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2004/03/31 快晴の街。足は勝手に桜の咲く場所へと向かいます。足が選んだのは四天王寺の境内。群雄する桜の列ではなく、仲間から外れてひっそりと咲く一本の桜の木の下に腰を下ろしました。途中自販機で買った缶コーヒーにはアールヌーボーの代表的画家ミュシャの絵が印刷されています。

それは美術誌に載ってる絵に負けないぐらいきれいな印刷で、飲み終わっても空き缶入れに捨てる気にはなれませんでした。そうだ、全ての缶にロートレックやシャガールの絵を印刷したら、缶のポイ捨ては減るんじゃないだろうか?桜とミュシャの絵に交互に見とれながら思うのでした。


 

2004/03/30 最新の科学では宇宙には見えない物質やエネルギーが充満していると考えられているようです。人類が認知している物質やエネルギーは宇宙に存在する<モノ>の中のごく一部であることが分かりつつあります。科学が進んだおかげで、人類が分かっている事がどれだけ少ないかが認知されるのは皮肉な気がしますが、これは人類の科学がまだまだ幼稚なものだから、今こそ人類がもっと謙虚であらねばならないと言う宇宙からのメッセージのような気がします。


 

2004/03/29 イスラエルとパレスチナの争いでお互いに愛する肉親を殺された遺族同士が相手への憎しみを押さえ、それぞれの悲しみと怒りを語り合うシーンがNHKテレビで放映されていました。双方の遺族が深い悲しみを語る中で、共に何よりも平和を望んでいること、決してイスラエル人全体がイスラエル軍のように暴力的ではないこと、そしてパレスチナ人も皆がテロリストではないことを互いに相手の顔を見て話す中で少しづつ理解が進む様子が映し出されていました。

今の情勢を見ていると平和は不可能ではないかと思えますが、もし平和が訪れるとしたら話し合いの中での相互理解しかないのも真実のように思います。


 

2004/03/28 大好きなスポーツシーズンの到来です。楽しいビッグイベントが目白押しで、わくわくします。でも、その華やかな影に隠れて弱者がますます追いつめられるような政策が進行し、平和を危うくするような法案が可決されたりすることもあります。強制的な君が代斉唱に疑問を持つ民主的な教師が200人も解雇されたと言うニュースを聞いて、背中に寒いものを感じました。


 

2004/03/27 窓から見える古いアパートは建物全体を蔦がおおっています。上手にドアと窓だけ残して緑色。難破船のようにも見えますが、どこか暖かい感じがします。住人は囲碁を教えているおじいさんがいるかと思えば、ドイツやイタリアからの留学生がいたりしてバラバラ。でも同じ一つの蔦におおわれてみんな元気で仲がよさそうです。自然が作るエクステリアはセンス満点、素晴らしいものです。


 

2004/03/26 朝から雲一つない快晴です。抜けるような青空がどこまでも拡がって、春らしい柔らかな風が吹いています。久しぶりに仕事の合間を縫って入院中の友人を見舞って来ました。病室を覗くと前回寝たきり状態だった彼が、ベッドの端にちょこんと腰を下ろしています。一目で良くなってると分かったので、思わず「よかったな〜」と声が出ました。まだ予断は許さないでしょうが、今日の青空のようにすきっとするまでどんどん回復して欲しいです。


 

2004/03/25 忘れようと思っても忘れられない人。心にずっととめておきたいと思っても消えてしまう人。何年も付き合っても心が通わない人。初対面でもすっかりうちとけてしまえる人。会ったこともないのに手紙の文面だけで心に触れることが出来る人。人と人って自分の意志や意識より深いところで不思議な糸でつながってるような気がします。


 

2004/03/24 春らしい陽気が続いて、体が伸びをしたとたんのここ数日の冷え込み。フェイントのような寒さは真冬よりこたえます。家の前の桜の木も花を少し開かせたまま凍り付いたようにじっとしてます。きっと僕と同じようにすっかり春だと思いこんでいたのでしょうか。気候の変化に対してだけではないですが、心構え、気構えをいったん解除してしまうと、急には元に戻らないものです。


 

2004/03/23 イスラエルがヤシン氏を暗殺したニュースを聞いて何とも言えない気持ちになりました。イラク情勢が泥沼化して連日のように人が殺され、人の命の尊さが希薄になってしまいそうな今、こんな恐ろしい暴挙ですら見過ごされてしまいそうな空気があります。対テロと言う口実で、攻撃を重ね、その結果一体どれだけの罪もない人が殺されているかを考えたら、アメリカやイスラエルの行動はテロ以上に非人間的です。


 

2004/03/19 久しぶりの瀬戸内の海。穏やかな海面とのどかに点在する島々を見ていると世の中には争いや暴力など存在しないかのような錯覚におそわれます。当たりを見回すと海辺にぽつんと一本の桜の木が花をつけていました。「そうそう春なんだ」小さな桜の木の下に座ってしばし時を忘れ、何も考えないひとときを過ごしました。


 

2004/03/17 イラク戦争が始まって一年。暴力による介入は暴力の連鎖を呼ぶだけだと分かっていて一部ネオコンの思惑と利益のために戦争に踏み切ったブッシュ政権とそれを止められなかった国際社会。イラクで亡くなった米兵の数は報じられるけれど、亡くなったイラクの人がどれだけの数にのぼるのかは報じられません。その中には何の罪もない女性や子供も含まれていることを思うと心が痛みます。人の命は等価です。憎むべきテロをなくすためにも力のある先進国が公平でやさしい理念にもとづいた国策をとって欲しいものです。


 

2004/03/16 歩いていると汗ばむような陽気です。冬の間避けていた風も頬に気持ちよくついつい体は風に向かってしまいます。「春はいいなあ〜」心地よい気候が病床の友人や母の病状を少しでも和らげてくれるかと思うと春が大好きになりました。もともと何故か季節の中であまり好きでなかった春。心変わりです。


 

2004/03/14 音楽は不思議なものです。ある曲を街角やお店でふと耳にしたとたんまるで時の缶詰が開いたように過去の情感が蘇る事があります。元気になったり、しんみりしたり、考え込んだり、それは様々ですが間違いなくある曲にはそれを聞いたその時のシーンが永遠に封印されています。ともすれば忘れがちな大切な過去。良きにせよ悪しきにせよ自分をここまで導いてくれた過去の出来事。音楽はさりげなくその事を思い出させてくれます。


 

2004/03/13 NHKの番組でイラクから帰還したアメリカの海兵隊員がブッシュ大統領の得意満面の演説を聞いて、涙を流していました。「イラクで一体何人の命が失われたと思うんだ!」テレビに向かって涙ながらに叫ぶ海兵隊員の気持ちは多くのアメリカの兵隊の気持ちでもあり同時にイラク人の気持ちでもあると思います。そしていくら情報操作で戦争に都合のいい理屈を宣伝しても多くの世界の人の気持ちも同じだと信じます。


 

2004/03/12 年間3万人をこえる人達が自殺していると聞きました。自殺に追い込まれる人達の悲痛な思いに関しては何もコメント出来ませんが、そんな状況を作り出すこの国のあり方にはやるせないものを感じます。世界1.2を誇る経済や科学技術力を持つ日本が、心の面では豊かさを実現するどころか人間の孤立と荒廃を推し進めているような気がしてなりません。


 

2004/03/09 今、大阪の街頭ではホームレスの人達が「THE BIG ISSUE」と言う雑誌を売っています。200円のこの雑誌はホームレスの自立を応援する目的で発行されているものでデザインも内容もなかなかのものです。もともとイギリスのロンドンで始まったものだそうですが、とてもいい試みだと思います。

「おっちゃん一冊ちょうだい」と百円玉二枚を渡すと、「ありがと、ありがと」とちょっぴり照れくさそうに、にこやかな笑顔で雑誌を手渡してくれます。ちなみに200円のうち110円がおっちゃんの収入になるそうです。


 

2004/03/06 一人で見るのがもったいないようなきれいな満月です。違う場所で同じ思いでこの月を見てる人がいるんだろうなと思うだけで心がなごみます。慌ただしい毎日。でもそうしているのは自分自身の考え方にも原因があるのかな・・・いつもじっとして静かに微笑むお月さんを観てしばし反省の夜でした。


 

2004/03/05 道具も、足も、心も使わなければどんどん退化します。中でも目には見えないけれど心は常に使い続けなければ取り返しのつかないほど硬化して、何事をも受け入れられなくなってしまいます。心踊らせたり、心震わせたり、心痛めたり・・・そして心遣いは文字どうり心使いですから惜しむことなく使いたいものです。


 

2004/03/04 良くなってきたと言われる景気の訪れはひどく不平等のような気がしますが、春は誰彼にも不公平なくやってきます。街行く人の足どりも軽やかでモノトーンのファッションも少しづつ色づいて来ました。冬から春への移り変わりは着物を一枚脱いだだけで身も心も軽くなる事実を一番実感できる季節です。


 

2004/03/02 世界でも日本でもやりきれない事件が後を絶たない毎日。壁に貼っていつも眺めているグランブルーのハガキもどこか悲しそう。青い海、やさしい光。手をつないだ少年とイルカは何を想うんだろう。この透き通った青が全ての人の心をきれいに浄化してくれたらいいのに・・・などと考えながら一枚のハガキから力をもらう毎日です。


 

2004/03/01 この道を歩くのは何年ぶりだろう・・・あまり熱心に通わなかった学校への道も今歩くと思い出の宝庫で、あちこち回り道をして懐かしさを味わいました。当時寄り道したお店はすっかり様変わりしているけど、友人とのたわいのない会話が道すじに染み着いてるような気がします。

時間が過ぎ去ってもあの時と同じ道。世の中には変わらないものがたくさんあります。


 


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