ウクライナ、ロシア領への「最も大規模な」攻撃を実施と発表 弾薬庫や化学工場など標的(2025/01/15BBC) ウクライナ軍の参謀本部は、複数の州で弾薬庫や化学工場などを攻撃したと説明。国境から数百キロの位置にある標的も対象にしたと述べた。 ウクライナ保安庁(SBU)の情報筋はBBCに対し、13日夜の攻撃はロシア軍の戦争遂行能力に「痛恨の一撃」を与えたと語った。 ロシアは、アメリカが供給している「陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)」のミサイルや、イギリス製の長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」などを撃ち落としたと発表。攻撃に対応するとしている。 「16万年に一度」の彗星、肉眼で見える可能性 太陽に最接近(2025/01/15BBC) この彗星は「アトラス彗星(C/2024 G3)」。アメリカ航空宇宙局(NASA)は、今後の明るさを予測するのは「難しい」としつつ、肉眼で見えるほどの明るさを保つ可能性があるとしている。 この彗星は13日、太陽に最も接近する「近日点」に到達した。太陽との距離は、彗星の明るさに影響する。専門家たちは、同日夜から彗星が見られる可能性があるとしている。 彗星を見られる正確な場所は不明だが、南半球から観測するのが一番いいかもしれないと、専門家たちはみている。彗星は金星と同じくらい明るく輝いて見える可能性があるという。 ダーウィンの墓に「1.5は死んだ」の落書き、環境活動家を逮捕(2025/01/14CNN) 2024年は観測史上、最も暑い年になった。産業革命前と比べて1.5度以上高くなった年は初めてだった。 「我々が6度目の大量絶滅のさなかにいると知ったら、ダーウィンは墓の中で転げ回るだろう」とジャスト・ストップ・オイルは言う。同団体は英政府に対し、30年までに化石燃料の採掘と燃焼を段階的に廃止するよう求めている。 人間の引き起こした気候危機や生息地の破壊によって大量の種が絶滅に追い込まれている現状を、6回目の大量絶滅と位置付ける専門家もいる。 (社説)デジタル化社会を生きる 「人間であること」という一線(2025/01/14朝日新聞) いわく、大小の科学文明・機械文明の所産は「わたしたちに使われるべきでありながら、ややもすれば、わたしたちを使うようになるおそれ」無しとしない、その時に「それは人間であることとなんの関係があるのか」とつぶやく気持ちが多くの人に宿り続けてほしい――。
ロサンゼルス火事、再び強風の予報で拡大懸念 死者24人・不明23人に(2025/01/14BBC) 消防当局は、三つの山火事について鎮圧作業を続けている。マローン本部長によると、「パリセーズ火災」には消防士5000人以上が、「イートン火災」には消防士3000人以上が配置されている。 ロサンゼルス郡検視官は12日、24人の死亡を確認したと発表した。16人は「イートン火災」で、8人は「パリセーズ火災」で犠牲になったという。 現地当局によると、「イートン火災」と「パリセーズ火災」で合わせて23人が消息不明になっているという。 (社説)若者の学び 大人も点検する機会に(2025/01/13朝日新聞) いずれも習熟度が低い層の割合は最少で、高い層もフィンランドに次ぐ2位。親の学歴が高い人と低い人の得点差は小さく、文部科学省は学校教育の成果だと胸を張る。だが、違和感を持つ人もいるだろう。一人ひとりは国際的に認められた能力が抜群に高いのに、なぜ日本社会には閉塞(へいそく)感が漂っているのかと。 そんな疑問にヒントを示すような特徴も見て取れる。年齢を重ねても能力が落ちない国があるなか、日本は一直線に近い形で低下している。生活に満足している人が少なく、仕事に必要な能力が不足していると考える人が多い。 (社説)未来をつくる共生 聞かれなかった声を聴く(2025/01/12朝日新聞) 国籍や民族に関係なく尊重され、住み続けたいと思える社会づくりは、避けて通れない課題だ。とりわけ、外国にルーツをもつ若い世代の環境には課題が多く、丁寧な取り組みが必要だ。 北朝鮮兵捕虜「訓練に行くと思っていた」 ウクライナ側に経歴話す(2025/01/12朝日新聞) ロシア重油流出、「影響は数十年にも」 絶滅危惧種イルカの死体倍増(2025/01/12朝日新聞) 被災地は奥能登だけじゃない 能登半島唯一の富山県の市、氷見は今(2025/01/12朝日新聞) 半世紀前の水俣病の幻の書 復活へCF 1次訴訟勝訴の理論的支柱(2025/01/12朝日新聞) 復活するのは「水俣病にたいする企業の責任 チッソの不法行為」。1968年にチッソの排水に含まれていたメチル水銀が水俣病の原因と国が認定したことから、患者やその家族がチッソに損害賠償を求めて1969年に提訴した。同書は裁判の過程でできあがった。 (社説)環境危機 変革から逃げぬ意志を(2025/01/11朝日新聞) 例えば、山林を切り開いて作られた太陽光発電施設は、景観や生き物に影響を与え、災害を招く懸念もある。ただ、だから太陽光発電が日本では不適だと主張するのは、短絡的な思考だろう。・・・ 個人や企業がすぐに取り組めることを広めるのも大切だが、色々な立場での世界全体の協力が欠かせない。 だが現実は自国優先の動きが広まるばかりだ。報告書は変革を妨げる要因として、自然と人との関わりの断絶、権力と富の集中、短期的で物質的な利益優先主義をあげる。 コーヒー摂取の「時間帯を限定」で早死にリスク低減 新研究(2025/01/08CNN) ヨーロピアン・ハート・ジャーナル誌に7日に掲載された研究は、コーヒーの摂取について朝だけに限定することが最善だとしている。これは、摂取量やその他の影響を及ぼす可能性のある要因とは関係ないようだ。・・・筆頭著者は研究結果の理由として「午後や夜にコーヒーを飲むと、概日リズムやメラトニンなどのホルモン量が乱れる可能性がある」ことが考えられるとしている。メラトニンの量が少ないと、血圧や酸化ストレスが上昇し、心血管疾患のリスクが高まることが分かっている。 ガザでの戦争のパレスチナ人死者、保健省の発表よりも大幅に多い可能性=英研究(2025/01/11BBC) イギリスの研究チームが主導したこの調査は、2023年10月7日にハマスがイスラエルを攻撃したことで始まった戦争の、最初の9カ月を対象としている。 研究は、保健省のデータ、死者を報告する親族のオンライン調査、および死亡記事を使用。その結果、2024年6月30日までに6万4260人のパレスチナ人が外傷によって死亡したと推定している。これは、死者数が41%少なく報告されていることを意味する。 在英イスラエル大使館は、「ガザからの一切の情報は信頼できず」、ハマスに有利に働くものだと述べている。 米メタやアマゾン、社内の多様性対応を縮小へ 企業で同様の動き広がる(2025/01/11BBC) メタは採用、取引先との関係、社内訓練に影響を与えるこの決定について、スタッフへのメモで「法的および政策的な状況が変化している」と述べた。 フェイスブック、インスタグラム、ワッツアップなどを所有するメタ・プラットフォームズの決定については、米ニュースサイト「Axios」が最初に報じた。BBCが内容を確認した社内メモは、大学入試での人種に関する最高裁判決を引用し、「DEI(多様性、公平性、包括性)」という用語が「批判の対象になっている」と述べた。 (社説)教員の「心の病」 早急に効果的な対策を(2025/01/10朝日新聞) 文科省によると、2023年度に精神疾患で休職または1カ月以上の病気休暇を取った公立小中高・特別支援学校などの教員は1万3045人。前年度より848人増えて過去最多を更新し、全体の1・4%となった。単純比較はできないが、国の同様の調査で地方公務員は1・5%、民間企業は0・6%だ。 NATO、ウクライナ支援に不可欠なポーランドの防空体制を米から引き継ぎ トランプ氏就任控え(2025/01/10CNN) 報道官は、NATOが米国から指揮統制権を引き継ぎ、ロシアに対抗するウクライナへの援助を継続するためポーランドの兵たん拠点の保護を支援すると述べた。 米ロサンゼルスの山火事、高級住宅地でも被害拡大 死者は今後も増えると当局(2025/01/10BBC) 9日までに5人の死亡が確認された。当初は7人と発表されていたが、ロサンゼルス郡のロバート・ルナ保安官は、イートン地区での死者が下方修正されたため、実際には5人だと説明した。 しかしルナ保安官は、被害の大きかった多くの地域での消火活動にはまだ危険が伴い、死者数は今後「間違いなく変わる」と述べた。 炎はイートン地区や高級住宅地パシフィック・パリセーズのほか、ハースト地区、リディア地区などで広がっている。 パシフィック・パリセーズでは5300棟以上、イートン地区では5000棟以上の建物が焼失した。 2024年世界の平均気温 抑制目標の「1.5度」初めて超える(2025/01/10BBC) グローバル・データの提供元として世界有数の「コペルニクス気候変動サービス」は10日、気候や海洋の観測状況に関する最新の分析を発表。それによると、2024年の平均気温は人類が大量の化石燃料を燃やし始めた工業発達以前よりも1.6度高かった。 今回の数字は、2023年の記録を0.1度上回った。これに伴い、過去10年間の気温は記録史上最も高温だったことになる。 (社説)止まらぬ気温上昇 未来を変える担い手になる(2025/01/09朝日新聞) サウジアラビアでは6月に最高気温が50度を超え、熱中症による死者が相次いだ。 仏独、トランプ次期米大統領に警告 グリーンランド支配の発言めぐり(2025/01/09BBC) フランスのジャン=ノエル・バロ外相は、「欧州連合(EU)が他国に主権を侵害されることを許すことはあり得ない」と語った。トランプ氏は7日、グリーンランドを取得したい意向をあらためて表明し、この北極圏の島がアメリカの国家および経済の安全保障にとって「重要」だと述べた。 トランプ氏は大統領1期目の2019年にグリーンランド購入の意向を示して以来、繰り返しその関心を表明している。 ロシアがウクライナ南部ザポリッジャを空爆、13人死亡(2025/01/09BBC) ザポリッジャ州のイワン・フェドロフ知事は、爆撃地点付近で撮影したビデオメッセージで、攻撃は午後4時ごろ始まったと説明。「ロシアは冷笑するかのように日中にこの街を攻撃した」と述べた。また、誘導爆弾2発が住居ビルを直撃したとした。 インターネットに投稿された動画では、高層ビル1棟が炎上し、何台かの車両が炎上している。ある動画では、少なくとも小型バス2台の窓ガラスが吹き飛ばされ、路上のがれきの中に死傷者と思われる人々が横たわっている様子がわかる。 米ロサンゼルス山火事の死者5人に 延焼続く、停電150万戸超米ロサンゼルス山火事の死者5人に 延焼続く、停電150万戸超(2025/01/09CNN) イートン火災に続いてロサンゼルスのアルタデナ地区でも火災が発生。アルタデナで撮影されたCNNの映像には、立ち上る煙とオレンジ色に染まった空が住宅を覆う光景が映っている。どの方向を見ても住宅や樹木が炎に包まれており、避難しようとする車が通り過ぎて行った。 停電情報サイトによれば、現地時間の8日午後現在、南カリフォルニアで停電に見舞われている住宅や事業所などは150万戸を超えた。 「地雷原のハチミツ」に思い込めて ウクライナがプロジェクト’2025/01/08朝日新聞) プロジェクトは、地雷などで汚染された土地にドローン(無人機)を活用して蜜源植物の種をまいて植え付け、その蜜をミツバチに集めさせるというもの。巣箱は地雷除去区域に沿って配置され、ミツバチは巣箱から半径約3キロ離れた場所でも蜜を集めることができるため、危険で人が立ち入れない場所も含めたエリアを活用できるとしている。
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