グローバルと言うけれど
たしかに、地球全体、世界全体
政治的にも、経済的にも
特に環境的には地球全体を考えなければ
どうしようもない時代です。
地球という限られた空間の中で
温暖化につながる排気ガスも、
人体への影響が懸念される農薬使用も
DNAを損傷するともいわれる放射能への不安。
遺伝子組み換え問題もあります。
その因果関係が立証されていないという理由だけで
曖昧な施策を取っていれば
事が起った時には手遅れの事態を招く事は想像がつきます。
環境や人体への疑わしき問題に対して
どれだけ用心、防衛策を講じても
しすぎるということはないはずです。
グローバルという言葉がやたら聞こえますが
国内の社会問題、政治問題にさえ無関心な人々にとって
グローバルという概念は
存在するのだろうかとの疑問が湧きます。
おそらく経済という断片だけはとらえているのでしょう。
でも経済の前に命や環境の問題があります。
身近にも、日本全体にも、そして世界にも・・・
世界から孤立しては存続できない時代だからこそ
日本は独自の哲学と行動で
世界の多様な国々に対峙して欲しいなと思います
平和国家の一員として
1人1人がそれを後押しするだけの
意識と知識を持たなければならないのは
言うまでもありませんが
深遠な歴史的背景、培われた文化、
そして戦争と原爆という決定的な体験
アメリカの思惑に盲従するなどとんでもないことです。
日本にしかできない、
世界貢献がはっきりとあるのですから。