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2024

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報道の自由って

2003/04/28 ハリウッドの一部のスター達が懸命に反戦について語っていました。彼らは言っています。フセインを追放する事には異論はないけれど問題はその方法だと言うこと、そして戦争の真実がほとんど報道されないアメリカのメディアからの情報だけで戦争を肯定するのはおかしいと。

アメリカ人の中にはテレビ報道をそのまま信じて、イラクの市民や子供達は死んだり傷ついたりしていないと思っている人もいるようで、情報操作の怖さをあらためて感じました。小さな子供達がクラスター爆弾の破片で死んだり、強烈な爆音におびえて震えているのを見たらアメリカ国内でもほとんどの人が反戦を唱えると思うのです。報道の自由って何だろう?と疑問を持たずにはいられません。


一日分の元気

2003/04/26 空一面を覆っていた灰色の雲がみるみる消えて行き、代わりに何とも言えないきれいな空が顔を出しました。「おーい」って声をかけたら「なんだいー」って答えてくれそうな青い空です。「朝起きて青く透き通った空を見ると、その日一日分の元気を貰ったような気がします」とある人が言ってたけど、まさにその通りだなと思います。人と空も人と人も響きあえるって素敵なことです。


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自分自身を感じた時

2003/04/23 遠く離れた人や長く会ってない人にたまらなく会いたくなるのがこの季節です。気温が上がり心が少し解放されて夢みる時間も長くなります。寒い冬を堪え忍んだ草木が生き生きと色づくように人もまた自分の存在をあらためて感じる時かも知れません。人は自分自身を感じた時、人の事をより強く考えたり思いを馳せたりするのかも知れません。


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元気な顔

2003/04/22 ほんとはぼろぼろなんだけどあなたには元気な顔を見せたい。ほんとは元気なんだけど弱ったふりしてあなたに甘えてみたい。あまのじゃくのような心が走る時があります。無理して楽して喜んで悲しんで、繰り返すさざ波のように生きている自分。いいか悪いか甘いか辛いか分からないけど、とっても幸せと思える自分がいます。

「僕の手を返して下さい」

2003/04/17 風薫るのびやかな季節になりました。北国の春ももう近くまで来てるのではないでしょうか。大阪では窓から入る風が心地よく、つい先日まで締め切っていたのが嘘のようです。今なお最悪の状況が続くアフガニスタンや多くの子供達が犠牲になったイラクでは季節も何もないと思うと心が痛みます。

すべての家族を空爆で失い、たった一人生き残った両手をもがれた少年がカメラに向かってこう言ってました。「僕の手を返して下さい」「僕の家族を返して下さい」壊しておいて再建する。殺しておいて治療する。それはないでしょう。季節が繰り返しても、決して風化されない悲しみがあります。


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あこがれ

2003/04/16 風のない空に静止しているように見える気球。高速で走る列車は激しく動いているように見える。気球は重力に抵抗し、列車は重力に補足されている。SF映画の進化した宇宙船よりも宇宙戦艦大和が空に浮かび、銀河鉄道が宙を走る・・・この地上でのありのままの姿が重力に補足されないで存在する。そんな光景により強い夢とあこがれを感じるのは何故だろうか?


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石油の利権が主目的

2003/04/15 徹底したマスコミ操作でイラクの流血の悲惨はほとんど報道されず、この戦争を正当化し美化するような映像が繰り返し流されてアフガン戦争と同じように幕が引かれようとしています。ここまで来てやっぱりアメリカ、いや他の大国を含めての石油の利権が主目的だったことがよく分かります。

かけがえのない多くの命が闇に葬られ、バクダッドでは略奪が横行し、五万点にものぼるメソポタミア文明の貴重な遺物は奪い取られてしまいました。博物館の人がイラク7000年の歴史が無くなってしまうと言いながら泣いていました。この戦争がもたらした混乱による盗品がアメリカやヨーロッパそして日本の好事家の手に渡るとしたらあまりにひどすぎます。


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自分を導いてきた意志とは?

2003/04/14 静けさの中に自然と向き合い力まずに自分と対話する。一個の小さな自然界の構成要素として自分を眺めてみる。はたして調和はとれているだろうか?激しい感情や熱い思いではなく、静かにありのままの自分を見つめると、イメージと異なった自分が見える。

ここまで自分を揺り動かしてきた考え方とは?ここまで自分を導いてきた意志とは?そんなものがあるのかどうかさえ分からなくなる。静けさの中にはあらゆる力がみなぎり無数の勇気が輝いて見える。やっぱり光は勇気なんだと教えられる。自発する光、自分なりの信号を出し続けなければいけないなと静けさの中にそっと誓う。


イラクの2400万人の国民の半分が15歳より下の子どもなんです。

2003/04/11 これは米国メーン州プレスクアイルに住む13歳のシャルロット・アルデブロン(Charlotte Aldebron)さんのスピーチの一部です。愛くるしい彼女の思いは世界中の子供達、そしてこころある大人達の気持ちだと思います。「考えてみて下さい。イラクの2400万人の国民の半分が15歳より下の子どもなんです。1200万人の子どもです。私みたいな。

私はもうすぐ13歳になります。だから、私より少し大きいか、もっと小さな子どもたちです。女の子じゃなくて男の子かもしれないし、髪の毛の色も赤毛じゃなくって茶色いかもしれないけれど、とにかく私みたいな子どもたちです。だから、私のことを見て下さい。

よく見て下さいね。イラクを攻撃するときに考えなきゃいけないことが分かるはずです。みんなが破壊しようとしているのは、私みたいな子どものことなんです。」以下続く。この枠の下にリンクのURLがありますので、一度読んで下さい。


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自慢できる景色

2003/04/10 大好きな中之島にも春がいっぱいです。ごみごみした大阪でもここには自慢できる景色があります。青い空に羽ばたく鳩達。爽やかな風に揺れる木々と恋人達。満開の桜並木がまるでピンク色のカーテンのように川沿いに長く続きます。川面に映るビル群は実際よりもずっときれいに見えゆらゆらとゆれています。平和っていいなとしみじみ思いながら歩く午後の散歩道でした。

戦争の真実を知らなければ

2003/04/09 アメリカ国内ではイラク戦争の惨状がほとんど報道されていないようです。アメリカの良さ、言論の自由と言う民主主義の命とも言うべき部分が封鎖されてしまったかのようです。イラク国民の惨状の真実を報道すれば現在の戦争を支持してるアメリカ国民の多くはこの戦争に疑問を持つのではないか、そして世論は逆転するのではないかと思います。

政府はそれが分かっているから厳しく報道規制をし、残酷な戦争のごく一部のきれい事だけを国民に知らせ続けています。情報社会と言われる現代社会ですが、テレビが主メディアである以上、権力のある側からの情報操作もたやすく出来ます。

日本のマスコミも当然アメリカの息がかかっていますから、自由な報道は出来ないにしても、様々な局の報道の中で戦争の恐ろしい真実はかいま見ることが出来ます。昨日アメリカの砲撃で亡くなられたロイターや中東の放送局の記者の方々の命がけで戦争の真実を伝えようとする姿勢に報いるためにも、戦争の真実を知らなければなりません。


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アメリカ兵が何人死んで、イラク兵が何千人死んで

2003/04/08 身近な友の死。遠くイラクの地で流される血と死。思い出以外の全てを一瞬にして消し去る死は、たとえ止む得ない病気や事故であっても、どうしようもないほどやるせないものです。人一人の命は尊いものです。アメリカ兵が何人死んで、イラク兵が何千人死んでと言う報道が、まるで果物の数を数えるように平然と流される現実を僕は信じることが出来ません。兵士も市民も同じように家族がいて、友達がいます。笑顔さえ浮かべながらイラクの戦後復興を話す人達の心。僕はそれをどうしても理解出来ないし、同じ人間だとは思えないのです。


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幸せ色

2003/04/06 抜けるようなきれいな青空。春らしいのどかな一日です。こんな空を見ていると全てが平和で、全てが幸せなように思えてきます。この空が世界中の隅々まで幸せ色に染めてくれないかなと、心地よい風に思いを託します。


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戦争なんてとんでもない

2003/04/04 肺炎を患って入院していた友人が今日急変してしまいました。医者の話では助かる見込みはほとんどないとのこと。集中治療室で横たわる友人の目はなんとか僕が見えているようで、その目はまだ死にたくない、やり残したことがあるよ、助けてくれよと言ってるようで、僕も悲しくて膝が崩れそうになりました。医者がなんと言おうが奇跡は起こるかも知れないし、頑張れと目で返すしかなかったです。

彼は日頃このメモランダムを毎日書くように僕に言ってたので、今日は彼のためにも書かなくてはなりません。彼とよく話していた人の命の尊さについて。彼自身の今にも消えそうな命を見ていて、絶対に人の命は軽視してはいけない、戦争なんてとんでもない事だと叫びたい気持ちでいっぱいです。


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大切にしなくては 

2003/04/03 男女って不思議だと思う。何十年も付き合ってる友人でさえ分かり合えない、分かってもらえない事があるのに心惹かれた異性になら一瞬にして分かりあえたと感じる時がある。勘違いだろうか?いや違う。これが太古から連綿とつづく命の相性。不思議だなってつくづく思う。大切にしなくてはと心から思う。友人と違って壊れやすいのも事実。だから結婚と言う枠があるのかも知れない。でも、枠のないフリーでタフな関係もあるかも知れない。何か超えたもの・・・あるかも知れない。


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気高い娘達

2003/04/02 ここはとある労働者の町。空腹に絶えきれず食堂とも喫茶店ともおぼつかない店に飛び込む。カレーライスを注文してがつがつと食べる。しばらくすると作業服を着たやさしそうなお父さんが二人の娘を連れて隣のテーブルに座る。6才と8才ぐらいだろうか。

お父さんは親子丼を、娘達はオムライスを頼んで座っている。二人向かい合わせに座って静かに目と目をあわせてにこにこ笑っている。感じがいい。しばらくしてオムライスが先に来た。お父さんが「お食べ」と言っても二人は食べない。親子丼が来た。二人は合掌してスプーンを走らせる。気高い娘達だなと思った。感謝もせずに食べた自分が恥ずかしくなる。店を出るとき心の中で素敵な姉妹に手を合わせた。ありがとう。


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この日本もいつか同じようになりはしまいか?

2003/04/01 五分咲きの桜が雨に濡れて、こころなしか悲しみが漂う春の一日です。イラク戦争で失われている毎日何十人もの死者の報告を耳にして、やるせなさが募ります。イラクの国民はもちろんですが、攻撃しているアメリカの兵士達も可哀想で仕方ありません。

両国とも指導者が過つとこんなに恐ろしい結果になると言う悲しすぎる例です。そして指導者を選ぶのはそれぞれの国民だと言う事実も忘れてはならないと思うのです。この日本もいつか同じようになりはしまいか?そんな不安がよぎります。でも、心やさしく人間的な思いを込めて生きている人もいっぱいいるから、きっと大丈夫!そんな期待の方が大きいのは言うまでもありません。


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自然エネルギーへ
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、
化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。

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