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2008_07

2008

あきないものの尊さ
2008/07/02  5年ぶりです。芦屋川から六甲山への遊歩道。小学校の頃から何十回と来ているこの場所は飽きる事がありません。7月の澄んだ空とせせらぎの音が目に耳に爽やかです。飽きないこと、飽きない場所。どんな人にでもそれはいくつか、いやたくさんあるだろうと思います。飽きないからこそ親友も恋人も存在しますし、人は生き続けることができるのだと思います。何回読み返しても飽きない本。何回見ても飽きない映画。何回聞いても飽きない曲。飽きがこないってことは生きようと思う事です。一緒にいても飽きない人。いくらしゃべっても、いくら笑っても、いくら見つめ合っても飽きない人。人と人のいい関係はそれが全てではないだろうか、と考えたりします。


 

おぼろげな記憶と想像力を駆使して
2008/07/04  窓からの風が爽やかに感じる季節です。昨夜強い雨が降ったせいか今日は風もからっとしています。すずめがちゅんちゅんとなにやら話してのどかな気分。去年の今日は何をしていたんだろう、と2007年のノートをめくると空白のページがあって何も思い出せません。思いどうりのこと、思っても見ないことが次々と起こり1年ぐらいはあっと言う間に過ぎ去ります。楽しいと思っても悲しいと思ってもそれは一瞬、切れ目無く続く道は振り返ればおぼろげで先を見てもおぼろげです。ならば今はどうかと言えばそれもまた不確実。でも確定しないからこそ大切に思ったり努力が続くのかも知れません。


 

狂気はすぐそばにも
2008/07/05  家電量販店が立ち並ぶ日本橋界隈。人混みの中を歩いていると前方からわけの分からない声を出しながら突進して来る若者の肩が肋骨あたりに当たりました。大した事は無いけれど先日の秋葉原での恐ろしい事件を思い出してぞっとしました。ナイフを持った人間からとっさの判断で身を守るなど不可能だとあらためて思いました。夏の炎天下に見るからに苛立を募らせた顔をして歩いている人がそこここにいます。さっきのように肩でも当たれば切れてしまう人間もいるかも知れません。早く買い物を済ませてここから脱出しなければと大げさでなく思う土曜日の午後です。


 

アメリカ型の資本主義に歯止めをかけなければ
2008/07/07  洞爺湖サミットが始まります。地球温暖化が加速する中、具体的な対策がどれだけ決定されるかが期待されます。アメリカ型の資本主義が世界を飲み込む現状で中国やインドなどの巨大な市場が環境問題を無視して利潤優先に向かえば恐ろしい事態になるのは目に見えています。ヨーロッパ諸国や日本が自らを正し世界をリードして行かなければなりません。

超大国アメリカの環境に対する配慮の無さは驚くべきものがありますが地球の危機が目に見えるところ迄来ている今、いかなる金の亡者も意識を切り替えなくてはなりません。地球が汚染、疲弊すれば人間もそのダメージから逃げる事はできないのですから。先日イタリアのデザイナー、ブルーノ・ムナーリ展「あの手この手」を見て来ましたが人生にはお金では買えない楽しい世界がいっぱいあります。むろん今の世はお金が圧倒的力を持っていますがあの手この手で経済を抑える事、それはそのまま環境汚染を抑える事になります。


 

まさに芸術的な月の満ち欠けと光
2008/07/08  三日月がきりりと輝いています。満月、半月、三日月。光と影の神秘的な演出にいろいろな思いを投げかけ何度も感情を投影して来たからでしょうか、何か古くからの顔見知りのような気がします。思いがけない空にぽっかりと浮かんだ月を見かけたときなど「ああそうだ二三日君の事を忘れてた」と心の中でつぶやく事もあります。学生の頃北海道や四国の山中で闇夜を照らす月の明るさに驚いて以来、その存在に感動しつづけてもう40年が流れました。あらゆる場所でいかなる心境の時も月は変わらない光で包んでくれます。調和の光とでも呼びたいような芸術的な光。優しいけど凛々しい月に今日も乾杯です。


 

叡智とは?
2008/07/09  スコールのような雨が断続的に降っています。マヤを始め古代の優れた文明が雨水を誘導して貯水池を作り灌漑や生活用水に利用したのもうなずける圧倒的な雨量です。下水道に吸い込まれて行く大量の雨水がもったいなく感じます。快適な暮らしに必要な物を求めて科学は発達して来たけれど現代人は生きる上での指針をなくしてしまって必要な物ではなく「不必要な物」に拘泥しているのではないか。それはそのまま環境破壊の根源だし「本当に必要な物」を国レベル、個人レベルで見直すだけでも随分変わるだろうな・・・と思ってるうちに雨が止みました。

豪雨に傘が役に立たずシャツもカバンもびしょぬれになったけど温暖化がこのまま進めば近い将来水没してしまう街や村があります。雨に濡れるぐらいは乾けば終わりだけど島や都市の水没は取り返しのつかない恐ろしい出来事です。防ぎようのない天災。でも戦争を始め暗黒の過去を作ってきたのはほとんどが人災ですしある意味進化しない人類が制御不能とも言える恐ろしい科学力を持った今、未曾有の人災である「環境破壊」は果たして止められるのだろうか?と恐怖を覚えます。洞爺湖サミットののんびり感を目の当たりにして不安は増大するばかりです。  


 

2008/07/10

アブラゼミ→ジージリジリジリ
クマゼミ→シャーシャー
ヒグラシ→カナカナカナ
ミンミンゼミ→ミーンミンミンミン
ツクツクボウシ→ツクツクボーシツクツクボーシ  


環境が壊されると人間の心も荒む
2008/07/27  猛暑です。クーラー全開の街中は吐き出されたエネルギーが渦巻いて殺人的です。空調の化け物のような巨大マンションが続々と建設されて街は見た目も実質も熱くなる一方です。木造の長屋が連なる大阪の下町風景が懐かしく思い出されます。路地に水を打つ音、風鈴の音色、新聞紙に乗せたかき氷を持って子供達が走って行きます。風情ある建築、家屋が次々と破壊され醜いマンションがところ構わず出現する昨今の事情。古い家屋を維持出来ない日本の施策に問題があるようですが建てる側は金儲け主義以外の理由は見えません。

そんな馬鹿げたマンションを喜んで購入する人の気持ちが理解できませんが、売れるから建てるのでしょう。美しい風景をぶち壊すマンションや商業ビルを何故もっと厳密に規制しないのでしょうか。補修保護されながら昔の美しい景観を保つヨーロッパの街並を見る度にため息が出ます。日本は京都だって酷い有様です。環境が壊されると人間の心も壊れて行くのが何故わからないのでしょうか。


 

かえるやせみがいなくなった時
2008/07/28  クマゼミの大合唱です。でも油蝉もヒグラシもミンミンゼミもツクツクボーシの声も聞こえません。昔はクマゼミが珍しくてそれを子供達が必死で探していたのに今はクマゼミばかりになってしまったと友人が感慨深げに言ってましたがこれもまた温暖化の1つの象徴でしょうか。地震や洪水、竜巻などの巨大な自然災害はもちろんですが鳥やカエルや蝉など様々な生き物が警告を発しています。

数えきれない生物全体の大切な地球なのに人間と言うただ1つの種がエゴイスティックな破壊を続けています。必要を越えて不必要な消費を煽らなければ成り立たないような資本主義はあまりにも馬鹿げてます。うんざりするような偽装問題もしかり。金拝主義によって人間のモラルが急速に失われつつあるように思われます。自由主義、自由社会、それは人間としてのモラルがちゃんとある世界で自分だけよかったらいいと言う今とはほど遠い世界です。ツクツクボーシの鳴き声が懐かしいこのごろです。

 



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