永遠の恋人
2002/11/30 寒〜い朝の四時、牛乳とパンを買おうと思ってローソンへ向かう途中ふと見上げたら、スマイルの口のような形をした三日月が笑っていました。ふわっとかかった薄い雲がまるでファンデーションをはたいたように見えるお月さん。彼女はいつも出会える身近な天体です。そう思うとちょっと心が暖かくなりました。
身近にあって見えないもの
2002/11/28 近くにあって遠いもの、遠くにあって近いもの・・禅問答のようですがバースにとってそれは夢と愛です。近くにあって見えないもの、遠く離れているのに常に感じるもの。いつの日かAgatha
Christieの小説のミスマープルのように身近なところに愛や夢、そして真実を見つけられるようになりたいものです。
動けないつらさ
2002/11/28 古傷のぎっくり腰で三日間動けませんでした。何年ぶりかのことです。普段気がつかない事ですが、自由に動き回れるって素晴らしいことです。ただ街を歩いたり、山に登ったり、それがどれだけ幸せなことかを痛感しました。やっと回復して明日からは外にも出かけられそうです。動けるだけで十分幸せ!感謝、感謝です!!
罪深い人間
2002/11/22 あれっ!今日の海はいつもと様子が違うな、ちょっと降りて調べて見よう。鳥達は次々と海面に降り立ちました。でも何と言うことでしょう!海にはびっしりと重油が浮かんでいたのです。羽の自由を奪われた鳥達はもがき苦しみながら死んで行きます。オイルにまみれた鳥を見るほど悲しいことはありません。去年はガラパゴス、今年はスペイン沖・・これはあくまでも人災です。
便利さとゆたかさは違う
2002/11/21 「命の尊厳」草木や花も大切な命。人は誰でも小さな時からそんなことは教えられて分かっているのに、何故命を大切にする時代がこないのでしょう。科学の発展による豊かさが「命の尊厳」をこの世界にもたらすはずだったのに、何故か世界は逆行してるようにも見えます。便利さと豊かさは違う・・・一人一人、もっと頑張らねば・・・
月と音楽
2002/11/19 深夜、獅子座流星群が見えるのではないかと思い寒い空を見上げていましたが、見えなかったです。空気のきれいな場所だったら去年ほどは無理としても少しぐらいは見えたかも知れません。でも代わりにぽっかりと満月が出ていました。満月とポール(ビートルズ)の夜でした。
あらゆるものを掃除しなければ
2002/11/16 朝から本当にきれいな秋空が拡がっています。これが空の色なんだなと思うような「青」です。大阪のよどんだ空を誰かが夜のうちにきれいに掃除してくれたようで心まで晴れ晴れします。こんな空を見ると、海や川や森のいきいきとした色を守ることがどれだけ大切かが、本能的にわかります。
じたばたは下品
2002/11/15 くらげ(水母、海月)とロマンチックな名前をつけられている不思議な生命の観察が最近注目されています。ふわふわと水中を漂う姿は、僕には生命や存在の原点を示しているような気がします。水母はふわふわと生き、人はじたばたと生きる。せめて静かに泳ぐ水鳥のように足は水面下で動かしたいものです。自戒をこめて。
時々立ち止まる癖
2002/11/11 立ち止まらないと大切な事を忘れてしまう。振り返らないと未来が見えなくなる時があります。歩き続ける道の中で、時に立ち止まり、時に振り返る事の意味。今歩いている景色を素直に見つめるためにも、持ち続けたい心のスタンスです。
一つになる方法
2002/11/09 澄んだ心で相手を知ろうとすれば心はお互いに一つになります。相手が人であっても、動物であっても、山であっても木であっても、たとえ風であっても一つになります。秋晴れの透き通った空を見てふとそんな考えが浮かびました。
多様な価値観はヒューマニズムの原点
2002/11/08 一人一人が自由でそれぞれの価値観を持っているような社会なら意外と個人個人を認めあうような風潮が生まれるような気がします。多くの人が同じ価値観で生きているからここ一番で反目してしまう。まして大勢をしめる価値観からはずれた人は疎外してしまうような社会は間違っています。生き方や価値観が一人一人固有のものであってはじめて命ややさしさを大切に出来る新しい社会が生まれるのではないでしょうか?
人間のすごみ
2002/11/07 アフガニスタンの難民の子供が机もない学校にやっと通ってこう言っていました。「ゆりかごから墓場まで人は知識を求め続けなければならない」「そして知識を持つことが平和でやさしい世界を作ることにつながるのです」自由に勉強することもままならない小さな子供がこんな事を言うのを聞いて、人間ってすごいなと思いました。まさに人間は「考える葦」です。
生きる意味と価値
2002/11/06 今日は爽やかな秋日和、寒さも少し和らいで心地よい時間があります。昨夜見た1948年製作のスウェーデン映画「Eva」の最後のシーンが目に焼き付いています。映画の主人公は生まれたばかりの赤ん坊を抱き海の荒波を見つめてこう言います。「この波のように繰り返し不幸や悲しみが打ち寄せてきても、人生は生きるに値する」「その事実は今この腕に抱かれるこの子が証明している・・・」命とはかけがえがなくそしてなんと意味深いものでしょう。
群衆と群集
2002/11/05 先日山歩きをしながら思いました。遠目には殆ど違わない木がよく見ると一本一本違う形をしています。そして街を歩く群衆を見ていると、人もまた皆同じように見えます。でもよく見たり話し合えば、一人一人全く違う人間だと言うことが分かります。自然と人間。自然の中に人間を見たり、人間の中に自然を重ねたりして考えるのも意味深い事です。
一致することへの感謝
2002/11/03 人間は同時に一つの次元しか見ることが出来ません。でもこの宇宙には多くの次元が存在しています。人と人の意見の違いは、個人個人の知覚の違いにあるのではないでしょうか。一つの出来事や現象に関して、それぞれが異なった次元で捉えているとしたら、意見の食い違いはなるほどと言うことになります。その意味でも意見が一致するというのはすごいことだと思うのです。
またしても君
2002/11/03 やっぱり月だなあって、信じられないほどきれいな三日月です。 満月じゃないけど私が受けてあげるよって・・・。はい、分かりました。君がそこまで言うのだったら。きれいな、きれいな、お月さんです。
遊びとごろ寝
2002/11/02 SCHOOL(学校)の語源はラテン語のSCOLA(労働から解放された暇)とギリシャ語のSCHOLE(空っぽの時間)から来ていると聞いたことがあります。とすれば、今の学校に欠けているのはまさにこの開放感ではないでしょうか?
やっぱり動物
2002/11/01 六甲の山々はとてもきれいに色づいていました。息切れした体を休めて、木々の語らいに耳を傾けていると樹木も動物なんだなってつくづく思います。そしてじっとしている僕は植物になったような気がしました。でも、あくる日、足の筋肉がぱんぱんにはって、僕は思いっきり動物だと痛感しました。