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基本的なもの

2005/10/30  深夜、テレビをつけるとフジコ・ヘミングさんの演奏会の録画が流れていました。思わず引き込まれてしまう音の世界。まるで彼女の指先からピアノの鍵盤に感性がにじみ伝わるような音色です。動物をこよなく愛し、常に弱者への視点をなくさない生き方。人間ってなんだろう?人生ってなんだろう?芸術ってなんだろう?愛ってなんだろう?生きる事の基本的な答えが美しい旋律に乗って、心に入ってきます。


長い怠惰 

2005/10/28  読書の秋、食欲の秋、旅愁の秋。この秋は読書に集中する事にして、机の上にどさっと読み残した本を積み上げました。「図形あそびの世界」「ジョンレノンのAll You Need is Love」「出雲の国」「深い泉」「哲学原理」「円の歴史」の6冊。どの本も数年前から手元にあって読んでいないのです。

「深い泉」(考古学)にいたってはもう15年も本棚で眠っていました。まさに深い泉からのメッセージ。幸い今年の秋は、体にしみるように読みすすめます。この中の一冊を鞄に入れて旅行の車中や静かな海辺で読めたらさぞかし素敵だろうなと、部屋の隅にちょこんと置かれた鞄に目をやると、鞄は言うのです。「読書三昧もいいけど、素敵な紅葉と旬の味覚、秋は五感で感じないともったいないよ」そんなこと分かってるよ!


なが〜い会議 

2005/10/27  神無月の終わりも後数日。旧暦の10月は出雲地方だけが「神在月」で出雲に全国の神々が集まって会議を開くとか・・・国政のあり方から農業開発、中でも縁結の議題には熱が入ったそうです。出雲大社で7日間、松江に場所を移して5日間と言いますから、密度の濃い会議です。今の国会より断然スマートに議題が進行してたのだろうなと、個性的な神々の集いを想像する秋の夜長です。


 

大混乱? 

2005/10/25  ここ数日夢ばかりみます。まるでオムニバス映画のように短いストーリーが次々と現れ、この20年ぐらいの間に知り合った人達が、次々と登場します。まるで記憶の湖の底を掻き回した見たいで、揺らぐ土砂の中から忘れかけていた人や場所、出来事が現れるのです。「こんな人がいたんだ」「こんな場所へ行ったんだ」「こんな事があったんだ」と夢の中で回想するんですが、ストーリー自体は実際の過去と違って荒唐無稽で、時間軸も入り組んでいます。一体どうしたんだろう?こんな連続した夢は初めての経験。日常に何か変わった事があるわけでもないのに不思議です。


喪失感から立ち直る時間 

2005/10/22  お寺の上空、雲海の一点にぽっかりと開いた青空が湖のように見えます。きれいなブルー、じっと見ていると天地が逆転したような錯覚におそわれます。今日は母の一周忌、そして娘の誕生日。命日と誕生日が重なるなんて、不思議な縁だなとつくづく思います。もうもうと立ちこめる線香の煙りの間からあらわれた魔法使いみたいなおばあさんが、「兄ちゃん、一周忌かい?大切な人を失った寂しさから立ち直るのは、3年かかるよ」たしかにそうかも知れないと思いました。


人と自然との調和 

2005/10/21  駆け出したくなるような空。快晴の青空です。人の心は結構お天気に左右されます。どんよりと曇った空、どしゃぶりの雨の日、そして今日のようなお天気。その時々の心の状態の程度はありますが、すきっと晴れた空を見ると少々の心の霧は晴れるものです。爽やかな風があればもっといいし、日がくれて夜空に、きれいな満月でも出ていたら、それはもうラッキーです。人の心も体も自然との調和の中でうごめいているんだと、美しい自然に出会うたびに思うのです。


本当の決断力とは 

2005/10/20  「人が誤りをおかすのは知性よりむしろ意志に依存する」ある本のこんな言葉にドキッとしました。自らに関して思い当たる事が多々あったからです。スーダラ節じゃないですが、分かっちゃいるけど止められない時や事、分かってもいないのに判断することがあるからです。

もともと物事を正しく認識することは簡単ではありませんが例え真に認識、理解出来たとしても、誤りなく行動することは難しい事です。親友が笑い話で、僕は意志薄弱、薄志弱行、優柔不断だよと極端に自分を卑下しますが、考えたらそれは誤りを最小限に防ぐ手立てかも知れません。ともすれば決断力さえあれば内容を顧みず美化される風潮がある昨今、考えてみる必要があります。


歩く時はとことん歩く 

2005/10/19  爽やかな夜道、見上げると明るいお月さんが輝いています。どこからか夜風に乗って金木犀の香りも漂って来ます。いい夜だなあ、こんな夜ならどこまでも歩けそう・・・と調子にのってどんどん歩いていると、すれ違うタクシーが車を寄せて来ます。大阪のタクシーは最悪の状況と報道で聞き知っていますが、実際空車の多さにあらためて驚きます。最近は無理してなるだけタクシーを使うようにしていますが、今日は別、歩く時は歩くのです。


おばあちゃんの知恵 

2005/10/18  母が亡くなってもうすぐ一年。お寺まいりの帰りに昔懐かしい感じのする喫茶店に入りました。おばあさん一人でやっているお店です。この店とおばあさんどっちが年上なんだろうと思いながらコーヒーを注文。ふと壁に貼られたメニューを見るとトースト90円の文字の下にしもふりトースト95円と書かれています。はて?シナモントーストの間違いではないだろうか?

「おばあちゃん、しもふりって何?」と聞くと、あんたそんなんも知らんの、トーストに砂糖かけてるだけやんか」と説明。なーんだと、注文して食べていると、じっと見ていたおばあちゃんが「あんたあほやね、コーヒーに砂糖入れへんのやったらコーヒーについてる砂糖をトーストにかけたらいいやん、そしたら5円安なるやん」「でも今日は5円まけといたる」...大阪では数少なくなったレトロなお店、おばあちゃんの元気が許す限り続けて欲しいです。


夢のまた夢 

2005/10/17  20年ぐらい前の出来事を夢に見ました。ほとんど覚えてはいませんが、日頃忘れていた事です。夢には二通りあって、一つは将来の夢は何ですか?と言う夢、そして眠っている時にみる夢。顕在意識と潜在意識と言うようには簡単に分けれないけれど、夢見る夢は望んだり願ったり追いかけたりするもので、眠りの夢は受身で何が飛び出すか分かりません。でも、眠りの夢が実現したい夢のヒントになることはあるような気がします。夢と夢、夢は夢、どこかでつながっているのだと思います。


無くした傘はどこかで開かれているだろうか 

2005/10/15  週末の夕刻、降り続く雨音を聞きながら出かける用意です。久しぶりに美味しいものを食べようと親友と約束してたのだけれど、これと言うメニューはイメージに出てきません。どこか落ちついたお店でゆっくりと時を過ごせればいいか・・・考えたら親しい人との会話が一番の御馳走だし・・・。外は雨。傘立てにはもう2本しか傘がありません。降水確率80%とかいろいろあるけど、バースが傘を無くする確率はほぼ100%。情けないけど昔からこの癖はなおりません。


妖精のような猫とおばさん 

2005/10/12  もう朝も近いビルの谷間。仕事帰りのおばさんが小さな弁当箱のようなものを植え込みに置いて立ち去りました。しばらくすると、植え込みがごそごそ動いて白い猫が一匹、そしてまた一匹。街灯に照らされた姿はまるで妖精のよう。首をのばして用心深く辺りを見回しています。こんな場所にも猫がいるんだ、二匹の猫達が親子か夫婦か兄弟か分からないけど、いつまでも元気でいてほしい。味気ない世の中だけれど、都会の谷間で小さな命に食べ物を届ける人もいます。ありがとう、おばさん。


すべてのホームを安全に 

2005/10/11  電車がなかなかこないと思ったら、駅のスピーカーから「人身事故発生のため電車は遅れています」との放送。あまり環状線を利用しないのに今年もう何度もこのような放送を聞いています。幼児がよちよち落ちかけたり、学生どうしがふざけて突き飛ばしたり、あっと思う事はよくあります。京都の地下鉄や東京のゆりかもめみたいに、駅のホームに電車のドアと連動して開く二重扉があればどれだけ安心でしょう。駅のホームに近づくたびに緊張する運転手さん、そして、ちょっと突かれただけでよろけてしまうお年寄りや子供のためにも出来る限りの安全対策はとって欲しいものです。


ロマンチックとはミスマッチなドリンクだけど  

2005/10/10  あの寝苦しい夜は何だったのだろうと思うほど涼しい夜。レンジフードに吸い込まれる煙草の煙りを見つめながら、好きなアルバムの一つ、ダイアナ・クラ−ルのTHELOOK OF LOVEにに聞き入る夜です。ボサ・ノヴァのリズムにのるロマンチックなバラードはせつなすぎるけど、秋の夜にはぴったりの曲。今夜はもう何も考えまい・・・妙な決意で特製のきな粉ドリンクをごくりと飲みます。


世界中の軍隊をサンダーバードに 

2005/10/09  アメリカのハリケーンに続いてまた恐ろしい映像が目に飛び込んできました。パキスタンで起こった地震の映像は言葉もでないほどショックでした。世界各地でこれだけ大きな自然災害が頻発しているのに何故世界の国は軍隊を救助隊に変えないのだろう。せめて軍隊の半分だけでも専門的に訓練されたレスキュー隊に変更すれば、どれだけの人命が救われるか・・・最新の科学と技術力が人殺しのためじゃなく、人を助けるために使われれば、どれだけの命を救う事が出来るだろう。そう考えると、悔しくてなりません。


天使の汗、それとも涙 

2005/10/06  気持ちのいい秋日和です。上空の風は地上と反対に吹いているのか真っ白な雲は思いと反対の方へ流れて行きます。青い空から舞い降りる日ざしは強く、暑かった夏の日を思い出させます。過ぎてしまえばあっと言う間の夏、でもしんどい夏だったなと、歩きながら空を見上げると、頬にひと粒の雫があたりました。風が木の葉に残っていた水滴を落としたのでしょうか。それとも天使の涙でしょうか。ロマンチックな秋の始まりです。


95歳の眠り 

2005/10/04  やさしい顔をした老犬がいつも同じ電信柱の下で眠っています。一体何歳ぐらいだろうと、そばを通るたびに思っていました。ある日、ふと電信柱を見るとこんな貼紙がしてありました。「ただいま、休息中です。彼は95歳になります。よろしくお願いします」飼い主が愛犬の事を思って書いたのでしょう。その老犬の姿をこの二三日見かけません。季節の変わり目、大丈夫かなと心配になりました。


科学は人間性を置き去りにして行くのか 

2005/10/02  人からやさしさや思いやりをとったら、何が残るんだろうと考える事があります。数千年の歴史の中、飢餓と無知から起こる争いや戦争をくり返してきた中で、やっと科学が人間性に追いついた現代、少なくとも経済大国日本では誰でも持とうとおもえば持てるやさしさ思いやり、、この環境の中でそれが持てないのだったら、人間って一体何だろうと思うのです。


 


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