逃げ出すでしょう。自分たちは安全を確保し、危険なことを弱者に押し付ける。「ただ自分のことしか考えない」施政者が多過ぎます。退場させなければなりません。そして1人1人が人間としての基本的な心得「相手の身になって考える」ことをも一度思い出さなければならないと思います。

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オバマ大統領の4年前のスピーチ、「核なき世界へ」
2013/06/17  「これは世界中の人にとっての問題だ。こうした兵器の拡散は止められないと論じる人もいるだろう。しかしそうした運命論こそが大敵だ」世界の核兵器の90%以上をアメリカとロシアが保有している現実。広島や長崎に投下された2発の核爆弾の威力を考えれば世界に存在する1万7000発もの核兵器は何を意味するのだろうと考えてしまいます。使えば全てが終わる核兵器。恐ろしい想像ですがもし核が拡散しテロ組織が核を使ったとしたら、いったい核保有国はどこの国に向かって反撃するのだろう?国という国境を持たない、目標のない相手に対して抑止力は働かないだろうと思うのです。核は根絶以外に手はありませんし、そのことは世界中の人が分かっています。

核廃絶を訴えるアメリカの団体「グローバル・ゼロ」が公開した動画には著名な俳優が核兵器ゼロへの呼びかけを行いオバマ大統領に核全廃に向けた国際協議の道を開くことを公開書簡として宛てています。マイケル・ダグラス、マット・デイモン、モーガン・フリーマン、ウーピー・ゴールドバーグ、クリストフ・ヴァルツ、ロバート・デ・ニーロ・・・ハリウッドが誇るそうそうたるメンバーです。不可能と言われる核廃絶問題ですが、冷戦期には7万発もの核兵器が存在していたことを考えれば、1万7000発から7000、3000、500、そしてゼロへの道は不可能ではありません。そして原発もまた核兵器へとつながる要素があります。まして原発事故の結果においては核兵器と同じ怖さがあります。「核なき世界へ」の道のりは遠いけれど、「原発なき」世界はすぐにでも実現できます。日本のほとんどの原発が止まっていても問題がないと言う事実をもう実感しているのですから。

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飛び降りた父と、起き上がった母
2013/06/16  立て前が嫌いな父でした。本音ばかりの父でした。人を笑わすこと、近所の子供であれ、旅先の子供であれ子供と一緒に遊ぶことが大好きな父でした。50歳のある日、絵を描くために山へ入って転落死。検死報告では絵の構図をとっていて誤って足を滑らしたとのことです。悲報のショックで母は倒れ、中2だった僕は1ヶ月ぐらい誰とも話ができませんでした。それでも母はむくっと起き上がり復活。借金だらけの家計を背負って僕と弟の2人を育てることを思うと、悲しみは消し飛んだと後年語っていました。映画館で行儀の悪いやくざに注意し、帰りに待ち伏せを食らって大けがをした父。

小さな僕を喜ばせるために怪傑ゾロの格好をして2階からかっこ良く飛び降りたのはいいけれど大腿骨を骨折して入院した父。ゾロが父だとは知らない僕が真相をしったのはずっと後のことでした。山が好き海が好き、絵を描くのが何よりも好きだった父。でもいちばん好きだったのは子供と遊ぶことかも知れません。滅多に入らないお金で叩き売りのバナナを台車ごとかって近所の子供たちに配って歩いたのを今でも覚えています。当時バナナは貴重品。子供たちは大喜びだけれど、母が真剣に怒っていました。その時は明日の米代もなかったのだそうです。父が亡くなって48年。生きていれば98歳。早過ぎた父の死に、延々と苦労した母も亡くなり2人は天国でどんな会話をしているのだろうと想像します。

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発電能力1億1500万キロワット。昨年だけで世界は原発100基分の再生可能エネルギー
2013/06/15  ドイツに本部のあるREN21が昨年1年間に世界で新たに導入された再生可能エネルギー設備の発電能力が原発100基分以上に相当すると発表しました。1億1500万キロワット、100万キロワット級原発100基分です。記事を読んでいて代わりに原発が100基も増えていたら恐ろしいことだと思いました。それにしても世界がこれだけの実績をあげているのだから何故日本が先陣を切らないのかどう考えても解せません。今も収束しない原発事故。

事故後にドイツのようにすみやかに脱原発を決定し、再生可能エネルギーの実用普及に全力をあげていたなら日本社会の空気はすでにいい方向へと変わっていたはずです。事実に目を向けない、未来への想像ができないのはあまりにも無責任で貧しい心です。それにしても年間に原発100基分の再生可能エネルギー設備ができるなら、未来は明るい気がします。危険でコストのかかる原発の目的はもともと巨額の利権と核兵器への技術転用しかないのではとあらためて思います。

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暑いけれど、うちわもいい。光と風と水の時代へ
2013/06/14  猛烈な夏日でクーラーに目がいくけど、原発事故後の意識改革で扇風機やうちわの風に救いを求めている人も多いのではないでしょうか。たとえエネルギーが足りていても1人1人が我慢、節約を心がければ総体はとてつもなく大きな省エネにつながることはちょっと想像すればわかります。風力発電だけで原発40基分の発電が可能と環境省が試算していますが、もともと原発ではなく自然エネルギーを国策として計画を進めていたら国内だけではなく、世界への影響力がどれだけあっただろうと想像します。もちろんこれからやればいいのですが相変わらず電力不足だとか、電気料金の値上げだとか、嘘と脅しの構図はまだ消えません。それでも原発の虚偽は次々と暴かれ、政府や電力会社のプロパガンダを鵜呑みにする人は少なくなっています。

原発を稼働させようとする勢力は悪あがきにしか見えませんが、もし稼働させればそのリスクはとてつもなく大きなもので悪あがきではすまないことです。福島原発事故のその後を見ても明らかですが、誰も責任を取らない、取れない、ような不透明で危険な事業を行うこと自体道義に反します。世界を見わたしても日本ほど自然エネルギーに恵まれている国はそうありません。野放図に電力を使うことはある種の野蛮人ですが、文明人として節度を守れば水力、火力、自然エネルギーだけで十分に過ぎる時代はすぐにでも実現できるはずです。社会を歪ませ、人を不幸にするだけの原発を一時も早く美しい海岸線から消去して、海と大地を永遠に守る国へ・・・それこそが命や心を大切にする「美しい日本」だと思います。

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なだいなださんの言葉「賢い国」になるためには、とくにお金はいらない。知恵と品性があればいい」
2013/06/13  数々の人間的な言葉と指摘でヒューマニズムを実践されたなだいなださん。「賢い国」になるためには、とくにお金はいらない。知恵と品性があればいい」なだいなださんのこの言葉を聞いて、安倍首相が唱える「強い国」とはいったいなんだ?とあらためて思います。精神科医であり作家であるなだいなださんが今月6月6日に亡くなりました。83歳。ずっと生きていて欲しい人が次々と亡くなってさみしい限りですが、その人たちの信念や生き様が伝播して若い人たちの魂に宿って欲しいと願います。なだいなださんの言葉「自分が努力しなければいけないということを理解するためには、まず自由であることが

大切なのです」そして「人間と人間が孤立していない関係がある限り、人間はそこそこ自由にしてもやっていけると考えています」そして昨年朝日新聞のインタビューの最後に語った言葉「本当の楽観主義者というのは、楽観する余地がないときでも、ほんのわずかでも希望があればそれに賭ける人間です。この本(権威と権力)の結びにも書いたとおり、私は楽観主義者なんですよ。」こんな素敵な楽観主義者が増えれば、笑顔が増え、暴力は減り、「賢い国」と呼ばれる国になるはずです。

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犬も猫も牛も・・・置き去りにされた動物たちの叫び
2013/06/12  宍戸大裕(だいすけ)さんが警戒区域に潜入して600日に渡って撮り続けた動物たちの残酷な実態。ドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」が6月22日から関東方面で上映されます。涙を流す牛、つながれたまま息絶えた犬。過酷な原発事故が引き起こした結果がいかに非人間的なものであるかをあらためて痛感します。犬や猫を救出しようと努力するボランティアの人たち。国の殺処分の方針に応じず牛を飼育する畜産業者の人たち。出荷できないことが分かっていても大切な命として家畜を殺すことはできない。どれだけの人間とどれだけの動物たちが原発事故によって苦悩と絶望を強いられたのだろうと考え、現状の政府やメディアのあり方を見てあらためて怒りが湧いてきます。

監督の宍戸さんは「まだ間に合うこともある。映画が現在進行形の問題に向き合う契機になれば」と語ります。原発事故が多くの部分で現在進行形であることを忘れてしまったかのような人もいます。メディアの報道も消極的ですが、少しの記事と想像力さえあれば、この動物たちの現状を見聞するだけでも、実態は分かるはずです。せめて同じ過ちは2度と繰り返さないとの思いだけは1人1人の胸に刻み付けておかなければと思うのです。

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どうしようもできないことと、なんとかできるかもしれないこと
2013/06/10  自然災害を完全に防ぐことは不可能です。でも環境汚染をくいとめることは可能です。ものごとには不可抗力なこともありますが、人間が意識して努力すればなんとかできる可能性があることも多々あります。未来への考え方、生命の重みの感じ方、知的生命体としての自覚。おおげさではなく地球の未来も日本の未来も1人1人の考え方、生き方に依存します。歪みの多い日本社会も民主国家である以上1人1人の意識の集積の上にできあがっています。社会的な問題に無意識であったり無関心であったりする人が多くいてもそれを変えるのもまたそうでない人、1人1人の意識と生き様にかかっています。友人、家族、学校、会社・・・人間らしい意識を伝播するのは個人と個人のつながりの強さ、仲の良さにかかっています。

相互信頼があれば何が正しくて何が間違っているかのディスカッションは可能ですし、気持ちのいいコミュニケーションの中で国と言う全体はいい方向へ向かうでしょう。地震を止めることはできませんが、原発は止めることができます。世界が核を放棄するまではまだ時間がかかりますが、日本が核を持たないことはこれからも続けることはできます。地上のどこにも戦争がない時代が絶対に来ないとは誰にも言えません。少なくとも日本が戦争を起こさない、戦争に巻き込まれない国であり続けることは可能です。人間の力が及ばないこととそうでないことの区別、認識はとても大切なことだと思います。何事に対しても「どうせできやしない」「そんなことはありえない」と決めつける根拠こそ希薄で曖昧ではないでしょうか。地震がどんな強さでどんな破壊をもたらすかは起こってみなければ分かりません。でも、同じく不可抗力の放射能汚染は防ぐことができます。ただ原発を動かさなければいいだけなのですから。

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ぽつぽつと小出しに発表される汚染食品の情報
2013/06/09  いったん環境に放出されれば、長きに渡って自然界に影響を与え続けるのが放射性物質の怖さでありやっかいなことなのは原発事故から2年以上たっても断続的に報じられる記事を見ればよく分かります。千葉県市川市の江戸川で捕獲したウナギから1キログラムあたり140ベクレルの放射性セシウムが検出(6月8日千葉日報)福島県の西会津の干しゼンマイから1キログラムあたり120ベクレルの放射性セシウムが検出(6月8日福島民友)実際にどれだけの密度で検査が行われているのか計り知れませんが、それでもこのような情報はぽつぽつと出ています。せめて国が定めた食品の基準値(キログラムあたり100ベクレル)が守られていると信じるしかありませんが、90ベクレルならどうなのかとは誰でもが疑問に思うのではないでしょうか。

こうなってしまった以上、大人はともかく、放射能の影響を受けやすい子供だけでも限りなくゼロに近い食品を食べれるような工夫はできないものだろうかと思いますが、国と各県、大企業が自覚を持ち、生産者への補償と国民への責任を最優先に取り組まなければとても無理な相談です。それでも1人1人が情報にアンテナを張って無責任な流通が行われないように監視する姿勢が大切だと思います。これまで福島原発から大気中と海へ放出された放射性物質が半端な量でないことは詳しく報告されています。外部被爆も内部被爆もできる限り受けない方がいいことも分かっています。受け身である消費者がどうこうできることではありませんが、せめて悲惨な原発事故があり、その影響は今もこれからも続いていくことだけは全ての人が認識しておく必要があると思うのです。

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車依存とコミュニケーション能力の相関
2013/06/08  家庭の小空間を切り取ったような車での移動。特に好奇心の強い子供にとっては大きなマイナスだろうなといつも思います。目的地まで電車やバスを乗り継ぐ中で体験する様々な出来事や印象がカットされてしまうからです。利用から依存になってしまった感のある車社会の現状。もともと他者とのコミュニケーションの苦手な人が多い国民性がますます閉鎖的になったような気がします。車がなくてはどうしようもない状況になってしまった地方の町や村。でも交通の便がある都市部なら車を持つ必要がない人も大勢いるはずです。それでも車、車。世界中で繰り広げられている自転車イベント「ワールド・ネーキッド・バイク・ライド」は車依存社会への反対を唱えていますが、道路にあふれる車と排気ガスのありさまを見ていて大いに考えさせられます。

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自民と維新のよこしまな相互利用。
2013/06/06  彼らはこの国をいったいどうしようと思っているのか。どう考えても正常な神経だとは思えないことが多過ぎます。日本でも国際的にも大きな問題になっている橋下氏の慰安婦についての発言、憲法改変、原発輸出を進めようとする破廉恥。厚顔とか無知とかではすまないことばかりです。失態をごまかそうとしているとしか思えないオスプレイの八尾空港への受け入れ発言。朝日新聞の声欄に掲載されていた清水さんの意見が的を得ていると思うので引用させていただきます。

「(声)八尾にオスプレイ 意図疑う(2013/06/06朝日新聞)
無職 清水康寛(大阪府摂津市 56)日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)と松井一郎大阪府知事は、米軍輸送機オスプレイの飛行訓練の一部を大阪で受け入れる考えを表明した。しかし、私は多くの疑問を感じる。そもそも沖縄の負担軽減になるのか不透明だ。米軍は実質的には日本のどこでも訓練する権限がある。結局、米軍の拠点を増やすだけではないのか。沖縄の負担を確実に減らすには、基地自体を減らすしかない。そしてなぜ大阪府八尾市の八尾空港なのかも疑問だ。周辺の安全、騒音などへの懸念が大きい、内陸の空港だ。そもそも実現性が低いと見ているからではないかとの疑念も湧く。橋下氏の問題発言が物議をかもした時期に提案したのも疑問だ。批判をそらす意図ではと疑ってしまう。実現可能な、沖縄の負担を確実に減らす提案なら、必ずしも反対しない。しかし、中途半端な、パフォーマンスのような動きには同意できない。」彼らは口一つで国民は何とでもなると馬鹿にしているようですが、今まではともかくこれからもそうとは限りません。

福島原発の汚染水処理の問題。除染は移染に過ぎないけれど、その除染作業さえままならぬ現状。福島の被災者への遅延な対応。故郷を捨てざる得なかった人々の思い。放射能汚染から逃げたくとも逃げれない事情の人たちの心。離散した家族の苦しみ。見殺しにされた多くの家畜。政治家ならば一般の人以上に心を馳せなければいけない問題は山のようにあります。解決に全力を向けなければならない現状がそこにあります。原発再稼働、原発輸出など人間としての神経があるならば、口にすることさえできないはずです。彼らはこの国をいったいどうしようと思っているのか、全国民が正さないといけないと思うのです。

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古いものが生きる街は新しい心が育つ街
2013/06/05  京都の街を散策していて出会う古い建物たち。ずいぶん数は減ったけれど明治や大正の味わいあるビルや家屋が点在しています。レンガ、石、木、材質は違えど構造もデザインもよくできていて、今の味気ないビル群とは対照的です。内部はレストランやブティックに改装されていても重厚で洒落た雰囲気は漂っています。かって大阪にも東京にもこんなビルや家屋が幾つもあったのに、ほんの数十年の間に消滅。せめて写真だけでも残しておいたらと悔やまれる風景は幾つもあります。古いものを壊してつくればお金が動く。補修、補強して保とうとすれば荒くたいお金が動かないという馬鹿げた理由で壊される建物や街並。芸術性も精神性もあったものではありません。商業主義だけでものを考えれば当然の結果ですが、やはり行政が重しをかけて価値あるものは市民のために未来へと残すべきです。古いものが生きる街は新しい心が育つ街、ゆたかな心を忘れない街なのですから。

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改憲、原発再稼働、原発輸出、TPP加盟・・・美しい日本とはかけ離れていると思うけれど
2013/06/03 美醜の定義を間違えているのではないかと思うほどの安倍氏の言動。自民党が盲目的に推進して来た結果起こった原発事故の責任も取らず、故郷を失い、生活を破壊された福島の人々の心情をかえり見ることもなく、事故原因の究明もおろそかにし、収束どころか難題山積みの現状を抱えて、他国に原発を輸出するなど厚顔無恥としか言いようがありません。口が裂けても美しい国などと言える道理がないはずです。電気、ガスを止められ飢死した母子の話。詳しい事情は分かりませんが悲惨な事件が後を絶ちません。老人をだます詐欺集団。未来に夢や希望を持てず自殺する若者。稼ぐが勝ちの歪んだ競争社会をつくって来た過去からの自民党の責任は途方もなく大きく、そろそろ国民が目覚めて是正しなければ、社会はますますあらぬ方向へと進んでしまいます。さらに民主国家としての最後の砦とも言える平和憲法が変えられるようなことがあれば、個人の自由や人権そのものが危うくなります。原発が再び事故を起こせばどうなるかは誰にでも分かります。目先の欲、自分だけが良かったらいいと言う美しくない風潮から個人も国も脱却する時代が来ているのだと思うのです。 

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六月の花嫁とは関係ないけれど、偏狭な政治家に喝を。
2013/06/01  6月は水の月。Juneはローマ神話のユピテルの妻ユーノーに由来するといいます。女性的気質の神格化であるユーノーは6月の女神でもあります。ロマンティックな「ジューン・ブライド」の響きにはどこか強さも感じます。ユーノーの加護がなくとも生き生きとした女性は増えましたが、いまだ男尊女卑が否めない政治の世界では女性がもっと活躍して欲しいと思います。詩や医学、知恵と工芸を司るローマ神話の女神ミネルワァのような女性は増えて来て嬉しいけれど、これからは正義をあらわす女神ユースティティアのような女性が必要です。天秤と剣を手にしたユースティティアのように政治の舞台で奢り高ぶる偏狭で浅はかな政治家に喝を入れる女性がどんどん登場して欲しいものです。

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