皐月/5月/MAY
どこに向かって
ものが生まれ 存続し 朽ちていく
人生もまた 誕生と終焉の中の 短くて長い過程
どこに向かって 何をめざして 何のために
いくつかの重要な問いを 肩にのせて 考え、学び、経験を積みながら 歩き続けるのだけれど
生きることへの馴れ合いの中で 一つまた一つと大切な問いはかすれて行く
生きることの意義は極めて難解だけれど 愛があれば命は尊いし 美しいと感じる心があれば自然は守ろうと思う
命を、そして他者をいつくしむのは 何のために生きるかの一つの答え 生きてるかぎり 消しようのないまぎれもない答え
今や自然エネルギーを有効に使えるだけの科学力があります。原発を完全に無くし、 化石燃料をなるだけ減らして行くことが未来に対する人類共通の責任です。